<寄生>混沌の温泉

そこは、ごく普通の賑わう温泉だったー。

けれど、その温泉に”奴”はやってきてしまったー。

温泉に、”寄生虫に寄生されて乗っ取られた女”が
やってきたことで始まる悲劇の物語ー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーーククククー」

一人暮らしをしている女子大生・北島 明日香(きたじま あすか)は
大人しそうな顔立ちに似合わぬ邪悪な笑みを浮かべながら
”温泉”へとやってきていたー。

「ーーへへへー…ここならー色々な奴の身体を見放題だぜー
 それにーこの女の身体もー」

明日香は温泉の施設に入る直前、
そんな言葉を口にすると、
ニヤニヤとしながら、そのまま着替え始めるー。

明日香は別に、”女好き”ではないー。
同性の身体を見て興奮したりするようなタイプでもないー。
もちろん、自分の身体を見ても興奮するようなタイプではないー。

がーーー
明日香は数日前に”寄生虫”に寄生されて
その身体を乗っ取られてしまっていたー。

同じ大学に通う、”寄生虫”の研究に没頭している男子大学生が
特殊な技術により生み出した”人に寄生する寄生虫”を紛失してしまいー、
その寄生虫に、明日香は寄生されて身体を乗っ取られてしまったのだー。

寄生虫を作っていた男子大学生自体は、
乗っ取られた明日香に身体で誘惑されて、
最後までHなことを楽しませてもらったことで
すっかりと手なずけられてしまいー、
「ーー俺のことは黙ってろよー?ご主人様ー」と、そう言われたことで、
乗っ取られた明日香を野放しにしてしまっていたー。

明日香に寄生している寄生虫はー、
寄生虫の研究をしていた男子大学生が
”自分の遺伝子”も配合して、作り出したために
性別的には”男”ー。

しかも、その本人の性格を反映しているわけではないため、
彼とは違い、下心丸出しの寄生虫だったー。

「ーーふひっ♡」
明日香は服を脱ぎ終えると、嬉しそうに自分の身体を見つめるー。

「ーーへへへー人間のメスは最高だぜー」
明日香は自分の身体を見つめながらそう言葉を口にすると、
大浴場の中へと入っていくー

「うひっ♡」
明日香は思わず下品な笑みを浮かべるー

「女ー、女ー、女ー、女ー、女ーぐふふふふふー」
元の明日香の面影など0とも言えるぐらいに
その大人しそうな顔を下品に歪めながら、
アソコをウズウズとさせつつ、明日香はニヤニヤと笑うー。

「ーーあぁーー…身体がうずくぜー」
明日香はそう言葉を口にすると、
そのまま、色々な温泉に浸かりながら、
女性客にわざと近付いたりして、
ニヤニヤと笑みを浮かべるー。

そしてーー

「ーちょ、ちょっとー、な、何なんですかー?」
友達と一緒に温泉に来ていた若いOL・美姫(みき)が、
明日香があまりにも近付いて来たために、
お風呂の湯につかりながら、戸惑いの表情を浮かべるー。

美姫の友達は今、サウナの方に言っていて、
ここにはいないー。
サウナは苦手な美姫だけがここで待っている状態だったー。

そんな美姫の周りでニヤニヤしていた明日香はー、
「お前、いいなぁー」と、そう言葉を口にしたー

「ーー…ち、近寄らないでー!」
美姫が不満そうに声を上げると、
明日香は「ん~~~”この人間”にも飽きたしーよしー」と、
そう言葉を口にすると、
明日香は突然苦しそうにうめき声をあげて、
アソコから、”何か”が外に出て来たー。

「ぁーーー」
明日香はそのままお風呂に浸かったまま、ぐったりとして
意識を失ってしまうー。

「ーー!?!?な、なにこれー!?」
美姫が戸惑いの声を上げるー。

明日香の身体から、”少し巨大なミミズ”のようなものが
出てきたのだー

「ーーひっー…!?」
美姫が思わず恐怖に表情を歪めるー。

がー、不幸なことに広い温泉であったために
そんな美姫の様子にすぐに気づく人間はおらず、
美姫も”下”から寄生虫に侵入されてしまうー。

「ーーーぁ…」
ビクッ、ビクッと震えながら
目に涙を浮かべつつー
すぐに、邪悪な笑みを浮かべると、
「ーぐふふふふ♡」と、そう言葉を口にしながら
そのまま胸を揉み始めたー。

