<憑依>☆500万アクセス記念☆引き裂かれた僕と幼馴染の絆③(完)

(※本日の通常更新「奇妙な検査結果③」は既に掲載済みデス!この記事の1個下にあります)

500万アクセス記念小説最終回デス!

ついに”憑依”を暴露した幼馴染ー。

乗っ取られてしまった彼女を助けることは
できるのでしょうか~…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「---えっ!?」

美咲の方を見て、伸吾が信じられないという様子で
表情を歪める。

「い、、いったい…どういう…?」

今ー美咲は、
自分が”久保卓夫”だと名乗ったー。

意味が分からないー
美咲そっくりに、久保卓夫が変装しているとでも言うのかー?

こんなにそっくりに”女装”できるなんて聞いたことー

”憑依”などということが起きているとは
夢にも思っていない伸吾は、そう考えるー

しかし”実際に起きていること”は、
伸吾の想像もつかないような出来事ー。

「こいつの身体を、俺が奪ったんだよ!
 ケケケ…この女の身も心も、俺のものだ!」

美咲が表情を歪めて叫ぶ。

「…ちょ、、じょ、冗談きついよ…
 神谷さん…い、いったい何がしたいんだよ」

「--んふふふふふ…」

美咲が自分の両胸を掴んで
力強く揉み始める。

「こいつがこんなことするかぁ~?
 こんなニヤニヤしながら自分のおっぱい
 揉んだりする子かぁ~?
 ひはははははは!」

美咲が自分の胸を揉んでいるー
信じがたい光景ー

「…う、、嘘だ…」

「--嘘じゃねぇよ」

「---嘘だー!」

現実を受け入れられない伸吾が美咲の方に
突進する。

しかし、卓夫に乗っ取られている美咲は
伸吾を軽く交わして
伸吾を蹴り飛ばした。

「テメ―がうっぜぇんだよ!
 それなのに、この女がジャマばっかする!
 だから、俺の手伝いをしてもらってるんだよ!
 身体も心も乗っ取ってな!ひひひひ!」

美咲の表情がギリギリまで歪んでいるー。
”同じ身体”なのに”同じ身体”とは思えないぐらいにー

「…か、、か、、神谷さんを…神谷さんを返せ…!」

泣きながら叫ぶ伸吾。

「ははははははは!いい顔だなぁ…!」

「俺にどんなに暴力を振るわれても
 そんな顔しなかったのによぉ!

 くくく、そんなにわたしが大事なのぉ~?」

美咲が伸吾のことを馬鹿にするー。

「か、返せぇぇぇ~!」

伸吾は怒り狂った様子で美咲の方に突進した。

伸吾が美咲を殴ろうとする。
普段、暴力なんて振るわない伸吾が、
幼馴染の美咲を奪われたことで
怒りを爆発させた。

「ふふ…女を殴るの?殴りたければ殴れば?」
挑発的に笑う美咲ー

中身が卓夫であろうともー
身体は美咲ー

もしもー
もしも今、伸吾がこの場で美咲に暴力を振るえば、
それは、伸吾が美咲を傷つけたことになってしまうー。

「く…く…」
伸吾が怒りの形相のまま、悔しそうに呟くー

「ほら!殴れよ!ほら!ほらぁ!

