<女体化>女体化業務命令①~無茶振り~

会社員として勤務するごく普通の男ー。

しかし、ある日突然、上司から
衝撃の業務命令が下されたー。

それは”女になれ”というものだったー。

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「---は~~~、専務から色々言われたよ」
野川部長が、ため息をつきながらそう呟くー。

時折無茶振りをしてくることが多い部長だが、
面倒見は良いことから
”好き”・”嫌い”が、人によって強く分かれるタイプー。

野川部長のことを気に入っている社員もいれば、
野川部長のことを嫌がる社員もいるー。
そんな感じだー。

「----何を言われたんですか~?」
お調子者の社員・舘村 恭平(たちむら きょうへい)が
笑いながらそう呟くと、
野川部長は「いやぁ」と、専務から言われたことを
恭平に向かって話し始めたー。

そんな光景を横目に、パソコンで作業を続けていた
男性社員の青島 雅夫(あおしま まさお)ー

雅夫は20代中盤の社員で、
入社してから、既に数年が経過、
すっかりこの会社の仕事にも慣れてきていたー。

野川部長の”無茶振り”は苦手だったし、
一度野川部長の無茶振りが始まると、
正直、あまりNoと言える雰囲気ではないため、
それはきつかったが、
サービス残業は絶対にさせない!と言っているし、
残業代は1分単位できっちり出すし、
残業が多すぎたり、疲れていそうな社員がいると
「俺がやっておくから、もう帰れ」と、言って帰らせたりもするー。

雅夫は、そんな野川部長のことを、別に”嫌い”とは思っていなかったー。

そう、”今日”まではー

「--でさ~、今度”専務”が視察に来るんだってさ」
野川部長が苦笑いしながら言うと、
恭平は「えぇっ!?俺たち、刺し殺されるんですか!?」と叫ぶー。

「ちげぇよ!その刺殺じゃねぇよ!視察だよ視察!偵察に来るんだよ!」
野川部長が言うと、
恭平は「あぁ、そっちっすか」と、呟くー。

恭平は、いつも、言葉を違う意味に捉える癖があるー。
”わざと”なのかと思いきや、意外と天然のようで、
雅夫も、そんな恭平の振る舞いに、いつも苦笑いさせられているー。

「でさ、専務、”女好き”なんだよ。
 いつか俺は、あいつ、セクハラで失脚すると思うんだけどなぁ~

 あ、俺が専務をあいつって言ってることはないしょな」

野川部長はそう呟くと、
「専務、女性社員の数が多い部署ほど、甘く評価つけるらしくてさ…」
と、ため息をつきながら、周囲を見渡すー。

野川部長の部署は、”全員男”で、女性社員が一人もいないー。

特に理由はなかったが、
野川部長が、”うちの部署の仕事内容に適していそうなスキルを持つ人材”を
集め続けていたところ、
無意識のうちに、全員男になっていたのだったー。

「--まいったなぁ~…
 前に、女性が一人だけの別部署が、滅茶苦茶厳しくダメだしされたって
 言ってたしなぁ~

 俺のところなんて、0人だから、絶対やばいよ」

野川部長の言葉に、恭平は「そりゃやばいっすね!」と、笑いながら叫んだー。

「---…」
雅夫は、恭平と野川部長の会話を耳に入れながら、
仕事をそのまま続けているー。

「--ーーそこでだ!」
野川部長がドン!と机を叩いたー。

野川部長のうすら笑みを浮かべた表情を見てー
雅夫も、恭平も、他の社員たちも、
一気に”イヤな予感”を感じたー。

”野川部長のこの顔は無茶振りが始まる顔だ”
と、みんな理解しているからだー。

「---♪~~」
お調子者の恭平が口笛を吹きながら
「俺、トイレにいってきま~す」と、部長の前から
立ち去っていくー

”無茶振り”の被害に遭わないように、逃げたのだったー。

雅夫は、目立たないように、
パソコン上での書類入力に没頭しているフリをするー。

しかしー

「--青島!!!!!!!!」
野川部長は、無情にも雅夫の名を叫んだー

「--お、、俺ですか!?」
雅夫はパソコンの作業をする手を止めて、
表情を歪めると、「そう!お前だ!青島だ!」と、野川部長が
笑みを浮かべたー。

周囲の社員たちは”ご愁傷様です”と、言わんばかりの
表情を浮かべているー。

雅夫は、野川部長の”無茶振り”に、ご指名されてしまったのだー。

「--あ、いや、ちょっと待ってください!」
雅夫が必死に逃れようとするー

…が、野川部長にご指名されてしまった以上、
もう、逃げることはできなかったー。

「お前、女になれ!」
野川部長の”業務命令”

