オタク男に憑依された木藤は、
自分の妹、奈菜を呼び出した。
しもべと化した3人の女性が見守る中、
木藤は妹の調教を開始したー。
”自分の新たな体とするためにー”
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うっとりとした様子で木藤を見つめる
さくらを横目で見る明美ー。
「-----」
明美は、市川さくら という先輩を
人として、先輩として尊敬していた。
自分とは違う。
”作られた笑顔”ではなく、
いつも心からの優しい笑顔を浮かべていたさくら。
でも、今はー。
オタク男に忠義のまなざしを向けるだけの、
しもべと化してしまった。
自分が尊敬したさくらは、
もう、どこにも居ないー
「---…」
明美は、思う
”せめて、私だけはー。
ヤツには絶対に屈しない”とー。
「お、、お兄ちゃん…何言ってるの?」
妹の奈菜が恐怖を顔に浮かべて言う。
「言葉の通りさ。
奈菜、お前にはお兄様のしもべになってもらうよ」
そう言うと木藤は妹に顔を近づけて
舌で妹の頬を舐めた
「ちょ、ふざけないで!」
奈菜が兄、木藤の顔をビンタした。
木藤は笑う
「おー、おー、
いいのかなお兄様にそんなことして!」
木藤が合図をすると、さくらが
微笑んで、奈菜の背後に回った。
そして奈菜の頭を力強く押さえつけて言う。
「ねぇ、今、ご主人様に何をしたの?」
さくらが怒りをあらわにして奈菜に言う
「えっ…な、、何なんですか!」
奈菜が叫ぶと、
木藤が言う
「--僕のしもべだよ。
そこのさくらも、
あっちに居る明美と風香もな!」
明美と風香が
優しい笑みを浮かべて頭を下げる。
「ど、、どういうことなの??
な、何かのドッキリなの?」
奈菜が混乱している。
その様子を見て木藤は一層、不気味な笑みを浮かべた。
「ーーー早くご主人様に謝りなさいよ」
さくらが怒鳴り散らす。
温厚だったさくらがヒステリックにわめきたてる
「---な、、何なの本当に!
お兄ちゃん、いい加減にしてよ!」
奈菜が叫ぶと、
木藤が突然、奈菜の顔面を蹴り飛ばした
「きゃあっ!」
奈菜が悲鳴を上げて吹き飛ばされる
「--お兄様だろうが!」
木藤が激しい形相で怒鳴る。
「----ひっ…な、、なによ…」
奈菜の顔が涙ぐんでいる。
その様子を見てさくらが笑う。
「さぁ早く、ご主人様に謝るのよ」
なおも、奈菜の頭を力強く押さえつけるさくら。
奈菜は気丈にも謝らなかった。
「ご主人様に対してなんて失礼なの!」
見ていた風香が不機嫌そうに言う
「本当ね」
明美も呆れたように笑う。
「--ちょ、、ちょっと冗談やめてよ!
あの人たちがしもべってどういうことよ!」
奈菜が言うと、
木藤は笑った。
「---なんだよ信じてないのかよ。
なら、証拠を見せてやるよ
さくら!」
木藤が呼ぶと、さくらが笑みを浮かべた
「俺にキスをしろ」
木藤が言うと、さくらが「はい」と顔を赤らめて、
木藤に熱いキスをし始めた
「うっ…あ、、ご主人様の、、お体に
触れられるだけで光栄ですぅ♡」
さくらが木藤に抱かれながら喘ぐ。
木藤はさくらの胸を弄び始める。
さくらは恍惚の表情を浮かべて、
幸せそうに身を任せている
「あっ、あっ、、、
ご主人様ぁっ、、、、
ご主人様ぁぁああああ~♡」
さくらが快感に身を震わせる。
木藤は容赦なくさくらの体を弄んだ。
もしかしたらー。
オタク男が居なければー。
本当の意味で、二人は結ばれていたのかも知れないのにー。
「あっ、、、ごしゅじんさま~~~~~~~♡」
さくらが愛液を垂れ流し、
その場に、燃え尽きたような表情で、だらしなく
座り込んだ
「…信用したか?」
木藤が妹の奈菜の方を見る
奈菜は恐怖で唇を震わせている。
「---人間、本当の恐怖を目の当たりにすると、
何も言葉も出なくなるんだよなぁ…
そして、自己防衛本能の果てに、
心を閉ざし、忠実なしもべになる」
木藤がそう言うとニヤリと笑う。
自分の妹に対して、浮かべる表情では無い。
「---さくら、床が汚れたな。
綺麗にしておけ。」
木藤が言うと、さくらは笑みを浮かべて、
自分の舌で愛液を舐めはじめた。
もはや、異常な光景だ。
「--明美!風香!コイツを押さえろ」
木藤が言うと、
二人は「はい」と口をそろえて、
奈菜を押さえつけた。
左右両側から…。
「や、、、やめて…
、、目、、目を覚ましてください!」
奈菜が二人に言うと
風香が笑う
「目を覚ます~?
