<女体化>今日から我が校は女子高です①~全校集会~

ある日ー、
全校集会の場で、突然校長先生が宣言した。

”今日から我が校は女子高です”
とー。

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「ーー緊急の全校集会って何だろうなー?」

とある男子校ー。

男子高校生の沼崎 亮太(ぬまざき りょうた)が
そう言葉を口にすると、
隣にいた幼馴染の男子生徒・梅津 周平(うめづ しゅうへい)は
「さぁ…?」と、首を傾げるー。

「ーーまぁ、5時間目の国語と6時間目の数学を潰してまで
 臨時の集会をやるんだから、何かあったんだろうなー。

 あれかなー?
 A組の河原田(かわはらだ)がまたやらかしたのかなー?」

亮太はニヤニヤしながら、そんな言葉を口にするー。

”河原田”とは、問題児の男子生徒で、
以前、社会科見学の際にも訪れた博物館側から
クレームが入り、面倒なことになったことがあったし、
停学も何度も経験しているような、”どうしようもないやつ”だー。

「ーーははー。まぁ、あり得るかもね」
周平はそれだけ言うと、
「でも、小野村(おのむら)先生も臨時の全校集会の内容、
 知らないみたいだったのは気になるね?」と、
そう言葉を付け加えたー。

「確かにー」
亮太はそう返事をすると頷くー。

”小野村先生”とは、自分たちの担任の先生の話だー。

そうこうしているうちに、体育館に到着すると、
「ーよぉ、沼崎ー」と、別のクラスの男子生徒・大久保 武(おおくぼ たけし)が
話しかけて来たー。

「久保ー。今日も元気そうだなー」
亮太がそう返すと、
武は「久保じゃねぇ。大久保だー」と、そう言い返すー。

「ーーははー悪い悪いー小久保ー」
亮太はそう呟くー。

いつも、二人でやってる”悪ふざけ”だー。
周囲からは、何が面白いのか理解できないようなことで
本人たちは笑い合うー。

そんな光景も、いつも通りの高校生活の日常だったー。

そんな中、髪の薄い校長先生が壇上にやってくると、
先生たちも戸惑ったような表情を浮かべる中、
”全校集会”が始まったー。

先生たちも戸惑っている姿を遠目から確認した亮太は
”おいおいー、いったい、誰が何をやらかしたんだー?
 それとも、誰か死んだりでもしたのか???”と、
心の中で、困惑の表情を浮かべるー。

がー、校長先生の口から発された言葉は、
想像の斜め上を行くとんでもない言葉だったー。

「ー今日から我が校は、女子高になります」

校長先生の言葉が、体育館内に響き渡るー。

「ーーーー?」
亮太は、”ん?今何て言った?”と思いながら首を傾げると、
隣にいた幼馴染の周平も、困惑した表情を浮かべているー。

体育館中にどよめきが広がるー。
校長先生の言った言葉の意味が分からないー。

体育館中のどよめきはさらに大きくなっていき、
校長先生に対して、質問を投げかける男子生徒や、
近くにいる別の男子生徒に話しかける生徒ー、
それぞれ、異なる反応を見せながらも、
どよめきは次第に大きくなっていくー。

校長先生以外の先生たちも、戸惑った様子で、
周囲の先生に状況を確認するような、
そんなリアクションを見せているー。

校長先生はそんな様子を見つめながら、
穏やかな笑みを浮かべつつ、頷くー。

校長先生は、どよめく生徒たちをじっと観察しながら
話をその先に進めず、沈黙するー。

生徒たちが何を騒いでも、沈黙すること5分ー。

校長先生の意図に気付いた副校長がハッとして
「皆さん!静かに!まずは校長先生の話を
 最後まで聞きましょう」と、そう言葉を口にすると、
生徒たちは、それでもしばらくどよめいていたものの、
やがて、”沈黙”したー。

体育館中が静かになったことを確認すると、
校長先生はゆっくりと頷いてから、
「皆さんが静かになるまで8分22秒かかりました」と、
穏やかにそう言い放つー

「うぜー」
男子生徒の一人がそう言葉を口にすると、
校長先生は静かに笑みを浮かべながら、頷き、
再び黙り込むー。

”俺のせいで話が進まなくなった”と、そう思ったのか、
不満そうにしながらも
頭だけ下げて、それ以上は何も言わなかったー。

校長先生は、そんな生徒のほうを満足そうに見つめつつ、
再び頷くと、
「ーでは、話の続きをします」と、そう言葉を口にした上で、
「今日から我が校は”女子高”になります」と、そう言葉を続けたー。

