”金”さえ用意すれば、
どんな相手にでも憑依し、どんなことでもさせてくれる
”幽霊屋”ー。
そんな幽霊屋に依頼して、
生意気な後輩を分からせようとする男ー。
そして、その先に待つのは…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いつもいつも、お前は俺のことを馬鹿にしやがって!」
依頼人の誠二はそう言葉を口にすると、
ホテル内で過激な衣装を身に着け、首輪をはめられた姿の莉々が
「本当に、本当に申し訳ありませんーご主人様ー」と、
そう言葉を口にするー。
もちろん、誠二は今の莉々に憑依している
”幽霊屋”に怒っているわけではないー。
いつも散々、自分のことを馬鹿にして
冷たい目で見つめて来る莉々に対して
怒りを露わにしているのだー。
”依頼時”に希望したシチュエーション通り、
莉々に憑依した”幽霊屋”は莉々として
謝罪するような演技を繰り返しているー。
「ーお詫びに今日は何でも致しますー」
莉々として、謝罪の言葉を口にする”幽霊屋”ー。
そんな様子を見てー、
誠二は心底嬉しそうに、
「ーおら!もっと誠心誠意謝れよ」と声を上げるー。
莉々は首輪をつけた姿のまま土下座をすると、
「ーわたしはバカなんですぅ!莉々はバカなんですぅ!」
と、自分を罵倒するような言葉を口にしながら許し乞うー。
「へへへ!無様な姿だぜ!」
誠二はそう言葉を口にすると、
首輪姿で土下座をして、
情けない表情を浮かべている莉々の写真を
喜々として撮影し始めるー。
やがて、「おい!俺を気持ちよくしろ!
とにかく何でもいいから、俺に誠心誠意尽くせ!」と、
そう指示をすると、
”事前の打ち合わせ通り”莉々は、謝罪の言葉を口にしながら、
誠二にキスをしたり、誠二の身体をイヤらしい手つきで
触ったり、誠二の棒を口に咥えたりして、
誠二を気持ちよくしていくー
「ーークククー
さぁ、今まで俺を馬鹿にしてきたバツだー!
俺に好きなようにヤらせてもらうぞ!」
誠二は顔を真っ赤にしながら、莉々の身体で
己の欲望を満たしていくー。
事前の打ち合わせ通り、莉々に憑依している”幽霊屋”は
謝罪の言葉を口にしながら
気持ち良さそうな声を発するー
「へへへへー!嫌っていた俺にこんなことさせる気分はどうだ!?
へへっ!へへへへへー」
誠二は心底嬉しそうにしているー。
「ーーあっ♡ あっ♡ わたしはー…お詫びに何でもする肉の塊ですぅ~」
莉々はそう言いつつも、内心で
”1日に2人の男のモノを受け入れちゃう女なんてーククー”
と、幽霊屋が笑みを浮かべるー。
”しかし、この男もさっきまでこの女が
別の男のソレを受け入れていた女だとは思わないだろうなー”
自分だけが、と思っているであろう誠二のことを内心で笑いつつ、
2人の男を受け入れた莉々のことも笑いつつ、
”幽霊屋”はしっかりと依頼をこなすー。
最後に、首輪をはめたままリールで
まるで”犬”のように散歩させられながら、莉々は「ワン!」と、
犬のような声を出して見せるー。
これも、依頼人である誠二の”希望”通りー。
莉々本人がこんなことをさせられていると知ったら
恐らくひっくり返ってしまうだろうー。
しかしー、今の莉々は”幽霊屋”に憑依されているー。
どんな内容であっても”幽霊屋のルールの範囲内”であれば、
幽霊屋は全てをこなしてくれるー。
「はははっ!情けない姿だぜ!はははははっ!」
心底ご機嫌そうな依頼人の誠二を見て、莉々に憑依している”幽霊屋”は
”ご苦労なことだー”と、そう思いつつも、
”俺は、依頼人が喜んでいるのであればそれでいい”と、
内心でそう言葉を口にしたー。
”依頼”の時間が終わり、
莉々は誠二に別れの挨拶をするー。
「ー”禁止事項”だけは守って貰えれば後は問題ないー」
莉々の身体でそう伝えると、
先程まで、莉々の前で調子に乗った態度を見せていた誠二は
一転して緊張した様子で、
「わ、分かりましたー」と、そう言葉を口にするー。
”同じ身体を前にしているのに”反応がさっきとまるで違うことを
少しだけ笑いながら莉々は「じゃー。ご利用ありがとうございました」と、
”幽霊屋”としての感謝の言葉を口にして、
そのまま立ち去っていくー。
”に、してもこの女の身体ーなかなかのモンだなー”
莉々に憑依している”幽霊屋”はそう満足すると、
”ヤったばかりだがー、もう1回戦行くとするかー”と、
