男に乗っ取られたまま、
大学生になった彼女…
ますます男の支配は強まっていくー
どうすることもできないまま…。
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「---わたし…大学生になったら、一人暮らししたいの」
真梨が、母の千鶴子にそう打ち明けたー
千鶴子は驚いていたー
「--そんなに遠い大学じゃないのに…?」
とー
真梨の口が震えるー
”くくく、ほら、とにかく一人暮らししたいって言え”
真梨の母親ー
千鶴子は身体が弱く、体調を崩しがちだったー。
父は仕事で不在なことが多くー
真梨は、千鶴子のことが心配だったー。
だから、本当は一人暮らしなんて、したくないー
けれどー
”ほら、言えよ”
「--わたし、、わたし…」
”面倒くせぇやつだな。引っ込んでろ”
男がそう言うと、
”あっーーー”
と、真梨の意識はプツンと途切れたー
・・・・・・・・・・・・・
「---はぁ…♡ あっ♡ あっ…♡ え…???」
真梨がハッと気づくと、
そこは見知らぬ家だったー。
エッチな本や服が並びー
散らかった部屋ー。
趣味の悪いアクセサリーや、
”男”の好きなロックバンドのCDが散乱しているー
「--あ、、、え…え…」
真梨が周囲を見渡すー
自分の喘ぐような声で目を覚ました真梨ー
足元には、大人のおもちゃが落ちていたー
どうやら、自分はこれでエッチをしていたようだー
”久しぶりぃ”
男の声が響いたー
「え…えっ…?」
真梨が困惑するー。
ふと、部屋の中のカレンダーが目に入るー
そこにはー
”9”と書かれているー
「--え、、、」
9月ー?
真梨は、ますます混乱したー
母親に、一人暮らしをすると打ち明けさせられそうになったあの日はー
1月だったー
”--半年以上、眠ってた感想は?”
男が笑うー
「え…う、、嘘…え??? わ、、わたし…?」
”ははは、混乱するなよ。
お前が一人暮らしするってのを母親になかなか言わねぇから
むかついて半年以上もお前の身体を完全に支配してたんだよ”
その言葉に、真梨は震えたー
「じ、、じゃあ、、わたしは…今…?」
”はは、そうさ
お前はとっくに大学生になって、今は一人暮らしを始めてる。
どうだ?素敵な部屋だろ?”
部屋には、バンドグループのよく分からない曲が
流れているー。
「-へへっ…ノッて来たぜ」
男が勝手に真梨の身体を動かし始めるー。
激しく髪を振り乱しながら
大好きなバンドの曲をー
”大好きな女の身体”で歌いながら踊ってー
”感じるー”
最高の瞬間ー
「--ははははっ!!一人暮らしは最高だなぁ♡
ひゃははははははははっ!」
真梨は落ちていた大人のおもちゃを拾うと、
容赦なくアソコでそれを感じ始めたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「------」
”二度と俺に逆らうなよ。
次は1年だって、2年だって、
お前が死ぬ直前までだって支配することができるんだ”
「----……」
真梨が暗い表情で、部屋を見つめるー
”---返事は?”
「---」
真梨は答えない。
”返事をしろよ!この皮女!!!”
「---うぁぁっ…」
頭がピキッと割れて、中から男が出て来るー
これをされるたびに、激痛と苦痛が走るー
真梨の皮から完全に男が外に出るー
「---あ、、、、、、ぁ…」
皮のようになってしまった身体を自由に動かすことすら、できないー
「--へへへ、久しぶりに完全に外に出たぜ」
男が笑うー
あの時のやせ細った姿のままー。
「---ある意味、今の俺は引きこもりだなぁ、ははっ
ま、部屋に引きこもってんじゃなくて、女体に引きこもってるんだけどなぁ ははは」
男は笑うと、
真梨の脱いだ皮を踏みつけ始めたー
「う、、、、あ、、、、、、あぁ、、、、、あっ」
この上ない激痛が真梨を襲うー。
「--おら!!お前は俺の洋服なんだよ?
洋服が口答えすんじゃねーよ!
な????
