<入れ替わり>友達のお母さん①~ひみつ~

友達をからかってやろうと、
友達のお母さんと入れ替わった
小学生の男子。

しかし…?

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とある学校ー。

2学期を迎えた5年生の
教室では、男子児童の
久保田 充(くぼた みつる)が、
友達の方を見つめていた。

「--あいつ、いっつも真面目だよな~」
ボソッと呟く充。

充の友達の一人、
同じく5年生の影村 幾多郎(かげむら きたろう)は、
いつも真面目で、超がつくほどの優等生ー。

何でもできるし、
先生に怒られているのも見たことがない。

「---幾多郎でも、家でも
 お母さんに甘えたりしてるのかな…?」

充は、そんなことを
ぼんやり考えながら、その日を過ごしていたー。

下校中ー
幾多郎と雑談しながら下校している充。

「そういやさ、お前、家ではどんな感じなんだ?」
充がふと尋ねる。

幾多郎は、友達を絶対に家に呼ばない。

他の友達の家になら来るし、
外で遊ぶことはするのだが、
幾多郎は、家に絶対に、誰もあげないのだー。

「---え?ぼ、僕の家?」
幾多郎が少しぎょっとした感じで答える。

「---そう。2年生の頃からの付き合いなのに
 一度も幾多郎んち、いったことないから気になってさ」

そう言うと、幾多郎は苦笑いしながら
露骨に話を逸らした。

いつも別れる道にやってきて、
幾多郎と充は別れる。

歩きながら充は思うー
”やっぱ、なんかあるよなぁ、あの反応は…”

