<憑依>パパに身体を奪われた②~ママ~

父親に身体を奪われてしまった絵里香ー。

精神世界に幽閉されてしまった絵里香の運命は…!?

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「--はぁ…はぁ…♡
 ふふふふふふ♡♡」

絵里香は、実の母親の妙子との激しいエッチの末に、
あまりの心地よさに放心状態になっていたー

「ふふふふ…夢にまで見た最高の瞬間…♡」
母の妙子が笑うー。

「---俺もだよ…♡…
 これが、、、女の…あぁぁっ…」
思い出しただけで気持ちよくなってしまうー
思い出しただけで、ゾクゾクが絵里香の身体中を駆け巡るー。

娘・絵里香の身体を完全に乗っ取った父・誠之助は
絵里香の身体で、”女としての快感”を生まれて
初めて味わったー。

”ここまですごい”とは思わなかったー。
あまりにも刺激的で、
あまりにも強い快感ー。

「----ここまで育ててきたかいがあったわね」
妙子が言う。

「あぁ、最高の”身体”だ」
絵里香が、一息ついて、下着姿のままソファーに座るー。

父・誠之助と
母・妙子は
娘の絵里香を本当に本当に大切に育ててきた。

けれどー
それは、”自分のたちの欲望”のためー

娘に対する愛情は確かに存在した。

だが、それは
”身体”に対する愛情だけだー
誠之助も妙子も”中身”には、まるで用がなかったー。

普通の感覚では、理解しがたい、
常軌を逸した想いが、二人にはあったのだー

父・誠之助は、小さいころから、”女になりたい”という願望があったー。
性転換や、女装ではない。
生の女の身体が、欲しかったのだ。
JKになってみたいという願望も強く持っていたー。
それ故に、職場の研究所で、密かに研究を重ねて
憑依薬を開発したー。
それを使うために、娘を愛情込めて育ててきたのだー。
”自分が将来入る入れ物”としてー。

母・妙子は、男には一切興味がなく、
女でありながら、女が好きだったー
だが、妙子に一目ぼれして、猛烈にアプローチを
仕掛けてきた誠之助から、憑依薬の存在を聞き、
誠之助との結婚を決めたー。
誠之助が女になることを条件にー。

しかし、現実的に「他の人間の身体」を奪うと、
色々支障が出るー。
その子のこれまでの人生を知らないわけだし、
周囲の人間が色々と、異変に気付くだろうー

だから、誠之助と妙子は考えたー。
”身近な人間に憑依すればいい”
とー。

そして、今の計画が生まれたー

”わたしが娘を出産するから、その子を、あなたの身体にするのよ”
とー、妙子が提案、
誠之助はそれを承諾し、
”実の娘に憑依する計画”が生まれたのだったー。

やがて妙子は、理想通り娘を出産したー。
万が一男の子だった場合はーーー
”色々”と別の計画も考えていたが
結果的には女の子が生まれたー。

「絵里香」と名付けたのは、
誠之助が、自分が「絵里香」という女の子に
なりたかったからだー。
それ以外に理由はないー
生まれてきた子供のために名付けたのではなく、
誠之助が、自分の名前をつけたー…という感覚だ。

わざわざ絵里香が高校生になるまで待っていたのは
”小さな子には興味がない”という
誠之助の趣味的な部分と、
”女の子らしくなってくるまで待つ”という両親二人の想い、
”せっかく子供を産んだんだから、子育て体験も少しはしておこうかな”
という母・妙子の思いからだったー。

「--はははは、絵里香も驚いただろうなぁ…
 まさか、自分が”娘”としてではなく、
 ”入れ物”として育てられてたなんて」

絵里香を乗っ取った誠之助が嬉しそうに
絵里香の胸を触りながら笑うー

「ふふふ、でも、大好きなパパとママ…
 わたしたちのために約に立てて、絵里香も喜んでるわよ、きっと」

妙子が微笑む。

「--はは、そうだな!最高の親孝行だ!」
絵里香がゲラゲラ笑いながら立ち上がると、
「さぁ今日はお祝いだ!」と、
酒を手に微笑んだー。

「ちょっと!その身体は未成年よ?」
妙子がニヤニヤしながら言う。

「--はは、いいじゃないか、少しだけ!ははは!」
絵里香は、イヤらしい笑みを浮かべながら
下着姿のまま酒をコップに注ぐー

しかし、
その時だったー

”---…う、、うそ…?パパは、、、ホントにわたしを…”