「--は?」
雅夫は思わず、変な声を出して
敬語で返事をすることも忘れてしまったー

「--あのエロオヤジを満足させるには、それしかない!」

意味が分からないー
雅夫は立ち上がったまま、
冷や汗をかいて、言葉を失ったー

野川専務の”無茶振り”は、文字通り”無茶”なこと
ばかり言ってくるのだが、そんな無茶振りに慣れている
雅夫でさえ、耳を疑ったー。

野川部長が何を言っているのか、さっぱり理解できないー

「---お、俺に女装しろってことですか?」
雅夫が言うー。

女装なんかしたところで、女装経験もないし、
ごく普通の男の容姿だし、
むしろ”専務”に喧嘩を売るような行為だー。
それこそ、雅夫が専務に睨まれて首になったりする可能性だって
否定できないー。

「---いや、違う。
 女になるんだ」

その言葉に、雅夫は、言葉を失うー。

”女装もせずに女になれ”とは、どういうことかー。

「-いやいやいやいや、意味分かりませんよ部長!
 まさか俺に手術でも受けて女になれと!?」

雅夫が叫ぶと、
野川部長は「いいや、安心しろ。専務が来るときだけ
女になってくれればいい」と、笑うー。

「-いや、それでも安心できませんけど!」
雅夫が叫ぶと、野川部長は、「ふふふふふふ」と、笑いながら
自分の机から、ビンに入った液体を取り出したー。

「--女体化薬!!!!」
野川部長が叫ぶー

野川部長は、父親が研究者とか何とかで、たまに変なものを持ってくるー。
”女体化薬”とやらも、その父親の研究成果か何かなのだろうー。

「--何ですかそれは?」
雅夫は、イヤな予感を強く覚えながら、女体化薬なるものを指さすー。

すると、野川部長は、子供のような笑みを浮かべながら答えたー。

「飲むと、半日の間、女になることが出来る薬だー。
 専務が視察に来る当日、お前はこれを飲んで、専務を出迎えるんだー」

「--はぁ!?」
雅夫は再び叫んでしまうー。

全く理解できないー。

「--半日ってことは、12時間すれば元に戻る…と、そういうことですか?」
雅夫の言葉に、野川部長は「そうだ」と頷くー

「-…いや…そ、そんな怪しい薬…
 副作用とかは!?」
雅夫が言うと、野川部長は「大丈夫だ。ソースは俺だ」と、満面の笑みで頷いたー。

野川部長は”自分も前に休日に試したことがあるから、大丈夫”と、
謎の自信を持っていたー

”これはまずいぞ…”
雅夫は思う。

これまでの経験から、こうなってしまうと
野川部長の”無茶振り”から逃れることはできないー。

「--当日朝、これを飲んで、お前は女として、
 専務の対応をするんだー」

野川部長は、もう”絶対にやれ”というノリだったー

「で、でも、”在籍してないはずの女性社員”がいたら、
 専務だっておかしいと思うんじゃ…?」
雅夫が言うー。

確かにそれもごもっともな意見ではあるー。

しかしー

「ふっふっ…その心配はない。
 あの専務は、いちいち社員のことなんて覚えていないからな!」

野川部長のその言葉に、
雅夫の希望は打ち砕かれたー。

「--♪」
ちょうどトイレから戻って来たお調子者社員の恭平ー
”無茶振りから逃れることが出来て”ご満悦そうな恭平を見て、
雅夫は、恨めしそうに恭平を見つめたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

