<入れ替わり>美人先生と不良生徒②~欲望の時間~(完)

不良生徒と入れ替わって好き放題していた
女性教師。

しかし、あることをきっかけに
”主導権”は先生の手からこぼれ落ちてしまう…!

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「どうだ?エッロいだろ?」

夜ー

チャイナドレスを着て、太ももを周囲の男に
見せびらかしながら、高校の美人教師・
黒宮 恵美が、得意気な表情を浮かべている。

「ふぉぉぉぉ~!」
周囲にいる金髪や茶髪の男たちが
喜びの声をあげた。

恵美の中には、不良生徒の幸樹がいる。

先生が、不良生徒として好き放題やって
快感を味わうために始めた入れ替わりー。

当初、恵美の身体になっている間、幸樹は
入れ替わっていることを自覚できず、
恵美の記憶に引っ張られて普段通りの恵美と
同じように行動していた。

しかし、幸樹になった恵美が、入れ替わりのことを
調子に乗って口走ってしまいー…

今や”主導権”は逆転していた。

幸樹(恵美)は先生を襲った不良生徒として
停学処分を受け、
恵美(幸樹)は女の身体を堪能していたー

バン!

周囲にいる幸樹の不良仲間が用意した
椅子に足を乗せて太ももを見せつける恵美(幸樹)

「どう?私は聖職者…
 いいえ、性職者よ~!うふふふふふふ~!」

恵美(幸樹)が嬉しそうに笑う。

「--ほら!お前たち!わたしの太もも!
 舐め放題!触り放題よ~~~!」

恵美(幸樹)が高らかに宣言すると、
不良仲間は恵美の太ももをベタベタ触ったり
舐めたり、ニオイを嗅いだりし始めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー

恵美(幸樹)は一晩中エッチをして
疲れ果てていたー

「--ふふふ…最高の夜だったぜ」

恵美の記憶を引き出して、
先生の家に帰ってきた恵美(幸樹)は
恵美の下着のニオイを嗅いだり、
色々なおしゃれを楽しんだり
エッチな格好をさせたり、
一晩中遊んでいた。

「さぁ~て…今日は…」
恵美(幸樹)は不気味な笑みを浮かべる。

先生の飼い猫・みーちゃんが、
周囲をウロウロしている。

昨夜、エッチを繰り返す飼い主を前に、
飼い猫は困惑している様子だったー

恵美(幸樹)はにやりとしながら考える。

授業に、エッチな格好で行ったら
どうなるだろう?

自分みたいな不良はクラスにはいないが
エロいやつならいるし、
普段、真面目に振る舞っているやつらも
先生のエッチな姿を見たら、
興奮してしまうかもしれない。

「---くくく」
恵美(幸樹)はペロリと唇を舐めると
昨日の夜に購入したとある服を鞄に
詰め込んで、そのまま出かけようとした。

しかしー
玄関を開けると、目の前に幸樹(恵美)が立っていたー

「--!!」

幸樹(恵美)はそのまま先生の家に
入り込むと、叫んだ。

「わたしの身体を返して!」
幸樹(恵美)が叫ぶ。

「--おいおい!急に押しかけてくるなよ!」
恵美(幸樹)が幸樹(恵美)を振り払うと、
ニヤニヤしながら言った。

「いやぁ~昨夜は最高でしたよぉ~先生!
 先生って結構エッチな身体してるんですねぇ~!

