「自分がいじめられているのを見るのが趣味」な男がいたー。
そんな男が、ある日
”入れ替わり薬”にたどり着いてしまうー。
-------------------------—
「---へへへへへ…」
男は、ドMだったー
”痛めつけられるのが好き”
なのだー。
そういうサービスを提供しているお店に
行ったこともあるー。
だがー
男の”趣味”は、さらにその上へと向かおうとしていたー
「--へへへへへへへへ」
涎を垂らしながら、なにやらパソコンで映像を見ている男ー
黒濱 哲弥(くろはま てつや)は、
笑みを浮かべているー。
アダルト動画を見ているわけではないー
大好きな映画やアニメを見ているわけでもないー
お笑い番組を見ているわけでもないー。
友人と、その彼女に頼み込んで
作ってもらった動画ーーー
それを見ているのだー。
”男”が、友人の彼女にいじめられている動画ー。
「--ふへっ ふへへへっへ」
動画内でいじめられていたのはー
黒濱 哲弥 本人だったー。
彼はー
自分がいじめられたり、痛めつけられているのをー
こうして”見る”のが大好きだったー
「ふへへへへへへ」
自分がいじめられているのを第3者視点で見て興奮してしまう哲弥ー
哲弥はその場に立ち上がると、勃起したそれを刺激して、
気持ちよさそうに、軽く声を出したー。
「----ふぅ」
イスに座る哲弥ー。
だが、これ1度キリだー。
友人カップルも”さすがに2回目は…”と苦笑いしていて、
やってくれないー。
「--俺は…俺はもっと、自分がいじめられている姿を、、見たい!」
そんな風に呟く哲弥ー。
もちろん、自分自身が痛めつけられているのも興奮するのだが、
”第3者として”自分自身が辛そうにしている姿を見ると、
それはもう、言葉に言い表せないぐらい、興奮するー
10年かけて料理人が秘伝の味にたどり着いた時の感動に
匹敵するかもしれないー
それほどまでに、哲弥にとっては大事なことだったのだー。
なんならー
自分が、第3者になって、自分をいじめて、
弱弱しく泣き叫ぶ自分を見てみたいー
そんな風にすら、思ったー。
そしてーー
彼は見つけてしまったー。
”自分をいじめる方法”とネットで検索していた彼はー
”入れ替わり薬で、他の人の身体と入れ替われば
自分を傷めつけることができる”
という情報にたどり着いてしまったのだー。
思わず笑みを浮かべる哲弥ー。
彼が、入れ替わり薬の入手ルートに
たどり着くまでー
1週間もかからなかったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「-----」
入れ替わり薬が到着した哲弥は
大学を休んで、”誰にいじめられるか?”と
考えながら、街中を見つめていたー。
誰かと入れ替わって、入れ替わったその身体で
”自分”をいじめるー。
そして、その様子を動画に収めるー。
既にーー
自分の部屋にカメラは設置したー
あとは、誰か、適当な子を見つけてー。
「---」
無意識のうちに、哲弥は女子高生を中心に
物色するようになっていたー
自分が女子高生の身体になって、
自分になった女子高生をいじめるー。
自分がJKに罵倒されたり、
痛めつけられたりすると想像しただけでゾクゾクするー。
「おーー!」
哲弥は大人しそうな眼鏡の、可愛らしい女子高生を発見したー
”あの子に踏まれたい…”
えへへへ…
と、呟きながら哲弥はその子の方に向かっていくー。
”入れ替わり薬を服用後、1時間以内に
対象とぶつかれば入れ替わることができる”
そうー
入れ替わり薬の説明書には、書かれていたー
そして、元に戻るためには、
その相手とキスをすればー
つまり、元の自分の身体とキスをすれば良いー
とのことだったー。
”途中で自分とキスしちゃわないように、気をつけなくちゃな”
哲弥はわざとらしく曲がり角から、飛び出すとー
その眼鏡の女子高生とぶつかりー
身体を入れ替えたのだったー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「----と、とりあえず…俺の家、すぐ側なんで…」
