オタク男の復讐は続くー。
女子高生バイトの風香のからだを乗っ取ったオタク男は
復讐をステージ2へと進ませようとしていた…。
一人の男の暴走が、彼女たちの夢を壊すー。
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目に涙を浮かべながら狂ったように笑う風香。
「はははっ…やっぱりJKのからだは
違うなぁ~~
より若々しいや…」
涎を口に溜めこみながら笑う風香。
先ほどまでの恐怖に満ちた表情は消えうせ、
脳を支配したオタク男の意識に従い、
からだも興奮し始めていた。
「--くふふ♡
…おら、起きなさい!」
風香は倒れたままのさくらに声をかえる。
「---いつまで寝てるの?市川さん…」
風香のマネをしながら笑う。
しかし、さくらは体を痙攣させたまま、
目を覚まさない。
風香はイラッとして、倒れたさくらを思いっきり踏みつけた。
「--起きろってんだよ!!!!」
「---う…」
さくらが風香の怒声で目を覚ます。
「あ・・・あれ…ふ、、、風香ちゃん?」
さくらは頭を抱えながら声をあげる。
「--おはよう、市川さん」
偉そうな態度でさくらを見下す風香。
「--あ、、あれ…お店の閉店時間過ぎたところまでは
わたし…覚えてるんだけど…一体…」
さくらはそこまで言いかけて、
風香の邪悪な笑みを見て、凍りついた。
「--ま、、まさか…」
さくらの言葉に風香は笑う。
「ピンポーン!大正解です~!
市川さん!すっごぉ~~い♡
わたしが憑依されてるって気づいたんですか~?」
バカにした口調で言う風香。
たまらず、さくらは叫んだ。
「や…やめて!風香ちゃんに手を出さないで!」
そう言うと、風香が冷たい表情で答えた。
「お前には、憑依される苦しみを味あわせた。
今度は、周りが憑依されて好き勝手される苦しみを
味あわせてやるよ…
それに…」
風香は自分の胸を服を上から力強く揉み始めた。
「この女にも、、、僕をバカにしたこの女にも、
恥かかせてやらなきゃなぁ~~!
うふふふっ♡ はははははははははっ♡」
胸を揉みながら乱れ狂う風香。
髪の毛を振り乱し、はぁ、はぁ♡と言いながら
一人快感に身をゆだねている。
「--あ、そうだ…。
わたしが憑依されてるって言わないでくださいね。
もしも言ったら…。
わたし、ショックで自殺しちゃいますから!うふふっ♡」
風香の言葉に、
さくらは何も言えなくなってしまった…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日。
木藤は、さくらの元気がないことに気付く。
「---さくら…?大丈夫か?」
木藤はまだ憑依されていたことを気に病んでいるのかと
思い、心配そうに尋ねた。
「--は、、はい…大丈夫です」
さくらは、よそよそしく答える。
「---」
奥で作業をしていた明美も、さくらのそんな様子に
違和感を感じ、さくらの方を見つめていた。
休憩時間になり、さくらが店の外に向かう。
「-ーーなんだか、元気なかったですね
市川先輩」
明美の言葉に、木藤も頷いた。
「--木藤先輩…
市川先輩、まだ憑依されてるんじゃないですか?
…憑依したっていうオタクの人が、
そう簡単に消えるとは思えないんですけど。」
明美が言うと、木藤は首を振った。
「--さくらは強い子だから。
それはないよ。見てれば分かる。」
木藤は、そう言うと、時計を見つめた。
「あ、あまりお客さんも居ないし、山西さんも
休憩に行っていいよ!」
店長不在の日はリーダー的存在の木藤。
木藤が言うと、明美は微笑んで会釈して
そのまま休憩に向かった。
店に出た明美は呟く。
「--さくら、さくら、さくら…。
何も見えてないんですね…」
明美がつぶやく。
木藤がさくらのことを好きなのは間違えない。
でもー
そのせいで、周りが見えなくなっている気がする。
「---私は、信じない」
明美はそう呟いて、店の外を歩き出したー。
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「---ちょ、、ちょっと!?」
高校ーー。
優等生の部類に入る生徒だった少女が
突如、豹変した。
教壇の机に脚を組んで座り、先生を見下している。
「---し、、白崎さんー?」
教室に入ってきた先生が、
白崎風香を見て驚く。
風香が足を組み、先生を見下していたー。
「--先生…わたし、こんなクソみたいなところで
油売ってるヒマはないんです」
風香がほほ笑む。
机から降りると先生を睨むようにして笑う。
「わたし、これから復讐に生きる女になるんです。
勉強なんかどうでもいい!