 痛いのは俺じゃなくて、この女だけどなぁ!
 あははははは!」

勝ち誇った表情で大笑いする美咲ー。
その美咲の顔に、もはや本来の美咲の優しさなど、
微塵も感じられないー。

「か、、神谷さん…お願いだよ…目を覚ましてよ…!」
伸吾が美咲の方を見ながら涙目で訴えかける。

「---目を覚ますぅ~?
 えへへへ、卓夫くんに憑依されて
 お前がうざいってことに気付いちゃった~!あははは」

美咲が笑うー

「ふざけるなふざけるなふざけるな!」

”卓夫が美咲の口調を真似ている”
それだけで、伸吾の怒りが吹き上がるー。

「--えへへへ~」

伸吾は、怒りに身を任せて美咲の胸倉をつかむ。

「神谷さんを…返せ!」
”これほどまでに怒り狂ったことがあっただろうか”
そんな風に思いながら、乗っ取られた美咲を睨みつけるー。

「……痛いよ…伸吾…」

美咲が
”演技”をしたー。

「--!?」

とっさに胸倉をつかんだ手の力を弱める。

「嘘だよ!ば~か!」
美咲が伸吾の急所を蹴り飛ばす。

「ぐっおっ!?!?おぉぉぉぉおお…」

床に這いつくばる伸吾。

「男って不便だよねぇ~?
 弱点があるからさぁ…ふふふ

 でも、今の私には、弱点もないから~!
 あはははははっ!」

「ふ…ふざけるな…神谷さんを…」

「…くくく…女ってのは便利なんだぜ
 これからお前を地獄に送ってやるよ」

美咲が、邪悪な笑みを浮かべたー

「--!?」

伸吾は目を疑うー。
美咲が突然、服を脱ぎだしたのだー

「ねぇ、伸吾?、わたしの身体
 見てみたいでしょ?うふふ」

誘惑するような声。

「や、、やめろ!神谷さん!そんなことしちゃだめだ!」

伸吾は必死にそう叫ぶー。

「んふふふふ…ほぅら、私の下着~」

上の服を脱ぎ終えると、下着を見せつけながら美咲が笑う。

「やめろ!やめてくれ!」

泣き叫ぶ伸吾。

「スカートも脱いじゃお~!へへへ!」
美咲は容赦なくスカートまで乱暴に脱ぎ捨てていくー。

「真面目なこいつが、学校内で
 身体を晒してるなんて興奮しねぇか?なぁ!?」

笑いながら叫ぶ美咲ー
やがてー、興奮と快感から、

「うひゃひゃひゃひゃ~!」

と、奇妙な笑い声をあげたー

「……神谷さん……お願いだ…目を覚まして」

床に這いつくばって涙を流す伸吾。

「--お前はこの女の心配より
 自分の心配をした方がいいぜ」

「…え?」

美咲が突然、髪を自分の手で
滅茶苦茶に掻き毟り始める。

「な…何を…?」

唖然とする伸吾ー。

「きゃあああああああ!」

突然悲鳴をあげる美咲。

「だ…誰か…誰か助けてー!」

わざとらしく叫び、
空き教室から下着姿のまま飛び出す美咲。

「え…!?え…?」

瞬く間に、廊下は騒ぎになる。

「し、、伸吾が、、伸吾がわたしに…」

美咲はウソ泣きをしながら
叫んだ。

「か、神谷さん?」
「し、伸吾のやつが」

ちょうど廊下にいた生徒たちが唖然としているー

「ち…違う!」

伸吾も廊下に飛び出して叫ぶ。

しかしー
美咲が笑いながら伸吾の方を見ていた。

「---!!」

ここで、美咲の嘘だと騒げば
美咲が傷つくことになるー

伸吾はそのことを悟った。

「……うぅ…」
伸吾は歯を食いしばって、口を閉ざした。

ほどなくして、先生たちも駆けつけて騒ぎが大きくなる。
伸吾は、すぐに職員室に連行された。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

