<入れ替わり>友達のお母さん②~りゆう~(完)

友達である幾多郎の秘密を探るために
幾多郎の母親・真綾と入れ替わった充。

真綾になった充は、幾多郎のひみつを知る…。

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「---宿題宿題~!へへへへへへ!」

充になった真綾は、
久しぶりの宿題を張りきってこなしていた。

「あらぁ?充?そんなに楽しそうに宿題やるなんて」
充の母親が不思議そうにする。
充はいつも、宿題を面倒そうにやっていたはずだ。

「へへへ!久しぶりだからさ!懐かしいなぁ~って」
充(真綾)はついそう叫んでしまったー

しまったー。
今は充くんの身体だった!
と心の中で叫ぶ。

「---そうねぇ、あんたがそうやって
 真面目に宿題やるのは久しぶりねぇ~」

充の母親が言う。

”あ、あっさり受け入れられてる!?”
充の中にいる真綾は突っ込みを入れながら
宿題を片づけた。

そしてー

「友達と遊んでくるぜ~!」

充(真綾)は元気よく家を飛び出したー。

小さい頃ー
真綾は憧れていた。
男子たちが外で身体を汚しながら
楽しそうに遊んでいるのをー。

”女の子らしく”を両親から
徹底された真綾は、
そんな男子たちが眩しかった。
けどー
一緒に混じって遊ぶことはできなかったー。

あの時の夢が、今、叶おうとしているー。

「-あははははははは!」
友達とサッカーをしながら
物凄くご機嫌な充(真綾)。

「なんだよ、今日の充はすげぇ楽しそうだな」
「--なんかいいことあったの?」
一緒に遊んでいる友達が口々に言う。

「--へへへ!すっげぇ最高じゃん!」
充(真綾)はそう言うと、
無邪気な少年のように、
大はしゃぎで走り出したー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、真綾になった充は、
早速、幾多郎のひみつを知ることになったー。

「---ママ…ぼく、もう、疲れたよ」

帰って来た幾多郎が、
真綾(充)の前でそう呟いた。

学校ではしっかり者の幾多郎が
すごく弱弱しい。

何かを訴えるような目で
真綾(充)のほうをずっと見ていたので
何事かと思いながら
充は真綾の記憶を探ったー。

そして、わかったー

「------・・・」
苦笑いしながら真綾(充)は、
幾多郎がいつもお母さんにやってもらっていることをーした。

「---あぁぁ…ままぁ…」
幾多郎は、母親に膝枕してもらうのが日課だった。

「(おいおい、幾多郎のやつ、こんなこと
 してもらってるのかよ)」
内心で幾多郎を笑う充。

「(家と外では全く別人ってことだな)」
そんな風に思いながら真綾(充)が
自分の膝の上で眠っている幾多郎を見ると
幾多郎は穏やかな寝息を立てていた。

「---うっ、寝てやがる」
真綾(充)は思わずそう呟いた。

しかしー
「な、なんだこの気持ち…?」
真綾(充)の中に今まで経験したことのない
感情が湧きあがってきた。

なんだかー
膝の上で眠っている幾多郎の穏やかな顔を
守りたい、とそう思えたのだった。

「--こ、、これが、、母性…!」
真綾(充)はドキッとしながらそう呟いた。

しばらくすると幾多郎が目を覚ます。
幾多郎は、学校でのインテリ系と
まったく違う雰囲気で母親にベッタベタだった。

「ママ、お風呂~!」
幾多郎が言う。

「へ?」
真綾(充)は思わず変な声を出してしまったー

記憶を探るとー
”幾多郎は真綾と一緒にお風呂に入っている”ことが
わかった。

「--ふぁ!?」
思わず驚いてしまう真綾(充)

幾多郎は「まだ~?」と不思議そうにしている。

小学5年生の息子とお風呂か。
そんな風に思いながら真綾(充)は
幾多郎と一緒にお風呂に入る。

服を脱ぎ、裸になる真綾(充)。

真綾の身体を見て
充はドキッとしてしまう。

「き、、きれい…」
真綾はとてもスタイルが良かった。
自分の身体に吸い込まれるようにして
うっとりとしてしまう真綾(充)。

そんな真綾の胸を幾多郎が触る。

「ふぁぁぁ…ままぁ~」
おっぱいに顔を押し付ける幾多郎。

「(な、なにやってんだ幾多郎は!?)」
真綾(充)は思わずどきっとしてしまう。

幾多郎のやつ、いくらなんでも
甘えん坊すぎないか?

