オタク男の復讐は続くー。
残酷な拷問を前に、
身も心も、男に委ねてしまったさくらー。
そして、残りの二人を
更なる恐怖が襲うー。
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バイトの一人、
現役女子大生の山西明美は、
”大人しく振る舞っていた”
彼女は、高校時代、演劇部の部長を務めていた。
彼女は小さいころから真面目に振る舞っていた。
そうしなければ、両親に叱られるからー。
だから、明美は
自然と”自分を演じる”ことを身に着けた。
大人しく、真面目に振る舞えば
周囲は自分をほめてくれるー。
バイトでもそうだった。
市川先輩からも可愛がられていたし、
木藤先輩からも可愛がられていた。
みんな”作られた私”しか見ていなかった。
本当の私は面倒くさがり屋で、
自分の事しか考えていないのにーー
「……」
明美は気の遠くなるような電流を浴びながら、
オタク男に憑依されている木藤の方を見つめた
アイツはー
”もう私たちに憑依する気はなさそう”
さくらが、オタク男のしもべになった時の事を思い出す。
ヤツはー、
自分のアレを咥えさせたりはしていたけれど、
別に”何か確認”したわけじゃない。
ならばー、
”しもべになった演技”をすればーーー。
明美は電流で苦しみながら、
少しだけ笑みを浮かべた。
自分の人生は、オタク男に憑依されている間に
滅茶苦茶にされた。
けれどー。
”アイツの憑依薬”を手に入れて、他の誰かの体を
奪ってしまえばーー。
”まだ、私は人生をやり直せるー”
明美は、電流に苦しむ悲鳴をあげながら
心の中であざ笑った。
オタク男の事をーー
”女の子がー皆、市川先輩のように
か弱いと思ったら大間違いよーー”
明美は
嬉しそうに木藤の腕に抱かれて
うっとりとしているさくらを見つめながら、
そう、アタマの中で呟いた。
「---僕がお前の体を開発してやるからな」
木藤が激しくさくらの胸をいじくりまくる。
さくらが嬉しそうにあえいでいる。
さくらは、
男が指定した、キャラクターの衣装を身にまといながら喘ぐ
「あっ…ひぅ…あぁん…♡」
幸せそうに喘ぐさくらに、
木藤は問いかけた。
「僕のコト、きもいと思ってたんだろ?
こんなことさせられて屈辱じゃないのかい?」
木藤が訪ねると
さくらは喘ぎながら言う
「ご、、、ご主人様ぁっ♡
さ、さくらが間違えってたんですぅ!
こ、これからはずっと あっ、、あぁん!
ずっと、、お仕えします♡
もう、、ご主人様ナシじゃ、
生きられない! あっ!あぁぁぁん♡」
心から、さくらの忠誠を感じ取った
木藤は笑う。
「-これからもたっぷり可愛がってやる。
僕に尽くせよ」
そう言うと、さくらは満面の笑みを浮かべて
「はぁい♡」と答えた…。
「--…ちょっと、出かけてくる」
木藤は立ち上がり、さくらを残して家の外へと出て行った。
その様子を見ていた明美は試案する。
ちょうど、電流も弱くなっている。
隣では、風香が、
手のようなカタチをした機具に胸を触られ続けて
ずっと喘いでいる
「いいいいっ…あっ…も、、、もうたすけてぇぇ♡」
風香のオリは愛液だらけになっているーー。
「ねぇ、、白崎さん」
明美が小声で隣の風香に声をかけるーー
「今、、、アイツでてったから…
市川先輩に助けを求めて、
3人で逃げられるかも…」
明美がそう言うと、
風香は喘ぎながら頷いた…
「…わたし…電流で、、、喉やられて
大きな声出せないから…」
明美は言った。
ーーー嘘だ。
声は出る。
けれどー
もし さくらが、心からオタク男のしもべになっていた場合ー。
自分がさくらに声をかけるのはまずい。
だからー風香を利用することにした。
「---う、、うん」
風香が愛液を垂らしながら頷く。
明美は風香に優しく微笑んだ。。
「---市川…先輩!」
風香が声を出すと、一人立っていたさくらが振り向いた。
不思議そうな顔をしている
「今なら逃げられます…
あっ、、、あっ、、、あぁぁ♡」
装置に胸をいじられながら、喘ぎ声まじりで
さくらに語りかける風香。
その様子を見つめる明美。
だんだん電流には慣れてきたー。
「--私たちを…早くここから出して・・・
下さい…」
涙を流しながら、風香が言う。
だがーー。
「うふふ…♡
そんなこと言って、ご主人様を怒らせない方が
いいわよ」
さくらが色っぽい声で言う
「---い、、市川先輩・・・
わ、、、忘れたんですか…あの人はぁ…」
風香が涙ぐみながら言うと、
さくらが笑う
「さくらが間違ってたの♡
わたしたちは、これからご主人様にず~~っと
一生かけてお仕えするの!