 チャイナドレスを着た先生は
 最高にエロかったですよぉ~!」

恵美の身体で笑いながら言い放つ幸樹。

「--返しなさい!」
幸樹(恵美)が入れ替わり薬を取り出す。

恵美の持つこの入れ替わり薬は、
微量をお互いにかけるだけで瞬時に
入れ替わることができる即効性の強いタイプだ。

幸樹(恵美)が、いつものように手早く
入れ替わり薬を自分と相手に振りまくー

これでーー

「---!?!?!?」

おかしいー

恵美は異変を感じた。
自分の身体に戻るはずが、
なんだか変だ。

「-----」

幸樹の身体がぼーっとした状態で立っている。

「----あははははははははは!
 お似合いの姿ですよ~先生~!」

恵美(幸樹)が笑う。

ーー!?
恵美は驚く。

自分(恵美)の身体はまだ幸樹に
乗っ取られたままー。

でも、幸樹の身体はーー

「--にゃああ~!」
”どういうこと”そう叫ぼうとした
恵美の口から出た言葉はーーー

「--先生~鏡見てみろよ~!」
恵美(幸樹)がそう言いながら、
嬉しそうに姿見を近くに寄せる。

「---!!!」
恵美はーーー
”飼い猫”の身体になってしまっていた。

「--馬鹿だな~!
 俺が先生の身体になって、
 こうして入れ替わりを自覚している今、
 先生の記憶も俺の思いのままだ。

 つまり、先生がどんな入れ替わり薬で
 入れ替わっているのかも知っている!

 だ・か・ら!
 こうして、飼い猫のみーちゃんを盾に
 することもできるんだよ~!あははははは!」

笑う恵美(幸樹)

幸樹(恵美)がばらまいた入れ替わり薬は
幸樹の身体と、飼い猫のみーちゃんの身体に付着してしまいー

幸樹の身体にいた恵美は、飼い猫のみーちゃんに、
飼い猫のみーちゃんは幸樹の身体に入れ替わってしまった。

「--お…俺、何してたんだ?」
幸樹(猫)が、呟く。

最初の幸樹と同じように、
”入れ替わっている”ことを自覚していない猫は、
幸樹の記憶に支配されて、いつも通りの幸樹として
振る舞っていた。

「---丸山君。わたしの家に急に押しかけてくるなんて。
 早く学校に行きなさい」

恵美(幸樹)は恵美の口調を真似てそう言うと、
幸樹(猫)は「あ…あぁ」と言いながらそのまま立ち去ってしまう。

「--にゃ!にゃ!にゃああああ!」
飼い猫(恵美)は必死に叫んだ。

しかしー
恵美(幸樹)は笑みを浮かべた。

「うふふ。み~ちゃん!
 可愛いでちゅね~!」

恵美(幸樹)は勝ち誇った表情で
猫(恵美)をなでなでした。

猫の身体で暴れる恵美。

しかし、何も出来なかったー

恵美(幸樹)は欲望に満ちた表情を
浮かべて、そのまま学校へと向かうのだったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学校に到着した恵美(幸樹)は
恵美の記憶を探りながら
いつも通り、普通の先生を装っていたー