私は正気ですよっ!
心から、ご主人様にお仕えしてるんですぅ♡
女子高生なんかもうやめて、
ご主人様の雌になったの!
あははっ!」
風香が笑う。
その格好はオタク男の好きなキャラクターのものに
なっていて、奈菜にはそれも異様な光景に見えた。
「あ、、、あなたも!?」
奈菜が右隣の明美に言う
「---私はご主人様に全てをささげたの…
あぁ、思い出すだけで体が震えてくる…」
明美が幸せそうな表情で、
顔を赤らめる
「-----…そんな」
奈菜が絶望する。
ここには、味方なんていない。
「---奈菜、
僕にお仕えしろ」
木藤が言う。
「---アンタ誰なの!」
奈菜が兄を睨む
「--ん?お兄ちゃんだよ。
分かるだろ」
「---違う!」
奈菜が怒鳴った。
「お兄ちゃんは自分の事、”僕”なんて言わないの!」
奈菜が怒鳴ると、
木藤は顔を赤らめて奈菜を蹴り飛ばした。
さっきよりも力強く
「いやぁ!」
奈菜があまりの痛さに涙を流す。
そして、ふと前を見ると、
下腹部を露出した兄の姿があった。
そして木藤はズボンと下着を脱ぎ捨てて
妹の口にソレを近づけた
「いやっ!やだっ!!
お願い!やめてよぉ!!ねぇ!!」
奈菜が涙を流す。
さくらが床の愛液を舐めながら笑みを浮かべている
風香が木藤のことを心底、尊敬しているまなざしで見つめる。
「-----」
明美は一瞬険しい表情を浮かべた。
だが、すぐに笑みを浮かべた。
”今、演技だと悟られるわけにはいかない”
可愛そうだけれども、
この子には犠牲になってもらうしかないー。
過酷な環境下で、明美は
”自分が助かることだけ”を考えるので精一杯になっていた。
次第に余裕を失っていく明美。
彼女は、今にも暴れ出したいぐらい、パニックに陥っていた
「んんんんんんんっ~~~~」
木藤が妹の口にソレをぶちまけた。
咳き込む妹。
そして木藤は妹の髪を力強く引っ張った。
「言ってみろー。
”お兄様にお仕えします”と」
木藤が言う。
だが奈菜は無言で首を振った。
「バカ野郎!」
木藤が奈菜をグーで殴りつけた。
「お、、、、おにい…ちゃん…
やめて…
痛いよぉ…」
泣きじゃくる奈菜。
だが、容赦なく木藤は倒れる妹を力強く踏みつけた
「お兄様だろうが!」
怒鳴りつける木藤。
妹の嗚咽が部屋に響き渡る。
「言ってみろ、お兄様ってよ」
木藤が言う。
だが、妹は泣きわめくだけだった。
木藤は容赦なく奈菜を殴りつけた。
1回、2回、3回、4回と。
そして、暴行は数時間にわたり続いた。
「あっ……ひっ…うっ…」
もはや奈菜は言葉を発しなくなっていた、
涙ぐんだ目は焦点が定まっていない。
「---そろそろだな」
木藤は呟くと笑みを浮かべた。
「---ごめんな。奈菜」
優しい声で奈菜を抱きかかえる。