とー。

真綾(充)はドキドキしながら
なんとかお風呂を終える。

幾多郎の父親は、帰りが遅いようだ。
2人でご飯を済ませるー。
幾多郎はご飯中も母親である
真綾にべったりだった。

歯磨きも、母である真綾がしてあげたー。

「(さすがに、べったりすぎるだろ…
 それとも、これがふつうなのか?)」

真綾の中にいる充は、首をかしげた。

甘えん坊な友達も
もちろんいるだろうー
だが、さすがに幾多郎は
度を越しているような気がした。

幾多郎のひみつー
それは、自分が母親にべったりなこと、、
だったのかもしれないー。
だから、幾多郎は家に友達を
呼ぼうとしなかった。

そういうことだろうー。

「-おやすみ、ママ」
弱弱しく言う幾多郎。

学校で見る幾多郎とは、本当に別人のようだ。

「うん。おやすみ」
ママとして微笑む真綾(充)。

そんな弱弱しい幾多郎を見ていると
なんとなく守ってあげなくちゃ!という
使命感が湧きあがってくる。

「--お母さんの母性に影響されているのかな」
真綾になった充はそう呟いたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--はぁ~♡」

トイレで、充になった真綾は、
男の子としてアレを経験していた。

「--ふぁぁぁ…なにこの脱力感…」
ニヤニヤしながらつぶやく充(真綾)

これが、噂の賢者タイムかな。

そんな風に思いながら充(真綾)は
トイレを出る。

今日はとても楽しかった
5年生として外を駆けまわり
平和な家庭で過ごした1日ー。

充(真綾)はふと、窓の外を見る。

「---今頃…」
ぼそっと呟く充(真綾)。

充の中にいる真綾は、
”もう、元に戻るつもりはなかった”

入れ替わり薬なんて
どこから手に入れてきたのか知らないけれど
せっかく舞い込んできたチャンス。

これを離すわけにはいかないー

”若い身体”
”男子として泥まみれになって遊ぶ日々”

そしてーーー

”暴力夫からの解放ー”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真綾(充)は、
幾多郎が寝た後、
なんとなく一人で真綾の身体を
少し楽しんでいた。

幾多郎のひみつを知ることもできたし、
明日、自分の身体に戻ろう。
そんな風に考えていたー

しかしー
”--!!!”

真綾の記憶を探っていた充は気付いてしまった。

「こ…これは…」
真綾(充)は思わず立ち上がった。

幾多郎が異様に母親に
べったりだった理由ー
幾多郎が家に、誰も上げようとしなかった理由ー

それはー

「ただいま~」

咄嗟に逃げようとした真綾(充)

だがー
”それ”が返ってきてしまった。

幾多郎の父親・陸也(りくや)-。

「---あいつはもう寝たのか!?」
陸也が大きな声で言う。

「---も、、もう、、ね、、寝ました」
真綾(充)は思わず震えた。

「--俺の帰りも待たずに寝るなんて
 ふざけたクソガキだなぁ」
大声で叫ぶ陸也。
陸也は、幾多郎が寝ている部屋に向かう。

幾多郎も父の叫び声で目を覚まし、
自分の部屋で震えていたー。

「---待って」
真綾(充)は勇気を振り絞って叫び、
陸也の前に立ちはだかる。

ーーー幾多郎の父であり、
真綾の夫である陸也はーー

”暴力夫”だった。

「うるせぇ!」
陸也が真綾を平手打ちする。

そしてー
幾多郎の部屋に向かおうとする。

真綾(充)は、それを止めないと、と
思ったー

真綾の身体に染みついた強い母性が
充の意思に関係なく
真綾(充)の身体を突き動かした。

”くそ、どうすればいいんだよ”
真綾として行動しながら充は
必死に真綾の記憶を探っていく。

この状況ー
普段、真綾が、幾多郎がどうしているのか
充にはまだ分からなかった。

「---なんだぁ!どけ!」
幾多郎の部屋の前に立ちはだかった
妻の真綾を見て
陸也は怒鳴り声をあげた。

「--ど、どかない!」
真綾(充)が叫ぶ。

記憶を探りながら必死に
対応方法を探る。

「--へっ!そんなに俺とヤリたいか?」
陸也が意地悪そうな笑みを浮かべると、
乱暴に真綾の髪を引っ張って、
真綾(充)をそのまま1階まで連れ込んだ。

「うわぁ!」
押し飛ばされて床に倒れる真綾(充)

「--い、いつも、こんな風に幾多郎や
 お母さんに暴力を振るってるのか!」
真綾(充)は、真綾のふりをするのも忘れて叫ぶ。

「へっ!何をわけわからないこと言ってやがる!」
陸也はそう言うと、
倒れた真綾の胸を乱暴に触り始めた。

”ボコボコにされる”

真綾の中にいる充はそう思った。

しかしー
違った。

陸也の”暴力”は
物理的な暴力ではなかったー

充がまだ、あまり理解することのできていないー
”性的”なー…。

「--んあぁぁ♡」
なんだか突然変な気持ちになった
真綾(充)は声を出してしまう。

無理矢理服を引きはがされて
服を脱がされていることに気付く

「な、、な、何をするんだ…!」
真綾(充)は叫ぶ。

だが、そんなことお構いなしに
獣のような表情で陸也は
真綾(充)を襲った。

「--や、、やめっ!やめてぇ♡ あぅっ♡」

「おぉ~?いつもより
 気持ちよさそうにしてるじゃねぇか?」
陸也が下品な笑を浮かべる。

”いつも?”

