復讐のために
担任の男性教師と入れ替わったギャル…。
入れ替わったふたりに、
次第に異変が起こり始める…?
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「ふふふふふ…」
毛利先生は笑っていた。
廊下を歩きながらー。
今度のテストの問題を見つめる
毛利先生ー
中身は、女子高生の柚香ー。
典型的なギャルのJKだ。
「ふふふふふふふふ…」
先生(柚香)は笑う。
入れ替わって2日目ー
先生(柚香)は気づいた。
「分かる…分かるじゃん!」
先生(柚香)は笑みを浮かべる。
見つめているテストの問題の答えが
全て分かるのだ。
柚香には、分からないはずであろう
難しい問題が全て、分かる。
「--きゃはははは!
これも、先生のからだだからかな!?」
しばらく面白そうに笑っていた先生(柚香)は
はっと、あることを思い浮かべる。
「あたしが頭が良くなったってことは…」
先生(柚香)は邪悪な笑みを浮かべながら
呟いた。
「あたしになった先生は、
バカになってるってこと?
きゃはははは…!」
・・・・・・・・・・・・・
柚香(先生)は柚香として
学校に登校した。
昨晩は酷い目に遭った。
柚香の家に行き、
柚香の両親とはなるべく顔を合わせないようにし、
部屋に籠っていたが
それでも大変だった。
まず、女子高生の身体で着替えるのが
何かと大変だったし、
トイレは盛大に失敗した。
男と女ではまるで違う。
「はぁ…」
柚香(先生)は溜息をつく。
早くどうにかしないとー。
自分と、柚香の身体が
入れ替わってしまったのには原因があるはずだ。
考えられるのは、直前に柚香が持ってきたお茶だ。
確か、柚香もあれを飲んでいた。
だからー
あのお茶に何か秘密があったに違いない。
「柚香~!おっはよ~!」
背後から声がする。
「--あ、お、、、おはよう」
柚香(先生)はとっさにそう返事をした。
この子は、柚香のクラスメイトの
沙耶(さや)だー。
柚香とは違い外見は派手ではないものの
中身は派手な子で、
先生たちの間では”口を開かなければ優等生”
などと言われている子だ
「あれ?元気ないじゃ~ん!
どうしたの?」
笑ながら言う沙耶。
「--え、、え、、い、いや、なんでもないよ」
柚香(先生)は困り果てた様子で返事をする。
早く、早く元に戻らなくてはー。
自分の身体になった柚香は
何か大変なことをしでかす可能性もある。
だから早くー
「---ねぇねぇあのさ~!」
沙耶がおしゃれの話をしてくる。
そんなことは今、どうでもいいー
元に戻る方法をー
…
…
でも、なんだか面倒くさい…
柚香(先生)はそう思った。
「面倒なことは後で考えればいっか♪」
柚香(先生)は沙耶に向かってそう呟いた。
なんだかとっても楽しい気分になってきた。
考えがまとまらないー
考えることが面倒くさいー。
沙耶になった毛利先生は
”どうしてしまったのだろう?”と
自分で首をかしげながらも
沙耶とのおしゃれ話を始めるのだった。
・・・・・・・・・・・・
2時間目
毛利先生が、担当する数学の授業の時間がやってきた。
先生(柚香)はニヤニヤしながら
教室へと向かう。
”ふふふ…いつもあたしをバカにして”
毛利先生の口元からは笑みがこぼれている。
柚香は毛利先生の身体で
”仕返し”をしようとしていた。
いつも怒られてばっかりの柚香。
でも、今は違うー
自分が先生なんだ。
「---この問題、分かる?」
授業が始まってしばらくして
先生(柚香)は柚香(先生)を指名して
数学の問題を解くように言った。
(おしゃれも満足にできないのかしら?)