そしてーー

恵美のもとに、いじめられっ子の純太が
やってきた。

「--あら?」

恵美はいつものように笑みを浮かべて時計を見つめ
まだ最初の授業まで時間があることを確認すると、
純太を一目のつかない部屋へと移動させた。

「--せ、、先生…
 き、、昨日はありがとうございました」

純太は頭を下げる。

昨日?
恵美(幸樹)は、そう思いながら
すぐに昨日のことを思いだす。

幸樹にいたぶられていたところを
先生として助けてあげたことをー。

「あら?別に構わないわよ」
恵美(幸樹)はそう言うと、にっこりとほほ笑んだ。

純太は「本当にありがとうございます」と再び頭を上げる。

そんな純太の方を見て、
恵美(幸樹)は、甘い声で囁いた。

「ねぇ、ところで純太くんって、
 エッチなことしたことあるの?」

突然の先生の発言に純太は
顔を真っ赤にして言う。

「え…え…い、、いえ、、そういうことは…」

目を逸らす純太。

そんな純太に恵美(幸樹)は近づいていき、
純太の顔の近くで囁いた。

「--じゃあ、先生が特別に
 エッチなこと教えてあげるわ」

恵美(幸樹)は、純太が困っている表情を
見て、内心でほくそ笑んだ。

上着を脱いで、
服をはだけさせる恵美(幸樹)
胸元がチラチラ見え始めて
純太はどうしていいか分からず、
慌てふためく。

「--あ、せ、、先生、もう授業の準備しないと
 いけないので、、
 し、、失礼します」

純太がやっとの思いでそう呟くと、
グイッと肩を掴まれて、純太は驚く。

「いいから黙ってわたしの教育受けろよ?
 な?
 わたしみたいな美人が誘ってんだから逃げんなよ」

恵美(幸樹)が低い声で言う。

「え…ひっ…?」
純太は恐怖して身体を震わせていた。

「--ほら…わたしの胸触ってみろよ?」
恵美(幸樹)は
先生として振る舞うことも半分忘れて
凶暴な口調で言い放つ。

「---い、、、いや…いやです」
純太が言う。

「---触れって言ってんだよ。
 なぁ、おい?」

恵美(幸樹)が
怒鳴り声をあげると、純太は冷や汗を
かきながら身体をぷるぷると震わせている。

「なぁ、触らせてやるってんだよ。
 触れよ?おい!」

恵美(幸樹)が胸をチラ見せしながら言う。

しかしー
恋愛経験もなく、奥手な純太は
恐怖に震えるばかりだった。

「--おら!触れ!」
恵美(幸樹)が純太の手を掴ませて
無理やり自分の胸を触らせる。

「おら!おら!おらぁ!!あはははははははは!」

目に涙を浮かべている純太を見ながら
恵美(幸樹)は満足そうに微笑んだ…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜ー

授業中も胸をチラ見せしながら
生徒たちを誘惑してやった。

クラスメイトにも、エロいやつが
たくさんいるから、
やつらの視線を感じながら
する授業は最高だった。

煙草を吸いながら、
バニーガール姿で笑う恵美(幸樹)

「--くへへへへへっ!
 エッロい先生だぜ~!
 あははははははは!」

大笑いしながら飲んでいたお酒の缶を
放り投げると、恵美(幸樹)は立ち上がった。

「にゃあああああああ!」
カゴの中に入れられた猫が叫んでいる。

猫の中身は、恵美ー。

「---くくく…
 わたしが堕ちた女になっていく様…
 先生に見せてあげる…」

猫に語りかける恵美(幸樹)

「どんどんエロくなってく
 わたしを毎日毎日見せてやるよ!
 うへへへへへ!
 あはははははははははは!」

バニーガールの格好をしたまま、
太ももを撫でまわす恵美(幸樹)

「にゃあああああああ!」
猫(恵美)は大声で叫んだが
もはやどうすることもできなかった。

ピンポーン!

ネットで注文していた
アダルトグッズが届いた。

恵美(幸樹)は
嬉しそうにバニーガールの格好のまま
玄関へと向かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

色っぽく歩きながら
授業を進める恵美(幸樹)。

これからは先生として生きるー

だから、表向きは
普通の先生を装わなければいけない。
先生の記憶もあるから、
充分にそれは可能だー。

もちろん、滅茶苦茶にしてやるのもいい。

だが、それはこの身体に飽きてからだ。
今はまだ、その時ではない。

バン!

