女子大生バイト、雨宮 雫の体を奪った店長。
そして店長は憑依薬をくれた親友から提示された
”1か月”の期限内に
雫の体を使って、店の売上の巻き返しを図るー。
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「おはようございますっ♪」
雫が元気に挨拶をした。
バイトスタッフの一人、河野 琢磨(かわの たくま)が
店に入ると、笑顔の雫の姿だけがあった。
「あ、、あれ、雨宮さん?
店長は…?」
店長がおらず、雫一人しかいない店内に違和感を感じる。
雫は笑みを浮かべながら椅子から立ち上がった。
雫の格好を見て、
河崎は息をのんだ。
大胆に足を露出した赤いミニスカート、
そして程よく胸を強調したブラウスを身にまとっている。
いつもの、控えめな雫とは違う。
その雫が、河野のすぐそばまでやってきて
微笑む。
「実は、
小牧店長が急病で1か月お休みになってしまって、
わたしが1か月間、店長の代理をすることになったんです」
囁くようにして言う雫。
あまりの距離の近さに河野のドキドキは止まらなかった。
「--そ、、そうなんだ」
河野は疑問に思う。
雫は19歳の女子大生。
確かに夏休み期間中で、店長代理も別に可能ではあるだろう。
しかし、フリーターのバイトもいるし、
何より雫は、半年前に入ったバイトの子だ。
比較的バイトの中では新しい。
「疑ってます?」
雫が悪戯っぽく笑う。
「え、、い、いや」
河野は戸惑う。
河野琢磨は21歳の男子大学生のアルバイトだった。
かねてから半年前にバイトを始めた雫とは仲が良く、
内心では雫に密かな好意を抱いていた。
「本当ですからねっ!」
雫が可愛らしく言いながら店長直筆の署名が入った
通達を掲げた。
本部からの通達も来ている。
恐らく、本当なのだろう。
「あ、河野先輩…
一つお願いがあるんですけど、いいですか?」
雫は上目遣いで河野を見た。
自分より背の低い雫に上目遣いで見られた
河野の胸は高鳴った。
「来週の火曜日なんですけど…
人、足りないんですよね…
このままだとわたし一人になっちゃうんです…」
寂しげに俯く雫。
河野は、雫の生足に目がいかないように必死に
別の方を見ていた。
赤いミニスカートが気になって仕方がない。
「河野先輩…
この日、、、出れませんか…?」
涙ぐんだ目で見つめられた河野は顔を赤くした
「え、、えっ、あ、大丈夫大丈夫、出れるよ!
雫ちゃん一人にはさせられないよ!」
その言葉を聞き、雫は微笑んだ
「ありがとうございますっ♪
嬉しいです!」
そう言い、雫は河野の手を握って
感謝の言葉を述べた。
突然、手を握られて河野は顔を赤らめる。
「あ、、、あ、ああ、
俺、、、開店準備してくる」
河野は雫の視線を避けるようにして
店の開店準備を始めた。
「----あぁ…幸せだ」
河野は雫の思わぬ態度に幸せを感じていたー。
そんな河野の姿を見ながら雫は笑う。
「バッカみたい!
女って最高ね」
乱暴に椅子に座り、足を組む雫。
ミニスカートから、下着が覗く。
「ふふっ…
わたしの体使えば、
売上あげるなんてカンタンかもね♪」
雫は自分の胸を弄びながらそう呟く。
そしてー
「この前お願いした時、友人と遊ぶ約束があるって
言ってたのに…」
河野の方を見ながら雫は呟く。
”小牧店長”が雫に憑依する前に、
火曜日のシフトをお願いした時、河野は
”友人との約束がある”という理由でそれを断っていた。
だが、今日はー
「なんか、うざい…」
雫はつまらなそうな表情を浮かべて、そう呟いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「いらっしゃいませ!」
雫が明るい笑顔で接客をしている。
今日の雫は、カウンターの外で、接客をすることが多かった
「(カウンターの後ろに居たら、私のせっかくの
太ももがお客さんに見えないからね)」
雫はニヤリと笑みを浮かべながら店内整理や
接客を続ける
天井の貼り紙を調整するため
脚立に乗って作業する雫。
勿論、貼り紙の調整なんて、今はやらなくてもいい作業だ。
だが、雫は笑みを浮かべながら
その作業をしていたー。
ミニスカートを下から男が覗いている。
近くのカードを見るふりをしながら男が覗いている
「(フフ…エッロ…♪
でも売上のためなら、雫、喜んで見せちゃう!)」
雫は脚立での作業を続けた。
たまたま店にやってきた男たちは、
雫の足に目が釘付けになっていた。
しかも、高い脚立に乗っているから
赤いミニスカートの中も見える
「(女って最高…
わたしもせっかく可愛いんだから、
もっと自分の体を有効活用すれば良かったのに♪)」
雫は自分の下着が湿ってるのを感じた。
「(あはっ…♡
自分の体で興奮してる…!
