とある裏路地に、怪しげなパン屋があった。
その名をブラッディ・ベーカリーと言う。
そこで売られているパンの一つ
「入れ替わりパン」の物語ー
※ブラッディ・ベーカリーの続編デス!
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寂れた裏路地ー
人気のない場所でひっそりと営業しているパン屋があった。
その名も”ブラッディ・ベーカリー”
店主の小日向 清十郎(こひなた せいじゅうろう)は無愛想。
店内で、大音量のクラシック音楽が流れている。
彼は、無類のベートーベン好きだった。
メニューは、カレーパン、メロンパン、チョココロネの3種類のみ。
だがー、
それでもこのお店は、黒字だ。
それには、秘密があるー。
”裏メニュー”の存在だ。
”洗脳パン” 1個3万円
食べさせた相手を1日だけ洗脳できるパンー。
”憑依パン” 1個10万円
食べさせた相手に、1日だけ憑依できるパン。
また、自分が食べることで、自分が霊体化できる
憑依パン辛口(1個15万円)も存在するー
”入れ替わりパン” 1セット10万円
2個入りのパンで、食べたもの同士の身体を入れ替えるパン。
”女体化パン” 1個20万円
その名の通り、食べると女体化するパン。
これらのパンで利益を上げ、
店主の清十郎は、新たなパンの開発を目指している。
それが”他者変身パン”そして、”永久洗脳パン”
この二つで、死んだ妹を蘇らせようとしているー
奥ではー
バニーガールの格好をした元・女子大生の莉紗が
無表情で洗脳パンを食べている。
このお店では、洗脳パンで洗脳した女性を働かせているー
店主である清十郎の個人的な趣味とー
店内の仕事が円滑に進むという、
2つの理由からだー。
「莉紗…こっちに来なさい」
清十郎が言うと、莉紗は「はい…」と呟く。
彼女は、数か月前までは普通の女子大生だった。
しかしー
彼氏と共にこのお店に入ってしまい、
その際に洗脳パンを食べさせられたことで
洗脳されてしまったー。
洗脳パンの効力はおよそ24時間。
しかし、洗脳されている莉紗は、毎日そのパンを
食べさせられていて、
清十郎の忠実な手ごまになってしまっていた。
「いいお尻だ」
清十郎が、バニーガール姿の莉紗のお尻を
触りながら笑う。
「-ーーはぁい♡ ありがとうございます♡」
莉紗が嬉しそうに言う。
洗脳されている莉紗にとって、
清十郎に愛されることは
何よりの悦びだった。
24時間ー
洗脳パンを口にさえしなければ
元の彼女に戻れる。
しかし、彼女は、もう戻れない。
清十郎が飽きるまで、毎日、洗脳パンを
食べることになるー。
「--んあぁっ♡」
「ご褒美だ」
清十郎が莉紗にキスをすると、
莉紗は嬉しそうに顔を赤らめた。
「--午後も頑張ってくれよ」
清十郎が言うと、
莉紗は「はい!ご主人様!」と元気よく返事をして、
バニーガール姿のまま、店内の掃除や整理整頓を
はじめるのだった。
ガチャー。
「ーーー」
清十郎は、新聞を広げながらカウンターの椅子に
座っていて、特に何の声も出さなかった。
清十郎にとって”普通の客”に興味はない
干からびたカレーパンを買うような奴は、
好きにすればいい。
清十郎が用があるのは
”裏メニュー”を求めてやってくるお客さんたちだ。
「---あの」
気の弱そうな若い男が言う。
大学生だろうか。
「--ーーー」
バニーガール姿の莉紗も興味無さそうに
掃除を続けている。
「---”裏メニュー”の噂を聞いてきました」
眼鏡の男は言った。
「----ほう」
清十郎は、初めて、客と目を合わせた。
「なるほど。裏メニューがどういう世界か、知ってるのか?」
清十郎がするどい眼光で男を見つめる。
すると、男はびびった様子だったが
すぐに、強い目で清十郎を見た
「はいー。
入れ替わりパンー
それを、買いに来ました」
はっきりした口調で、彼はそう言った。
「-入れ替わりパンを?