先程も言った言葉だー。

その場にいた誰もが、どういうことなのか分からず
困惑していたものの、
また、ここで騒ぎ出してしまうと校長先生が話を止めてしまう、と、
そう思ったのか、今度は誰も何も言わなかったー。

すると、校長先生は再び口を開くー。

「ー皆さんが驚くのも無理はありませんー。
 ただー、私は本気です。
 我が校は今日から、男子校ではなく、女子高生になるー。

 そのためには、諸君ら全員に”女子”になって貰おうと思います」

とー。

校長先生が何を言っているのか、さっぱり分からないー。
生徒たちも、校長先生以外の教職員も
完全に困惑している状態だー。

「校長先生ー。い、一体さっきから何を言ってるんですかー?」
副校長が、心底困惑した様子でそう叫ぶと、
校長先生は、穏やかな視線を副校長の方に向けるー。

「ーーう、うちは男子校ですよー?
 それを女子高にするなどとー、訳の分からないことをー…

 校長先生は、うちの生徒を全員退学にでもするおつもりですか?!」

副校長がそう叫ぶと、
校長先生は笑いながら返事を口にするー。

「ー退学にはしませんー。
 さっきも言った通りー、
 ここにいる生徒諸君全員に女になってもらいます」

穏やかにー、けれども確固たる意志を感じさせる口調で
そう宣言した校長先生ー

そんな校長先生に対して、副校長は叫ぶー。

「ー我が校の生徒を女にするってーーー
 ーー気でも狂いしましたか校長先生!?」

とー。

しかし、校長先生は少しだけ笑うと、
「副校長先生、あなたは今、いくつでしたっけ?」と、
そう言葉を口にするー。

「ーはい?」
副校長がそう言葉を返すと、
「ーあなたの年齢を聞いていますー。副校長」と、
そう言葉を口にする校長先生。

副校長は戸惑いつつ「58ですが、何か?」と、
そう答えるー。

すると、さらに校長先生は言う。
「なるほど。確か副校長、あなたは独身でしたね?」
ーと。

「ーーーおいおい、何見せられてるんだ俺たちはー」
そんな校長と副校長のやり取りを見つめながら
亮太が呆れたような表情を浮かべると、
幼馴染の周平も「僕にも分かんないやー」と、
困惑した表情を浮かべるー。

「ー独身で悪かったですね!
 いや、だがしかしー、全校生徒の前で言うことじゃないでしょう?」
副校長がそう叫ぶと、
校長先生は両手を広げて指を10本立てて見せたー。

「ーー?」
副校長が”何だコイツ?”と言わんばかりの呆れ顔を浮かべると、
校長は「約10年」と、そう言い放つー。

「はい???」
副校長が首を傾げると、
「ー約10年ー。独身男性の平均寿命はそのぐらいです。
 つまり、あなたはあと10年ぐらいで、死ぬ。」
と、校長はそう言い放ってから、全校生徒のほうを見つめたー。

「ー故に私は思ふー。
 みんなで”女”になろうー、とー。

 諸君たちも、今から女になり、女としての生き方を学ぶことで
 寿命は5年、いや、10年は伸ばすことができるッ」

校長先生はそう叫ぶと、
突然、体育館の壇上の脇に用意していた謎のマシンを持ってくると、
「ーこれは、女体化ガスを放つ特殊なマシンだー。
 これで、君達は今日、女になりー
 我が校は、今日から女子高になりますー」
と、そう高らかに宣言したー

「ち、血迷ったか校長!!」
副校長が叫ぶー。

男性生徒たちも一斉に声を上げて、
怒号が響き渡る中、
謎の装置からガスが発射されるー。

体育館にいる男子生徒たちの一部は
体育館の外に逃げ出そうとしたー。

しかし、校長先生が事前に手回ししていた用務員ら数名が
体育館の入口を既に封鎖していたー。

「ー出せっ!くそっ!出せっ!」
脱出しようとしていた男子生徒数名が、
体育館の扉を叩くー。

そうこうしているうちに、男子生徒たちの中には
”女体化”し始める者が現れ始めるー。

「うぉぉぉお…!?お、俺の身体が!?」
女体化が始まった男子生徒の一人がそう叫ぶと、
別の男子生徒も困惑した様子で「な、何だ…お、俺の声が!?」と、
自分の声が”女の声”に変わり始めたことに対して、
心底困惑したような声を発するー。