職員室に連行された伸吾は、
担任の北森先生に問い詰められていたー。

「どうしてあんなことしたの?」

「……すみませんでした」

美咲をかばうため、口を閉ざす伸吾。

憑依なんて、誰にも信じてもらえるはずがない。
美咲が自ら服を脱いだなんてことになったら…

「…ねぇ、何か隠してるなら
 言ってごらんなさい」

伸吾の普段の学校での態度を知っているからか、
北森先生は、疑問を抱いた様子だったー。

”伸吾が何かを隠しているのではないか”
ーと。

「……」

「こんな騒ぎを起こされちゃ、
 このままじゃ、処分は避けられないわよ」

北森先生は心配そうに呟くー。

「……」

伸吾が何も言わなければー
起きてしまった騒動は、騒動として
処分しなくてはいけないー。

「それでもいいの…?」
北森先生の”最終”確認ー。

「……」

伸吾は歯を食いしばりながら答えた。

「--僕が、、僕がやりました」

とー。

その結果ー
伸吾の停学処分が決まったー

停学が決まった伸吾は、
周囲の生徒の白い目に晒されながら下校していく。

その途中、待ち構えていた美咲が、伸吾の方に
歩み寄ってきた。

「--わたしを守ってくれるなんて、うれし~!」
耳元で囁く美咲。

「---僕は、、、僕は…」
伸吾は泣きそうになりながら美咲のほうを見つめるー。

「---は?なに? はっきり聞こえないんだけど~?」

伸吾は、美咲を睨んだ。

「僕はお前を許さない…!」
伸吾にできる精一杯の力を込めて、美咲にそう言い放つー。

「くっ…ぷふふふふふ…
 お前に何ができるんだよ!?
 ぷふふふふ!あはははははは!」

伸吾は、そのまま怒りの形相で美咲を無視して
歩き出した。

そんな伸吾の後ろ姿に対して美咲は、

「もうこの女は俺のものだ!あははははははは!」

と、”勝利宣言”を行うのだったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー。

昼休み。

「本当に、西川くんに襲われたの~?」
友達の萌恵が、美咲に笑いながら聞く。

「えぇ、そうよ。あの変態くん、
 最低よね」

美咲は笑う。

「ふぅん…そっか」
萌恵はそれだけ呟くと、それ以上は聞かなかったー。

「あ、そうそう、私、ちょっと用事があるんだった!
 先生に呼ばれてるから!
 じゃあね~」

笑いながら立ち去って行く美咲

その後ろ姿を見ながらー
萌恵は、不気味な笑みを浮かべた。

(何があったか知らないけど、西川くんと美咲の間で
 喧嘩でもしたのかしら…?

