<憑依>憑依拷問~繰り返される憑依と解放~

男は、”自分を裏切った彼女”に
ある行為を繰り返していたー。

それは
”何度も憑依して、何度も解放する”
と言う行為だったー…。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーあっ… うぁぁ…」
苦しそうにうめき声をあげる女ー

男が、そんな女を見つめながら笑みを浮かべるー

「ー愛菜(まな)、起きろー」
男が乱暴に愛菜の身体を蹴りつけると、
愛菜が「ひ…」と、怯えた表情を向けるー。

「ーーき、恭平(きょうへい)ーも、、もう…やめて」
愛菜が苦しそうにそう呟くと、
恭平は「ーどうして、俺を裏切ったんだー」と、呟くー。

恭平は、愛菜を激しく憎んでいたー。
小さいころからずっと一緒で、幼馴染としても、彼女としても
愛菜のことを信頼していた恭平ー。

しかし、半月前、恭平は驚くべきことを、
友達から聞かされたー

”愛菜ちゃん、彼氏ができたみたいだぜ”

とー。

恭平は、その日、地球が三分の1にカットされたかのような
強い衝撃を味わったー

”愛菜が俺を裏切って、浮気したー”
とー。

”大学を卒業したら結婚しようね”
と、言っていたのにー
どうしてー?

恭平の悲しみは、やがて”怒り”へと変わり、
恭平を狂気に走らせたー。

そう、恭平はネットで愛菜に対する復讐の手段を見つけてー
それを手に入れたのだー

それが、”憑依薬”

