<憑依>お漏らし彼女②~憑依~

彼氏の前で突然、自らお漏らしをした彼女ー。

戸惑う彼氏ー。

いったい、彼女の身に、何が起きたのかー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

数時間前ー。

彼氏・拓也の前で突然お漏らしをした彼女・愛菜は、
大学内で”いつもの日常”を送っていたー。

「ーさっきの授業、退屈だったよね~」
愛菜の友達・千夏(ちなつ)がそう呟くー

愛菜は苦笑いしながら、
「ーあの教授の授業、眠くなるってみんな言ってるもんねー」と、
呟いたー。

愛菜は、そんな話をしながら、千夏と大学の廊下を歩くー。

「あ、そういえば最近、堀川くんと上手くやってる~?」
千夏が、愛菜の彼氏・拓也の名前を出すと、
愛菜は嬉しそうに「うん!変わりないよ~」と、答えるー。

そんな愛菜の表情を見ているだけで、
愛菜の高校時代からのクラスメイトでもある千夏には、
彼氏との関係が上手く行っていることが伝わってくるー。

「いいなぁ~わたしの彼氏なんて
休日になると陶芸ばっかりやってて、
わたしのことは二の次だし~」

千夏が愚痴を呟くー。
千夏にも彼氏がいるのだが、その彼氏は
陶芸にはまっていて、最近ははにわばかり作っているー。

名字が花輪(はなわ)のせいもあってか、
”はにわくん”というあだ名をつけられていて、
しかも本人も喜んでいるー。

「ーあ~…はにわくんー」
愛菜も、そんなはにわくんのことを思い出しながら
言葉を口にすると、
千夏は「ーはにわの次でもいいから、少しは構って欲しいな~!なんて」と、
苦笑いするー

愛菜も苦笑いしながら、
他にも色々な話をする二人ー。

だがー
そんな愛菜と千夏の背後に
笑みを浮かべている不気味な男子大学生がいたー。

彼はー
”はにわくん”とは違い、不名誉なあだ名をつけられてしまった男ー。

そのあだ名が”お漏らし王子”だったー。

彼ー
沼田 雅(ぬまた まさし)は、
少年時代はイケメンで”王子”だとというあだ名がついていたー。
小さい頃の彼は、女子からチヤホヤされたりして
調子に乗っていたことや、
学校の勉強も、スポーツも何でもできたことから
他人を見下すような癖がある男子だったー。

しかしー、ある日、雅は授業中にトイレを我慢できなくなり、
クラスメイトの前で、お漏らしをしてしまったのだー

お漏らしが原因で、不名誉なあだ名をつけられてしまうー。
この世界では、しばしば起きることで、
彼も、そんな不運なー、この世の黒い部分に引きずり込まれてしまったー。

だが、彼の場合、
そこから”狂気”が生まれてしまったー。

”お漏らし王子”と呼ばれるようになった彼はー
そのことを最初は嫌がっていたものの、
次第に”教室でお漏らしをした時のこと”を思い出すたびに
興奮するようになってしまったー

家でも、自分の部屋で”わざと”お漏らしをするような日が増えたー。

やがてー
自然なお漏らしでは我慢できず、
自らペットボトルの飲料水を大量に飲んで
素早く尿意が来るようにして、
何度も、何度も漏らしたー

「うへぇ♡」
中学生になったころには、彼は完全に歪んでいたー。

容姿も、変態的な顔つきになっていき、
成績はそこそこキープしていたものの、
人格が完全に歪んでしまったー。

”お漏らし王子”などと彼を呼んだ周囲の人間のせいかー
ちょうどその時期は、思春期と被ってしまったことかー
それとも、彼自身に元々変態の素質があったのかー

彼は、すっかり変態になってしまい、
高校2年生の際には音楽の授業中に
クラスメイトたちの前で”水が奏でる音ォ!”と、叫びながら
放尿して、そのまま停学処分を受けたー。

