<憑依>変態コンサルタント②~過激~(完)

変態コンサルタントの男から受け取った
謎の”変態玉”

それを、彼女に憑依させて、
変態になった彼女との時間を楽しむー。

しかし…

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「----はぁ…はぁ…はぁ…♡」
亮一のソレを躊躇なく咥えて
心の準備が出来ておらずに戸惑う亮一が放出した
白い液体を嬉しそうに舐めている麻美ー

その表情は、まるで別人のように、歪んでいるー

「---んんん~ふふふふ…
 身体が火照ってきちゃった」
麻美は、躊躇なく自分の服を色っぽく脱ぎ始めるー

「うぉっ…お…!?ちょ!?」
亮一は戸惑うー
麻美が、あまりにも激しく豹変したからだー

”こ、これが変態コンサルタントの力か…すげぇ”
亮一はそんな風に思いながらも、
同時に不安になり、時計を見つめるー

”2時間用”の変態玉を、変態コンサルタントから購入したー
つまり、2時間の間、麻美は”変態”ということだ。

しかしー
本当に2時間で元に戻るのかという不安と、
元に戻ったとき、麻美がどういう反応をするのかという不安ー
それが、亮一を押しつぶすー

「---見てみて~~!」
麻美の声が聞こえて、亮一がハッとするー

下着姿の麻美が、嬉しそうに自分の胸を揉んでいるー
あの真面目な麻美がー

「-亮一も~~~ほら、揉みなよ!」
麻美が言うー。

亮一は、顔を赤らめるー
麻美の胸を触ったことは、あると言えばあるのだが
こんな風に誘われたことは無いし、
ほとんど触ったこともないー
当然、自分から要求することもないー

「---ほら!揉んで!」
麻美が言うー。

亮一が戸惑いながら手を触れると
麻美は気持ちよさそうに顔を赤らめているー

「あ、ブラもとっちゃお!」
麻美が胸を晒すー

亮一は”本当に変態になってる…”と
そんな麻美の姿に興奮しながら、胸に手を触れたー

麻美は、嬉しそうに、
興奮しきった様子で笑うと、
「あぁぁぁ、わたし、解放された気分…
 すっごい興奮する!このまま壊れちゃいたい気分!」と
感情が高ぶった声で叫んだー