「うっ…うっ…いたいよぉ…」
奈菜の脳は
”恐怖”で完全に支配されていた。
「奈菜、もう大丈夫だから、
心配するな…。」
木藤は優しく奈菜の頭をなでる。
数時間痛めつけられた奈菜は、
突然の兄の優しさに涙を流す
そして、
木藤は言った。
「--何があっても”お兄様”が守ってあげるからー。
ちゃんと、言うことを聞くんだよ」
木藤が優しくささやいた
「---おにいさま…」
奈菜はうつろな目でそう呟いた。
木藤はその言葉を聞き、邪悪な笑みを浮かべた
「-そう、お兄様だ。
いい子だ」
木藤が奈菜の頭を優しくなでる
「おにいさま……」
奈菜がうつろな目のまま、兄に抱き着いた。。
「---奈菜、
僕に忠誠を誓うかい?」
木藤が優しく言う。
奈菜はふと、難しい表情を顔に浮かべた。
”まだ、理性が残っている”
「ーーチッ」
木藤が舌打ちをすると、奈菜が恐怖に身を震わせた。
そして、さくらに指示して、
オリの中で使っていた蜘蛛を持ってこさせると、
それを奈菜の顔に近づけた。
さくらが血走った目で蜘蛛を奈菜に見せる
「ねぇ~、
この蜘蛛、食べる?
うふふふふっ!
ご主人様の言うこと聞かないと~
大変なことになるよ~?」
元々虫が苦手だったさくら。
だが、今のさくらにはそんな考えも
もう残されていなかった
木藤はさくらから乱暴に蜘蛛を取り上げると、
奈菜の口に押し込んだ
「んぐっ…ひっ~~
いやああああああ!」
そして再び木藤が奈菜の体を乱暴に蹴りつける
そしてー
さらに蹴りを加えようとしたその時だった。
「---お兄様の言うこと、、、
何でも聞きますから…たすけてください
おねがいします
おねがいします…
おねがいします…」
うわごとのように何度も、何度も繰り返す
妹の奈菜。
木藤は奈菜に近づき、今一度呟いた。
「僕に、忠誠を誓うか」
「---はい」
奈菜にもう、迷いはなかったーー。
タスカリタイ、
タスカリタイ、、、
その一心で。。
”落ちた”
木藤は笑みを浮かべた。
そしてーー
「奈菜、お前の体、
僕にくれるか?」
木藤が言う。
奈菜は笑った
「はいーー
お好きなようにお使いください」
嬉しそうな奈菜。
風香が笑う
「ご主人様に体を使ってもらえるなんてずる~い!」
さくらと明美も笑っている。
そしてーー
木藤は机に置いてあった黄色い液体を口にし、
妹の奈菜に激しいキスをすると、
妹の奈菜に憑依した。
「ひゃうっ!」
変な声をだし、邪悪な笑みを浮かべる奈菜。
木藤はその場に崩れ落ちる。
「えへへ~お兄様~
調教してくれてありがとっ♡」
無邪気に笑う奈菜。
そこにもう、先ほどまでの愛らしい笑顔は無かったーー。
奈菜は、
さくらに買わせておいた
派手なミニスカートと胸を強調したブラウスに着替えた
「あははっ!