お前も、誰かと入れ替わりたいのか?」
清十郎が尋ねる。
”こいつは入れ替わりパンの値段を知っているのか?”と
心の中で思いながらー。
入れ替わりパンは10万円もする代物だ。
「--僕は…」
男が言う。
「僕は、新東大学2年の相神(あいがみ)と申します」
眼鏡の男は、自分の名前を名乗った。
「入れ替わりパンで…妹の麻奈(まな)と入れ替わりたいんです」
彼は、そう言った。
「ほぅ…兄と妹の入れ替わり…
ま、悪くはないな。
ここの客にもそういう組み合わせは何人かいた。」
清十郎がそう言うと、
相神は、清十郎の方をしっかりと見つめて行った。
「--僕に売ってくれるんですか?
それとも、売ってくれないんですか?」
相神の強い口調。
清十郎は”生意気なガキだ”と思いながら言う。
「---売るか、売らないかは私次第だ」
清十郎が言う。
自分も、欲望にまみれているから、
人のことは言えない。
だが、清十郎は客を評価する。
基準は”自分”だ。
清十郎自身が気に入るか、
気に入らないか。
「--ここで売っている裏メニューは」
清十郎はそう言うと、
バニーガール姿の莉紗を呼び寄せて
抱きかかえた。
「人の人生を大きく変えるパンだ」
清十郎は、莉紗にそのままキスをする。
莉紗は、とても嬉しそうにしている。
「あぁ…♡」
うっとりとした表情の莉紗。
それを見ながら、清十郎は続ける。
「人の人生を狂わせる覚悟は、お前にあるか?」
店内にかかっているべートーベンのBGMが
流れる中、清十郎は鋭い目つきで、
相神を睨む。
「--私は人を狂わせる覚悟がある。
この女も、少し前までは普通の女子大生だった女だ。
だが、今では…」
清十郎が莉紗の胸を両手でつかみ、触り始めた。
「うへぇぇぇ♡」
莉紗が嬉しそうに涎を垂らす。
「このザマだ…。」
清十郎の言葉を聞いていた、男性客・相神は
口を開いた。
「覚悟ならあるー」
その目は、鋭かった。
弱弱しい男子、という感じの相神だが、
その言葉には気迫があった。
「ほぅ…」
清十郎が相神を見る。
「--10万円…払えるのか」
そう言うと、相神は首を振った。
清十郎は舌打ちした。
裏メニューを販売している目的は、
”妹を蘇らせるためのパンを作るための
開発費用を稼ぐため”でもある。
金のない人間に、用など、ない。
「--金がないなら、帰ってくれ」
清十郎は興味が失せたかのように、愛想なく言う。
バニーガール姿の莉紗がつまらなそうに、
相神に近づき、
「ご主人様が出てけと仰せです。
お帰り下さいませ」と優しく微笑んだ。
「--僕は金の代わりにー」
相神は、叫んだ。
「命を懸けるー」
とー。
「---命を?」
相神への興味を失いかけていた清十郎が
その言葉に反応した。
「どういうことだ?」
清十郎が問いかける。
相神は、答えなかった。
だが、その目はまっすぐ、
はっきりと清十郎を見つめていた。
「----!!」
清十郎は、その目を見て思う。
”この男はー”
相神の目はー
”妹を救おうとしている人間の目”だったー。
そう、清十郎と同じ。
清十郎の目的は、妹を蘇らせること。
他者変身パンと、永久洗脳パンを作りだし、
妹をこの世に復活させることー。
清十郎は、相神の目から”妹を守りたい”という
確かな意思を感じ取った。
「--馬鹿なやつだ」
清十郎が言うと、相神は叫んだ。
「--ぼ、僕は!妹を救いたい!」
大声で叫ぶ相神。
清十郎は、相神を無視して、
カウンターに戻ると、
そのまま新聞を広げて読みだした。
「---そんな」
うなだれる相神。
そんな相神に、バニーガール姿の莉紗が近づくと、
莉紗は入れ替わりパンの入った袋を
相神に差し出した。
「え…?」
相神が不思議そうに言う。
莉紗は、優しく微笑んでいるー。
「---これ以上騒がれると
