<憑依>暴走憑依男~悪魔の調教編~③(完)

オタク男に憑依された木藤は、
自分の妹、奈菜を呼び出した。

しもべと化した3人の女性が見守る中、
木藤は妹の調教を開始したー。

”自分の新たな体とするためにー”

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うっとりとした様子で木藤を見つめる
さくらを横目で見る明美ー。

「-----」

明美は、市川さくら という先輩を
人として、先輩として尊敬していた。

自分とは違う。
”作られた笑顔”ではなく、
いつも心からの優しい笑顔を浮かべていたさくら。

でも、今はー。
オタク男に忠義のまなざしを向けるだけの、
しもべと化してしまった。

自分が尊敬したさくらは、
もう、どこにも居ないー

「---…」
明美は、思う

”せめて、私だけはー。
 ヤツには絶対に屈しない”とー。

「お、、お兄ちゃん…何言ってるの?」
妹の奈菜が恐怖を顔に浮かべて言う。

「言葉の通りさ。
 奈菜、お前にはお兄様のしもべになってもらうよ」

そう言うと木藤は妹に顔を近づけて
舌で妹の頬を舐めた

「ちょ、ふざけないで!」
奈菜が兄、木藤の顔をビンタした。

木藤は笑う

「おー、おー、
 いいのかなお兄様にそんなことして!」

木藤が合図をすると、さくらが
微笑んで、奈菜の背後に回った。

そして奈菜の頭を力強く押さえつけて言う。

「ねぇ、今、ご主人様に何をしたの?」
さくらが怒りをあらわにして奈菜に言う

「えっ…な、、何なんですか!」
奈菜が叫ぶと、
木藤が言う

「--僕のしもべだよ。
 そこのさくらも、
 あっちに居る明美と風香もな!」

明美と風香が
優しい笑みを浮かべて頭を下げる。

「ど、、どういうことなの??
 な、何かのドッキリなの?」

奈菜が混乱している。

その様子を見て木藤は一層、不気味な笑みを浮かべた。

「ーーー早くご主人様に謝りなさいよ」
さくらが怒鳴り散らす。
温厚だったさくらがヒステリックにわめきたてる

「---な、、何なの本当に!
 お兄ちゃん、いい加減にしてよ!」

奈菜が叫ぶと、
木藤が突然、奈菜の顔面を蹴り飛ばした

「きゃあっ!」
奈菜が悲鳴を上げて吹き飛ばされる

「--お兄様だろうが!」
木藤が激しい形相で怒鳴る。

「----ひっ…な、、なによ…」
奈菜の顔が涙ぐんでいる。

その様子を見てさくらが笑う。

「さぁ早く、ご主人様に謝るのよ」
なおも、奈菜の頭を力強く押さえつけるさくら。

奈菜は気丈にも謝らなかった。

「ご主人様に対してなんて失礼なの!」
見ていた風香が不機嫌そうに言う

「本当ね」
明美も呆れたように笑う。

「--ちょ、、ちょっと冗談やめてよ!
 あの人たちがしもべってどういうことよ!」

奈菜が言うと、
木藤は笑った。

「---なんだよ信じてないのかよ。
 なら、証拠を見せてやるよ

 さくら!」

木藤が呼ぶと、さくらが笑みを浮かべた

「俺にキスをしろ」
木藤が言うと、さくらが「はい」と顔を赤らめて、
木藤に熱いキスをし始めた