わたし、こ~んなに色っぽくなっちゃったぁ~♡」
乱暴に胸を揉みつくす奈菜。
「あっ、、、すご、、、わたし、、、
すごぉい!感じる、、あはははは、あはははははっ♡」
奈菜は歓喜に身を震わせた。
これからは自分が、女子高生の奈菜なのだーー。
「えへへへへ」
だらしなく唾液を垂らしながら奈菜は笑う。
「最後に、お兄ちゃんに復讐しなくちゃね!」
ーー木藤はもうすぐ目を覚ます。
その時、コイツに本当の地獄を見せてやる。
奈菜はさくらたち3人に指示をして、
自分は奥の部屋で、家中に用意した監視カメラの映像が
見れるようにし、席に着いた
小部屋へと入っていく奈菜を
鋭い目つきで明美は見つめていた
「ーーー」
彼女の精神力も、もう限界だった。
でも、ヤツには絶対に屈しないー
必ず、憑依薬を手に入れて”人生を取り戻す”
明美は、自分の人生が壊されたことをよく理解していた。
大学は勝手に退学させられ、
自分の恥ずかしい動画がネットに上がっている
”もう、山西明美の人生は終わったー”
けれどー。
それなら誰かの体を貰って、新しい人生を送ればいい。
「----うふふふ」
明美は不気味に笑みを浮かべた
モニターの並ぶ部屋についた
奈菜は笑う。
モニターを見つめながら…。
「おにい~~ちゃん!
そろそろ、起きる時間だよ~
うふふふふふふふふっ♡」
奈菜は、邪悪な笑みを浮かべて、
自分の唇を妖艶になめまわした…
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
悪魔の調教編、完結です!
これが、以前書いた
「暴走憑依男 ~絶望の宴~③ 奈落」に
続いていくわけです!
しかし、この後どうなっちゃうのでしょう…?
それは、またしばらくしたら書こうと思います!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暴走憑依男FINAL プロローグ
「クッククク…あははははははははは!」
泣いてうずくまってたはずの木藤が大笑いを始める
狂ったようにーーー
否、木藤は”狂ったー”
「----なに----?」
あまりに異様な笑い方に、奈菜は不審げに木藤を見た
笑いながら立ち上がる木藤。
そこらじゅうに愛液をばらまいた3人の女もー
木藤の方を見るーーー。
「あははははははは!ひ~~ひひひひひひひ!
おかしすぎる!うっはははははははああああ!」
笑い続ける木藤。
そしてーーーーー
「----くふふはは!
どうせ、、全てを失うんならよ…」
木藤がうつろな目で笑いながら
手に持つ”ソレ”を掲げたーーー
木藤の手にはーーー
黄色い液体の入ったビンが握られていたーーー
「-------!」
奈菜は驚きで目を見開いたーーー
”油断”-------
それはーオタク男が机の上におきっぱなしに
していた憑依するための薬ーーーー。
1回飲むと、キスをすることで、相手を支配できる薬ーーー。
木藤は一思いにそれを一気飲みしたーー。
そして、”狂気の笑み”で妹の奈菜を見たーーー
そして言う
妹の体はー俺が貰う
「ーーーな、、、」
奈菜は体を硬直させて逃げようとした。
木藤の目は正気を失っているー
「奈菜~
俺がお前と一つになるよ。
うははははは!」
笑いながら近づく木藤。
奈菜はたまらず、部屋から駆け出そうとした。
憑依しているオタク男は思う。
上から憑依されたらどうなるのかー と。
くそ!やりすぎた!
アイツは狂ってしまった!くそ!
玄関から飛び出そうとする
奈菜を”何かが”抑えた。
「----あっはははは!
木藤先輩、素敵ですよぉ!」
狂った目つきの明美だった
「あーーー、明美!」
奈菜(オタク男)が叫ぶ。
どうして、、、、
しもべになったはずの明美が!?
「さぁ、
木藤先輩!
妹さんの体、盗んじゃいましょ!」
明美の言葉に
木藤は頷いた。
そしてーーーー。
<暴走憑依男FINAL>へ
続く…
コメント
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これはFinalに期待!
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> これはFinalに期待!
ありがとうございます^^
FINALもダークまっしぐらです笑
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final、明美がめちゃくちゃ美人の肉体乗っ取ってくれたら嬉しいです
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> final、明美がめちゃくちゃ美人の肉体乗っ取ってくれたら嬉しいです
コメントありがとうございます^^
FINALは皆さん、色々やってくれますよ(笑)
8月下旬ぐらいになっちゃいますが…