分かったか???おい!おら!」
「--ぎ、、、、ぎ、、、あ、、、、、」
声すら満足に出すこともできない皮になってしまった身体ー
真梨は苦痛に耐えながら、
”助けて”と嘆願するー
しかし、その言葉すら届かないー
男は、笑みを浮かべるー
「世間じゃ俺は失踪した人間扱いさぁ
ま、誰も心配しちゃいねぇだろうがな。
だが、お前はこうして、俺に着られて普通に存在しているー
お前の親も友達も、誰もかも、
お前が支配されてるなんて気づいちゃいねぇし
気づいてもくれない!!
ははははは!」
男はそれだけ言うと、
さらに凶悪な笑みを浮かべてー
真梨の皮を洗濯機に放り込んだー
「う、、、あ、、、、、、あぁ、、、、あぁぁああ””」
この上ない苦痛を味わう真梨ー。
まるで、拷問のようなー
溺死しそうなぐらいに苦しむ真梨ー
けれど、皮になっている自分の身体は
もう、普通の人間とは違うのかもしれないー。
溺死することもなく、
ただ、苦しみだけが、真梨を襲うー
ようやく、洗濯機から取り出された真梨は、
物干しざおに吊るされてしまうー
激しい痛みが真梨を襲うー。
”殺して…”
真梨は、そう思うようになったー
「---へへへへ…」
男は笑みを浮かべながら、
再び真梨を着るー
「---たすけて…おねがい…」
真梨が泣きながら言うと、男は笑ったー
”-----ま、確かにちょっとかわいそうな気もしてきたな”
男の言葉に、
真梨は少しだけ希望を抱くー
”どうだ?こうしねぇか?大学卒業までー。
大学卒業まで、俺に自由にさせてくれたら、
解放してやるよ”
「---…」
真梨はその言葉に、
「本当?」と尋ねるー。
”本当???ははは、俺を疑うのか?”
男は笑ったー
「ち、、違う…違うけど…でも!」
真梨が泣きそうになりながら叫ぶと、
男は笑ったー
”---いいんだぜ?疑ってるなら疑ってるんでも”
「----」
真梨は、男に強い憎しみを抱いていたー
なんで、わたしがこんな目に合わないといけないのー?と、
何度も何度も何度も思っているー
”そうだ、お前の大学での評判、教えてやろうか?”
男が笑うー
「--評判…?」
真梨は思うー
そういえば、9月なのに、自分がどんな大学生になっているのかも知らないー。
とー
”へへへ、淫乱女だって評判だぜ
金を積めば誰とでも寝る女、とかも言われたな”
男が笑うー
「--わたしの身体で…いったい、、いったい何をしてるの‥?」
真梨が泣きながら言うー。
”前に言ったよな?大学生になったら、好き放題するって。
今がその時だー
俺は女を好き放題、しゃぶりつくしてるのさ へへへへ
そうそう、今はメイドカフェでバイトしてるんだぜ~?
書店で働いていた真梨ちゃんより、全然輝いてるぜ!
ははははは”
「--これ以上…!これ以上、、わたしの身体で好き放題しないで!!!!!!!!!」
真梨は怒りのあまり、叫んだー。
部屋もー
学生生活もー
バイトもー
何もかも、男の思うままー
「ふざけないで!!!!!!!!!!!」
真梨が大声で叫んだー
”わたしの身体?”
男が笑うー
”--俺の身体だろうが。勘違いしてんじゃねぇよ”
怒りの声ー
真梨は恐怖を覚えるー
「や、、、やめて…わたし、、もう、、もう、消えたくない…!わたし…!」
”また”乗っ取られて意識が闇に飲まれる感覚を思い出すー
完全に乗っ取られている間は
完全な”無”だー
寝ている間とも違うー
本当の”無”-
まるで、”死”を体感しているかのような状態で、
この上ない恐怖を感じるーーー
「---やめて、、わたし、、もう、、消えたくない、、お願い、、やm
プツンーーー
真梨の意識は、再び闇に飲まれたー
「--へへへ…うっせぇんだよ」
真梨は凶悪な笑みを浮かべると、
胸を乱暴に揉み始めたー
「-この身体は俺の”お洋服”なんだからよぉ~!
洋服は黙って、俺の意のままにアンアン言ってりゃいいんだよ」
真梨の口でそう呟くと、男は真梨の身体で、喘ぎ始めたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「----ふぁっ…!?」
真梨は再び意識を取り戻したー。
「---ひっ!?!?」
真梨の隣には、知らない女性が眠っているー
「---!?!?!?!?」
真梨は慌ててカレンダーを見つめたー
12月24日ー。
クリスマスイブー?