あぁぁ、、幸せ…」
オタク男を思い浮かべてさくらが
だらしなく唾液を垂らした。
「----あんなキモい男に
お仕えなんて……
しっかりしてください!!!」
風香が泣き叫ぶ。
すると、さくらの顔から突然笑みが消えた。
乱暴に風香のオリをこじ開けると、
縛られた状態の風香を殴りつけた
「ひっ…」
風香が悲鳴を上げる。
だが、さくらは容赦しなかった。
可愛らしい容姿からは想像もつかないほどの
乱暴な様子で、1回、2回と風香を殴りつける
「なんて失礼なの!
許せない!!!」
さくらが怒り狂っている
「ご主人様に謝りなさい!
謝りなさいよ!!
ホラ!早く!」
ひたすら乱暴に風香を殴りつけるさくら。
「--ヒッ…や、、、やめてぇ!
も、、、もうやめてぇ、、
お願いします、、、やめて」
泣き叫ぶ風香を
明美はただ黙って見つめていた。
「-謝りなさい!
謝れ!このクソ女!」
さくらが汚い言葉で風香を罵った。
その時だったーー
「どうしたんだい?さくら!」
木藤が笑みを浮かべて家に入ってきた。
「あっ♡ごしゅじんさまぁ…」
さくらが嬉しそうな笑みを浮かべる
「はぁ…はぁ…
この女、、、ご主人様のこと、
侮辱したんです。。
さくら、、、どうしても許せなくって…」
心底くやしそうにさくらが涙を流す。
「そうかー」
木藤は笑った。
「お仕置きが必要だなー」
そう言うと木藤は乱暴に風香を牢屋から出した。
そして木藤は、明美と風香を見つめて言う。
”お前らは僕の奴隷になるんだ!”
”お前ら笑ったよな~僕のことを!
一生かけて僕に仕えてもらうぞ!”
”ホラ!お前らの家族も壊しちゃうぞ!
それでもいいのか!”
叫び終えると木藤は風香の頭をわしづかみにした。
そして、
風香は涙を浮かべたまま、木藤に乱暴にどこかへ
連れていかれようとしている
「もう、、、帰らせてぇぇぇ!」
風香が大声をあげて、
近くにあった椅子で木藤を殴りつけた
「がふっ!」
突然の事に木藤が吹き飛ばされる
風香は必死だった。
”大切なおとうさんとお母さんのところに帰りたい”
”また、高校の友達のみんなと遊びたいー”
こんな男のしもべになんて、、
絶対にならない!
風香は木藤をさらに椅子でたたきつけようとしたー。
しかしーー
「ご主人様!」
背後からさくらが風香を羽交い絞めにした。
さくらの胸が風香にあたる。
だが、さくらはそんなことお構いなしに
風香を押さえつけた。
「はっ、、、はなしてください!
どうして邪魔するのぉ!!!!」
風香が泣き叫ぶ。
だが、さくらはもうー
心から、オタク男に忠誠を誓っていたー。
「---よくやった さくら」
木藤が血を流しながら立ち上がると、
さくらにキスをした。
嬉しそうに顔を赤らめるさくら。
そしてー。
風香は浴室に連れて行かれた
「----」
明美はその様子を見ながら思う。
”市川さくら”はもう死んだーと。
彼女はもう自分の尊敬する先輩などではない、と。
明美は、
いつも素直で裏表がない、明るい
市川さくらを尊敬していた。
自分のように”演じている”人間とは違う。
さくらは、いつでも自然体で、
周りから愛される人間だったー
けれどもうーー
明美は覚悟を決めたー。
さくらも、風香も、木藤もー。
3人がどうなろうと構わないー。
例え、自分ひとりだけでもーーーー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浴槽。
風香の体を何度も沈めては、
水の外に出して、を木藤は繰り返していた
「あっ…、、、も、、、う、、やめて…」
朦朧とする意識。
既に数時間が経過している
「タスカリタイカー?」
木藤が聞く。
「お願い…助けて…」
風香が言う
”たすかりたい”
”たすかりたい”
次第に風香はそれしか考えられなくなっていた。
「助けてくださいご主人様だろうが!」
木藤が風香を怒鳴りつけて、再び風香の顔を
浴槽へと沈める
そして…
再び水の外に風香を出した
「たふけてくらはい・・・」
目の焦点が合っていない。
もう、風香の精神はボロボロだ…。
「おとうさん・・・おかあさん・・・
たすけて・・・」
うわごとのように呟く。
それを見て、木藤は邪悪な笑みを浮かべた。
「--父親と母親は来ないよ」
そう言うと、木藤はボイスレコーダーを取り出した。
そして、再生する。
ボイスレコーダーからは風香のよく聞きなれた声が
響き渡った。
父親と母親の声だ。
”いやぁ、出来の悪い娘で困ってたんですよ”
”えぇ、あなたの好きにして頂戴。
あんなゴミみたいな子”
父と母の声ーーー。
風香は、、涙を流したーー
どうしてーーー?
どうしてーーーーー?