「ーえへ…人間によってサイズが違って面白いぜー」
美姫はそう言いながら、下品な笑みを浮かべるー。

やがてーー…
意識を取り戻した明日香が、不思議そうに周囲をキョロキョロすると
「え……な、なんでー!?」と、
自分が温泉にいる意味が分からずに困惑の表情を浮かべるー。

「ーーーえへへへへーいい身体だったよー」
美姫が胸を揉みながら明日香に近付くと、
明日香は「えっ……えっ…?」と、泣きそうな表情を浮かべながら
美姫から逃げるようにして、浴槽から外に飛び出すー。

「ーははははっ!ははははっ」
そんな様子に、美姫は嬉しそうに笑うと、
ふと、別の方向から声がしたー

「美姫ー…?ひとりで何笑ってるのー?」

その声の主は、美姫と一緒に温泉にやってきていて
サウナに言っていた友人・莉々(りり)ー。

「ーーふひっーすげぇいい身体ー」
寄生されている美姫は、”美姫”として振る舞うつもりが
全くないのか、胸を揉みながら下品な笑みを浮かべつつ、
莉々のほうを見つめるー。

そして、いったん湯から上がると、莉々の背後から
莉々の胸を揉み始めるー

「ーーちょ…!?み、美姫ー!?」
急に友達から胸を揉まれた莉々は驚いて顔を赤らめるも、
美姫は「最高にエロイ身体じゃんー」と、
邪悪な笑みを浮かべながら、莉々を見つめるー。

「ーな、何を言ってるのー?
 ど、どうしちゃったのー?」
呆然としながら美姫の友人・莉々は、美姫のほうを見つめるー。

すると、美姫は突然莉々に抱き着いて、
「次はお前を頂くぜー」と、そう宣言すると、
莉々にそのままキスをして、口を経由して、
そのまま莉々に寄生したー。

床に崩れ落ちるようにして倒れ込んでしまう美姫ー。

「ーー邪魔」
莉々は美姫を足でどかすと、そのまま湯に入り、
自分の身体をあちらこちら触り始めるー。

人がいる温泉でもお構いなしに気持ちよさそうな喘ぎ声を
あげ始める莉々ー。

「ーあぁーーこのメスの身体は最高だ♡」
莉々は興奮しきった表情で、無我夢中になって
自分の身体を刺激していくー。

意識を取り戻した美姫が「ーーな、何してるの!?莉々!?」と、
そう叫ぶも、それも無視して、
莉々は喘ぎ声を上げるー。

「ーーちょっと!!やめてよ!」
美姫が親友の痴態を前に、たまらずやめさせようとするも
莉々は「どけ!」と、美姫を振り払って、
温泉に浸かったまま、ビクビクと身体を震わせて大声を上げるー。

やがてー、温泉で絶頂に達した莉々は、
幸せそうな表情を浮かべたまま、失神しー
中から寄生虫が飛び出すー。

お湯の中を移動して、近くにいた美姫に再び寄生すると、
美姫は湯に浮かんでいる莉々を起こすこともせずに、
そのまま移動していくー。

温度控えめのお湯の方に移動していくとー、
30代ぐらいの女の身体に”移動”して、
その壁に胸を押し付けてその快感を楽しむー。

別の女から声を掛けられたために、アソコから外に出て、
その女に寄生ー、
今度は母親と温泉に来ていた娘の身体で欲望を楽しむー。

他の女の客にキスを迫ったり、
背後から身体のあちらこちらを触ったり、
やりたい放題の娘を前に、母親も戸惑うー。

やがてー、寄生虫が”寄生”を繰り返したことで、
騒ぎはますますと大きくなり、温泉内は混沌としていくー

”様子のおかしな状況”を前に、中には温泉を楽しむのをやめて、
逃げようとする者もいたー。

「ーはははははっ♡ はははははははっ」
逃げていく”人間たち”を見て、利用客の一人ー、女子大生の紗枝(さえ)に
寄生した寄生虫はゲラゲラと笑うー。

「ーー人間の身体って、本当に気持ち良くて最高だなぁ」
紗枝はそれだけ言葉を口にすると、
人の減って来た温泉の中で、再び気持ちいいことを、
楽しみ始めるー

「あっ♡ へへー 本当に、人間って最高ー」
紗枝はそんな言葉を口にしながら、温泉のお湯を汚しながら
自分の身体で快感を楽しんでいくー。

「ーーーあ、あなた、何してるのー!?」
まだ逃げずに温泉に残っていたおばさんがそう声をかけて来ると、
紗枝はニヤニヤしながら、
「ー人間の身体を堪能してるんだよー」と、
そんな言葉を吐き出すー

