<入れ替わり>勝手にギャルにならないで②~欲望~

大人しい女子高生と入れ替わった
ギャル好きのおじさんー。

約束通り「変なこと」をせずに過ごすつもりだったものの…?

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入れ替わった翌日ー

中年のおじさん・久雄になってしまった
大人しい女子高生・千香は、
久雄の家で、朝を迎えたー

味気のない部屋ー。

その光景を見て、
自分が昨日、おじさんと入れ替わってしまったことを
イヤでも思い出すー。

「ーーはぁ…」
ため息をつく久雄(千香)ー

ぽっこりと膨らんだお腹ー。
薄い頭ー。

口から出る声は、おじさんの疲れたため息ー。

「ーーー……」
幸い、久雄は一人暮らしだったために、
帰宅後、”自分が久雄の身体”になったことで、困るような場面は
あまりなかったー。

トイレの時は、立ってすることにどうしても違和感を感じて
座りながらしてみようとしたけれどー
男の人のアレに手を触れることにどうしても抵抗を
感じてしまって、トイレをするのにも悪戦苦闘したしー
お風呂には入ろうとしたけれど、
入ることができなかったー

けれどー
お風呂に入らなかったことで、
”加齢臭”とでも言うのだろうかー
千香にとって耐えがたいニオイが
してしまってー、
結局、早朝に目を瞑りながらお風呂に入ったー。

大人しい優等生である千香は、
男子とそういう関係になったことはなかったしー
男の人の裸を見たり、アレを見たりするのは、
千香にとって、インパクトがありすぎたー

”仕事は休んでいい”
そう言われていたのが幸いだろうかー。

おじさんの家で元の姿に戻る方法を探しつつー
少なくとも”この家にいる間”は
おじさんのフリをする必要もないー

”おはようございます”
そのあとに続く、不器用な顔文字ー

おじさん特有の文章を見つめながらー
久雄(千香)は表情を歪めるー。

別に、メールの文章に嫌悪感を抱いたー、とか
そういうことではないー

”わたしの身体で昨日1日、ちゃんと過ごせたのかな”
”変なことされてないかな”
”大変なことになってないかな”
”わたしの部屋のモノ、勝手にいじられてないかな”

そういうー
色々な不安が、久雄(千香)の中に浮かび上がってきたのだー。

”これから学校に行くけど、
 何か注意点はあるかな?”

そんな文章を見て
「え!?!え!?!?学校行くの!?」と、
久雄(千香)は思わず、おじさんの身体であることも忘れて
叫んでしまうー。

「ーーあ…っと」
久雄の身体になってから、できるだけ女子っぽい振る舞いは
控えるようにしているー

何故ならー
千香自身も、”女子高生な振る舞いをする久雄”を見ると
ちょっと気持ち悪いと思ってしまうからだー。

「ーーって、わ、わたしの身体で学校に!?」
また、声をあげてしまう久雄(千香)ー

”え?無理無理無理無理無理
 無理ですってば!
 わたしの身体で学校とか、無理ですから!
 と、とにかく今日は休んでくださいっ”

慌ててそう返事を送る久雄(千香)ー

するとー
しばらくしてから、”じゃあ風邪ってことにする?”と
返事が来たので
久雄(千香)は安堵しながら、”そうしてください”と
返事を送ったー。

どうにかして、千香(久雄)と、今日も会ってー
元に戻る方法を探さないといけないー。

しかし、久雄の身体で”わたしの家”に帰るのは難しいー。
両親に追い払われるのがオチだし、
仮に「このおじさんはわたしの友達だから」と、
千香になった久雄に言ってもらって
なんとか家の中に入ることに成功したとしても
両親や姉から変な目で見られてしまうー。

”こっちに来れますか?
 お話したいです”

おじさんの家に来てもらうしかないー

久雄(千香)はそう思ったー。

久雄は一人暮らしだー
この家に出入りするときだけ気を付けてもらえれば、
少なくとも日中はこの家でやり取りすることができるー

”あ~じゃあ、今から学校に休みの連絡を入れて
 学校に行くフリしてそっちにいくよ”と

千香(久雄)から返事が来たー。

そう、両親の目もあるー
あくまでも両親には”学校に行く風”を装う必要があるー。

「風邪で今日休むから」と伝えてしまうとー
”お出かけ”するのが難しくなってしまうからー
千香になった久雄が千香として学校に欠席の連絡を入れてー、
そして、両親には”学校に行くフリ”をして、
制服姿で家から出る必要があるのだー。

「ーーって…わたしの身体で着替えるってこと…?」
顔を真っ赤にする久雄(千香)ー

いやー
そもそも、昨日、トイレとかお風呂はー?