わたしの人生なんか、どうでもいい!!」
風香が叫ぶ。
クラスメイトたちは風香の豹変に動揺を隠せない。
「--し、白崎さん…
受験のストレスかな…?悩み…?
私が相談に…」
先生が動揺して言うと、
風香は怒鳴り声をあげた。
「うっせぇんだよ!!!!」
風香は近くの生徒を押し飛ばして、机のイスを
掴むと、そのまま教室の窓に投げつけた。
窓は音を立てて割れ、
生徒たちが悲鳴をあげる。
「---どう?これでも退学にしないの?」
風香が挑発的に先生を見た。
「---ほら!わたしを退学にしなさいよ!!!」
風香は大声で叫んだーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後。
「--お疲れ様です」
やってきた風香を見て、先に来ていたバイトスタッフ・我妻が驚く。
「あれ?白崎さん、今日は制服姿?
いいねー、俺は好きっすよ」
我妻が言うと、風香は「ありがとうございます♡」と甘い声で囁いた。
女子高生姿のまま店に姿を現した風香は
そのままバイトを始めた。
「---白崎さん、
今日はその格好で?」
店長の尾崎が尋ねると、
風香は「えぇ。ダメですか?」と媚びるようにして尋ねた。
風香の高校はバイト禁止では無い。
ならば、別にー。
「いや、構わないけど」
尾崎店長が言うと、風香は微笑んだ。
「---バカな男たち…」
風香は小さくつぶやいた…。
店長の尾崎は下心があるのか
イケメンや美少女ばかり採用している。
少し誘惑してやるかー。
と風香は心の中でほくそ笑んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
閉店後
「--じゃ、今日はこれで。
今日も帰ったら、ガチャを回して、
ちょっとモンスターの討伐に行かないと
いけないんで」
我妻が言うと、店長が「うん、お疲れ様」と返事をし、
我妻はそのまま立ち去って行く。
閉店後の店には風香と店長二人。
「---白崎さんもお疲れ様」
店長が言うと、
風香は微笑んだ。
「--店長…お願いがあるんです」
風香が上目遣いで店長に言う。
「---ん?何?」
風香は振り向いた店長にいきなりキスをした。
「---!??!し、白崎さ、、、?」
風香は有無を言わせず、そのまま
自分の舌をからめ合わせて、「ん・・・♡」と声をあげた。
風香のからだが興奮している…
僕の意思で!
オタク男は、興奮を隠しきれずに居た。
まじめな女子高生が、
自分の意思に従って、
全身で快感を味わっている。
今、風香という女は、完全に自分の支配下にある。
その事実で、たまらなく風香は興奮した。
「あふ…♡ ふふふ♡ あはははははっ♡」
そのまま店長を押し倒す風香。
「うぅぅぅん♡ さいこう♡
店長~、気持ちよいですかぁ?」
風香が甘えた声を出すと、
店長が「や・・・やめ・・・!」と言う。
けれど、風香は制服をイヤらしい仕草を交えながら
脱ぐと、その綺麗なからだを晒しながら微笑んだ。
「--二人だけの時間、楽しみましょ?店長…♡」
閉店後の店内に、風香の喘ぐ声が響き渡った。
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「---おはようございます」
翌日朝、さくらがバイトにやってくると、
元気よく挨拶をした。
しかしー
店長はさくらを無視した。
「---…あ、、あの…・?」
さくらが言うと、店長は奥の事務所にあった
チャイナドレス、メイド服、ナース衣装を指さして言った。
「---着て。
お客さんを引き付けるには、必要だから。
今日から市川さん、山西さん、白崎さんには
スペシャルコスチュームで仕事をしてもらう」
店長が言うと、さくらが顔色を変えた。
「---ちょ、、、ちょっと、何を考えているんですか!?」
さくらが声をあげると、
店長は机をたたいた。
「言うことを聞けないのかー?」
店長が言うと、さくらは身を震わせた。
「---おはようございます」
我妻がやってきた。
「ん?店長、なんすか?あの服?」
我妻の言葉に、店長が答える。
「あぁ、今日から女の子3人は
特別衣装で仕事してもらうことにした」
店長が言うと、
我妻は笑みを浮かべた
「イイっすね!」
さくらは内心で思う。
”イイっすねじゃないよ~”と。
結局、さくらは無理やりメイド服を着せられてしまい、
赤面しながらバイトをすることになってしまった。
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夜…。
「---風香ちゃん、言うとおりにしたよ」
デレデレな様子の店長が、近くに立つ風香の
太ももを撫でながら言う。
チャイナドレスを着て、大胆に太ももを露出させた風香は
見下すように店長を見ながら笑う。
「ありがとうございます♡」
甘い声で囁く風香。
風香は邪悪な笑みを浮かべた。
さくらか、明美…
そのどちらかが、店長をセクハラで訴えたら…
この店はさらに混乱する…
この店長の人生も終わり…。
「ククク…」
風香は静かに呟くと、
店長の手を踏みつけた。
「---あぁっ」
店長が嬉しそうな声をあげる。
「--店長、
わたしに蔑まれたいですかぁ~♡
踏まれたいですか~?」
風香が甘えるような声で言うと、
店長が「ふ、、、踏んでください!」と叫ぶ。
店長はMっ気のある男だった。
「---風香様、お願いします。でしょ?」
風香が冷たい声で言うと、
店長は「風香様!お願いします!」と言いながら
チャイナドレス姿の風香の足を見つめて嬉しそうに笑った。
「---うふふ♡ 好きですねぇ!店長も…!」
風香は、自分のからだに興奮しながら、近くに置いてあった
鞭を手にして、店長を叩き始めた
「あぁっ!!!」
店長が嬉しそうに声を出す。
「---うふふふふ♡あ~ははははははははっ♡」
風香は嬉しそうに大声で笑った。
「・・・・・・・」
店の外ー。
たまたま大学の行事で遅くなった明美が
前を通りかかっていた。
「あはははははははっ♡」
中から女の笑い声が聞こえる。
「-----」
明美は険しい表情で考えた。
あの声はー。
市川先輩?それとも白崎さん?