当日ー

「ーーどうなっても、知りませんよ」
雅夫が言うと、
「--大丈夫だ、問題ない」と、野川部長は
女体化薬を差し出したー。

「ーーーー俺に、女として振る舞うことなんて、できると思いますか?」
雅夫の言葉に、
野川部長は「人間なんとかなるもんさ」と、雅夫の肩を叩いたー。

「ーー無事に済んだら、ラーメンもおごるし、ボーナスも弾むからさ。
 頼むよ、青島」

野川部長が頼み込むような仕草をしながらそう呟くー。

「ーー…トッピングで味玉とのりとねぎもつけて、大盛頼みますけど、
 それでもいいですか?」

半分不貞腐れた様子で雅夫が言うと、
「ーもちろん、もちろん!」と、野川部長は呟いたー。

野川部長は約束は守るタイプだー。
だから、女になれ!という業務命令をこなせば
ラーメンはおごってくれるだろうー。
でもー

「ーーはぁ~~」
でかい溜息をつきながら、雅夫はようやく女体化薬を口にするとー
すぐに身体に異変を感じた。

「うぉっ…!?なんか、身体から何かがあふれ出るような感触が…!」
雅夫が胸のあたりを押さえながらそう言うと、
野川部長は「俺も最初はびびったけど、大丈夫だから心配するな!」と
笑みを浮かべたー

胸のあたりが、内側から突き破られるような感触ー
股間のあたりで、言葉には形容しがたい感触ー
髪が急速に伸びるという、今までに感じたことのないような不思議な感触ー

「おっ…おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
思わず、戸惑いの雄たけびを上げるとー、
途中で声が、”男の声”から”女の声”へと変化するのが分かったー

「はぁ…はぁ…」
すっかり女性の身体になった雅夫は、

「ーーこ、これが、女体化薬の威力…!」と、
自分のきれいな両手を見つめたー

「ははは、かわいいじゃないか」
野川部長がそう言うと、
「でも、服のサイズもこれじゃ合わないし、これ、男用なのでー」と、
自分の声を気にしながら、雅夫は言い放ったー

「ーーー大丈夫だ。問題ない」
野川部長はそう言うと、奥から、OL用の服を持ち出してきたー。

「ーーって、なんか胸元とか、露出度高くないですか!?
 スカートも短いし!」
雅夫が、女の声でそう叫びー
顔を赤らめていると、

「ーネットでコスプレ用の買っちゃったら、こんな服でさ…
 ま、、なんとかなるさ!制服じゃないけど、あのエロ専務、
 きっと好きだし!」

「ーそういう問題じゃ…」
雅夫が突っ込みを入れようとしたが
野川部長の強引な勢いで、雅夫は、ちょっと露出度の高めな
OLお姉さんになってしまったー

「ーってか、ブラはないんですか!?」
雅夫が言うと、
野川部長は「俺みたいなおっさんがブラを買えると思うか?」と、
苦笑いしたー

「いやいや、こんな服買っておきながら何を言ってるんですか!?
 ネットで買えばいいじゃないですか!」
雅夫が叫ぶー

しかしー
野川部長は「今更手遅れだー」と、つぶやきながら、
雅夫の胸元を見るー。

雅夫に着せた服は、胸元を強調しているからか、
ノーブラであることが分かってしまうー。

「ーー確かに、そりゃまずいな」
野川部長が戸惑っているとー
偶然、外で会話を聞いていたのか、お調子者の恭平が
中に入ってきて、つぶやいたー

「あの、俺、ちょうどブラ持ってますよ?」
とー。

「ーーなんで持ってるんだよ!?」
雅夫と野川部長が二人で同時に叫ぶー。

だがー
ひとまずこれでー
女体化した雅夫ー
”女性社員”が完成したのだったー。

時計は9時10分ー。

専務は9時30分に来るのだというー。

「ー名前は明美(あけみ)だー」
野川部長が、適当な名前を付けるー

「ーーーなんで明美なんですか?」
雅夫が言うと、
野川部長は
「俺の高校時代に、イケメンと浮気して、俺を裏切った元カノの名前だ」
と、笑いながら言ったー

「ーそんないわくつきの名前つけないで!?」
雅夫が、戸惑いながら叫ぶー

そうこうしているうちに、
専務がやってくる時間になりー
野川部長の部署に、専務がやってきたー

②へ続く

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コメント

部長からの無茶ぶりで女体化…!
このまま何もなければ、いいですネ~!

続きはまた明日デス!

女体化<女体化業務命令>
憑依空間NEO

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