わたしもすっかりエッチになっちゃった!
えへへ…)」
心の中でそんなことを考える雫。
その時だった
「ちょっと!雫ちゃん!」
ふと声がして振り向くと、29歳の女性バイト、
鴨山 輝美(かもやま てるみ)の姿があった。
「あ?どうかしましたか?」
雫が返事をすると、雫にこっちに来て、と言い、
客から見えない通路に連れて行かれた。
「ねぇ、雫ちゃん…
その格好で、脚立に乗っちゃだめだよ…」
輝美が言う。
スカートの中が見えている、
そう言いたいのだろう。
「えーー、わ、、わたし、」
雫は”戸惑う”演技をした
顔を赤らめてーー
「---うん。。。
男の客がさっきからみんなニヤニヤして
雫ちゃんのこと見てたから…
気をつけなさいよ」
輝美は言った。
店長代理になったとはいえ、
雫は皆の後輩だ。
こういう扱いなのは仕方がない。
「教えてくれてありがとうございます先輩…
は、、、恥ずかしいです…」
雫は”恥じらい”を見せると、
輝美は微笑んで、
「天井の貼り紙の調整よね?
私がやっておいてあげるから、
雫ちゃんは別のことをやって。ね?」
輝美が言うと、
そのまま店内へと向かって行った。
チッー
雫は舌打ちをした。
「魅せてんだよバーカ!」
小声でつぶやき、
雫は自分の太ももを両手で触り、
恍惚の笑みを浮かべた
「ああぁっ…
なんて綺麗なの…」
顔を赤らめる雫。
そしてスカートをふわふわと手でいじくり倒す。
「ーーもっと、もっと、
誘惑しなきゃ…
わたしは売上の為なら何でもする女になるの♡
うふふ…」
それから1週間。
雫の行動はどんどんエスカレートしていった。
その日の雫は、
肩を大胆に露出し、太ももを露出したショートパンツ姿だった。
「---ねぇ…河野先輩…
今月、人件費苦しいみたいなの…
この日、ボランティアできませんか?」
雫は、河野に寄りかかりながら囁く。
河野の手をつかみ、
自分の太ももにその手を押し付けてこすらせた。
河野が顔を真っ赤にしている
「ねぇ…お願い…
雫、怒られちゃうんです…」
泣きそうな”演技”をする。
河野がつばをゴクリと飲み込む。
「----お願いします…
ボランティアしてくれませんか…」
雫は
”タダ働きしろ”と、
河野に要求していた。
が、河野もさすがにそれは戸惑った。
「そ…それは…」
河野がそう言うのを見て雫は、
自分の服を少しだけはだけさせた…
「ねぇ、おねがい♡
私で良ければ、何でもしますから…
河野先輩のために、
なんでもしますから…♡」
甘えた声を出す雫。
雫の事が好きな河野は顔を真っ赤にした
「し…雫ちゃん…
ど、、、どうしたんだよ最近、、
そんな事言う子だったっけ…?」
河野が戸惑いながら言う。
「---うふふ、
私、何事にも一生懸命なんです」
河野の手を雫は自分の胸に当てた。
河野がさらに赤くなる
「お願い、できますか♡」
囁くようにして言う。
河野はーーー
顔を赤らめながら頷いた。
さらに時は流れ、
店の売上は順調に上がってきていた。
今日も雫は店内で接客をしている
「お願い!もう1BOX、、だめ?」
オタクの常連客に雫は色目を使っていた。
今日の雫は、
お姫様風のファッションで身を固めていた。
オタク男の近くに雫は近づいていき、
オタク男に髪の毛が触れる距離でささやいた
「大人買いって、カッコいいですよね…
雫、大人買いする人大好き♡」
甘い声で囁く雫。
わざとスカートの部分がオタク男にくっつくように
して近づく。
「あっーーーふっ、、ふっ」
オタク男が声にならない声を上げた
「玄奘さんなら、きっと買ってくれるって、信じてます」
雫はオタク男の手を握り、
可愛らしく微笑んだ。
「うっ、、うっ、、買う!買う!