 まぁ、いいわ。
 これで、西川くんは私のもの…。
    
 美咲がいつも一緒にいるから、なかなか告白できなかったけど、
 トラブルがあった今こそ、チャンス。ふふ…。)」

伸吾のことが、密かに好きだった萌恵は
内心でほくそ笑んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

悪い笑みを浮かべながら廊下を歩く美咲。
美咲は先生の待つ応接間をノックして、
中に入る。

「--憑依薬、どうだったかしら?」

その言葉にー
美咲が笑みを浮かべるー

「ふふふ…最高でしたよ
 でもまさか、先生がこんな薬くれるなんて、いいんすか?」

美咲はニヤニヤしながら言う。

その視線の先にはー
担任であり、美術教師である北森先生の姿があった。

「いいのよ。どう?スッキリした?」

笑みを浮かべる北森先生ー。

「あぁ…すっきりしたぜ
 あのヤローの幼馴染のこの女を奪って
 苦しめて、停学にまで追い込んでやったんだからな

 最高っすよ。」

その言葉にー

「そう。それで、これからどうするの?」

笑みを浮かべながらも、淡々とした表情でそう呟く北森先生ー。

美咲は”優しそうに見えて冷たい先生だぜ”と
心の中で笑みを浮かべながら口を開くー

「ま~そろそろ、自分の身体に
 戻ろうと思いますよ。

 一応、自分の身体も大事っすから」

美咲が言うと、北森先生は頷いたー。

「ふふふ…そうね。そうしなさい。
 それと、ひとついいこと教えてあげる」

北森先生はごにょごにょと、美咲に向かって
何かを呟いた。

それを聞いた美咲は、笑みを浮かべた。

話が終わると、
美咲が頭を下げて応接室から外に出る。

一人残された北森先生は呟いた。

「…あなたは知らないだろうけどー」

北森先生はペンダントを開いて
中にある写真を見つめた。

そこにはー
”離婚した夫”と、
”離婚した夫に引き取られた息子”が
写っていたー
子供は、まだ小さく、
本人からすれば、ほとんど記憶に残らない年齢だー。

その息子こそー”久保 卓夫”
美咲に憑依した不良生徒ー。

「あなたは…私の息子なのよ…」

伸吾が、卓夫の喫煙を見つけて
先生に報告したー
そのせいで、卓夫は生活指導を受けることになり
一時的に停学になった。

”息子”が伸吾に停学に追い込まれた。

北森先生は、伸吾を逆恨みしたー。

卓夫が伸吾に嫌がらせをしていることを知った
北森先生は、自分と、息子である卓夫の
復讐を果たすために、闇ネットで憑依薬を手に入れ、
卓夫に渡したのだった。

「……卓夫…わたしは今でも、あなたを愛してるわ…」

北森先生は、応接室で、一人、そう呟いた…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

後日。

伸吾の停学期間は終わり、
伸吾は再び学校に向かったー。

「……」

昇降口で不安そうにたたずむ伸吾。

「…だいじょうぶ?」

美咲の友人・萌恵が心配そうに
伸吾の近くにやってきた。

「あ…うん…」

元気のない伸吾ー

「美咲ちゃんと、何かあったの?」

萌恵は、そんな伸吾を心配していたー。

「……うん…ちょっと」

伸吾は誤魔化した。
美咲が憑依されている、なんて言えば
また何をされてしまうか分からないからだ。

「あ…じゃあ、僕、もう行くね
 先生に呼ばれているから」

伸吾は、停学明けに先生に呼ばれていたことを
思い出して、慌てて校舎内に入って行く。

「…ふふ、やっぱり喧嘩したのかな…?
 伸吾くんに告白するチャンスも近いかも!ふふふ」

”憑依”の騒動を何もしらない萌恵は
狙っていた伸吾の心をゲットできることを
期待して、笑みを浮かべたー

・・・・・・・・・・・・・・・・

教室の前ー

「よぉ」
いじめっ子の卓夫が、笑いながら近づいてきた。

「……僕はお前を許さない」
伸吾は、卓夫の方を睨む。

「ははっ、そんな目で俺を見るんじゃねぇよ」

そこまで言うと、卓夫は教室の中に入って
大声で叫んだ。

「みんな!彼女を襲った変態ヤローの
 お出ましだぜ!」

卓夫の声に呼応するかのように、クラスメイトたちが伸吾に罵声を浴びせるー。

「お~!西川!お前も欲求不満だったんだなぁ~」
「美咲ちゃんに乱暴するなんて、サイテー!」
「次はだれを襲うつもりなんだ?え?」

「ぼ…僕は…」
伸吾は、言葉に詰まる。

「---!」

伸吾は、ふと思い出す。

卓夫がいるということは
美咲に憑依していた卓夫は、
美咲から抜け出したことになる。

「--か、神谷さん!」

いつものように、美咲が助けてくれるー
そんな風に期待していたのかもしれないー

けどー
そんな思いは、粉々に打ち砕かれた。

「触らないで!変態!