既に大分疲れている莉々の身体で、”3人目”の男を探して
夜の街を徘徊し始めるのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー
”幽霊屋”は、今日も依頼をこなしていたー。
今日は”どうしても彼氏持ちの幼馴染と1回だけしてみたい”と、いう依頼で、
依頼人の男は、終始申し訳なさそうに、
”1回だけー1回だけーごめん”と、
何度も何度もそう言葉を口にしていたー。
”そう思うならやるなよー”と、
幽霊屋は思ったものの、
どうしても好きな幼馴染に想いが届かずにー、
悩みに悩み抜いた決断だったのかもしれないー。
「ーーま、どんなに謝ろうが、
”憑依”に関わった時点で、俺もお前も最後には地獄行きだろうがなー」
”幽霊屋”はそう言葉を口にしながら、
依頼人の幼馴染の女の身体でそう呟くと、
今日も”帰りに”1発楽しんで行こうかと思ったものの、
依頼人にあそこまで謝罪の嵐を浴びせられて
少し興ざめしたのだろうかー。
「この女ではなかなかヤる気も起きねぇなー」
依頼人の幼馴染の女の身体で、”幽霊屋”はそうボソリと呟くと
それ以上は何もすることなく、憑依から抜け出したー。
そしてー、
いつものように、”幽霊屋”がいつも使っている女の身体に戻ってくると、
そのまま”依頼”が集まっている画面を見つめたー。
”幽霊屋”の元には数多くの依頼が舞い込んでくるー。
その中から”どの依頼”を選ぶのかは”幽霊屋”の気分次第だー。
報酬の額ー、依頼内容、憑依対象の相手ー、
そういったものから選んでいくー。
ただ、ビジネスであるため、乗り気ではなくても、
依頼を引き受けることはあり、
そのあたりも含めて全て”幽霊屋”の気分次第ー、と、そうなっているー。
この日も、いつも通り”幽霊屋”が、引き受ける依頼を
画面を見つめながら選んでいると、
ふと、”幽霊屋”が反応を示したー。
「ーーン?」
普段は聞くことのないような
”不気味な音”の耳鳴りー。
幽霊屋に憑依されている女は、
少しだけ表情を歪めながら
その耳鳴りに耳を傾けていたものの、
やがてため息を吐き出したー。
「ー”規約違反”が現れたかー」
幽霊屋に憑依されている女はそう呟くと、
画面のほうを見つめて、
画面上に憑依されている”赤いボタン”を押すー
そこには、これまで”幽霊屋”による憑依で欲望の限りを尽くした
利用客のうち、”規約違反”ー
絶対に破ってはいけないルールを犯した人間の
名前が表示されていたー。
そこに表示された名前はー
”滝口 修也”ー
少し前に、憧れのクラスメイト・
浅沼 香織に憑依して欲望の限りを尽くしたいと、
そんな依頼をしてきた男子高校生だー。
「ーーやってしまったなー」
”幽霊屋”は、冷たい口調でそう言葉を口にするー。
”幽霊屋”は、憑依してほしい対象も、
憑依された身体に何をして欲しいかも、
好きなように指定することができるー。
それが良いことであっても、
悪いことであっても、
”幽霊屋”は基本的に干渉しないー。
詳しい事情を聞くこともなく、
彼は淡々と”仕事”をこなすー。
ただー、契約時に必ず”禁止事項”の説明をしているー。
それを破った瞬間、
破った内容に応じて”ペナルティ”が課せられるー。」
「ーーーーー」
”幽霊屋”は目を閉じると、幽体離脱することなく、
静かに笑みを浮かべながら、口を開いたー…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーまた”幽霊屋”を呼んで憑依させるぞ!
そ、そ、それがイヤだったら、ぼ、ぼ、ぼ、僕と付き合え!」
修也は、憧れのクラスメイト・香織に対して
そんな言葉を言い放っていたー。
”幽霊屋”に憑依して貰った時の香織のことが忘れられずー、
香織と交わる快感を忘れられずー、
そしてあの日、親に目撃されて日常生活が滅茶苦茶になってしまったことで
自暴自棄な状態となり、自分の中でのブレーキのようなものも壊れてー、
少なくとも学校では大人しくしていたはずの修也は”暴走”していたー。
「ーーな…何を言ってるのー…?ゆ、幽霊屋ー…?」
香織が泣きながらそう言葉を口にするー。
修也は笑みを浮かべると、
「ーーあ、浅沼さんの身体なんて、僕次第でどんなことだって
させられるんだー…僕はー…僕は…!」
と、興奮した様子でそう言葉を口にするー。
がーーー
”ーーおい、禁止事項を説明したのを忘れたかー?”