彼は、”お漏らし王子”と呼ばれることに
喜び、快感を覚えるようにすらなってしまったー

高校卒業後、地元を離れてこの地方にやってきてからはー
あまりそのことを知らない人間も多かったものの、
雅が変態であることには、変わりなかったー

”どっちにしようかなー”
雅が笑みを浮かべながら
前を歩く千夏と愛菜の姿を見つめるー

彼はー
数日前、ネットで偶然見つけた”憑依薬”なるものを手に入れていたー。

ネット上で、愛染亮(あいぜんりょう)という男が
憑依薬を出品しているのを見つけ、
半信半疑ながら、それを入手したー。

”裏のオークション”サイトでの出品だったが、
愛染なる人物の憑依薬は、評価も高く、
どうやら本物らしかったー

「ーー女の子の身体で、放尿ぅ」
ニヤニヤしながら雅は、
千夏・愛菜のほうを見つめるー

清楚系で穏やかな雰囲気の愛菜ー。
短めのスカートにおしゃれな黒タイツの千夏ー。

”どっちがいいかなぁ…クク”
雅は”誰でも”よかったー。

とにかく、女の身体で放尿してみたかったー。
ただ、それだけー。
相手に恨みがあるわけでも、
相手の身の周りの人間に恨みがあるわけでも、
特別、何かこだわりがあるわけでもなかったー。

とにかく、放尿できれば誰でもよかったー。

「ーー今日は、堀川くんとお昼?」
そんな、雅の存在には気づかず、千夏が言葉を口にすると、
「ー拓也は今日もいつもの場所でお昼食べてると思うからー」と、
苦笑いするー

「あ~池の前のところだっけ?」
千夏が言うと、愛菜は「うん」と笑うー。
いくつか、拓也のお気に入りスポットはあるが、
確か今日はそこだと言っていた。

一緒にお昼の時間を過ごしたい気持ちはあるけれど、
愛菜は、一人でのんびりと昼食を食べるような拓也の一面も
好きだったし、それを邪魔しないように、と、考えて
拓也がお昼の時間には、そっとしておくことが多い。
そもそも、昼休みの時間が合わないこともそこそこあるー。

そして、拓也自身もそんな愛菜の配慮に気付いているのか、
週に何回かは、愛菜のことを誘って一緒に食堂で食べる日も
作ってくれているー。

お互いに控えめで、相手に配慮する性格だからか、
上手く、絶妙なバランスで付き合い始めてからすでに1年近くに
なった今でも、仲良しな状況が続いていたー

「ー千夏は?」
愛菜が聞き返すと、「はにわくんは陶芸」と、笑ったー

「えぇっ!?大学でも陶芸してるの!?」
愛菜が思わず笑うと、「でも、好きなことに一生懸命なのは
素敵なことだよね」と、言葉を付け加えたー

「ふふ、まぁそうかもねー
浮気とか悪いことしてるわけじゃないし」
千夏はそれだけ言うと、「じゃ、わたしはそろそろ」と、
愛菜と違う方向を指さしながら言うー。

「うん!また! 午後も頑張って」
愛菜が言うと、千夏は穏やかに微笑んで
そのまま立ち去って行ったー

”お前に決めたー”

愛菜と千夏が雑談している間に
コイントスをしていた雅は、
笑みを浮かべながら”表”が出たことで、
憑依対象を愛菜に決めたー。

そしてー

「あ!あの!」
雅が愛菜に声を掛けるー。

「はい?」
愛菜の方が一学年上なこともあってか、
ほとんど二人には面識がないー

「こ、こっちに人がー!」
雅がそう叫ぶと、愛菜は「え?どうしたんですか?」と
不安そうな表情を浮かべるー

「と、友達が貧血で倒れちゃって!ちょっと手伝ってくれませんかー」
雅が言うと、愛菜は何も警戒しないまま
「あ…え?はいーわかりましたー」と、
雅の後をついて行ってしまうー

だがー
雅が、人の気配のない廊下に入ったのを確認すると、
すぐに愛菜のほうを振り返ったー

「ーーえ…?」

”あまり人通りがない”
だけで、1分もあれば確実に人が来るような廊下ー

だから、愛菜は別に特別、警戒もしていなかったー

しかしー

「ーーーえへへへ…お漏らしってしたことあります?」
雅がニヤニヤしながら言うー。

いきなりの質問に愛菜は「え?ど、どういうー?」と
困惑すると、雅はいきなり愛菜にキスをしたー

「ーー!?!?!?!?!?」
愛菜が目を見開いて驚くー

「ーこれから、お前の身体でお漏らしさせてもらうよ」
雅はそう呟くと、愛菜にさらに激しくキスをしてー
そのまま光のような雫になってー
愛菜の身体の中に入って行ったー

「ーーー…ぁ… …ぁ」
ビクン、ビクンと立ったまま震える愛菜ー

やがて、首をガクッと垂らすと、
少ししてから、顔を上げてー
不気味な笑みを浮かべたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなことがあったとは知らず、
拓也は、突然目の前で”お漏らし”をした愛菜を前に
ただ、困惑していたー