「--ま、麻美!ちょっと激しくなりすぎ…
 いったん落ち着こう」
亮一は”想像以上の豹変”に戸惑うー

だが、麻美は止まらなかったー
残された下着の脱ぎ捨てると、
嬉しそうにそのまま部屋中を歩き回るー

「-ー今のわたし、なんでもできる気分!」
そんな風に言うと、亮一に対して
「何かリクエストは?わたしをゾクゾクさせて!」と
飢えたメスのような表情で叫んだー

亮一は、気が引けてしまうー

”ここで、何かリクエストしたらやばそう”
とー。

2時間後に麻美は元に戻るはずだー。

だからーーーー

「リクエストないなら、ここでお漏らししちゃうゾ!」
麻美が悪戯っぽく笑うー

「え!?!?え!?!?!?」
亮一が戸惑っていると、
麻美は笑いながら、「わたしは変態でーす!」と叫んで
その場に放尿し始めたー

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

2時間が経過したー

「あ…」
散々変態行為を繰り返した麻美が
突然、表情を暗くすると、
恥ずかしそうに亮一の方を見て
顔を真っ赤にしたー

「ご、、ご、、ご、、、ごめん!」
麻美は慌てて洋服に手を掛けるー

「わ、、わ、、わたし、なんだか急に変な気持ちになって…
 ど、、、どうかしてた!
 ご、、ごめん!ごめんね!」
恥ずかしそうに言う麻美ー

部屋は散々散らかっているー

「-あ、、あ、、お、、お掃除するから!許して!」
麻美は、そう言うと、慌てて自分が汚した亮一の部屋を
掃除し始めたー

亮一は、そんな麻美を手伝いながら
”これが変態コンサルタントの力”かー。

と、内心で驚きを感じていたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

それから数日ー
麻美は元通りー
普通の生活を続けているー

変態になっていた間の記憶はあるようだが
”自分の意思”でやったことだと思い込んでいてー
凄く恥ずかしそうにしているー
だが、悩む様子はあまり見受けられないー

変態コンサルタントに確認してみたところ
”悩んでしまうと、変態から戻ったあとに支障が出るから
 そうならないようになっているんですよ”と、返答を貰ったー

「すげぇなぁ」
あの日の刺激的な麻美を思い出すー

変態玉に憑依されている間は
どんな変態なお願いをしても、
大丈夫だと、変態コンサルタントはそう言っていたー

”……”
亮一は、”また”楽しみたいー
そんな風に思い始めていたー

麻美はちゃんと元に戻っているし、
”2時間で元に戻る”というのも
ちゃんと説明通りだったー
金銭の要求をしてくるわけでもないー

変態コンサルタントは”本物”だー
怪しい男だと思っていたが、
信頼できるー

友人の一人に、コスプレ趣味のある彼女がいるー
バニーガールやらチャイナドレスやらチアガールやら
色々な衣装を着てくれて、楽しませてくれるのだというー

その子の話を聞いているとき、
亮一はいつも羨ましいと思っていたー
だが、麻美は恥ずかしがり屋だし、そういうことは
絶対にさせられないー

だが、変態コンサルタントの力があればー

・・・・・・・・・・・・・・・・

「好きですねぇ」

気付けば亮一は、変態コンサルタントの元に
足を運んでいたー

「--すごい、、すごいよ!
 あなたは本物でしたよ!」
亮一が言うと、変態コンサルタントの男は笑みを浮かべたー

「えぇ。私はこれが仕事ですから。
 私は嘘はつきません」

変態コンサルタントの男が言うー

「--では、今回はどちらに?」
陳列された変態玉を指さすー。

「---」
亮一は”4時間用”の4000円の変態玉を選ぶー。

「---ところで」
亮一は不安に感じていることを口にするー

”何度も繰り返し使用することで、依存症になったりしないかどうか”
と、いう点だー。

だが、変態コンサルタントは首を振ったー
「変態玉を憑依させられている側が依存しちゃったり
 何度も憑依させられたことによって、性格そのものが歪んだりすることはありません」
とー。

「あるとすれば、あなたが依存することですね」
変態コンサルタントは笑いながらそう付け加えたー。

”注意しなさい”とも、アドバイスしてくれたー
亮一の側が、変態になった麻美を何度も見たくなって
変態玉を買いまくったり、麻美に変態玉を毎日憑依させたり、
そう言う意味での”依存”はあるかもしれないから
ほどほどに、とのことだったー

”そんなアドバイスまでしてくれるなんてー”
亮一は感動するー

”金儲け”のためだけなら亮一を依存させて
変態玉を売りまくったほうが儲かるはずだー
だが、変態コンサルタントはそれをせず
”依存しないように”とまでアドバイスをくれたー。

この人はやはり、本物だー。

「あ、あと!」
亮一が叫ぶー

「急に料金上がったりとか、ないですよね?」
”詐欺師の常とう手段”
この変態コンサルタントも、後々料金を吊り上げたりする可能性はあるー

「--しません」
変態コンサルタントは即答したー
”永久にこの値段”であると。

「--だまして稼ぐつもりは私には一切ありません。
 ”物足りない人に、変態な要素をプラスする”
 それだけですー。」

変態コンサルタントをすっかり信じた亮一は、
”4時間用”の変態玉を4000円出して購入したー

今度は、麻美に色々なコスプレをしてもらおうー
変態になっている麻美なら、楽しませてくれるはずー

そう思った亮一は、チャイナドレスやらメイド服やら
ナース服やらSM嬢の服やら、
色々購入したー

そしてー

「----どう?」
変態玉を憑依させられた麻美は、
躊躇なくチャイナドレスを着て、
台に足を乗せて、その太ももを大胆に晒してくれたー

「舐める?」
麻美が言うー

「な、、なめる!」
亮一は嬉しそうに、麻美の太ももを舐め始めたー

麻美に次々と色々なコスプレ衣装を着てもらうー
変態玉に憑依されている間の麻美は
とても嬉しそうに、全く恥ずかしがることもなく、
ノリノリでいろいろな衣装を披露してくれたー

