入れ替わって自分の身体を痛め続ける男ー
男の快感と欲望の果てに、
待っている結末は…!?
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「---ばーか!ばーか!」
智乃の身体で、自分を罵倒する
智乃(哲弥)-
哲弥(智乃)は、泣きじゃくっているー。
自分がやりたかったことは、
大体やったような気がするー
智乃(哲弥)はそんな風に思いながらー
立ち上がるー
「--あぁぁぁ~見ず知らずの女子高生の
松原智乃ちゃんにいじめられてる俺…
かわいそうすぎるぅぅぅぅぅ~!」
部屋に設置したカメラを回収すると
哲弥(智乃)を拘束したまま、
パソコンでその映像を再生し始めたー
さっきまでの光景が、パソコンに表示されるー
「おっほ…!いいぞ!やれ!!えへへへ…
あぁぁぁ~~かわいそうな俺…
うわぁっ!智乃ちゃんのおしっこが俺に…!」
哲弥(智乃)を無視して、
智乃(哲弥)は、
”自分が痛めつけられている映像”を見て
先ほどから激しく興奮しているー
「うほほほほほほほほっ!」
再び興奮して、部屋の中で飛び跳ねまくる智乃(哲弥)-
髪とスカートを乱しながら、
激しい興奮に身をゆだねるー
「あぁぁ~なんてかわいそうなんだ」
パソコンのモニターの前に顔を近づけて、
狂った笑みを浮かべながら、智乃(哲弥)が、
録画した映像を見つめるー。
「--はぁ…はぁ…はぁ…
いじめられてる俺…はぁ…♡」
智乃(哲弥)は、満面の笑みを浮かべながら
”今度は妹と入れ替わってやってみるかな…?”などと
笑みを浮かべるー
映像を再生し終えると、
満足そうな笑みを浮かべて、智乃(哲弥)は、
哲弥(智乃)の方を見たー
「はぁぁぁ~最高の映像が取れたよ…
ホントは、俺が痛めつける側も、痛めつけられる側も
味わいたいんだけど、
まぁこうするしかなかったから、悪いね」
まるで”軽いノリ”と言わんばかりに智乃(哲弥)が、
哲弥(智乃)の方に近づいていくとー
智乃(哲弥)が、時計を見たー
入れ替わり薬には、”安全に使用できる時間”が
決まっており、
説明書によれば1時間程度、とのことだったー。
それを超えると
”身体に魂が定着してしまい、元に戻ることができない恐れがある”と、
そう書かれていたのだー。
「--さてさて」
哲弥(智乃)の拘束を解いた智乃(哲弥)は笑みを浮かべるー。
「--さぁ、元に戻ろう。
俺のために、ありがとう」
軽い口調で言う智乃(哲弥)
哲弥(智乃)に向かって、わざと頭突きをするとー
哲弥(智乃)が何かを言う前にーー
二人は再び入れ替わって、元に戻ったー
「--あ…」
入れ替わって元に戻った智乃の表情が
途端に弱弱しくなるー。
今まで、狂気的な笑みを浮かべていた子とは
思えないような変わりっぷりだ。
「---へへ…ありがとな じゃ、帰っていいよ」
ずきずき痛む身体に快感を覚えながら
哲弥は笑うー。
”さぁ来い”
哲弥はゾクゾクしながら、背中を智乃に向けているー
「--」
元に戻った智乃は、自分の身体を見つめて
元に戻ったことを確認するとー
叫んだーー
「--最低!!!!!!!」
とー。
”来たぁああああああああああああああああああ”
哲弥は智乃に背を向けたまま心の中で
ガッツポーズをしたー
「--何がしたいのか、、分からないですけど…
どうして、、どうしてこんなひどいことするんですか…!?
わたし…わたし…怖かった…!」
智乃が泣きながら言うー。
「--へへへへ」
哲弥は振り返ると、
「--なんでかなぁ~」と
わざとらしく鼻をほじりながら
挑発的なポーズを取ったー
「--うあああああああああああ!」
智乃が哲弥を押し倒すー
「--わたし、あなたを許さない!」
智乃が叫ぶー。
「--あぁぁ…♡」
哲弥はうっとりした表情を浮かべたー
「--警察に、、警察に通報しますから!!!!」
智乃が叫んでいるー
「--あぁぁあああああ~~♡
もっと、もっと~~~♡」
哲弥は笑みを浮かべる
もっと俺を罵ってくれぇ~~~~!!!!!!