眼鏡の女子高生、松原 智乃(まつばら ちの)と入れ替わった哲弥は
智乃の身体でそう呟いたー
「--え、、あ…」
哲弥(智乃)は、突然入れ替わってしまったことに戸惑っているー
智乃になった哲弥は、当然”ぶつかれば入れ替わる”ことを
知っていたのだが
同じく”戸惑っている”ふりをしながら、
哲弥(智乃)を自分の部屋に連れ込んだー
”入れ替わってしまった状態にパニックになっていて、
とりあえず人目のつかない自分の部屋に”
という感じで、勢いで哲弥になった智乃を部屋に連れ込んだのだー
(さてさて…)
智乃(哲弥)は笑みを浮かべるー
女子高生の制服姿や
髪ー
胸の感触ー
男とは違う部分を色々と感じながらも、
哲弥が興味を持っているのは、
そこではなかったー。
「---」
哲弥(智乃)の方をチラッと見つめる智乃(哲弥)-
予め部屋に設置しておいたカメラが
ちゃんとそのままになっていることを確認するー。
哲弥は、
”他人の身体で自分の身体をいじめて、
その様子を映像に記録したい”のだー。
自分が、眼鏡の大人しそうな女子高生にいじめられている光景を
映像に、収めたいのだー
「-ーーあ、、あの…」
哲弥(智乃)が戸惑いながら、智乃(哲弥)の方を見つめるー
「--い、、、急いでたので…
すみません…
こんなことになってしまって…」
哲弥(智乃)が申し訳なさそうに言うー。
智乃は、”自分のせいで哲弥とぶつかってしまい”
今、こんなことになっているのだと、思っているー
「---」
ニヤリ、と智乃(哲弥)が笑みを浮かべたー
ちょうどいい台詞だー。
「--そうだなぁ…俺も困っちゃっうよ」
智乃(哲弥)が、智乃の声で笑みを浮かべるー
”可愛い声してんなぁ…
こんなかわいい子にいじめられる俺…
ふへっ”
心の中でそう思いながら呟く智乃(哲弥)は
哲弥(智乃)に近づくと、
哲弥(智乃)を思いっきりビンタしたー
ーーーー!?!?!?!?
驚く哲弥(智乃)-
「--ひっ!?」
哲弥(智乃)が、哲弥の顔で、
驚いて、怯えたような表情を浮かべるー
”あぁぁ…いいぞ、、その表情ぅぅ”
智乃(哲弥)が涎を垂らしながら笑みを浮かべるー。
「いい!いい!!いぃぃぃぃぃぃぃいいいいい!
俺さ、、俺さ、、俺さ!!!
自分をいじめるのが趣味なんだよね!
いじめられてる自分を見ると、なんかこうぅぅう
ぐぐぐぐぐぐぐぐっ!ってこみあげてきて
やべぇほど興奮するんだよね!」
智乃の身体でそう叫ぶ哲弥ー
智乃の身体で、元自分の身体にビンタをしたー
その時に、哲弥(智乃)があまりにも怯えた表情を
浮かべたことでー
哲弥は激しく興奮して、
あっという間に我を失ってしまったー
「--俺は…自分をいじめたいんだよ」
笑みを浮かべる智乃(哲弥)ー
哲弥(智乃)は「え、、、え、、、どういう…ことですか?」と
困り果てた表情を浮かべたー。
当然と言えば、当然の反応だろうー。
彼ー
哲弥が、ドMになってしまったのには理由があるー。
大学生になってから実家を離れたがー
最初に抱いた感想は
”刺激が足りない”
だったー。
哲弥には、妹がいた。
妹の葵(あおい)-
葵は、兄・哲弥のことを嫌っていて
何かと暴言を吐いたり、暴力を振るったりする
狂暴な妹だったー
そんな葵に、叩かれたり、蔑まれたりしているうちにー
やがて、哲弥にとって、それが「快感」に
なってしまったのだー。
眼鏡の女子高生を選んだのもー
それが理由だー。
妹・葵も眼鏡をかけていてー
今も現役女子高生ー。
それ故に、哲弥は無意識のうちに、
この智乃という子を選んだのだー
「--じゃ~ん!」
智乃(哲弥)が笑いながら部屋に用意していたロープを手にすると
悲鳴をあげる”元・自分”の身体を拘束したー。
「--へへへへ…しばられてる俺…」
智乃(哲弥)が口から涎を垂らすー
「--ひ、、や、、やめて…!」
意味も分からないまま、哲弥(智乃)が悲鳴を上げるー
可愛い女子高生の手で、自分のだらしない髪を
引っ張ってみるー
悲鳴をあげる哲弥(智乃)
「あぁぁ…俺ってば可愛い声で悲鳴をあげるじゃねぇか」