せっかくのベートーベンが台無しだ。
とっとと持って行け」
清十郎が新聞を読みながら言う。
「え…でも…?」
相神が言うと、清十郎は溜息をついた。
「---売るか、売らないかは私次第ー
と、言ったはずだ。
お前には、入れ替わりパンは売らない」
そして、清十郎は続ける。
「そのまま、くれてやる」
清十郎の言葉に、相神は頭を下げた。
「ありがとうございますっ!」
30秒は頭を下げていただろうか。
相神はそのままお店から立ち去った。
「----あの目」
清十郎は呟く。
事情は知らないが
”命を懸ける”というのは本当なのだろう。
清十郎はそう思いながら、
再び新聞紙を読み始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「麻奈!」
相神は、病室に駆け込んだ。
「…お、、お兄ちゃん…?」
相神の妹・麻奈は
弱った様子で、ベットに横たわっていた。
相神 勇夫(あいがみ いさお)。
ブラッディ―ベーカリーで入れ替わりパンを購入した彼は
その足で、病気の妹のところに駆け込んだのだった。
「---お兄ちゃん…」
病室の窓から、外を見つめながら麻奈は呟く。
「もうすぐ…もうすぐわたしは、何も
分からなくなっちゃうんだよね…」
麻奈が呟く。
「---麻奈」
勇夫は、麻奈の方を悲しそうな目で見つめる。
その腕には、ブラッディ・ベーカリーで購入した
入れ替わりパンが入った袋が下げられている。
「---おにいちゃん」
麻奈が兄の方を見る。
「--…わたし…もっと…もっと生きたかったなぁ…」
麻奈の目から涙がこぼれる。
相神の妹ー麻奈は
とある病魔に侵されていた。
兄である彼は、
”自分が代わってやりたい”
そう思っていた。
もし、代われるとしても、
妹はそれを望まないー
そんなことは分かっている。
けれども、それでも、代わってあげたかった。
そんな彼が、ブラッディ・ベーカリーの存在を知った。
その情報を知った彼は、
すぐに入れ替わりパンを欲して、パン屋に
足を運んだのだった。
「麻奈…。
だいじょうぶ。心配しなくていいから」
勇夫は、妹にそう告げる。
「おにいちゃん…」
麻奈はそれを
”兄の励ましの言葉”だと思った。
もうダメなのは自分が一番良く分かっている。
それでも、兄は最後まで自分のことを
励ましてくれる。
麻奈は、もう長くない。
麻奈本人も、兄も、そのことは
よく分かっていた。
今すぐにでも急変するかもしれないー
それほどに、ギリギリの状態だった。
先週も、突然発作を起こして、
危険な状態だったー
もう、時間がない。
「---麻奈。
パン買ってきたよ」
勇夫がブラッディ・ベーカリーで買ってきたパンを取り出す。
「--パン?わたしに?」
麻奈は苦しそうな表情を浮かべながら言った。
麻奈はもう、まともに食べられる状態でもなかった。
こうして、勝手に食べ物を差し出すこと自体、
危険な状態だったのだ。
しかしー
「どうしても、、どうしても麻奈に食べてほしいんだ」
そう言って、勇夫は麻奈に”入れ替わりパン”を
差し出すー
「-----」
麻奈はしばらく考えていたが、
一口だけ…と呟いた。
「先生に怒られちゃうから…」と言いながら
麻奈はそのパンを一口かじった。
”一口でいい”
店主の清十郎はそう言っていた。
麻奈ー。
勇夫は思うー
もう、後戻りはできない。
自分は妹の代わりに死ぬー
そして妹はー。
そう、全ては妹のためー
いやー
違うー
ホントは怖いんだ。
”妹のいない世界で生きること”が
怖くて怖くてたまらなかった。
兄として妹を救うー
それはただ、かっこつけているだけかもしれない。
本当は、
一人になるのが、怖くて、怖くてたまらないー
それだけなのかも、しれないー