先生(柚香)は自分の姿を見て笑う。
メイクも髪も整っていないー。
女の身体に先生は戸惑っているー。
しかも、歩き方もどことなく男っぽい。
先生(柚香)は、ニヤニヤしながら黒板の前に
立っている柚香(先生)を見るー
先生と入れ替わって先生の頭脳を手に入れた柚香にはー、
この問題が簡単に分かるー。
しかしー
「---(ど…どうして)」
柚香(先生)は戸惑っていた。
大して難しい問題ではないはずー。
それなのにー
問題の答えが浮かんでこない。
解く方法が、分からないー
「……」
柚香(先生)は動揺していたー。
「あれれ?もしかして、分からないの?」
先生の身体であることも忘れて
先生(柚香)はニヤニヤしながら言う。
勝ち誇った表情を浮かべる先生(柚香)
柚香(先生)は
悔しそうに歯ぎしりしながら
先生(柚香)の方を見る。
しばらく見つめ合う2人。
柚香(先生)は手を震わせている。
「--わ…わ、、わ、、わかりません…」
柚香(先生)の顔は引きつっていた。
先生(柚香)は笑みを浮かべたー
”勝ったー”
先生の身体になった柚香はそう思った。
今、ここで大笑いしたくなったー。
だが、今は先生の身体だ。
いつものようにきゃはははと笑うわけにはいかない。
「全く、桜木はー」
ニヤニヤしながら、よく先生に言われていた台詞を
先生(柚香)は口にする。
柚香(先生)は怒りの形相で
先生(柚香)を見つめると、やがて叫んだ。
「うぜぇ!あたしのこと見下して!」
柚香(先生)が叫ぶ。
教室が静まり返った。
「---ふん!」
柚香(先生)は不貞腐れた態度で
教室から飛び出したー。
他のクラスメイトたちは
”日常茶飯事”と言わんばかりに
特に反応しなかった。
先生(柚香)は
ニヤニヤしながら他の生徒たちに
授業の再会を告げるのだったー
・・・・・・・・・・・・・・・・
「あ~!やってらんね~!」
夜ー。
柚香(先生)は無意識のうちに
柚香の不良仲間の集まる場所に
やってきていた。
煙草を吸いながら
イライラした様子で不良仲間に
今日の先生の態度を告げる柚香(先生)。
柚香の中にいる先生は、
次第に、自分が柚香になりつつあるような
気がして恐怖したー
しかし、すぐにー
その恐怖は消えて
不良仲間と楽しい時間を過ごしたー
「--嫌なことがあったときは
ヤルに限るぜ」
不良男の一人が、そう呟くと、
柚香を抱き寄せて、服を脱がせ始めた。
「え、、あ!?やめ…!?」
柚香(先生)は抵抗しようとしたー
だがー
周囲の男たちは、笑う。
「お前いつも嬉しそうに
腰を振ってるじゃねぇか!」
不良たちは笑う。
柚香の身体は非力だったー。
柚香(先生)は抵抗しようとしたが
満足に抵抗することもできないまま
そのままされるがままに
なってしまうー。
大きな声で喘ぐ柚香(先生)。
あまりの気持ちよさに
理性がはじけ飛びそうになってしまう。
女の子の身体はこんなに
気持ちよかったのか、と
柚香になった毛利先生は思うー
されるがままにされて
恥ずかしい、という気持ちは
消え去り、
ただただ気持ちいいという
感情が、柚香の全身を支配したー。
「はぁ…はぁ…」
しばらくして柚香(先生)は
あまりの気持ちよさに放心状態となって
その場に座り込んだー。
男の一人が笑いながら
アレを曝け出し、柚香(先生)に向ける。
「ほぅら、お前の大好きなソーセージだ」
男は笑う。
柚香はいつもこんなことを
していたのだろうかー。
柚香になった先生は
そう思いながらもー
無性に目の前のそれを
咥えたくて仕方がなかったー
自分は男だー
男のアレを咥えるなんてありえないー
そう思いながらも
柚香(先生)は
嬉しそうに男のそれを咥えはじめた…。
・・・・・・・・・・・・・・・
「うぅ…~ん…」
先生(柚香)は
毛利先生の家に帰宅していた。
トイレで、自分自身になった先生のことを
思い出しながら、
男としてエッチをしていたー
「ふぅ~
程よい心地よさね…」
先生(柚香)は微笑む。
確かに、自分の身体の快感には
ほど遠いー。
だが、これはこれでなんだか
癖になりそうだと思いながら
先生(柚香)は、
リビングに向かう。
リビングでは毛利先生の妻と娘が談笑していたー
普段、毛利先生がどんな会話を
しているのかは分からないが、
特に迷うことなく、毛利先生として
普通に会話をすることができたー
「(なんだか…心地いい…)」
先生(柚香)は微笑む。
”父”として妻や娘と接する。
なんだか、とっても心地が良い。
不思議と、この2人を守ろうという
使命感に溢れてくるー
「--ま…先生もだいぶ
懲りただろうし」
先生(柚香)はニコニコと微笑む。
入れ替わり薬はまだ残っている。
もう一度、これを使えば
元に戻れるー。
先生もだいぶ懲りただろうし、
もう十分だ。
「--さぁ~て、元に戻ったときの
先生の顔が楽しみだな~!」
先生(柚香)は明日のことを考えながら
ベットに潜り込んで、眠りについたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
学校にやってきた
柚香(先生)の姿を見て、
先生(柚香)は首をかしげた。
自分が柚香の身体であったときよりも
柚香はスカートをさらに短くし、
派手な化粧をしている。
「---あ、先生!きゃははははは~!」
柚香(先生)が笑う。
先生(柚香)はどうリアクションを起こしていいか
分からなくなり、苦笑いを浮かべた。
先生、あたしの身体に定着しすぎじゃない?