「---…どうしたの?真梨?」
一緒に寝ていた女性が声を出すー。
「--え、、、え…」
真梨は戸惑いながら、どう返事していいのかも分からず、
困惑したー
”こういう状況に、なりたくねぇだろ?俺に逆らわなきゃ、
ちゃんとお前の意識も残しておいてやるよ。
だから、俺に逆らうな。
な?”
「---う、、、うぅ…」
真梨の頭の中に響く声ー
”あいつ”だー。
あの変態常連客ー。
真梨は正直、自分を乗っ取っている男の名前も、知らないー。
高校時代、書店でバイトしていた時の常連客ー。
それしか、本当に、知らないのだー。
”その娘は、俺の…いいや、お前の彼女だ”
「--か、、かの…!?」
真梨はさらに戸惑ってしまうー
「--ねぇ、どうしたの?真梨?」
真梨の中にいる男の声は、この女性には聞こえないー。
彼女は戸惑いながら真梨を見るー
”--バイト先ー
同じ、メイドカフェで働く先輩メイドだよ。
今じゃ、俺のテクの前に、気持ちよさそうに喘ぐ女に
なり下がったけどなぁ”
男の言葉に、真梨は「もうやめて!」と叫ぶー
メイドカフェの先輩が戸惑いながら真梨を見つめているー
”おいおい、彼女が戸惑ってるじゃねぇか。
ま、いいや、また、寝てな”
「--もういーーーーー」
プツン、と全てが途切れたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「---はぁ…はぁ…」
真梨が目を覚ますー
また、乗っ取られていたー
大学生になってから、ほとんどの時間をあの男に乗っ取られているー
”どうだ?こうしねぇか?大学卒業までー。
大学卒業まで、俺に自由にさせてくれたら、
解放してやるよ”
男の言葉を思い出す真梨ー
大学卒業後に開放してくれるー?
嘘だー。
この男が、そんなことしてくれるはずがないー
”--疑ってんのか?”
男が笑うー
思考まで、読み取られてしまうー
「う、、、疑うにきまってるでしょ…3か月もわたしを乗っ取って…」
12月28日ー。
この前、目を覚ました時は24日ー
そして、その前は9月だったー
”3か月…ねぇ”
男は笑ったー
”よく、カレンダーを見てみな”
男の言葉に、真梨がカレンダーを見つめるー
真梨は、悲鳴を上げたー
”9月”に意識を取り戻した時から、
経過したのは3ヵ月ではなくーー
1年3カ月ー
「---あ、、、、あぁぁああ…」
真梨が震えるー。
”へへへへ…どうだい?なが~い間眠ってた感覚は?
あ、感覚もねぇか?
お前にとっては一瞬だったかな?”
「--もう…もう、、やめてよぉ…」
真梨がその場にうずくまるー
自分の身体が、自分の身体じゃないような感覚がするー
毎日毎日エッチ三昧で、真梨の身体はすっかり
イヤらしい体つきになっていたー。
”お前が悪いんだぜ
俺の愛を受け止めなかったから”
男が言うー
”でもまぁ、俺の告白を断ってくれたおかげで
こうして俺は、大好きなお前自身になって、
最高の毎日を送ることができているから…
お前に感謝、だな… へへへへへ”
「----ふざけないで!!わたしの身体を返して!
もうやめてよ!!返してよ!!!」
真梨は思わず発狂するー
大声で叫ぶー
しかしー
ピキッー
脳天が割れてー
男が中から出て来るー
「-あ、、、ぁ、、、、が、、、、ぁ」
真梨の頭が割れて、首のあたりまで、
皮が裂けた状態で男が笑うー
「”洋服”が俺に口ごたえすんじゃねぇよ」
男が、自分の口で笑うー
「--あ、、、ぁ、、、、ぁ」
苦しむ真梨の頭の部分を掴んで
男がぐにゃぐにゃと乱暴に真梨の皮を揺さぶるー
「---ぁ、、、、、、ぁ…」
苦しそうな真梨を見て、男は笑みを浮かべたー。
「--な、?いい加減俺に逆らうなよ。
俺はお前の一部、
俺は真梨の一部なんだ?
な???」
男の言葉に、
真梨は深い絶望に突き落とされたー
③へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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乗っ取られ続けている彼女の運命は…?
逆転はあるのかどうか、
続きはまた明日デス~!
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