あと3BOX追加で買っちゃうぞぉ!」
オタク男が、発狂してカードを大量買いした。
雫はその後ろ姿を見ながら邪悪に笑う。
そして、レジで会計を終えたオタク男に、
「雫、本当にうれしい♪」
と、可愛らしいポーズをしながら媚を売っておいた
満面の笑みで雫がカウンターの後ろに戻ると、
バイトの輝美が、近づいてきた。
「ねぇ…雫ちゃん、こんなこと言いたくないんだけど、
最近、どうしちゃったの?」
輝美が心配そうに言う。
「どうしたって?何がですか?」
雫はバカにしたような笑みを浮かべながら言う。
「---雫ちゃん!
お客さんに色目使ったりして、、
ゼッタイ変よ!
あんなに、真面目な感じだったのに、
最近の雫ちゃん!絶対ヘン!」
輝美が断言して雫に言い放った。
「クスッ…変じゃないですよ。
雨宮 雫は売上のためなら何でもするんです
たとえばこんなこともね。
うふっ♡」
輝美の前で雫は自分の服のボタンをはずし始めた。
唇を舌で妖艶になめながら…
パチン!
雫の頬を衝撃が襲った。
輝美が、ビンタしたのだー。
「雫ちゃんーふざけないで!
いい?あなたのやってることは間違えよ!
そんな風に自分を安売りしたって
ゼッタイに幸せなんかになれないよ!」
輝美が言う。
うるさい女だ。
雫はそう思った。
「---ねぇ」
雫は言った。
怒りを込めて。
輝美が先輩であることなんか、もうどうでも良かった
「今、何したの?」
雫は怒りに満ちた表情で輝美を見つめた。
「えーー、、何よ・・・」
戸惑いの表情を見せる輝美。
しかし、雫は止まらなかった
「--店長の私を殴ったのよね?
わたしが大人しくしてるからって
調子に乗らないでくれます!?
わたしが若くて可愛いからって
嫉妬してるんでしょ??
このブス!」
雫は辛辣な言葉を吐き捨てた。
輝美は体を震わせて
「何よ!せっかく人が心配してるのに!」
と怒りながら店内へと戻っていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日に日に
売上が上がるー。
女性客は減ったが男性客が大幅に増えた。
雫は、チャイナドレスを着て、
大胆に足を露出して、その日、お店に出ていた
「ふぅ~!いいねぇ!今日も!」
オタクたちが群がっている
雫は足を台の上に乗せて
オタクたちに生足を見せつけた
「写真、撮ってもいいですよ~
雫の大サービス!ふふふっ♡
でも、写真撮ったら
1BOX買ってくださいね!」
雫が言うと、
男たちは盛り上がりを見せた。
ーーーその様子を店の外から見つめている男が居た。
雫に憑依している
小牧店長の親友の男だった。
既に憑依薬を渡してから4週間が経っている。
店は繁盛していた。
しかし・・・
「…その娘のこと、、何にも考えていないんだな…」
親友は呟いた。
「---ま、あと1週間だから
大目に見てやるか」
親友は、小牧店長が
”約束を守ってくれる”そう信じていた。
憑依された女の子にも、
人生がある。
それを奪うようなことはしないだろうと。
既にLINEで来週の夜、二人で会うことになっている
”その時に体は返す”
小牧はそう言っていた。
「………」
親友は不安そうに男たちをひきつけて
妖艶な笑みを浮かべる雫の姿を見つめた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夜。
閉店後の店内で、雫は全裸になって
河野に抱かれていた。
「んふっ…河野先輩ったら
エッチなんだから…♡」
愛液まみれの雫がほほ笑む
「はぁっ…はぁっ…
雫ちゃんがこんな大胆な子なんて思わなかったよ」
雫は、バイトの河野に色目を使い、
誘惑を続け、今では忠実な兵隊として河野を利用していた。
「・・・わたしは売上に魂を売ったの
うふふっ♪」
雫はそう言いながら河野にキスをして言う。
「ねぇ、、、一つお願いしてもいい?」
妖艶な雫を前に、
河野は無言でうなずいた…
③へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
明日が売上少女の最終回です^^
その結末は…秘密(笑)
コメント
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果たしてどんな結末になるのか……
明日の更新楽しみにしてます!
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> 果たしてどんな結末になるのか……
> 明日の更新楽しみにしてます!
ありがとうございます^^
人は欲望に飲み込まれ……おっと(汗)