哲弥の心の欲求が爆発したー
哲弥は、最初から”2段構え”の計画を
立てていたー
まずは自分が入れ替わり、
女子高生の身体で自分の身体を痛めつけるー。
痛めつけられた自分を”加害者側”として
見ることで、激しい興奮を味わいたかったー
”いつもとは違う泣き方をする自分”
”いつもとは違う悲鳴をあげる自分”に
存分に興奮することができたー
そしてー
”2段目”
それはー
”元に戻ったあとに、女子高生から罵倒されること”
それが、今だー。
こうすることにより、
哲弥は、加害者側と被害者側を同時に
味わうことが出来ているー
「--えへへへへへへへへへ」
笑う哲弥ー
智乃が「変態!」と泣き叫んでいるー
智乃みたいなかわいい子に罵倒されるなんて
「--あぁぁぁ、、最高のご褒美だよぉ♡」
哲弥はうっとりとした笑みを浮かべるー。
「ーーーもう、、最低!!!」
智乃は叫ぶと、スマホで警察に通報したー。
哲弥は、智乃のことを止めもせずに、
ニヤニヤと笑みを浮かべていたー
「--君さ、自分が、殴られたらどう思う?」
哲弥の言葉に、智乃は怯えながら、玄関の方に後ずさるー。
「--はは、いやいや、今、俺が君を殴るって意味じゃないよ」
哲弥がそう言うと、智乃は警戒しながらも
「痛いし、怖いし、イヤ」と答えたー
哲弥は笑うー
「はっはははははははは」
そして、笑い終えると、哲弥は答えたー
「--俺はさ、嬉しいんだ。
殴られると痛いだろ?
でもさ、興奮しちゃうんだ、俺は
へへへ
妹から借りてたCD無くしちゃってさ、
妹に殴られたときー
俺、初めてイッたんだ」
哲弥が笑いながら言うー。
「--へへ、ほら、警察来るまでの間に、君も俺を殴ってみてよ!
ほら!」
哲弥の言葉に、
智乃は「頭おかしいよ!!!!!」と叫んだー
「--あたまおかしい????」
哲弥の表情から一瞬笑みが消えたー
だが、次の瞬間ー
「うへぇ~~~~~♡」
とても嬉しそうに、哲弥が微笑んだー
あまりにも、狂気的な笑みー
「-------」
そしてー
哲弥が突然立ち上がったー
「--!?」
智乃が驚くー
次の瞬間ー
哲弥が再び、智乃とぶつかってー
智乃と入れ替わったのだー
まだ”入れ替わり薬”の効果は続いているー
「---!!」
哲弥になってしまった智乃は驚くー
「--え、、嘘…」
「---へへへへ…このまま俺が智乃ちゃんとして
ここで泣いていたら…どうなると思う?」
智乃(哲弥)の言葉に、
哲弥(智乃)が驚いた様子で、震えているー
「--君が、俺の身体で逮捕されちゃうかも、だな!」
智乃(哲弥)がゲラゲラと笑ったー。
「そんな!やめて!」
哲弥(智乃)は、唖然とするー
智乃も、既に高校生ー
この状況が何を意味するかは、よく分かるー
今、自分は哲弥の身体だー。
そして、ここは哲弥の部屋ー。
女子高生の智乃が、そこに泣きながら座っているー
駆け込んできた警察はどうなるー?
そもそもさっき、智乃は「助けてください!」と警察に
連絡してしまっているーー。
つまり、逮捕されるのは自分ーーーー
「--な~んちゃって!そんなことするわけないだろ!
俺は自分が痛めつけられてるのが大好きなんだから!」
智乃(哲弥)はそれだけ言うと、立ち上がったー
そしてー
いきなり信じられない行動に出たー。
智乃(哲弥)が、哲弥(智乃)をグーで思いっきり殴りつけたのだー
「ひっ!?」
意味が分からず、哲弥(智乃)が悲鳴を上げるー
「さ、、さっき、殴らないって…!」
必死に叫ぶ哲弥(智乃)
「--あぁ~言ったね。でもさ、
”俺が君を殴るって意味じゃないよ”って言ったんだよ。
今は”君が俺を殴ってる”」
笑いながら、智乃(哲弥)が哲弥(智乃)に激しい暴力を振るうー
容赦なく、徹底的にーーー
あまりの恐怖に哲弥(智乃)は、悲鳴を上げて
苦しむしかなかったー
まるで”自分の身体”であることなど
忘れているかのように
徹底的な暴力を繰り返していく智乃(哲弥)-
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ーーーー!