充が真綾の記憶を探ると、
真綾は夫である陸也から
息子の幾多郎を守るために、
いつも身体で夫を食い止めていることがわかった。

「---き、幾多郎…」

真綾(充)は呟いた。
幾多郎が母親にベタベタなのは
この父親が影響しているに違いない。
そして、幾多郎が誰も家にあげようとしないのは、
この父親と、そして、自分が学校と違いすぎること、
それが理由なのだろう。

いつの間にか壁に向かって立たされていた
真綾(充)は
お尻の方にとんでもない刺激を感じた。

「んぇぇっ♡ あっ、、あぅぅ♡ ぐぎぃ♡」
初めての経験にとんでもない声が出てしまう。

「ふぉぉぉぉぉぉ~!」
背後にいる陸也が、いつもと違う
真綾(充)の反応に
興奮した様子で変な雄叫びをあげる。

大声で喘ぎ、今まで感じたことのない快感を
感じながら、真綾(充)は思ったー。

”き…きもちいい”

とー。

やがて、
真綾(充)と陸也の立場は逆転した。

豹変した雌の如く、
真綾(充)は陸也を押し倒して
不気味な笑みを浮かべた。

陸也は驚きながらも、
ニヤニヤしながら真綾(充)を受け入れた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後日ー。

学校から下校している
充(真綾)。

今日もクラスの男子たちと
とっても楽しく遊んだ。

男子になってこうやって
思いっきり遊ぶ。
最高の人生を手に入れたー

充の中にいる真綾は微笑む。

幾多郎のことは心配だけど
さがすがにもう疲れた。
夫の陸也の暴力にー
毎日の性的な暴力にー。

「---!」
充(真綾)は立ち止まる。

目の前におしゃれな格好をした
真綾(充)がいたからだ。

「---…」
充(真綾)は溜息をつく。

”元に戻ろう”

そう言われるに決まっている。

どうしようかと考えながら、
充(真綾)は、真綾(充)の言葉を待った。

しかしー

「---すっごく気持ちいいや」
真綾(充)は興奮した様子で呟いた。

「え…?」
充(真綾)が少し驚く。

「--え~っと、せっくすって言うのかな?
 なんか、超きもちよくて
 俺、はまっちゃって、えへ、、えへへへ」
真綾(充)がニヤニヤしながら言う。

「--あら、そう」
充(真綾)がクスリと笑った。

あんな暴力夫との行為が
気持ちイイなんて…

いいえ、小さな男の子に、
あの刺激は強すぎたのかしら?

真綾はそんな風に思った。

だがー
これで、Win-Winだ。

充(真綾)は
真綾(充)に近づくと、
静かに囁いたー

”このまま、入れ替わったまま
 暮らしていかない?”

とー。

その言葉に、真綾(充)は
嬉しそうにうなずいたー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

リクエストによる作品でした!

リクエストの原文は、

> 小学生の男の子が友達をからかうために友達の秘密を
さぐるため友達のお母さんと入れ替わる。そして、
友達のお母さんと話し合って友達には内緒にしてお互い成りすます事にする。
お互いの記憶読み込めるため成りすます事は容易。
最初は秘密を探ったら元にもどるつもりだったが
旦那と体の関係を持った事が気持ち良かったのと友達の
お母さんの記憶に影響され母性愛に目覚めてしまい元に戻らない事にする。
> 一方友達のお母さんの方も小学生の男の子として息子に
友達としてら接するのが面白くまた、男の子の子オナニーに
目覚めこのままでいたいと思うようになってしまい
そのままお互い生活して行くと言う話です。よろしくお願いします。

と、いうものでした~!

大体頂いた通りの流れになりましたネ!
お読み下さりありがとうございました!

今日は台風の影響を受ける地域も多いので、
皆様もお気を付けくださいネ!

コメント

  1. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    入れ替わって友達になった元母親と息子との会話、絡み、母親になった元友達と息子との会話、絡みが少ないのが残念でした。
    特に友達になった母親と息子と遊ぶ場面や会話の場面が全然なかったのがマイナスでした。
    リクエストにも友達として元母親が友達として息子と接するのが面白くとありました、その場面がないのは非常に残念でした。

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 入れ替わって友達になった元母親と息子との会話、絡み、母親になった元友達と息子との会話、絡みが少ないのが残念でした。
    > 特に友達になった母親と息子と遊ぶ場面や会話の場面が全然なかったのがマイナスでした。
    > リクエストにも友達として元母親が友達として息子と接するのが面白くとありました、その場面がないのは非常に残念でした。

    コメントありがとうございます!
    全ての要素を組みこめないこともたびたびあったりします…汗

    まだまだこれからも、精進していけるように頑張ります!