…と。
「---まだ憑依されてる人がいるってわけね」
明美はそう呟くと、店のシャッターの前から離れた。
「---面白いじゃない」
明美は笑みを浮かべて、そのまま自宅へと向かった…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土曜日の朝。
木藤はあくびをしながらスマホに届いたLINEを見つめる。
妹の奈菜からだった。
”お兄ちゃん、今度、休みに入ったら
お兄ちゃんの家に遊びに行くね♪”
と書かれていたー
現在高校生の奈菜はまだ実家にいる。
兄である孝雄との関係は良好でたまに遊びに来ている。
「---…おっと、じゃあ、今のうちに
片づけておかないとな」
木藤は呟く。
妹は掃除にうるさい。姑並に。
早めに部屋を綺麗にしておかなくてはならないー。
「---おはようございます」
木藤が店につくと、明美が困った様子で立っていた。
「---山西さん、今日からこれ着てバイトして」
店長がナース服を差し出している。
「---店長…」
明美が困惑した様子で言う。
「----ど、どうしたんですか?」
昨日、バイトに入っていなかった二人は
昨日、さくらがメイド服でバイトさせられたことを知らない。
「---木藤くん。昨日から女性スタッフには
特別衣装で仕事してもらうことにー」
店長が言いかけると
明美が言った。
「店長ー。夜、楽しそうでしたね?」
明美がほほ笑む。
ーーその瞬間、店長の顔色が真っ青になる。
「--白崎さんですか?それとも市川先輩?
店長だって分ってますよね?
その子、噂のオタク男に憑依されてますよ」
明美がいつもの大人しいイメージを捨てて、
しっかりとした言葉で言う。
「山西さんー?」
明美は元々裏表の激しい性格。
一瞬、木藤は明美が憑依されているんじゃないかと思ったが、
すぐに「いや、違う」と判断した。
明美に言われて、ようやく白状した店長。
風香に誘惑されて、見返りに風香に言いなりになっていたことを。
ただ、風香が憑依されているかは分からない、ともー。
「---」
明美が蔑むような顔で店長を見つめた。
「--店長」
木藤も寂しそうに店長を見つめる。
「----悪かった…
ちゃんと、、ケジメはつける」
店長はそう言うと、ナース服を奥にしまい、
事務所へと戻って行った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜ー。
「は?」
風香が怒りに満ちた表情で店長を見る。
「---言った通りだ。
きみはーー白崎さんじゃない…
…木藤たちが噂していたオタク男なんだろ!」
店長が言うと、
風香はイライラした様子で頭をかきむしった。
「誰だっていいじゃない!
いいの?わたしのからだ、もう楽しめないよ?」
風香が言うと、店長は叫んだ。
「----俺は、、
男である前に、店長でありたいーーー!」
そう叫ぶ店長を見て、
風香は舌打ちをした。
「--ばっかじゃないの!」
そう言うと風香はチャイナドレス姿のまま出口に向かう。
そして、去り際に言った。
「----後悔するわよ。」
とーー。
風香の睨みに、店長は恐怖を感じ、事務所に一人座り込んだ。
「----壊してやる」
店から出た風香は憎しみを込めてそう呟いた。
⑤へ続く
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コメント
明日も続きです!
最後には、元作品と別の結末が待っていますよ!

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