ちょっと、興味がわいてきたー。

その夜ー
充は変な夢を見た。
幾多郎のことばかり気にしていたからだろうか。
とにかく、変な夢を見てしまった。

その夢とはー

”充が、幾多郎のお母さんと身体を入れ替えて
 自分が幾多郎のお母さんになってしまう”と
いう夢だった。

「----なんだ、変な夢だったなぁ」

そうは思いながらも、
充はドキドキしていたー

幾多郎のお母さんは、まだ比較的若く、
とてもきれいなお母さんだ。
授業参観や学校行事の際に
実際に話をしたこともある。

40代で、小太りな自分のお母さんとは
全然違うー
そうも思ったものだー。

「やべぇ…なんか…ダメだ」
幾多郎のお母さんのことが
頭から離れなくなってしまう充。

”入れ替わり”
なんて夢を見てしまったんだ、と
苦笑いしながら、
充は学校に向かうー。

その最中ー
充は、信じられないものを目にした。

通学路にある公園のベンチに
”銀色”の液体が置いてあったのだ。

”入れ替わり”大きくそう書かれている。

「は?」
思わず、その怪しいペットボトルに入った
銀色の液体を見つめる充。

入れ替わりの夢を見た直後に
入れ替わりのペットボトルー

「いやいや、これはさすがに毒だろ」
銀色の液体なんて
見たことがない。

さすがにー

「-----…」
だが、夢で、幾多郎の母親と入れ替わる場面を
目撃していた充は、
なんとなくその液体が気になってしまい
頭から離れなくなってしまったー。

もしかしたら、幾多郎のお母さんとー…

・・・・・・・・・・・・・・・・

3日後ー

ちょうど今日はとある学校行事の日だった。

運動会ー。
幾多郎の両親も、毎年のように
運動会を見に来ていることは
知っていたー。

昼休みー。
充は慌てて弁当を食べ終えると、
教室を飛び出し、
幾多郎の母・真綾(まあや)を探した。

「---あ…!幾多郎のお母さん」!」
ようやく真綾を見つけた充は
嬉しそうに叫んだ。

充はーー
”アレ”を隠し持ちながら幾多郎の母親と
雑談を始める。

”アレ”とは
入れ替わりと書かれた銀色の液体入りの
ペットボトルだー。

飲んで、
相手と目を合わせて
念じよー

そう説明が書かれていた。

誰かのイタズラに違いないー
そう思いながらも充は、
幾多郎の秘密と、幾多郎の母親になった夢が
忘れられず、
ついに入れ替わりを実行しようと
してしまっていたー

「--じゃあ、午後も頑張ってね」
真綾が微笑みながら
立ち去ろうとするー。

充は勇気を振り絞って叫んだ。

「あのー」

「--なぁに?」
呼ばれた真綾が振り返る。

充はすかさず、
真綾の目をじっと凝視したー。

真綾と入れ替わるー。
そのためだけにー。

そしてー

「---ん…あら…?」
真綾がふらふらとした始めた。

「---あれ…」
充も同じくふらふらし始める。

やっぱり毒だったのか…?
そんな風に思う。

そしてそのまま充は一気に
気を失ってしまうのだったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「う…」

充は目を覚ました。

よかった、生きてるー
そんな風に思ったー

「---あ…ぼ、僕…」
周囲の風景を見渡すと、
周囲には、幾多郎の母親である真綾と
話していた空き教室の風景が
広がっていたー

誰も入って来ないような場所だったからー
倒れていても
騒ぎになっていないようだったー

「おはよう…」
背後から男子の声がして、
充が振り返る。

すると、
そこにいたのはーー

「ひゃあああああああああああ!?
 お、俺がもうひとり!?」

充は思わず叫んでしまった。

そしてー
叫んだ後に気付いた。

「ぎゃあああああああああああ!?
 声が女の人の声に~~~!?!?!?」

再び叫ぶ充。

目の前にいたのはー
充ー。

そして自分はーー

「あーーー…」
充はふと我に返った。

そういえば、入れ替わり薬を飲んで、
入れ替わろうとしていたんだったー

この状況はー

充は確信した。
入れ替わり成功だと。

「--…これは、どういうことかしら」
目の前にいる充(真綾)が
女言葉で言う。

うえぇぇ…なんか気持ち悪い、
と思いながら真綾(充)はぎょっとした。

隠し持っていて、
入れ替わる直前にこっそり飲んだ
ペットボトルを倒れた時に落としてしまい、
先に目を覚ました充(真綾)に
”入れ替わり”と書かれたペットボトルを
見られてしまっていた。

「あ…!」
真綾(充)は、困ったな~という様子で
もじもじする。

もじもじしてみて、
「あ…ない!」と初めて気付く真綾(充)

男の子に大事な、アレがない。

「--え…えへ…」
真綾(充)は苦笑いする。

すると、充(真綾)はにっこりとほほ笑んだ。

「そうねぇ…
 充くんは、
 おねしょ癖があって、なかなかおねしょが
 やめられない…

 最後におねしょしたのは今年の春ー

 この前の算数のテストは20点で、
 実はこっそりゴミ箱に捨てたー

 歯磨きは基本
 お母さんの膝枕ー」

真綾(充)は青ざめた。
充が他人に知られたくないヒミツを
次々とペラペラしゃべる充(真綾)

「わーーーわーーーーー!」
真綾(充)は大声で叫んだ。

「ふふふ、充くんのひみつが
 いっぱいね」

充(真綾)は微笑んだー。

「---え」
その言葉に真綾(充)は
不思議そうな表所うを浮かべる。

そんな反応を見て、充(真綾)は答えた。

「充くんの記憶を
 思い出そうとすると全部思いだせるみたい。
 多分、充くんも、わたしの記憶、
 思い出そうとすれば分かるんじゃないかな?」

そう言う充(真綾)