手に入れた憑依薬を使って、恭平は早速”復讐”を実行に移したー。

だがー
恭平の復讐は、
”愛菜を支配すること”ではなかったー。

憑依薬があれば、愛菜の身体を乗っ取り、意のままに
することは簡単だー。
だが、それでは”愛菜本人がどう思っているのか”を
見ることも、聞くこともできないー。

愛菜の身体で好き放題することはできても、
愛菜を屈服させることはできないー、と、
恭平は考えていたー。

そこでー
恭平は、今、自分が”行っている行為”を行っているー

「ーーーあぅっ!?」
愛菜がビクンと身体を震わせるー

「ーはぁ~…♡ はぁ…♡
 だいぶ苦しそうじゃねぇか」
愛菜に憑依した恭平は、愛菜の口でそう呟くとー
次の瞬間ー、
愛菜の身体から抜け出したー

「っくぁ…」
立っていた愛菜が白目を剥いて、その場に倒れ込むー。

ピクピクと震える愛菜の身体ー。

恭平は、愛菜に憑依してー
愛菜から抜け出す、という行為を
何度も何度も、繰り返しているのだー

恭平がピクピクとしている愛菜を見つめるー
愛菜は口から泡のようなものを少し垂らしながら
苦しそうだー。

「ーー起きろ」
恭平が愛菜を足で軽く蹴るー。

愛菜が意識を取り戻すと、愛菜は
「ーーや…やめて…」と苦しそうに呟くー。

「ーどうだ?俺を裏切ったことを、反省しているか?」
恭平が言うー。
愛菜は荒い息をしながら、苦しそうに
「う、、裏切ってなんか…ない」と呟くー

恭平は舌打ちをすると、再び愛菜に”憑依”するー

「ーーぁっ…」
ガクガクと身体を震わせて、乗っ取られた愛菜は、
「へへ…」と笑みを浮かべるー。

「ーなんだよ…憑依された衝撃で少しチビっちまったのか?」
濡れたスカートを触りながらニヤニヤすると、
乱れ切った愛菜の姿を鏡で見つめて、
笑みを浮かべるー。

「ーーーこの裏切り女がー」
愛菜は、鏡に映る自分に向かって
歯ぎしりをしながらそう呟くと、再びその場に倒れ込むー。

「ーーぁ…ぁ…  ぁ…」
口から涎を流しながら、うつ伏せになって、震えている愛菜ー

「ーーーぁ~~~… ぁ…」
ビクンビクンと時々震えて、
度重なる憑依が、身体に大きな負担を与えていることが分かるー。

「ーー起きろ」
恭平は再び愛菜を起こすー

愛菜は身体をぶるぶると震わせながら
「き、、恭平…!落ち着いて…!」と、苦しそうに呟くー。

先ほどから、”憑依拷問”が繰り返されー
愛菜はすっかり怯え切っていたー。

「ーどうして、俺を裏切ったんだー?」
恭平が、何度も聞いた問いかけを繰り返すー。

愛菜は泣きそうになりながら「だからー…!わたしはー」と
説明を繰り返すー。

「ーーふざけやがって!もっともっとお仕置きが必要だな!」
恭平はそう言うと、愛菜の身体に憑依して、抜け出して、憑依して、抜け出してを
何度も繰り返すー。

「ーーはぁぅぁ…」
苦しそうに身体を震わせる愛菜ー。

「ーーうっ…」
憑依してはー笑みを浮かべてから抜け出しー、
愛菜は、その衝撃で、失禁して口から泡のようなものをぼたぼたと噴き出すー。

白目を剥いてピクピクと痙攣している愛菜を見て
「起きろ!」と、恭平が愛菜を蹴り飛ばすー。

しかしー
愛菜はすぐには意識を取り戻さず、
白目のまま、「くぁ… ぁ… か…」と、声にならない声を上げて
痙攣を繰り返しているー。

やがてー
しばらくすると愛菜がようやく、意識を取り戻して
恭平のほうを見つめるー

「ーーはぁ… はぁ… はぁ… はぁ…」
愛菜は青ざめた顔色で苦しそうに息を吐き出すー

「ーーへへへ…教えてくれよ?」
恭平が愛菜のほうを見つめるー

「どうだ?何度も憑依されて、解放されてを
 繰り返す気分はー?」

恭平が倒れている愛菜のほうを見つめながらしゃがみこむー。

「ーー浮気した女には、当然の罰だよなぁ?
 俺を裏切って幸せそうにしやがってー

 浮気なんて…絶対に許せねぇ」

恭平はそう呟くと、
「うぅ…」と苦しそうにしている愛菜のほうを見つめるー。

「ーー教えてくれよ
 どんな気分なんだ?
 憑依される瞬間と、正気を取り戻す瞬間ー
 何度も憑依される感触ー」

「ーーはぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
愛菜はまるで、長距離走でも走ったかのように荒い息をすると、
ようやく言葉を吐きだしたー

「恭平ー…いい加減にー…」
愛菜の言葉に、恭平は歯ぎしりをするー。

「ーーなんだよ!?俺が悪者か?
 なんだその目はー!?
 浮気したお前が悪いんだろうが!
 
 ずっとずっと、小さいころから信じてたのに!!」

恭平はそう叫ぶと、愛菜の言葉の続きを待たずに
さらに愛菜に憑依したー

憑依した瞬間に、愛菜の身体が激しく震えてー
仰向けのまま、反り返るような姿勢になって
うめき声をあげるー。

「ーっ…あぁ~~~やべぇ…はぁ…はぁ…
 確実に身体への負担が増してる感じがするなー」

そう言いながらも、
恭平は、愛菜の身体から抜け出しー
意識を取り戻さず、痙攣している愛菜に再度憑依しては
抜け出すを繰り返すー。

口からぼたぼたと泡のようなものを吐き出しー、
憑依された衝撃で、尿も垂れ流しのような状態に
なってしまっているー

「ははは…無様な姿だぜ」
震えながら笑う愛菜ー。

「ーーーは~~~…ぁ~~~やべぇ」
立ち上がろうとして、愛菜は、身体の力が入りにくくなっている
状況に気付くー

「相当、体力消耗してんなぁ~」
ニヤニヤする恭平ー

これでこそ”復讐”のし甲斐があるー。

自分を裏切った愛菜を、とことん苦しめてやるー

そう、思いながらー
立った状態のまま、憑依から抜け出すと、
愛菜が、糸が切れたようにその場に倒れ込むー

「はははははっ!いい気味だぜ」
恭平はそれだけ言うと、何度も何度もそれを繰り返すー

「ーーぅー…… ぅ……」
何十回と憑依と離脱を繰り返された愛菜は
口から何か液体を嘔吐しているー。

「ーーぁ…ぅ… ぅ」
愛菜が意識を取り戻して、口から液体を流しながらー
「たす…けて…」と呟くー。

「ーーククククー
 愛菜!俺がお前にどれだけ傷つけられたか!
 これで分かったか!