そんなことを思いながら
千香(久雄)の到着を待つー

”ま、まさかトイレ行ってないよねー?”

と、一瞬思ったものの、
千香だって、普段、普通にトイレに行くー

昨日、入れ替わってから今日、この時間までー
”トイレに一度も行きたくならない”ということは
まずありえないー

そうなればー

”…と、、トイレ行くしかないよね…?”
久雄(千香)は自分の頭の中でそう考えるー

そうー
選択肢は
”千香の身体でトイレに行った”か
”トイレに行かずに漏らした”の
どちらかしかないのだー

お風呂も、
”千香の身体でお風呂に入った”か
”お風呂に入らずそのまま”のどちらかしかないー

外出するならやっぱりお風呂に入ってほしいけれどー
でも、お風呂に入られてしまったら、
色々見られてしまうー

目を瞑りながら洗ってくれてるかもだけど、
それでもやっぱり色々触れちゃうしー

「あ~~~~~~~~う~~~~~~~~~」
頭がパンクしそうになって、
一人、奇声をあげながら頭を抱える久雄(千香)ー

そうこうしていると、
”もうすぐ到着するよ”と、メールが届くー

”おじさんの家に入っていく女子高生”という危険な光景を
周囲に見られないように、と
久雄が”鍵をあけておいてほしい”と言ってきたため、
久雄(千香)はすぐに家の鍵を開けて、
千香(久雄)が家の中に入ってくるのを待ったー。

数分もしないうちに、
千香(久雄)が、家の中に入ってくるー

だがー
その姿を見て、
久雄(千香)は「ちょっと!!!!!!!!!!!!!」と
大声で叫んで立ち上がってしまったー。

部屋の中に入ってきたのは、ギャルだったー

「ーーな、、な、、な、、何してるんですか!?」
久雄(千香)が顔を真っ赤にしながら叫ぶー

自分の部屋に入ってきたギャルはー
紛れもなく千香の身体ー。

千香になった久雄は、
千香の身体で”ギャル”になったのだったー

髪を染めー
いかにもギャルっぽいメイクをしてー
ピアスをつけてー
爪に派手なネイルー
服装もギャルっぽい服装になっているー

「って、それ、お姉ちゃんの服ですよね!?!?!?」
久雄(千香)が叫ぶと、
「ーーへへへ…そうそう、お姉さんが喜んで貸してくれて」
と、千香(久雄)は、自分の生足を見つめながら
笑みを浮かべたー

「ーーえ?ち、ちょっと意味が分かんないです!
 わたしの身体で何してるんですか!?」
久雄(千香)が泣きそうになりながら叫ぶー。

「ーおじさん、ギャルが好きって昨日言ったじゃん」
千香(久雄)が言うー

「ーそ、そんなこと聞いてません!
 っていうか、
 わ、わたしの身体で勝手にギャルにならないでください!!」

久雄(千香)が言うと、
千香(久雄)は、笑みを浮かべながら
”昨日”の出来事を思い出し始めたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日ー
入れ替わったあと、千香の身体で千香の家に帰宅した久雄ー