「うっ…あ、、ご主人様の、、お体に
 触れられるだけで光栄ですぅ♡」

さくらが木藤に抱かれながら喘ぐ。

木藤はさくらの胸を弄び始める。

さくらは恍惚の表情を浮かべて、
幸せそうに身を任せている

「あっ、あっ、、、
 ご主人様ぁっ、、、、
 ご主人様ぁぁああああ~♡」

さくらが快感に身を震わせる。

木藤は容赦なくさくらの体を弄んだ。

もしかしたらー。
オタク男が居なければー。
本当の意味で、二人は結ばれていたのかも知れないのにー。

「あっ、、、ごしゅじんさま~~~~~~~♡」

さくらが愛液を垂れ流し、
その場に、燃え尽きたような表情で、だらしなく
座り込んだ

「…信用したか?」
木藤が妹の奈菜の方を見る

奈菜は恐怖で唇を震わせている。

「---人間、本当の恐怖を目の当たりにすると、
 何も言葉も出なくなるんだよなぁ…

 そして、自己防衛本能の果てに、
 心を閉ざし、忠実なしもべになる」

木藤がそう言うとニヤリと笑う。

自分の妹に対して、浮かべる表情では無い。

「---さくら、床が汚れたな。
 綺麗にしておけ。」

木藤が言うと、さくらは笑みを浮かべて、
自分の舌で愛液を舐めはじめた。

もはや、異常な光景だ。

「--明美!風香!コイツを押さえろ」
木藤が言うと、
二人は「はい」と口をそろえて、
奈菜を押さえつけた。

左右両側から…。

「や、、、やめて…
 、、目、、目を覚ましてください!」

奈菜が二人に言うと
風香が笑う

「目を覚ます~?
 私は正気ですよっ!

 心から、ご主人様にお仕えしてるんですぅ♡

 女子高生なんかもうやめて、
 ご主人様の雌になったの!
 
 あははっ!」

風香が笑う。
その格好はオタク男の好きなキャラクターのものに
なっていて、奈菜にはそれも異様な光景に見えた。

「あ、、、あなたも!?」
奈菜が右隣の明美に言う

「---私はご主人様に全てをささげたの…
 あぁ、思い出すだけで体が震えてくる…」

明美が幸せそうな表情で、
顔を赤らめる

「-----…そんな」
奈菜が絶望する。

ここには、味方なんていない。

「---奈菜、
 僕にお仕えしろ」

木藤が言う。

「---アンタ誰なの!」
奈菜が兄を睨む

「--ん?お兄ちゃんだよ。
 分かるだろ」

「---違う!」
奈菜が怒鳴った。

「お兄ちゃんは自分の事、”僕”なんて言わないの!」

奈菜が怒鳴ると、
木藤は顔を赤らめて奈菜を蹴り飛ばした。

さっきよりも力強く

「いやぁ!」
奈菜があまりの痛さに涙を流す。

そして、ふと前を見ると、
下腹部を露出した兄の姿があった。

そして木藤はズボンと下着を脱ぎ捨てて
妹の口にソレを近づけた

「いやっ!やだっ!!
 お願い!やめてよぉ!!ねぇ!!」

奈菜が涙を流す。

さくらが床の愛液を舐めながら笑みを浮かべている

風香が木藤のことを心底、尊敬しているまなざしで見つめる。

「-----」
明美は一瞬険しい表情を浮かべた。

だが、すぐに笑みを浮かべた。

”今、演技だと悟られるわけにはいかない”