「ーーえ…な……何してるんだよ…?」
拓也が困惑しながら言うー。

愛菜はスカートの濡れた部分を触りながら
ニヤニヤと笑みを浮かべているー

「ーーくふふふふふ…女の身体で漏らすのはー
いつもと違う感覚で、最高だなぁ…」

愛菜は自分の濡れたスカートを触った手を
ペロリと舐めながら笑みを浮かべるー

「ま…愛菜…?」
拓也は混乱していたー。
目の前にやってきた愛菜が、突然
大学の敷地内でお漏らしをしたー。

意味が分からないー。

愛菜はさらに鞄からペットボトルのお茶を取り出すと
それを飲み始めるー。

「ーーは~~…飲みすぎて苦しい へへ」
愛菜は、混乱する拓也を他所にさらに飲み物を口に運ぶと、
「ーい…いや…愛菜!は、早く、その…ーー」と、
お漏らししてしまったことを指摘しようとするー

だが、正直なところ
”彼女が目の前で突然漏らした”この状況を
どうすれば良いのか、理解できなかったー。

「ーーあぁ、ごめんごめんーつい興奮しすぎちゃってぇ」
愛菜はニヤニヤしながら言うと、
「ー俺ーいや、わたしが漏らしてるの、どう?」と、
言葉を続けたー。

「ど…どうって…… え…… え??」
困惑する拓也ー

急にそんなことを聞かれても、どう答えていいのか分からないー。

「ーーお漏らし女って呼んで?」
愛菜がニヤニヤしながら言うー。

愛菜に憑依している雅は、
小さい頃、学校でお漏らしをして”お漏らし王子”と不名誉な
あだ名をつけられてしまって以降ー
最初はそのことを本人も嫌がっていたものの、
次第に歪みー、今ではそう呼ばれることに興奮していたー

「ほらぁ…お漏らし女って言ってよぉ…!
それとも、お漏らし彼女ー?
えへっ…ひひひひひひひひっ」

愛菜とは思えないような異様な態度に、
拓也は「ど…どうしちゃったんだよ…?」と、
愛菜のことを心配するー。

しかし、そんな心配を他所に、
「は~~…この身体から出る神秘の水ぅ…」と、うっとりした表情で、
自分の濡れたスカートを見つめながら微笑むー。

ペットボトルのお茶をさらに口にする愛菜ー。

大量に飲み物を摂取することで、
人間はトイレが近くなるー。

既に4本目のペットボトル飲料ー
これだけ一気に飲めば、相当、トイレは近くなるー。

「ー次は、お前ーあぁ、いや、拓也の顔にわたしのおしっこ
かけてあげるー
ふふ…ふふふふふふ」

愛菜が拓也の腕を掴みながら笑うー。

「ーま…愛菜… ちょ、ちょっと待て!
ホントにどしちゃったんだ!?」

たまらず拓也はそう言い放つー。

滅多に怒ることのない拓也ー。
今も、愛菜に怒りは感じていないー。
しかし、強く困惑していたー。

”どうしちゃったんだ?”という想いで、
頭の中がいっぱいになっていたー。

「ーーどうしちゃったって?」
愛菜はクスクスと笑うと、
「わたし、生まれ変わったのー。お漏らし女子大生にー」と、
甘い声を出しながら微笑むー。

「ーな…な…何をー」
混乱する拓也に対して、愛菜はクスッと笑うとー

「ーーーは~~~~ まぁ、もういいかー
教えてやるよ」

と、笑いながら、突然口調を変えて、
拓也に対して言い放ったー

「ーー女の身体でお漏らししようと思ってさー
憑依したんだよ。この女にー」

ニヤニヤしながら、種明かしをする愛菜を前に、
拓也は青ざめながら「ひ…憑依…?」と、
やっとの思いで言葉を振り絞ったー。

③へ続く

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コメント

シンプルに放尿を楽しむ憑依モノ(?)ですネ~!
次回が最終回デス~!☆

★分かる人向けの小ネタ★
作中に登場した「愛染」は他作品にも出ている人物で、
(※知らなくても問題ないように書いてますので、知らなくても大丈夫デス~!)
5周年記念作品で、あることが起きてますが、
憑依空間の作品は時系列バラバラ(※全部同じ世界でもないですネ!)なので、
5周年記念作品よりも、この「お漏らし彼女」は前の時系列のお話ですネ~!

あまり深く考えなくて大丈夫な部分ですが、知ってる人向けの小ネタでした~!☆

知らなくても全然大丈夫(このお話単体だけ読んでも問題ナシデス!)なので、
気軽に楽しんでくださいネ~!

今日もありがとうございました~!

憑依<お漏らし彼女>
憑依空間NEO

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