 軽い気持ちで浮気したんだろうけど、
 される側は本当に辛いんだよ!
 分かるか!?」

恭平が涙目で叫ぶー。

愛菜は苦しそうに涙を流しながらー
「恭平…」と呟くー

愛菜を屈服させてやったー。
愛菜をこらしめてやったー。
そんな充実感が恭平の中で膨れ上がっていくー

”そろそろこのままだとヤバそう”なのは
恭平も理解しているー。
愛菜の身体は”繰り返された憑依”によって
悲鳴を上げているー。

そろそろ切り上げるかー
と、思っていたところー
愛菜の口から発された言葉はー
恭平にとっては、衝撃過ぎる言葉だったー

「ーーーわたし…浮気なんて……してないでしょ…」

その言葉に「まだとぼけるか!」と叫ぶ恭平ー

だがー
愛菜はボロボロの状態で、必死に叫んだー

「ーーわたし…恭平と付き合ってなんかないでしょ…!!!」

とー。

「ーーーあぁ?」
恭平が表情を歪めるー。

「ーわたしから告白したこともないしー
 告白されたこともないのに………

 どういう…ことなの…?」

苦しそうにふらふらと立ち上がる愛菜ー

そうー
恭平は、告白していないー
愛菜も、告白していないー

愛菜は、恭平の彼女などではないー
ただの”幼馴染”でしかないー。

愛菜が彼氏を作ったのはー
”当然”のことだったー。

だってー
恭平の彼女ではないのだからー。

誰の彼女でもない、フリーの状態だったのだからー
そもそも、浮気などではないのだー。

「ーーー…え…」
恭平が唖然としているー。

「ーーもう…いい加減やめてよ…恭平…!
 お願いだから……おかしなことはやめて…!

 わたしたち…付き合ってなんかないよ…!
 幼馴染なだけでしょ…!!」

愛菜が泣きながら言うー。

”愛菜と付き合っている”というのは
恭平の”妄想”ー

勝手に、そう思い込んでいるだけだったのだー。

数か月前から、その妄想はひどくなり、
愛菜も困惑して、距離を置いていたー

そんな中、相談に乗ってくれたのが、今の彼氏ー

「ーうあああああああああああああああ!!!!!」
恭平が突然大声を出すー。

愛菜がビクッと震えるー。

「ー浮気を正当化するクソ女がー…!
 許さねぇ…絶対に許さねぇ!」

その言葉に、愛菜は泣きながら叫ぶー

「ー違う… 違う… もうやめて…!」

しかしー
恭平は、再び愛菜に憑依してー
憑依から抜け出してを狂ったように繰り返し続けるー

”愛菜が壊れてしまっても構わない”
そんな強い狂った信念で、愛菜に何度も何度も何度も
憑依を繰り返したー。

「かっ… ぁ…  ぁ」
愛菜が白目のまま、ずっと震え続けているー。

恭平はそんな愛菜を蹴り飛ばすと
「起きろ!起きろよ!」と怒り狂った表情で呟くー。

「この野郎…!俺を…俺を裏切りやがってー!」

”狂気ー”

ただの幼馴染の間柄でしかなくー
純粋に”幼馴染”としてだけ接していたはずの恭平に
一方的に付き合っていると勘違いされー、
挙句の果てに、ただ彼氏を作っただけで
浮気と勘違いされてしまった愛菜ー。

周囲の大学生たちも
”恭平と愛菜が付き合っている”などとは、全く認識しておらずー
愛菜側が、恭平に思わせぶりな発言や態度をしたことも、全くなくー
完全に、恭平の思い込みだったー。

しかしー

「ーーぁ……」

愛菜に常軌を逸脱した回数ー
憑依と、憑依から抜け出す、という行為を繰り返した恭平は、
色々な液体で汚れた愛菜をそのまま放置して、
笑いながら立ち去って行ったー

・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーいったい、誰がこんなことをー」

怒りに震える男子大学生ー。

”憑依拷問”とも言える行為の被害者になってしまった愛菜は、
まるで廃人のようになってしまいー
病院で入院生活が続いていたー

虚ろな目で、感情表現もほとんどないー。
あまりの回数の憑依に、身体も、精神的にも、愛菜は
壊されてしまったのだー。

「ーーくそっ…!愛菜…」
拳を握りしめた愛菜の彼氏はー
”愛菜をこんな目に遭わせたやつを、絶対に見つけ出してやるー”と、
怒りの形相で呟くのだったー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

以前から、私のネタストックにあった
「憑依を何度も繰り返して拷問する」というお話を
ようやく書いてみました~!☆

恭平の思い込みは恐ろしいですネ~…!
(冒頭の”大学を卒業したら結婚しようね”も、妄想で、
 愛菜本人はそんなことは言っていません~☆)

お読みくださりありがとうございました~!

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小説
憑依空間NEO

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