 ほんっとうに最低!」

美咲は吐き捨てるようにしてそう言うと、
座席から立ち上がって卓夫の方に向かう。

「か、、神谷さん…も、、元に戻ったんだよね…?」
恐る恐る聞く伸吾。

「はぁ?何言ってるの?」
美咲が不愉快そうに呟くー

「美咲、あいつはイカれてるんだ。相手にすんな」

卓夫が美咲の方を見て言うと
美咲は顔を赤らめて微笑んだ。

「うん…そうね…卓夫がそういうなら、そうする」
甘い声で卓夫に寄り添う美咲。

「か、、、神谷さんに何をした!!!!」

伸吾は大声で叫んだ。

憑依から解放されたはずなのに、
美咲の様子がおかしい。

「ふっ、教えてやれよ」

そう言うと、美咲と卓夫が見つめ合って微笑み、
美咲が言った。

「わたし、卓夫と付き合うことにしたの。
 あんたみたいな変態とは違って
 卓夫、とっても優しいのよ」

その言葉に、愕然とする伸吾ー。

「そ…そんな…!」

卓夫は得意げな笑みを浮かべるー

「そういうことだ」
そう、呟きながらー
美咲を抱き寄せてキスをする。

「あぁ…たくお… 大好き…」
美咲がうっとりとした表情で言う。

「な、、何をしたんだぁ~!!!」
伸吾は怒りのあまり卓夫に襲い掛かった。

襲い掛かられた卓夫は
伸吾の耳元でささやく

「美咲の身体を乗っ取ったとき、
 誰の”脳”を使って
 物事を考えていたと思う?」

「美咲に憑依している間に使っていた脳は、
 身体の脳…
 つまり、美咲の脳だ。
  
 そんな状態で、俺のことが大好きで
 お前が大嫌いだと念じ続けたら
 どうなると思う?」

卓夫の悪魔のような言葉ー

伸吾はその現実を受け入れられずー
悔しくてー
怒りが溢れてくるー

「---ふ、ふざけるなぁ!」
伸吾が暴れる。

卓夫は「おっと!」と笑いながら伸吾から離れる。

「俺のことが大好きな美咲ちゃんの完成だ!」
卓夫が美咲の手を掴みながら笑う。

「ふふふ…」
満足そうに笑う美咲ー

「美咲!言ってやれよ!あんたなんて大嫌いってな!」

卓夫の言うがままに吐き捨てるように美咲は口を開く

「あんたなんか大っ嫌い!」

その言葉に、
嘘・偽りはなかったー。
”今の”美咲の心の底からの言葉ー

「そ…そんな…」

伸吾がその場に膝をついて泣き始める。

けれどー
もう、優しかった美咲は、伸吾に手を差し伸べてはくれない。

「へへっ…ざまぁみやがれ」

「ねぇ卓夫~ あんなキモいやつ放っておいて
 行きましょ?」

「へへ、そうだな」

美咲を自分に引き寄せて、
勝ち誇った表情を浮かべる卓夫。

「卓夫…大好き」

「くくく…俺もだ」

教室から笑いながら立ち去って行くふたり。

「…うっ…うわあああああああああ!」
伸吾はその場で、絶望の雄叫びをあげた。

伸吾は”幻”を見た。

白い、何もない空間。
そこに、寂しそうに美咲が立っている

美咲「ごめんね…」

それだけ呟いて、立ち去っていく美咲。

伸吾「ま…待って…!」

どんなに手を伸ばしても、
もう、その手は美咲には届かないー

どんなに、

どんなに、
伸ばしても。

伸吾「待って!!待ってよ…!」

光は、消えたー。

伸吾は、絶望の闇に飲み込まれたー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

救いのないダークエンドなお話でした…!

500万アクセス記念なので
ハッピーエンドに…とも思いましたが
憑依空間はダークのほうがどちらかと言うと多い気がしたので
ダークに走りました!笑

でも、ここからの逆転劇もいつか私も書いてみたいような気もしますネ…!

お読みくださりありがとうございました~!

1000万…
その前に、次は600万アクセスを目指して頑張ります~☆

コメント

  1. 匿名 より:

    だいぶ前にもこの話に近いのがありましたが、この話の方が絶望度が強いですね。最高です。

    北森先生は完全に頭おかしいですね。まともな母親だったら息子が良くない方向に進んでるのを見たら、矯正しようとするでしょうに、一緒に逆恨みして復讐に協力するなんて、子が子なら親も親ですね。救いがたいです。

    ところでこういう染めるタイプの話は随分久しぶりですよね?
    やっぱり思考を染める憑依って反則ですね。このタイプの話で憑依人が負ける(?)展開の話って確かなかった気がしますし。

    • 無名 より:

      コメントありがとうございます~!☆

      500万アクセス記念というキリのいい数字なので、
      原点回帰的なダークな憑依のお話にしてみました~!笑

      この手のタイプで憑依人側を負かすのは
      かなり難しそうですネ~…!

      お読みくださりありがとうございました~!!