「--!?」
絵里香を乗っ取った誠之助が背後を振り返るー

「--どうしたの?」
妙子が不思議そうに首を傾げるー。

「--え、いや…今…絵里香の声が」
絵里香が呟くー。

「--ふふ、バカね」
妙子は笑ったー

「--当たり前じゃない。
 あなたは絵里香になったのよ。
 これからは、自分の口から、絵里香の声が出るの」
妙子が、あきれ顔で説明すると
絵里香を乗っ取った誠之助は
「違う、そうじゃないんだ!」と声をあげたー

乱れた髪を手でどかしながら
周囲をキョロキョロする絵里香ー。

”パパ、わたしの身体を返して!”

「--!?!?!?」
絵里香を乗っ取っている誠之助が、
さらに表情を歪めるー

「ほら!今!」
険しい表情の絵里香が叫ぶー

しかし、妙子には何も聞こえていないー

何故ならー
絵里香本人の意識が、心の奥底から
叫んでいる言葉だからー。

絵里香になった誠之助の頭に響いている声だからー。

「--た、、妙子…お前には、聞こえないのか?」
絵里香が戸惑った表情で呟くー

「ど、、どういうこと…?」
妙子も戸惑うー

「--頭の中に、絵里香の声が…」
絵里香は、自分の頭をつつきながら、そう呟いたー

・・・・・・・・・・・・・・・・

「わたしの身体を、返して!」
絵里香本人の意識はー

絵里香の身体の奥底に追いやられていたー。
”精神世界”

身体を乗っ取られた絵里香は、
自宅そっくりの場所に、幽閉されていたー

そして、不思議なことに
玄関の扉を開けると、
その先には”乗っ取られている絵里香の目線”が
映し出されているー

絵里香になった誠之助の視点がー。

テーブルに置かれた酒ー
戸惑う母・妙子の姿が映し出されているー

”え、、絵里香…お前なのか!?”
絵里香自身の声が聞こえるー。

絵里香を乗っ取った誠之助が喋っているのだー

「--パ、、パパ!?どういうことなの!?ねぇ…!?
 ママも!」

絵里香は玄関の先に向かって叫ぶー

どうやら、ここから叫ぶと
絵里香を乗っ取っている父・誠之助に言葉が届くようだ。

”え、、、絵里香…”
絵里香を乗っ取った誠之助が戸惑いの言葉を口にするー

”まさか、意識が残っているとは”
誠之助は、そう誤算を感じながら戸惑っているー

だがー

”絵里香、あなたにもう用はないの”
母・妙子が冷たい言葉を口にするー

「そんな…ママ!?」
絵里香が叫ぶー。

だが、ここから叫んだ言葉は、
絵里香を乗っ取っている誠之助にしか伝わらないー

母・妙子に届かない言葉ー。
母・妙子は構わずそのまま続けた。

”---わたしもパパも、興味があったのは、
 あなたの身体のほうー。
 中身はいらなかったの
 
 わかる?絵里香。
 あなたはもう十分、わたしたちに愛されて
 幸せな日々を味わったでしょ?

 もう、あなたはいらないの”

母・妙子の言葉に、
絵里香は、泣き崩れてしまうー。

「そんな…‥‥そんな……」

大好きなパパとママが、まさか
こんな風に自分のことを思っていただなんてー

”そ、、そうだぞ絵里香!お前はもう、いらないんだ
 お前はホラ、いつも親孝行したいって言ってたよな?
 パパにこうして身体をくれるのが、一番の親孝行だ”

絵里香自身の声で、
絵里香を乗っ取った誠之助が呟くー

「--ひどい!ひどいよパパ!!」
絵里香が叫ぶー

父・誠之助は絵里香の身体を乗っ取っているためにー
精神世界で叫んだ絵里香の言葉が、直接届くー

”何とでも言え”
開きなおる父ー

「--酷い…酷いよ…こんなの…」
絵里香は絶望して、家の玄関で座り込んでしまうー

「--酷い!!わたしを出して!返して!」
玄関から外に出ようとする絵里香ー。

しかし、”乗っ取られた絵里香視点の映像”が
玄関の扉の先に広がっていて、
そこから先には、進むことができないー

”見えない壁”が存在するかのように、
玄関から外に出ることができないー

何度も、何度も玄関に向かって走るー

それでも、弾き飛ばされるかのように、
家の中に戻されてしまうー

「--パパ!!!パパ!!!助けて!」
絵里香が何度も叫ぶー

家の形をした精神世界の中でー。

”パパ!!!パパ!!!!”