「---警察だ!」
外から扉をノックする音が聞こえたー
「--へへ」
智乃(哲弥)はそれに気づくと、笑みを浮かべる。
そして、叫んだー
「おらああああああああああああああああっ!金を出せぇ!」
とー。
「---!?」
哲弥(智乃)は顔面ボロボロの状態で、智乃(哲弥)を見る。
いきなり”金を出せ”とは
今度はどういうことなのだろうか。
まるで、意味が分からないー。
「--おらあああああああああ!!!
わたしはお小遣いが欲しんだよぉ!
テメェみたいな一人暮らしの男を狙って、
金を奪って、欲しいアクセサリーとか買うんだよぉ!」
大声で怒鳴り声をあげる智乃(哲弥)-
哲弥(智乃)は
「え…」
と、完全に混乱しているー
そしてー
智乃(哲弥)が、哲弥(智乃)に頭突きをしてーー
再び入れ替わったー
智乃が自分の身体に戻って唖然としているー
哲弥が苦しそうに「うええええああああああ…ぃつてぇえええええ!」
と叫んでいるー。
自分で、自分を痛めつける快感を味わいー
そして、今度は自分で、自分が苦しむ快感を味わうー
さらにー
大きな音と共に、警察が玄関の扉を
強引に突き破ったー
そこにはー
智乃と、ボロボロになった哲弥の姿ー。
この上ないぐらい、哲弥は痛めつけられていたー。
「--た、、助け…この人が、身体を入れ替え…」
智乃がそう言いかけた直後、
哲弥が「助けてください!」と苦しそうに叫んだー
警察官が部屋にいた二人を見比べるー
智乃はーー
ほぼ無傷ー
対する哲弥は”ボロボロ”
しかもー
さっき”金をよこせ!”という智乃の声が聞こえたー
”男の部屋に女子高生がいる”
この状況は、哲弥が疑われかねない状況ではあるー。
が、しかしーーー
哲弥のあまりにひどいけがの状況ー
そして、智乃の叫び声ーーー
さらにーー
隣人の小太りな男が警察から
事情を聴かれているー。
「--なんだか、隣の人が出てくときに、その子が急に押しかけて来たみたいでー」
隣の男の言葉に、
智乃は「えっ!?ちがいます!」と
入れ替わりのことを叫ぶー
だがしかしーー
”入れ替わり”と口にしたことで、
智乃の状況は悪化したー。
”入れ替わり”など現実にあるはずがないー。
この女子高生はー
”頭がおかしい”
”無茶苦茶な嘘をついている”
警察官たちに、そう判断されてしまったー。
「ちがっ!ちがう!ちがうの!」
智乃が叫ぶー。
「話は警察で聞くから」
智乃はそのまま連行されてしまいー
哲弥も事情を聴くためにー
と、警察に一度連れていかれるー
哲弥は最初からー
こうするつもりだったー
他の身体で自分をいじめる快感と
痛みを自分の身体で味わう快感ー
そしてー
”入れ替わり”を堪能したあとに、
自分が捕まらないための作戦ー
それも、考えていたのだー
隣人の男は、哲弥と親しくー
哲弥とグルで、嘘の証言をしたー
”今度、入れ替わり薬をあげますから”
と、哲弥が事前に約束していたためだー。
欲望に忠実な男で、裏切る可能性は、ほぼ0-。
数日後ー
ボロボロな状態で入院中の哲弥の元に
妹の葵がやってきたー
「あんたさ~
頭おかしい女子高生にいきなり家に押し入られて
ボコボコにされるとか、
弱すぎ!
クソ雑魚じゃん!」
葵が笑いながら哲弥を罵倒するー
哲弥は、そんな葵を見つめながら笑みを浮かべたー
「---へへへへへ…」
とても嬉しそうな哲弥を見て、葵は言うー
「マジキモすぎ!
あんた、もしかして女子高生にボコボコにされて
喜んでたんじゃないの?」
葵の言葉に、
哲弥は「どうだろうな」ととぼけながらも、
満面の笑みを浮かべていたー
おわり
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コメント
災難すぎる智乃ちゃん…!
哲弥はいつかエスカレートして
身を滅ぼしてしまいそうデス~
お読み下さり、ありがとうございました!!
コメント
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ここまで計算してたとは策士…!
女子高生は可哀想すぎたね~w
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コメントありがとうございます~!
何度も繰り返していると、そのうち破滅しそうな
感じはありますけどネ~笑
智乃ちゃんは…災難でした!
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散々、心身共に痛めつけられた上に罪まで押し付けられた智乃ちゃん可哀想に。しかも周囲に頭のおかしい女子高生と認識されちゃってるから、智乃ちゃんのこれからの人生めちゃくちゃになりそうです。
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コメントありがとうございます~!
本当に悲惨な結末…
後日談もいつか書けるかも…しれませんネ~!