千香(久雄)が緊張しながら過ごしているとー

「ーーーー千香~~!遅かったじゃ~ん!」
とー、千香の姉である恵麻(えま)が姿を現したー

「ーーぶっ!?!?!?」
千香(久雄)は思わぬ人物の登場に驚くー

千香の姉・恵麻は女子大生ー
そしてー
典型的な”ギャル”だったー

「ーーぎ、ぎ、ぎ、ぎ、ぎ、ぎ、、ギャル…!!!!!!!」

顔を真っ赤にしながら叫ぶ千香(久雄)ー

「ーーちょっと~?何その反応。笑えるんだけど~」
恵麻はそう言いながら、千香(久雄)の方に近付いてくるー

ギャル好きなおじさん・久雄ー
久雄はいつも、通勤の際に”ギャル”を見つめるのが好きだったー

そんな千香(久雄)はー
気づいたときには、土下座していたー。

「ーーは?」
表情を歪める恵麻ー

「ーーお姉さま!おじ、、わ、、わたしを…
 わたしを、、弟子にして下さい!」

無意識だったー。
気づいたら、千香(久雄)はギャルの姉・恵麻に
弟子入りを志願していたー

「ーーーーえ?」
恵麻が唖然とした表情を浮かべながら
千香(久雄)のほうを見つめているー。

「ーーで、、で、、で、、弟子…!
 お、、おじさんも、、あ、いや、わたしも、
 その…お、、お姉さまみたいな、ギャルになりたい!」

千香(久雄)が、そう叫ぶとー
恵麻は、ぽかんと口を開いたまま混乱している様子だったー。

「ーーあんたさ~…マジで言ってる?」
少し間を置いて、ようやく我に返ったのか、恵麻が
そう言葉を紡いだー。

「ーーま、、ま、、マジ!はい!マジです!マジです!」

もはやー
全然”千香”として振る舞えている気がしないー。
しかしー
こんなに目の前にギャルが現れて、
こうして話をする機会を得たのだー。

この機会を逃すわけにはいかなかったー。

「ーーーーふふん あんたもようやくその気になったのね」
恵麻が嬉しそうに微笑むー。

「ーーで、弟子にしてくれるんですか!?」
千香(久雄)がニヤニヤしながら叫ぶー。

「ーもちろん!」
恵麻はそう言うと、「さっそく色々教えてあげる!」と
嬉しそうに何かを準備し始めるー。

「でもさ~、あんたどうして急に~?
 いつもあたしのこと避けてるって言うか、
 嫌ってるでしょ?」

姉の恵麻が言うー。

千香(久雄)は、
”確かにこの大人しそうな子からすれば、
 こんなお姉さんがいたらイヤだろうなぁ”
と、心の中で呟くー。

ギャルな姉・恵麻が言うには、
いつも千香は恵麻のことを避けていて、
どこかイヤそうなオーラを出している…
とのことだったー

”まぁ、実際イヤなんだろうな…”

そう思いながらー
千香(久雄)は口元を千香の綺麗な手で隠したー。

何故ならー
”これから自分自身が憧れのギャルになれるー”と
考えたら、もう興奮がー
ゾクゾクが止まらなかったからー

口元に笑みがこぼれてー
真面目そうな千香の顔で、下品な笑みを浮かべてしまうー

だから、口元を隠したー。

「ーーお、、お、、お姉さまにほんとはわたし、
 憧れてて…
 だ、だから、つい…避けちゃってー」

千香(久雄)はニヤニヤを隠しながら
そう呟いたー

「なんだ~!そうだったんだぁ~!」
香水の匂いを漂わせながら姉の恵麻が言うと、
「千香を本物のギャルにしてあげるから、覚悟しなさい!」と
嬉しそうに微笑んだー

「ーーは、はい~!お姉さま!」
千香(久雄)が目を輝かせながら言うー

「ーーっていうかさ、その”お姉さま”ってなに?」
恵麻が不思議そうな顔でそう聞いてきたー

千香(久雄)は思わず「あ、いけね!」と叫んでしまうー。

ギャルになれるのが嬉しすぎて、千香として振る舞うのを
半分以上忘れていたー

そんな千香(久雄)を見て、恵麻は「ま、いっか」と、
笑いながら、千香(久雄)のことをギャル化させはじめたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーか、か、か、、か、勝手なことしないでください!」

顔を真っ赤にしながら叫ぶ久雄(千香)ー

「え~~~だって~~~~」
ギャルっぽく口調で、甘えるような仕草をする千香(久雄)ー

「こ、こ、こんなのわたしじゃない!」
久雄(千香)が叫ぶー

久雄(千香)は、想像以上にショックを受けて
その場で泣き始めてしまったー

大声で泣き続けるおじさんー

そんな光景を見てギャル化した千香(久雄)はー
「ーーわ、わ、悪かったよ…」と呟きながらー
元に戻る方法を相談し始めたー

夕方までー
互いの情報交換と、元に戻る方法を調べたが
結局解決法は見つからず、その日も千香(久雄)は
千香として家に帰ることになったー

「ーー絶対!そういうことしないでください!」
久雄(千香)の言葉に、
千香(久雄)は「わ、、わかったよ」と、呟きながら
そのまま立ち去って行ったー

「ーーーーーーーーーーー」
一人、久雄の家に残された久雄(千香)は、
自分の身体のことが心配になってーーー

サングラスとマスクをして、
自分自身のー
千香の家の周りに足を運んだー

”自分の身体”が心配すぎてー
サングラスとマスクというヤバい装備のおじさんになって、
千香(久雄)の様子をなんとか覗こうとする
久雄(千香)ー

そんな久雄(千香)の存在に気づかないままー
千香(久雄)は、部屋の中で一人、鏡の前に立ち、
ギャルになった千香を見て、興奮しているのだったー。

③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

入れ替わった相手の身体で勝手にギャルになってしまったおじさん…!

2人の運命は、また明日デス~!
今日もありがとうございました~!

入れ替わり<勝手にギャルにならないで>
憑依空間NEO

コメント

  1. TSマニア より:

    今回のコンビもいいですね笑

    久雄さんは意外とピュアなんですね笑

    そろそろ変態になりそうですし

    久雄になった千香も大変なことになりそうですね笑

    • 無名 より:

      コメントありがとうございます~!

      「そろそろ変態になりそう」笑…★

      次回もぜひ楽しんでくださいネ~!

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