「ーーぬ、沼崎くんー」
幼馴染の周平は、ハンカチで口と鼻を隠しながら、
亮太のほうを見つめるー。

亮太は「くそっ!」と、そう言葉を口にすると、
そのまま体育館の壇上を目指して走り出すー。

校長先生が用意した、謎のガスを発する装置の方に向かって行くー。

「ーー!」
装置の近くにいた校長先生は既に女体化していて、
サイズの合わない服と靴で、亮太を止めようとするー。

「ー我が校は今日から女子高だ!無駄な抵抗はやめなさい!」
女体化した校長が、そう言葉を発するも
亮太はお構いなしに、”謎の女体化ガス”を発する装置を
破壊しようとそれに向かって行くー。

「ー君!止まりなさい!」
女体化した校長が、そう叫びながら
亮太の行動を阻止しようとするー。

がー、校長先生は装置のすぐ側にいたことで
既に女体化していて、足が小さくなったことで
靴のサイズが合わず、
亮太を止めようとして靴が脱げてしまい、
その場に転んでしまうー。

「うぉぉぉぉぉぉ!」
亮太は、幼馴染の周平がしているのを真似て
ハンカチで口元を押さえながら、
女体化ガスを発している装置を思い切り蹴りつけると、
それを体育館の壇上から突き落としー、
”破壊”することに成功したー。

「ーあっ…!な、なんてことをー!」
転んでいた女体化した校長が、女体化装置を
破壊されたことに気付いてそんな声を上げるー。

亮太は「はぁ、はぁ…」と息を上げながら、
「ー何が今日から女子高だ!どういうつもりか分からないけど
 こんなこと、許されるわけがー」と、
そう言葉を発するー。

しかし、そこまで言葉を発した亮太は
表情を歪めたー。

「ーーえ…」
女体化ガスを発生させている装置を”破壊”することには
成功したはずなのに、
自分の声が”女”のような声に変わってしまったのだー。

「え…こ、この声ー…」
亮太は震えながら”信じられない”という様子で
自分の身体を見下ろすー。

すると、そこには、自分の身体にあるはずのない”胸の膨らみ”が
存在していて、
亮太は思わず、それに触れて”確認”してしまったー。

「う、嘘だろー…?」
胸を揉んだドキドキよりも、
”女体化してしまった”という衝撃が勝り、
呆然とした表情を浮かべながら、
そんな言葉を口にする女体化した亮太ー。

さらに、自分が”男”であることを確認しようと
ズボンの上から股間のあたりに手を触れてみる亮太ー。

しかし、既にそこに
”男”であることを証明する”それ”は
無くなってしまっていたー。

「ーーーそ、そんなー…」
呆然とする亮太ー。

自分が女体化してしまったことを受け入れられずに、
周囲を見渡すと、
既に幼馴染の周平や
いつも小久保だの大久保だのふざけあっている
別のクラスの男子生徒・武も既に
”女体化”してしまっているのが目に入ったー。

「クククー残念でした。
 君の努力は無駄に終わったねー。
 既にガスは体育館中に充満したー。
 今更その装置を破壊しても遅い」

女体化した校長先生は、転倒した際に打ち付けた膝を
痛そうにしながらも、勝ち誇った表情を浮かべながら
そう言葉を口にするー。

そうこうしているうちに、
体育館にいた全ての男子生徒と教職員たちが
女体化してしまうー。

「ーふふふふー
 これで、これで今日から我が校は女子高となりましたー」
校長先生は女体化した自分の身体を満足そうに
触りながらそう言葉を口にするとー、
呆然とする亮太を無視して、
マイクの前に立つー。

「皆さん、無事に女体化は終わりましたかー?
 今日から、我が校は女子高となりましたー」

そう宣言する校長ー。

しかし、ほとんどの生徒は自分たちが女体化してしまったことに
戸惑い、校長の話を聞くどころではない。

そんな様子を満足そうに見つめながら
全校生徒ー、そして教職員を女体化させた校長は
満足そうに笑みを浮かべたー。

②へ続く

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コメント

突然の全校生徒の女体化…!
このあとも大変なことになりそうですネ~!!

続きはまた明日デス~!

今日もありがとうございました~!★

続けて②をみる!

「今日から我が校は女子高です」目次

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