自分の身体の苦しそうな顔を見て
さらに興奮してしまう智乃(哲弥)
「-あぁぁ~~~あぁ~~あ~~
そんな顔するなよぉぉぉぉぉぉ」
智乃(哲弥)が、完全にヤバいやつの表情を浮かべながら
哲弥(智乃)を見つめるー
「興奮しちゃうじゃないかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♡♡」
スカートの上からアソコのあたりを触りながら哲弥(智乃)の
髪を引っ張っていくー。
「---いたぁああああああああああい!!!やめて!!やめて!」
哲弥(智乃)が泣き叫ぶー。
”自分がいじめられている様子を見るー”
激しく興奮するー。
しかもー
今は、女子高生になって
”他人”として自分をいじめている。
「--ふへっ!ふへへへへ!ふへへへへへへへへ!」
自分の悲鳴を聞きながら喜ぶ智乃(哲弥)-
あまりの興奮に、肉棒を自分の手で刺激しようと思ったが-
今の自分は智乃の身体-
興奮しても、アソコには肉棒がないー
手でスカートを上から触りながらモジモジする智乃(哲弥)ー
「ふぁぁぁぁぁあぁっっ♡
棒がないなんてぇぇ…俺の興奮は、、どこにぶつければいいんだぁぁぁ?」
恐らく、智乃本人が一度も出したことのないであろう
不気味な声で叫ぶと、
智乃(哲弥)は、縛り付けた哲弥(智乃)を思いっきりビンタしたー
「ひっ、、やめ…やめて…何なの…!?」
哲弥(智乃)が泣きながら言うー
自分の泣き顔ー
「ひひっ…俺の…泣き顔…ひひひっ♡」
智乃(哲弥)の表情は完全に狂っているー
狂人のそれだー。
「--ひっ…」
哲弥(智乃)は悲鳴を上げるー。
「--ふへへへへ…そんないい顔されちゃうとぉぉぉぉ
俺、興奮しちゃうよぉぉぉぉぉぉ」
智乃の身体も、哲弥の意識が激しく興奮しているのに
従って、激しい興奮を覚えていたー
全身がゾクゾクするー
全身が疼くかのようなーー
何とも表現しがたい感覚ー
「--へへへ」
智乃(哲弥)は、狂気的な笑みを浮かべると、呟いたー
「別に君に恨みはないんだぁ… はぁ…はぁ…♡」
智乃(哲弥)が、荒い鼻息で呟くー
「俺はただ、自分がいじめられている姿を
みたいだけなんだ…へへへへ…
俺が悲鳴をあげてる姿を…ふひひひ」
「~~~~~~~…」
哲弥(智乃)は、あまりの恐怖に、その場にお漏らししてしまうー
「--うへへへ…きったねぇ~!漏らしちゃったのか?」
智乃(哲弥)がニヤニヤしながら
”漏らしてしまった自分”を見つめるー
「--あぁぁぁああああ…びびってもらしちゃう俺…!」
智乃(哲弥)は、満面の笑みを浮かべたー
「--興奮しちゃうなぁああああああああああああ!!!!!!!!」
智乃(哲弥)が大声で叫んだー
ビクッと、震える
哲弥(智乃)ー
ドM男の恐怖は、まだ始まったばかりだったー
②へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
入れ替わって他人の身体で自分をいじめる…という
狂気的なドM男の入れ替わりデス~!
続きはまた明日デス!
コメント
SECRET: 0
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面白いけど、これはドMって言うんでしょうか?
本来ドMというのは自分が痛い目にあって快感という性癖なわけですから、自分とはいえ客観的に虐められてるのが見たいというのはむしろ新しいタイプのドSなのではないでしょうか?
なんにしても、とんでもない変態の趣味に巻き込まれてしまった智乃ちゃんが大変お気の毒です。
SECRET: 0
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コメントありがとうございます~!
確かにそれもそうですネ~…!
Mな感じがエスカレートして…な、イメージでしたが、
言われてみるとSに変化しているような気もします…!
ただ…
最後(明後日の③)までお読み下さると、またイメージが変わって来るかもしれないので
楽しみにしていてください~!