「--絵里香のやつ、なかなかうるさいな」
絵里香を乗っ取った父・誠之助が苦笑いしながら言う。

「--どうせ何もできやしないわ。放っておけばいいの」
母・妙子の冷たい言葉ー。

絵里香の身体で笑みを浮かべる誠之助ー。

「--さて!明日からは学校だな…へへへ
 JKとして学校に通えるなんて…ふへへへへ」

「--あなたってば本当に変態ね」
妙子がニヤニヤしながら言う。

「--そういう妙子こそ、変態だろう?」
絵里香が、絵里香とは思えないような下品な笑みを浮かべるー。

「---ふふっ…これからは毎日毎日、最高の時間を
 過ごせるなんて、夢みたい」

妙子が、娘の絵里香の前では絶対に見せなかった
イヤらしい笑みを浮かべるー。

「--ふひひひ、そうだなぁ…」

そう呟くと、絵里香は太ももをかきむしりながら
ソファーにだらしなく座ったー。
まるで、おじさんのようにー。

「--高校では、そんな座り方しちゃだめよ」
妙子が言うと、
絵里香は「へへ、分かってる分かってる」と笑みを浮かべたー

絵里香の意識が残っているのは少し誤算だが、
計画通り、ついに娘の身体をゲットしたー。

あとはー

「---俺のことも、手筈通りにな」
絵里香が太ももをボリボリかきむしりながら笑みを浮かべたー。

部屋の脇には、倒れている誠之助の身体があったー。

「--ふふふ、お金まで手に入るなんて、最高ね」
妙子が笑うー。

娘の絵里香に誠之助が憑依したことで、
誠之助の身体は”抜け殻”となったー。

「---安心しろ。俺の身体が死んでも、魂は消えないー
 テスト済みだ」
絵里香が、太もものかゆい部分を触りながら笑うー。

「--あんまりかくと、スカート履いてると見えるわよ」
と、妙子が警告しながら、
倒れた誠之助の身体を見つめるー。

「--汚いおっさんの身体ね」
妙子が、誠之助の抜け殻を踏みつけるー

「この日のためにわたし、15年以上も我慢してきたのよ。」
妙子の言葉に、
絵里香は「ははは、本人がいるまでよく言うよな」と笑みを浮かべるー。

そして、立ち上がると、絵里香になった誠之助も
”元・自分の身体”を見つめたー

「ははは、でも、妙子の言う通りだな。
 きたねぇ身体だ!」

絵里香は、笑いながら誠之助の身体に唾を飛ばすー。

「---っと、そろそろ救急車呼んどかないとな」

”お父さんの意識がないんです!”
絵里香は慌てた様子で、そう救急車を呼ぶー

そして、誠之助の身体は運び出され
”原因不明の意識喪失”として、
病院に入院することになったー。

”抜け殻になった身体”は
3日前後の間、その身体に戻らないと、
中身が空っぽであることに対する拒絶反応を起こすのかー、
急変して死ぬことが
誠之助のテストで判明しているー。

誠之助の身体は死ぬー。

そして、保険金がー手に入るー

「--くはは!俺はここにいるけどなぁ!」
絵里香が笑うー

「--あなたってば、実の娘を入れ物としてしか見てないなんて、ホントに極悪人ね!」

「--妙子、お前もな!」

二人は笑みを浮かべると、抱き合って
母娘の激しいエッチを始めるのだったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

”絶望”

家の中で、体育座りをして、落ち込んでいる
絵里香の精神ー。

自分の家と同じ形をした精神世界の中で、
絵里香は心を閉ざしかけていたー

「--わたし…パパに身体、奪われちゃった…」

悲しそうにそう呟く絵里香は、
無気力な表情で、そのままぼーっと、天井を見つめたー

③へ続く

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コメント

次回が最終回デス~!
今日もお読み下さりありがとうございました!!

憑依<パパに身体を奪われた>
憑依空間NEO

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