可愛そうだけれども、
この子には犠牲になってもらうしかないー。

過酷な環境下で、明美は
”自分が助かることだけ”を考えるので精一杯になっていた。

次第に余裕を失っていく明美。
彼女は、今にも暴れ出したいぐらい、パニックに陥っていた

「んんんんんんんっ~~~~」

木藤が妹の口にソレをぶちまけた。

咳き込む妹。

そして木藤は妹の髪を力強く引っ張った。

「言ってみろー。
 ”お兄様にお仕えします”と」

木藤が言う。

だが奈菜は無言で首を振った。

「バカ野郎!」
木藤が奈菜をグーで殴りつけた。

「お、、、、おにい…ちゃん…
 やめて…
 痛いよぉ…」

泣きじゃくる奈菜。

だが、容赦なく木藤は倒れる妹を力強く踏みつけた

「お兄様だろうが!」

怒鳴りつける木藤。

妹の嗚咽が部屋に響き渡る。

「言ってみろ、お兄様ってよ」
木藤が言う。

だが、妹は泣きわめくだけだった。

木藤は容赦なく奈菜を殴りつけた。
1回、2回、3回、4回と。

そして、暴行は数時間にわたり続いた。

「あっ……ひっ…うっ…」
もはや奈菜は言葉を発しなくなっていた、
涙ぐんだ目は焦点が定まっていない。

「---そろそろだな」
木藤は呟くと笑みを浮かべた。

「---ごめんな。奈菜」
優しい声で奈菜を抱きかかえる。

「うっ…うっ…いたいよぉ…」
奈菜の脳は
”恐怖”で完全に支配されていた。

「奈菜、もう大丈夫だから、
 心配するな…。」

木藤は優しく奈菜の頭をなでる。

数時間痛めつけられた奈菜は、
突然の兄の優しさに涙を流す

そして、
木藤は言った。

「--何があっても”お兄様”が守ってあげるからー。
 ちゃんと、言うことを聞くんだよ」

木藤が優しくささやいた

「---おにいさま…」

奈菜はうつろな目でそう呟いた。

木藤はその言葉を聞き、邪悪な笑みを浮かべた

「-そう、お兄様だ。
 いい子だ」

木藤が奈菜の頭を優しくなでる

「おにいさま……」
奈菜がうつろな目のまま、兄に抱き着いた。。

「---奈菜、
 僕に忠誠を誓うかい?」

木藤が優しく言う。

奈菜はふと、難しい表情を顔に浮かべた。

”まだ、理性が残っている”

「ーーチッ」
木藤が舌打ちをすると、奈菜が恐怖に身を震わせた。

そして、さくらに指示して、
オリの中で使っていた蜘蛛を持ってこさせると、
それを奈菜の顔に近づけた。

さくらが血走った目で蜘蛛を奈菜に見せる

「ねぇ~、
 この蜘蛛、食べる?
 うふふふふっ!

 ご主人様の言うこと聞かないと~
 大変なことになるよ~?」

元々虫が苦手だったさくら。
だが、今のさくらにはそんな考えも
もう残されていなかった

木藤はさくらから乱暴に蜘蛛を取り上げると、
奈菜の口に押し込んだ

「んぐっ…ひっ~~
 いやああああああ!」

そして再び木藤が奈菜の体を乱暴に蹴りつける

そしてー
さらに蹴りを加えようとしたその時だった。

「---お兄様の言うこと、、、
 何でも聞きますから…たすけてください

 おねがいします
 おねがいします…

 おねがいします…」

うわごとのように何度も、何度も繰り返す
妹の奈菜。

木藤は奈菜に近づき、今一度呟いた。

「僕に、忠誠を誓うか」

「---はい」

奈菜にもう、迷いはなかったーー。

タスカリタイ、

タスカリタイ、、、

その一心で。。

”落ちた”

木藤は笑みを浮かべた。

そしてーー

「奈菜、お前の体、
 僕にくれるか?」

木藤が言う。

奈菜は笑った

「はいーー
 お好きなようにお使いください」

嬉しそうな奈菜。

風香が笑う
「ご主人様に体を使ってもらえるなんてずる~い!」

さくらと明美も笑っている。

そしてーー

木藤は机に置いてあった黄色い液体を口にし、
妹の奈菜に激しいキスをすると、
妹の奈菜に憑依した。

「ひゃうっ!」
変な声をだし、邪悪な笑みを浮かべる奈菜。

木藤はその場に崩れ落ちる。

「えへへ~お兄様~
 調教してくれてありがとっ♡」

無邪気に笑う奈菜。

そこにもう、先ほどまでの愛らしい笑顔は無かったーー。

奈菜は、
さくらに買わせておいた
派手なミニスカートと胸を強調したブラウスに着替えた

「あははっ!
 わたし、こ~んなに色っぽくなっちゃったぁ~♡」

乱暴に胸を揉みつくす奈菜。

「あっ、、、すご、、、わたし、、、
 すごぉい!感じる、、あはははは、あはははははっ♡」

奈菜は歓喜に身を震わせた。

これからは自分が、女子高生の奈菜なのだーー。

「えへへへへ」
だらしなく唾液を垂らしながら奈菜は笑う。

「最後に、お兄ちゃんに復讐しなくちゃね!」

ーー木藤はもうすぐ目を覚ます。

その時、コイツに本当の地獄を見せてやる。

奈菜はさくらたち3人に指示をして、
自分は奥の部屋で、家中に用意した監視カメラの映像が
見れるようにし、席に着いた

小部屋へと入っていく奈菜を
鋭い目つきで明美は見つめていた

「ーーー」
彼女の精神力も、もう限界だった。
でも、ヤツには絶対に屈しないー
必ず、憑依薬を手に入れて”人生を取り戻す”