「---麻奈…ごめんな」
勇夫はそう呟いて
”入れ替わりパン”を食べたー
すると、視界が急激におかしくなる。
「---!?」
こ、これが入れ替わりパンの力ー。
勇夫はそう思いながら意識を失った。
・・・・・・・・・・
「うっ…」
目を覚ます―
そこには、天井があった。
髪の感覚ー
胸の感覚ー
そっか、これが女の子かー
勇夫はそう思うー
「--ちょ、、ど、、どういうこと!?」
自分の声がする。
「--わ、、わたしがお兄ちゃんに!?」
さっきまで弱弱しく話していた麻奈は
兄の身体と入れ替わり、
元気に喋っている。
「---よかった…」
麻奈が呟く。中身は兄の勇夫。
兄は、妹として死ぬことを決意した。
「え…うそ??ど、、どういうこと!?
ねぇ、お兄ちゃん!」
勇夫が叫ぶ。
中身は妹の麻奈ー。
「---どうって…?
麻奈に生きてほしいから…」
目から涙をこぼす自分の身体ー
「それに…
麻奈のいない世界なんて…俺は
げほっ…げほっ…ごほっ!」
麻奈の身体が苦しみだす。
「ちょっと!お兄ちゃん!これどういうこと!?
ねぇ…!!」
勇夫になった麻奈は”ブラッディ・ベーカリー”と書かれた袋を見つめる。
「--あのパン…!」
勇夫(麻奈)は、パンを口にした。
こうすれば、また兄と入れ替われるー。
確かに、生きたいー
でも、兄の犠牲の上に、
生きるなんて、そんなのは辛すぎる。
”身体ってこんなに動くんだ”と感じる暇もなく、
勇夫になった麻奈は必死に
入れ替わりパンを口にしたー。
けれど、麻奈になった勇夫は
口を開かなかった。
苦しそうに咳き込む。
食事制限があるのに、パンを口にしたからか、
それとも中身が入れ替わったことが病気に
悪影響を与えたのか、
麻奈の身体は急激に弱っていた。
「お…お兄ちゃん!ちょっと!ふざけないで!」
勇夫(麻奈)が叫ぶ。
「---ごほっ!ごほっ…!
よかった…!
俺、、不器用だから
ごほっ…!
こんなことしか、、してやれなくて…ごほっ…ごほ!」
咳き込みながら麻奈(勇夫)が言う。
そして、苦しみながら麻奈は自分の胸に手を触れた。
「あはは…これが、女の子かぁ……あ…」
そのまま心停止してしまう麻奈(勇夫)
「お兄ちゃんーーー!」
勇夫(麻奈)は必死に叫んだー
けれど、
もう、その言葉は、
兄には届かなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・
後日ー
清十郎のパン屋に、
一人の男性客が姿を現した。
相神ー。
入れ替わりパンを購入していった
男子大学生だ。
「--おや、君は」
ベートーベンのクラシック音楽がかかる中、
店主の清十郎は、不愛想に呟いた。
店内では、スクール水着姿の
莉紗がご機嫌そうに掃除をしている。
彼女は今日も、洗脳パンで洗脳されたままだ。
「----」
相神勇夫は口を開く。
「---ありがとうございました」
頭を下げる勇夫。
中身は妹の麻奈だ。
結局、自分の身体と入れ替わった兄は
そのまま死んでしまったー。
兄の身体になった麻奈は、兄の本当の気持ちを知ったー。
兄の記憶が流れ込んできたからだー。
入れ替わりパンを買った理由は、3つ。
ひとつは、
妹である麻奈を助ける為。
ふたつめは、
”妹の死ぬところを見たくない”
兄である勇夫自身が、耐えられなかったため。
そして、みっつめはー。
「---」
このお店はヤバイ店だ。
店主の清十郎は悪人だ。
兄の記憶を受け継いだ麻奈は
そのことを理解しながらも、
お礼を言いに来た。
兄の、そして妹である自分の
願いをかなえてくれたこの店主に。
「---」
清十郎はじっと勇夫を見つめていたが
やがて、呟いた。
「そうかー。」
清十郎は立ち上がると、
スクール水着姿の莉紗を抱きかかえながら
呟いたー。