恵美(幸樹)は
純太の机を通り過ぎる時に、
純太の机をたたいた。

「--放課後。生徒指導室に来なさい」

恵美(幸樹)は威圧的にそう言うと
純太は震えながら頷いた。

”性徒指導”してあげるわー

「--くくく…入れ替わりって最高だぜ」
恵美(幸樹)は小声でそう呟いた。

「---!!」
その呟きがちょうど聞こえてしまった
幸樹ー

中身は猫の幸樹ーー

「---にゃあっ!?」

幸樹の身体の中には、恵美の飼い猫がいるー。

飼い猫は、幸樹の身体に入った後、
入れ替わりの自覚がないために
幸樹の記憶に支配されて
幸樹として振る舞っていたー

しかしー

今、

”入れ替わり”という呟きを聞いて
幸樹(猫)は
猫としての自我を取り戻してしまったー。

「にゃあああああああああああ!」
幸樹(猫)が大声で立ち上がった。

「---え?」
恵美(幸樹)が振り返る。

「---その先生は、ホンモノじゃない!」
幸樹(猫)は
幸樹の記憶を引き出しながら
人間の言葉で叫んだ。

猫は、飼い主である恵美のことを
助けようと、必死に叫んだ。

「--ーご主人様は、身体を入れ替えられているにゃ!」

幸樹(猫)が叫ぶー

「---あらあら?」
恵美(幸樹)は微笑んだー

今や自分は優しい先生ー

不良生徒である自分…幸樹が
叫んだって無駄なこと。

「--どういう意味だか、聞かせてもらおうかしら?」

恵美(幸樹)は
まるで自分が女王様のように
勝ち誇った表情で、幸樹(猫)を見つめて
邪悪な笑みを浮かべたー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

お読み下さりありがとうございました!

第2話部分は、リクエスト(昨日のあとがきに載せてあります)頂いた
部分+αで書いちゃいました~

まだ続きもいけそうな気がしますが…
見たい人がいればそのうち書くかも…??デス
(必ず書くかお約束はできません汗)

コメント

  1. みのむー より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いやいや、ダークでいいですねー。
    ある意味先生の自業自得だけど、これがまた最高ですよ

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > いやいや、ダークでいいですねー。
    > ある意味先生の自業自得だけど、これがまた最高ですよ

    ありがとうございます~!
    みのむー様にお読みいただけるなんて感激です☆

    先生の…自業自得ですネ~笑

  3. 匿名 より:

    SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    リクエストした者です。ありがとうございました。プロ作家が書いたとしか思えない良い作品でしたが、残念な事が。教師の不良行動の場面がいじめの場面しかなかったのと不良としての会話が少なめだった事。一番残念だったのは、女教師が逆転してダークになった事。女教師側がダークになるのではなく、不良男子側がダークな展開で終わって欲しかったです。(大部分の話は女性側がダークになる展開ばっかりですので) ですから、リクエストで最後に不良になった自分をレイプするで終わっていたのです。
    いちゃもんをつけたみたいになってすみません。
    お忙しい中リクエストに答えて下さりありがとうございました。

  4. 飛龍 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今度は猫と入れ替えられてしまうとは、
    自分の体で好き放題されるのを傍観するしかないダークさが素敵なのです~。
    果たしてにゃんこはご主人を助けることができるのか…!?

  5. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    リクエスト主様>
    わざわざご丁寧にありがとうございます~!

    いえいえ~!
    ご意見下さることはとても嬉しいデス!
    今後、機会があれば、そのようなかたちでの
    作品にもチャレンジしてみますね!

    リクエスト&コメントありがとうございました!
    今後もよろしくお願いします!

  6. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 今度は猫と入れ替えられてしまうとは、
    > 自分の体で好き放題されるのを傍観するしかないダークさが素敵なのです~。
    > 果たしてにゃんこはご主人を助けることができるのか…!?

    次回!
    にゃんこちゃんの戦い!

    …はあるのでしょうか~笑

  7. 入れ替わり大好き男 より:

    SECRET: 0
    PASS: 7f64083fef880a85a95597de549c92b8
    先生になった子が先生の記憶を使いえっちなシーンが読みた過ぎて続きが気になります!!!

  8. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 先生になった子が先生の記憶を使いえっちなシーンが読みた過ぎて続きが気になります!!!

    コメントありがとうございます~!

    機会があれば書いてみようと思います~☆

  9. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    素晴らしかったです!よければ続きが見たいです!!

  10. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます!!

    楽しんで頂けて何よりです!!
    機会があれば、考えてみますネ!!