明美は、自分の人生が壊されたことをよく理解していた。
大学は勝手に退学させられ、
自分の恥ずかしい動画がネットに上がっている

”もう、山西明美の人生は終わったー”

けれどー。
それなら誰かの体を貰って、新しい人生を送ればいい。

「----うふふふ」
明美は不気味に笑みを浮かべた

モニターの並ぶ部屋についた
奈菜は笑う。

モニターを見つめながら…。

「おにい~~ちゃん!
 そろそろ、起きる時間だよ~

 うふふふふふふふふっ♡」

奈菜は、邪悪な笑みを浮かべて、
自分の唇を妖艶になめまわした…

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

悪魔の調教編、完結です!

これが、以前書いた
「暴走憑依男 ~絶望の宴~③ 奈落」に
続いていくわけです!

しかし、この後どうなっちゃうのでしょう…?
それは、またしばらくしたら書こうと思います!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暴走憑依男FINAL プロローグ

「クッククク…あははははははははは!」
泣いてうずくまってたはずの木藤が大笑いを始める

狂ったようにーーー

否、木藤は”狂ったー”

「----なに----?」
あまりに異様な笑い方に、奈菜は不審げに木藤を見た

笑いながら立ち上がる木藤。

そこらじゅうに愛液をばらまいた3人の女もー
木藤の方を見るーーー。

「あははははははは!ひ~~ひひひひひひひ!
 おかしすぎる!うっはははははははああああ!」

笑い続ける木藤。

そしてーーーーー

「----くふふはは!
 どうせ、、全てを失うんならよ…」

木藤がうつろな目で笑いながら
手に持つ”ソレ”を掲げたーーー

木藤の手にはーーー
黄色い液体の入ったビンが握られていたーーー

「-------!」
奈菜は驚きで目を見開いたーーー

”油断”-------

それはーオタク男が机の上におきっぱなしに
していた憑依するための薬ーーーー。
1回飲むと、キスをすることで、相手を支配できる薬ーーー。

木藤は一思いにそれを一気飲みしたーー。

そして、”狂気の笑み”で妹の奈菜を見たーーー

そして言う
妹の体はー俺が貰う

「ーーーな、、、」
奈菜は体を硬直させて逃げようとした。

木藤の目は正気を失っているー

「奈菜~
 俺がお前と一つになるよ。
 うははははは!」

笑いながら近づく木藤。

奈菜はたまらず、部屋から駆け出そうとした。

憑依しているオタク男は思う。
上から憑依されたらどうなるのかー と。

くそ!やりすぎた!
アイツは狂ってしまった!くそ!

玄関から飛び出そうとする
奈菜を”何かが”抑えた。

「----あっはははは!
 木藤先輩、素敵ですよぉ!」

狂った目つきの明美だった

「あーーー、明美!」
奈菜(オタク男)が叫ぶ。

どうして、、、、
しもべになったはずの明美が!?

「さぁ、
 木藤先輩!
 妹さんの体、盗んじゃいましょ!」

明美の言葉に
木藤は頷いた。

そしてーーーー。

<暴走憑依男FINAL>へ
続く…

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憑依<暴走憑依男>

コメント

  1. 柊菜緒 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    これはFinalに期待!

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > これはFinalに期待!

    ありがとうございます^^
    FINALもダークまっしぐらです笑

  3. ニコル より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    final、明美がめちゃくちゃ美人の肉体乗っ取ってくれたら嬉しいです

  4. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > final、明美がめちゃくちゃ美人の肉体乗っ取ってくれたら嬉しいです

    コメントありがとうございます^^
    FINALは皆さん、色々やってくれますよ(笑)
    8月下旬ぐらいになっちゃいますが…