「ーーあなたー…何を言ってるのー?」
おばさんが不思議そうな表情を浮かべるー。

紗枝はニヤニヤしながら、それ以上おばさんとは会話せずに、
自分の身体を刺激しながら、嬉しそうに喘ぎ始めるー。

「ーちょっとー…ここをどこだと思ってるの!?」
おばさんはなおも絡んでくるー。

「ーーうるさいなぁ」
気持ち良さそうにしていた紗枝は、そう言葉を口にすると、
そのまま温泉から上がって、おばさんの方に近付いていくー。

「ー人間の身体で楽しんでるんだから、邪魔しちゃだめだよ?」
紗枝はそう言うと、おばさんにキスをして、
そのまま寄生虫は、紗枝からおばさんの身体へと移動していくー。

ちょうど、お湯から出てすぐの場所に立っていたおばさんに
キスをした紗枝は、そのまま意識を失って、
お湯の中に倒れ込んで転落してしまうー。

紗枝が溺れるような状況になっているにも関わらず、
おばさんの身体を堪能し始める寄生虫ー。

「ーうわっーなんだこれー」
おばさんの身体で少し不満そうな表情を浮かべながらも
「へへーこれはこれで、気持ちいいかもー」
と、そんな言葉を口にすると、
おばさんの身体を堪能したあとにー、
騒ぎが起きても、表情一つ変えずに、
温泉に入っていた親と旅行に来ていたクールな女子大生・麻耶(まや)を
見つけると、その麻耶に”寄生”して、さらにお楽しみを始めたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーーー」

20分後ー。
温泉内で混乱が発生しているという通報を受けて
女性刑事数名がやってくると、
そこには、散々遊ばれ尽くしたのか、ニヤニヤしながら
浴槽の中で幸せそうにしている麻耶の姿があったー

「ー警察ですー。
 全員1回、外へ退避して下さいー」
女性刑事がそう言うと、
麻耶は「警察かーー…これ以上は面倒臭そうだなぁ」と、
そう言葉を口にしてから、
寄生虫は麻耶のアソコから脱出ー、
そのまま排水溝に潜り込んで、温泉から逃亡するー。

警察の前で意識を失った麻耶は、そのまま運び出されてー、
寄生を解除されたタイミングが悪すぎて溺れてしまった紗枝は
そのまま緊急搬送されたーー。

「ーーいったい、どうなってるのー?」
駆け付けた女性刑事たちは困惑するー。

先に、温泉の外に脱出した利用客からは
”複数の人間がおかしな行動をしていた”
”友達が急におかしくなった”
”途中で記憶が飛んでいる”など、
不思議な証言が複数得られているー。

結局ー、温泉内から異常は見つからなかったものの、
安全が確認されるまで、と、
この温泉は少しの間、休業することになってしまったー。

そして、不運なことに寄生から解放された直後に
お湯の中に転落した紗枝は溺死してしまい、
助かることはなく、犠牲者も一人、出てしまったのだったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数日後ー

寄生虫の研究をしていて、
作り出した寄生虫のうちの一匹をミスで
逃がしてしまった男子大学生が、
大学内を歩いていると、
一人の女が近付いて来たー。

確か、大学内でもいつもキラキラした感じの女子大生で、
研究一筋の自分とは住む世界が違うタイプの子だー。

”自分に用がある”とは全く思っていない彼は
そのまま特に何の反応もせずに研究の後片付けをしていると、
突然、その女に肩を叩かれてキスをされたー

「ーー!?!?!? えっー?」
そういう経験のほとんどない彼は、戸惑いの表情を浮かべるー。

すると、女は笑みを浮かべながら言ったー。

「ーへへーご主人様ー”俺”だよー。分かるだろー?」
寄生虫に寄生された女が笑いながら自分を指差すー。

「ーーあ……き、君はまさかー!」
研究一筋の男子大学生がそう叫ぶと、
「へへーそのまさかさー。俺が生まれたのはご主人様のおかげだからなー
 たまにはこうしていい思いをさせてやろうと思ってさー」と、
寄生虫に乗っ取られた女は、そんな言葉を口にするのだったー。

おわり

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コメント

1話完結の寄生モノでした~!★

シンプルに欲望を堪能なのデス…!

お読み下さりありがとうございました~~!★!

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