「え、、、い、、いいの?」
真綾(充)が言うと、
充(真綾)は頷いた。

そしてー
真綾として記憶を思い出そうとしてみるとー
確かに、色々なことを思い出すことができたー

「わあ…」
真綾になった充は、
大人の女性としての記憶を探っていくー

「----!!!!」
直後、真綾(充)は顔を真っ赤にしたー。

真綾が夫と過ごす熱い夜の記憶を
見てしまった。

「ふふ…」
充(真綾)は、何を見られたのか気付いて
顔を真っ赤にした真綾(充)のほうをみて、微笑んだ。

「見ちゃったのね…?」
充(真綾)がにこにこと笑う。
少し意地悪な笑みを浮かべている。

「え~…え~…ええええ」
真綾(充)が、普段真綾が見せないようなほどに
顔を真っ赤にしながら慌てふためく。

そんなことをしているうちに
充になった真綾は、充の記憶を読み取った

「そっかそっか~…
 幾多郎のひみつをね~?」
充(真綾)が笑いながら言う。

「---ギクッ!どうしてそれを!?」
真綾になった充は自分の目的まで
見透かされて驚く。

”そ、そうか、記憶を読み取れるんだった”
充は心の中でそのことを思い出す。

それにしても、恐ろしい適応能力だ。
入れ替わりを画策したのは自分なのに、
入れ替わった充のほうが混乱していて
入れ替えられた側の真綾のほうが
その状況を楽しんでいるかのよう。

「--ま、いっか。そういうことなら
 しばらくこのまま生活しよう」
充(真綾)が笑う。

「えぇ!?いいの!?」
真綾(充)は思わず叫ぶ。

真綾に絶対怒られると思っていたのに
あっさり認められてしまったからだ。

「お、、俺、、幾多郎のお母さんとして
 ちゃんと振る舞えるか分からないし、
 変なこと、するかもだし…」

真綾(幾多郎)が焦りながら言うと、
充(真綾)は微笑んだ。

「心配いらないわよ」

とー。

何が心配いらないの?と思いながら
真綾になった充は、
”お互いに記憶を読み取ればなんとかなる”という
幾多郎の母親に従って
ふたりはそれぞれ入れ替わった身体で過ごすことにした。

昼休みが終わるー

「--やった!ひさびさの運動会だぜ~!」
充(真綾)がものすごくうれしそうに
クラスメイトたちの元に戻ってくる。

「---何そんなにはりきってるの?」
クラスメイトの女子が苦笑いする。

「へへへへへ!
 もうこんな感覚、10年以上味わってないからな」
充になった真綾は
充の記憶を読み取りながら
充の口調を真似て
運動会の空気を大きく吸った。

「ふぅぅぅぅ~
 あぁぁぁ…子供のニオイ」
充(真綾)は嬉しそうに微笑んだ。

・・・・・・・・・・・・・・

運動会が終わるー

一足先に帰宅していた真綾(充)は
記憶を読み取りながら、
真綾として過ごしていた。

「---うわわわわ…
 なんでこんなに膨らんでるんだぁ…?」
真綾(充)は真綾の胸を見ながら呟く。

「---あぁ~なんか、ボール突っ込んでるみたいで
 気持ちわるいなぁ~」

真綾(充)が苦笑いしながら胸をいじっている。

小学5年生の充は、まだエッチな気持ちが
芽生えているか、芽生えていないかぐらいの時期で、
真綾の胸を触っているのもエッチ目的というよりかは
純粋な好奇心からだった。

「--なんだぁ、思ったよりやわらかい~!」
気持ちよさそうな顔を浮かべる真綾(充)。

「--しかも、ここに何もないなんて変だなぁ」
真綾(充)は、男の子の象徴でもある
アレがあるはずの場所を触る。

だがー
そこには何もないー

「--ふぁぁ…女の人ってなんかすげぇ」
ニヤニヤしながら、今度は長い髪を
触りながら、真綾(充)は少し
興奮しはじめていたー

そこにー
「ま…ママ?」
幾多郎が帰ってきた。
母親である真綾が胸を触りながら
ニヤニヤしているのを見て
少しびっくりした様子だ。

「-おう!幾多郎!」
真綾(充)はクセでそう叫んでしまった。

「って、ちがーう!」
真綾(充)はそう叫ぶと、
何回か咳払いをして
喉の調整をしたー。

そして、
「あら幾多郎、おかえりなさい」
とにっこり微笑んだー

(お前のひみつ…探ってやるぜ!)
真綾の中にいる充はニヤリと微笑んだ。

②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

リクエストによる入れ替わりデス~!

友達のお母さんと男子児童が入れ替わって
友達の秘密を探る、というリクエストですネ!

リクエストの原文は、明日のあとがきで
ご紹介しますネ!

明日は台風で停電しないことを祈りつつ…汗
皆様もお気をつけて~!

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