「--君の兄貴が…羨ましいよ」
とー。
清十郎は、過去の自分を思い出す。
高校2年の妹が、
交通事故で死んだー
あの時から、清十郎は彼女を蘇らせるために、
研究を続けている。
このお店は、そのためのー。
あの時、病院に駆けつけた際にー
妹は、「いたいよ…」とずっと叫んでいた…。
もしも、
もしもあの時、入れ替わりパンがあったならー
目の前にいる大学生・相神勇夫と同じ選択を
自分はしただろう。
「----…」
勇夫になった麻奈は思う。
この人は、兄を同じ、
悲しい目をしているー
もちろん、無関係の人を巻き込んでいるから、
善人ではないだろうー
けれどーー
「---兄貴から貰ったからだ、
大切にするんだな。
それとー
君のような子は、ここに来るべきじゃない」
それだけ言うと、清十郎はカウンターに座り、
新聞を読み始めた。
「--お世話に、なりました」
相神勇夫は、お礼の言葉を述べて、お店を後にしたー。
「---」
妹の写真を見つめながら、清十郎は呟いた。
「また、会いたいー」
とー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お兄ちゃん…」
”妹”の墓参りに来ていた勇夫は呟く。
死んだのは兄だが、
死んだからだは、妹、つまり自分のものだ。
「---わたし、お兄ちゃんの分も、
頑張って生きるからー」
そう呟いて、勇夫になった麻奈は
兄の分も強く生きると決意して、
歩きはじめた。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
ブラッディベーカリーの続編でした!
え?利用したい?
どこにお店があるか、探すのデス!
コメント
SECRET: 0
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今回は切ない、いい話でしたね
こういう、極悪人が相手に過去の自分を重ねて情にほだされる展開好きなんですよね。それで改心したわけでもなく、悪としての軸はぶれてないけど、確かに救われた人はいる……。こういう終わり方好きです♪
SECRET: 0
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> 今回は切ない、いい話でしたね
> こういう、極悪人が相手に過去の自分を重ねて情にほだされる展開好きなんですよね。それで改心したわけでもなく、悪としての軸はぶれてないけど、確かに救われた人はいる……。こういう終わり方好きです♪
ありがとうございます~!
極悪人も人間ですからネ~
でも、コロッと善人になるのもご都合主義になっちゃうので、
線引きが大変デス~☆
SECRET: 0
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この話、もし兄と妹の立場が逆だったらすごく私好みでした。あるいは病気の兄が生きたいがために、妹を犠牲にするとかみたいなダークな結末とかだったらもっと最高です。
それにしても、最近、ここの入れ替わり系の小説が多くなってきているので、入れ替わり系が好きな私にはとても嬉しいですね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> この話、もし兄と妹の立場が逆だったらすごく私好みでした。あるいは病気の兄が生きたいがために、妹を犠牲にするとかみたいなダークな結末とかだったらもっと最高です。
>
> それにしても、最近、ここの入れ替わり系の小説が多くなってきているので、入れ替わり系が好きな私にはとても嬉しいですね。
ありがとうございます~!
憑依が中心なのは変わりませんが、色々なジャンルに挑戦していきます~!