129万アクセス記念短編！「ゲーム・クリエイター」

数々の名作を放つゲームクリエイターが居た。

まるで”本物”かのようなリアルさー。
そのクリエイターに隠された秘密とは・・・？

※憑依空間１２９万アクセス記念短編です！
ツイッターのフォロワー様
しあのすラビット様（@cyanosrabbit）ゲスト出演の小説デス！
（ご本人様を知らないと？？な部分もあります）

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ゲームクリエイター”しあのすラビット”

その素性は不明ー

しかし、憑依や入れ替わり、洗脳などのジャンルを愛するものにとって、
その者の名前は有名だった。

しあのすラビットの生み出すゲームは
名作ばかりだった。

憑依モノー
女体化モノー
皮モノー
洗脳モノー
入れ替わりモノー

その全ての完成度がとてつもないレベルであり、
ゲーム中に登場する女性は、まるで本当に生きているかのような
喘ぎ声をあげているー。

しあのすラビットの生み出すゲームは
”同人ゲーム”
それも、フリーで配布されているゲームだ。

なのに、ボイスまで実装されており、
プレイヤーたちの間では様々な憶測が流れていたー。

しかし、誰がどんなに調べようとも、
しあのすラビットなる人物の詳細は分からなかったー。

けれどー
エロゲーをプレイする人たちにとっては、
別にそれでも良かった。

”面白いゲームを作るクリエイター”が居て、
自分たちが、それを楽しんでいる。

ただ、それだけのことなのだからー

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その街ではー
何ヶ月かに一度、突然消息を絶ってしまう不気味な
事件が相次いでいた。

これまでに既に10人以上が突然消息を立っている。

しかもー
誰一人として、その行方は分かっていない。

遺留品などが見つかるわけでもなく、
文字通りー
”神隠し”にあっているかのようなー
そんな状況だったー。

「－－－－た、、、助けて・・・」

その街の裏路地では、
一人の女子高生が悲鳴を上げていた。

女子高生の後ろには、
謎の人影が見えるー。

その人物から、”ＵＳＢメモリー”のようなものを
耳にねじ込まれている少女は、
目に涙を浮かべていた。

可愛らしい少女が、恐怖を顔に浮かべ、
震えているー

そしてー
少女の身体が次第に薄くなっていく。

「－－あ、、え・・・
　いやだ・・・！？いやだ・・・消えたくない・・・！
　助けて・・・！おねが・・・！」

薄れていた少女の身体が、
まるで蒸発するかのように”消えた”

そして、症状の背後に立っていた人物は、
ＵＳＢメモリーのようなものを持って、たたずんでいたー。

これはー
憑依人”しあのすラビット”が持つ、
独自のアイテムー

”心のＵＳＢ（ヒューマン・メモリー）”という
アイテムだった。

人間に差し込むことで、
その人間の肉体と人格、魂まですべてを
吸収、保存してしまうというアイテムだー。

さっきまで悲鳴をあげていた女子高生は
このアイテムに吸収されて、
この世から消滅したー。

そしてー
しあのすラビットは、自宅に戻ると、
パソコンの電源をつけた。

そこには、
開発中のゲーム
”憑依ファンタジー”の文字が浮かび上がっている。

物語上、また新たな女性を登場させることにした。
悪党に憑依される、哀れな女剣士を・・・。

しあのすラビットは手馴れた様子で、
女剣士のキャラクターを作っていく。

そして、
キャラを作り終えると、しあのすラビットは
先ほどのＵＳＢをパソコンにセットした。

画面上に
”やめて
　たすけてたすけてたすけてたすけて”

と表示されているー

先ほど吸収した少女の意識が
パソコンのモニターを通じて
表示されているのだー

それをー
しあのすラビットは
ゲーム内の登場人物”女剣士”に
書き込んだー。

現実世界の人間を吸収し、
それをゲーム内のキャラクターに憑依させる。

そうすることでー
プログラミングではありえない
リアリティがゲームキャラに生まれるのだー

”行っておいでー”

しあのすラビットはそう囁きながら
さきほど吸収した少女の意識を、
ゲーム内の女剣士に憑依させたー。

”あぁ・・・ああ・・・あ・・・
　わたしは・・・
　わたしは・・・・・・エレン・・・”

ゲーム内のキャラクターの身体に
憑依させられた少女は、
自我を失っていき、
次第にそのキャラクターそのものになっていくー

”また一人、キャラクターが生まれたー。”

しあのすラビットは、
ゲームがまた一歩完成に近づいたことを確信し
微笑むのだった・・・

おわり

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フォロワー様からのご希望でゲスト出演小説を作ってみました！
しあのす様のゲームは、もしかすると、
こういう風に生み出されているのかもしれませんネ！