とー。
「---ウケる~!何その顔~!」
柚香(先生)は笑いながら
教室へと入って行ったー。
柚香(先生)は
”元に戻らないと”という気持ちを
失っていたー
柚香の身体になったことで、
次第に柚香の影響を受けていることは
毛利先生も理解していた。
しかしー
昨日、不良たちと激しいエッチをしたときの
快感で、そんなこと、はじけ飛んでしまったー
いや、むしろー
今は自分が柚香だと思っている。
「---だ、だめだ 我慢できない」
先生(柚香)はトイレに駆け込んだー
そしてー
抜いたー。
柚香(先生)の思わぬ行動に
ギャップ萌えのようなものを感じたー。
あの堅物な先生が
あたしとして振る舞っていて、
あたしの身体が自分でも
見たことがないぐらいに色っぽい。
「くふ……♡」
先生(柚香)は、ポケットから何かを
取り出した。
取り出したのは、
入れ替わり薬が入っている容器ー。
「戻らなくていっか…♡」
先生(柚香)は微笑んだー
先生として
生徒たちに接したりー
男の快感を味わったり、
家族と接したりー
なんて楽しいのだろうー。
もうー
戻らなくていいー
いや、
そもそもあたしは、私はー
先生だ。
自分は、何をー?
先生(柚香)は急速に頭の中が
ぐちゃぐちゃしてー
そしてー
入れ替わり薬をトイレに流してしまった。
「--さて、
今日も授業授業♪」
先生(柚香)は
ニコニコしながら
教室へと向かうのだったー
やがてー
柚香は入れ替わる前よりも手の付けられないギャルになり
エッチに溺れる女子高生になってしまったー
先生は少し明るくお茶目な性格になり
周囲からは”若返った”と言われるようにー…。
そして二人は、
自分たちが入れ替わったことを
次第に忘れて行き―
”そのもの”になったー
・・・
・・・・・
彼らはまだ知らない。
先生(柚香)が残った入れ替わり薬を
トイレに流したことで起きることをー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
リクエストを頂いた入れ替わりモノでした~!
原文は、
”ギャルで頭の悪い女子中学生か女子高生が
男性教師から成績と問題行動を怒られます、
その事に関して怒りを覚えて担任と入れ替わり担任の
人生を乗っ取ることにします。男性教師は頭が悪くなり
女の子の方は頭が良くなります。また、女の子としてオナニーや
セックスをする事や問題行動を起こす事に快感を覚えていきます。
逆に教師になった女の子は女の子になった男性教師を叱りつけ頭
が悪かった自分が自分を見下げていた同級生に授業を行い成績をつける事、
男性としてオナニーやセックスをする事、妻や子どもに教師になりすまして
接する事に快感を覚えていきます。”
と、いう内容でした!
過去にも先生との入れ替わりモノはいくつか
別でリクエストがあったので
差別化できるように色々考えて
このようになりました!
お読み下さりありがとうございました~!
コメント
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ラストの一文が気になりますね。
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> ラストの一文が気になりますね。
コメントありがとうございます~
ふふふ…笑
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彼らはまだ知らない。
先生(柚香)が残った入れ替わり薬を
トイレに流したことで起きることをー。
てあるから、続くかシリーズ化するんでしょうか?期待してます。
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段々相手になりきっていくエンドが良かったですね~。そして、最後の一文が非常に妄想が膨らむ……w
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> 彼らはまだ知らない。
>
> 先生(柚香)が残った入れ替わり薬を
> トイレに流したことで起きることをー。
> てあるから、続くかシリーズ化するんでしょうか?期待してます。
コメントありがとうございます~☆
ふふふ…☆
と、だけ言っておきますネ笑
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> 段々相手になりきっていくエンドが良かったですね~。そして、最後の一文が非常に妄想が膨らむ……w
ありがとうございます~☆
最後の一文~!
色々想像して下さいネ~☆