ずっと仲良くやってきたのにーーー。
そして、ボイスレコーダーから
トドメの一言が流された
「--あんな子、産まなきゃよかった」
母親の声。
ーーーワタシハ・・・
ダレニモヒツヨウトサレテナカッタ・・・
風香は、
両親が助けに来てくれる…
それだけを希望に、ここまで耐えてこれた。
けれどもーーー
ワタシヲヒツヨウトシテクレルノハ・・・
風香は涙を流しながら呟く
「--ご主人様ーーー」
木藤は笑みを浮かべた。
「風香ー。
そう、僕だけが君を理解できるんだよ」
風香はもう、何も考えられなかった。
最愛の両親にまでーー
自分は…
風香はもうー。
生きることしか考えられなくなった
「ご主人様ぁ・・・」
涙を流しながら風香は木藤に抱き着いた。
木藤は笑う。
”風香の両親”には暗示をかけて、
娘の存在を煙たいモノに変えてやったー
あの二人は、本当は娘のことを心から
愛していたー
木藤は笑う。
そしてー
あと一人。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「---あああああああああっ!あああっっ!」
今までよりも強力な電流を明美に加えた。
風香とさくらが笑いながらそれを見ている。
女子高生の風香には、オタク男が好きな
アニメの女子高生キャラの衣装を着せていた。
木藤は椅子に座りながら、右にさくら、
左に風香を立たせ、自分の世話をさせていた。
二人とも、よく動いてくれる。
風香にはメイドカフェで働くように指示をした。
風香は嬉しそうに働き始めた。
そして、風香は”自分を捨てた両親”への憎しみを
募らせていた。
だから、
自分の家に”火をつけること”を許可した。
風香は
「ありがとうございますご主人様」と
木藤に体を弄ばれながら喜んでいたー。
そして、風香は自分の両親を放火して
殺害したのだったー。
警官には暗示をかけて事件は隠ぺいした
木藤は笑うー
「僕を笑ったバツだー。
お前ら、一生をかけて償え」
そう言うと、
さくらと風香は笑った
「もちろんです ご主人様 ♡ 」
「風香は、ず~っと、ご主人様のものですぅ♡ 」
「------助けてください、ご主人様…」
電流を浴びせられていた明美が
涙を流しながら呟いた
「---落ちた」
木藤は笑った。
ついに3人をしもべにしてやった。
明美はおびえた様子で牢屋から出た。
体を震わせている。
「も、、、もう、、、こんなの嫌です…
一生、お仕えしますから…
たすけてください…」
明美が焦点の定まらない目でおろおろしている。
「--安心しろ。
僕に忠誠を誓えば、許してやる」
木藤はそう言って、
明美に風俗店では働くように指示をした。
明美は顔を赤くしながら
「はい、、、ご主人様の仰せのままに」
とうっとりとした様子で呟いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日。
明美にも、好きなキャラの格好をさせ、
そのキャラの素振りもマネさせ、
木藤は存分に明美を楽しんだ。
そしてー
「そろそろ、体を呼ぶか」
スマホを取り出し、
電話をかける。
木藤の妹のーー奈菜に…。
「もしもし、奈菜 俺だけどさ~」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2時間後。
妹の奈菜がやってきた。
ちょっと幼い顔立ちの奈菜は、
私服もちょっと幼い感じだ。
木藤はその姿を見て笑みを浮かべた
「お兄ちゃん!
急に見せたいモノがあるって、どうしたのー?」
妹が無邪気に笑う。
兄の木藤は笑みを浮かべて、
奥の部屋の扉を開いたー。
そこにはー
市川さくら、山西明美、白崎風香の3人が、
それぞれアニメキャラの服を着て
笑みを浮かべて立っていた。
「----へっ?」
妹の奈菜が唖然とする
「おにいちゃん?その人たちは…?」
不思議そうに言う奈菜。
木藤は笑いながら告げた
「--僕の下僕だよ…
そして、、奈菜、お前もこれから下僕になってもらうよー」
その言葉を聞いた奈菜は恐怖に体を震わせたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・
笑みを浮かべながら、
うっとりとした表情で、”ご主人様”を見つめる明美ー。
そして心の中で彼女はこうつぶやいたー。
”最後に下僕になるのはーアンタよーーー”
と…。
③へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
次回で最終回です!
ですが!
ザンネンながら明日は書く時間がとれないので、
別の予め書いておいた小説
”氷上の妖精~亜里沙~”を載せます。。
暴走憑依男の最終回はあさって書きますので
続きが気になる方は、
しばらく悶々としていてください!(笑)
コメント
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かわいい妹さんがついに魔の手に!(恍惚)
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> かわいい妹さんがついに魔の手に!(恍惚)
しかし!
…続きは土曜日夕方なのでした・・・(汗
SECRET: 0
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明美が新しい人生を送るエンド希望です
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> 明美が新しい人生を送るエンド希望です
コメントありがとうございます!
なかなか凄いエンドになってます(汗)
明日書くお話は「悪魔の調教編」の完結なので、
まだ最後までは行きませんが…