「ーー!!!」
修也の”頭”の中に声が響いたー。
修也は「えっ…!?えっ…?!」と、青ざめた様子でそう言葉を口にするー。
「ーーー…?」
涙目の香織も、修也の異変に気付いて困惑の表情を浮かべると、
”俺のことは話さないー それが禁止事項の一つだったはずだ”
と、幽霊屋は淡々とした口調で言葉を口にしたー。
「ひっ…す、すみませー…」
修也は、さっきまでの調子に乗った態度が嘘かのようにそう言葉を口にすると、
”幽霊屋”は、”俺は依頼人に”魂の破片”を植え付けているー。
なに、別に悪さをしようってんじゃない。規約違反をした際にだけ
センサーのように反応する役割を担っているー”
と、そう説明するー。
”規約違反”をしても気付かれるはずがないー。
時々、そんな”舐めた反応”を見せる者がいるー。
そうなったときには、
”ペナルティ”を与えることになるー。
”お前にはー、”俺の身体”の一つになってもらうー”
幽霊屋が、修也の中にそう語り掛けるー。
”ーまぁ、俺は男に憑依する趣味はないんだがー、
スペアボディはいくつあっても問題ないからなー
俺はお前のような規約違反した客の身体を
スペアボディとして貰ってるー。
俺の”お気に入り”はー、
そうだなー。お前から依頼を受けた時に
お前と電話で話した時の女の身体だー。
ーお前の身体は、
俺のお気に入りからは程遠いし、
まだ高校生だからなー。
親元から消えると色々騒ぎになって面倒ではあるが
いくらでも使い道はあるー。”
「ーーひっ… ひ…ひぃ…」
修也は情けない悲鳴を上げるー。
しかしー、怯えた様子の香織を前に、
修也は突然ビクッと震えると、
「ーー僕、頭おかしくなっちゃったんだー。僕の言ってることは気にしないでいいよ」と、
ニヤニヤしながらそう言葉を口にすると、
そのまま”わざと”狂ってしまったと思わせるためだろうかー。
笑いながら校舎内をスキップしつつー、
そのまま学校から走り去っていったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー。
「ーー今度の依頼はーー
アパートの隣人の憑依してヤらせてほしいーか。
しかも、憑依対象は人妻みたいだなー」
”幽霊屋”は、いつもお気に入りで使っている女の身体に
憑依しながら、そう言葉を口にするー。
幽霊屋がいつも使っているこの身体も、
”ペナルティ”により、頂いたものだー。
”夫の留守中に、隣の部屋の円花(まどか)さんと
ヤりたいー”
と、そう書かれた欲望に忠実な依頼を引き受けることにした
幽霊屋は、静かに笑みを浮かべるー。
そして、チラッと、
”スペアボディ保管庫”として使っている
とある地下施設のカメラを確認するー。
そこには”幽霊屋”の魂の破片によって
強制的に廃人状態となって保管されている
身体たちが映っているー。
その中には、先日”禁止事項”を破って
ペナルティを与えられることになった修也の姿も
映し出されているー。
「ー…クククー”お前たち”は使い道があれば、
使うからなー
それまではそこの”違反者のゴミ箱”で眠っているがいいー」
”幽霊屋”はそう言葉を口にすると、
今日も金を払って欲望を買う客を満足させるために、
依頼のあった”人妻”に憑依しに行くべく、
幽体離脱を始めるー。
もちろん、自分自身も楽しませてもらうー。
そんな風に思いながら、彼は今日も
”仕事”へと向かうのだったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
最終回でした~!
①のあとがきでお話した通り、
本作はリクエスト特典による、む~やん様からの
リクエスト作品でした~!★
リクエストの原文は
・・・・・・
サイト運営してる人物に依頼を送り希望した女性に憑依して貰って、
その女性とヤる事が出来るとゆう話。色んな人からリクが届き、
学生が憧れのクラスの女子生徒とだったり、職場の人物、
ちょっと気に食わない女性をわからせてやるためにヤッてやりたいなど様々なのが届き、
その模様描かれる。またペナルティも当然あって ルールを破った人物に相応の代償をしたりなども
本人の性格模倣したりなどはおまかせ
・・・・・・
と、いうものでした~!★
依頼を受けて、ゾクゾクを楽しむ…!
そんなお話ですネ~!!
お読み下さり、ありがとうございました~!★!
★作品一覧★

コメント
やっぱり規約違反してた人が何人もいたんですネ!!
スペアボディあるし憑依できる幽霊屋さんは最強ですネ!★
無名さんと自分との入れ替わりも延滞金が発生するので楽しみ過ぎないように気を付けるのデス(*´艸`)笑
無名さんのカラダと入れ替わってミニスカ履いてオシャレやコスプレ楽しくて時間を忘れそうなのデスデス~!☆\(^o^)/☆!笑
感想ありがとうございます~★
もしも入れ替わった時には
TSマニア様も
”規約違反”しないように気を付けましょうネ~笑