変態玉の効果が切れると、いつも恥ずかしそうにしながらも、
変態コンサルタントの言う通り、
それを自然と受け入れて悩むような素振りは見せなかったー

”自殺”などを防止するための効能だと言う。
変態玉に憑依されている間のことで悩み、
自ら命を絶ってしまったり、
精神的に病んでしまったりー
そういう風にならないために
”どうしてあんなことしちゃったんだろう?”と
ぐらいにしか思わないよう、
加工してあるのだと言うー。

それからもー
変態コンサルタントの元に通い続ける亮一ー

「---あ」
変態コンサルタントの男が、アソコを刺激して
白い液体を放出しているところに
亮一が、事務所に入ってしまったー

「--おっと、これは失礼」
”変態玉”の生成している最中だったー。

「---え、、え~っと」
亮一は言う。

「-変態玉ですね」
変態コンサルタントの男が笑うー

「-あなたもお好きですねぇ。
 いつもありがとうございますー」

変態コンサルタントの男と知り合ってから数か月ー
男は豹変する様子もなく
値段を吊り上げたりする様子もなく、
麻美の様子も説明通り、おかしくなるような感じはしないー

最初は”怪しい”と思ったが
この男は、”騙す目的”ではなさそうだー

変態コンサルタントの男が笑みを浮かべるー

「”依存”はしてませんか?」
とー。

亮一は答える。
「ちゃんと加減してますから」
とー。

麻美に変態玉を憑依させるのは
お金の事情や麻美のことを考えて、
半月に1回、と亮一は自分でルールを決めて
それをしっかりと守っているー

「--それなら安心しました」
変態コンサルタントの男は、そう言ってほほ笑むー

亮一は”8時間用”を8000円で購入すると
そのまま事務所を出たー

翌日ー
麻美を自宅に呼ぶー。

自分の分と麻美の分のカルピスを用意してー
そして、麻美のカルピスに変態玉を混ぜるー。

「---はい、お待たせ~!」

”今日はどんな変態な麻美が見れるかな?”
変態玉に憑依されている間の麻美は、
本当にゾクゾクするほど変態だー。

亮一は、そんな妄想をしながら
麻美の方を見つめるー

カルピスを二人で飲みながら
亮一はゾクゾクしていたー

麻美の方を見つめる亮一ー

「どうしたの?」
麻美が不思議そうに微笑むー

”あれ?”
亮一は思うー

変態玉の効果はいつもすぐにーーー

「---えへへへへへ」

ーー!?

亮一は、自分が無意識のうちに、
麻美の服を脱がせにかかっていることに気付いたー

「--きゃあああああ!」
麻美が悲鳴を上げているー

あぁぁ、触りたい触りたい触りたい

亮一ははぁはぁ言いながら麻美の服を引きちぎりー
その胸を乱暴に触り始めるー

”あ、、俺…まさか”
亮一はそんな風に思いながら
身体中から噴き出す欲望と興奮に飲み込まれてー
麻美の胸を、まるで母乳を吸う赤ん坊のように
吸い始めたー

悲鳴を上げる麻美を襲うー

亮一はーーー
”間違えて”しまったー

”慣れ”とは怖いー

最初は気を付けていたー
”変態玉入りの飲み物を間違えて自分が飲まないように”
とー。

だが、最近は慣れてきていて、
最初ほど注意しなくなっていたー

結果ー

亮一が変態玉入りのカルピスを飲んでしまったのだー

「--ぶっしゃあああああああ!」
亮一が、肉棒から白い液体を、麻美の顔に向かって放つー

麻美は悲鳴を上げてそのまま逃げ出しー
さらには警察に通報されてしまったー

麻美は”変態玉”を知らないー

麻美が変態になる分には、亮一は喜ぶし
事情も知っているー

だが、亮一が変態になってしまえばー
麻美は”彼氏に急に襲われた”と思ってしまうー

「-----あ」
8時間が経過して
亮一が正気に戻った時にはーーー

警察で事情聴取を受けていたー

8時間の間に麻美だけではなく
連行されたあとにも変態行為を繰り返してしまったー

やばいー
俺の人生ーー
やばいーーー

頭を抱える亮一ー
だが、もう、手遅れかもしれないー…

彼は、そう思わざるを得ない状況になってしまっていたー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

変態コンサルタントの男は、”何かありそうで何もない”が
コンセプトでした~!
ただ単に商売してるだけで、何も裏はなさそう…ですネ!

亮一が自爆してしまっただけのエンドでした!!!

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