宝くじで1億円を手にした強運なOLー。
しかし、彼女は平気で周囲やSNSに自慢を
繰り返した結果、
”憑依”の餌食となり、身体ごと1億円も奪われてしまい…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーへへへへー
馬鹿なのに可愛いよなー」
深夏を乗っ取った泰は、
満足そうに深夏の顔を鏡で見つめるー。
「ーさて、とー。
せっかく美人の身体と、1億円を手にしたのに
騒がれちゃ困るからなー」
深夏はそう言葉を口にすると、
聞き出しておいたSNSのパスワードを利用して
深夏のアカウントにログインすると、
1億円当選を自慢する書き込みを削除して、
アカウントそのものも消し去ったー。
「ー会社はー適当に辞めるとして、
引っ越しもするかー」
深夏は、そんな言葉を口にしつつ、
今一度鏡を見つめるー。
「えへへへー
わたし、馬鹿だから、1億円も、身体も取られちゃった♡」
変なポーズをしながら、深夏本人をあざ笑うかのような
言葉を深夏に呟かせると、心底満足した様子で、
「ーでも、これからの”わたし”は、
賢くて、Hな女になるから安心してねー」と、
そんな言葉を口にすると、「へへーたまらないぜー」と、
嬉しそうにしながら、鏡の前から姿を消したー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーお世話になりました~!」
数日後ー
憑依された深夏はサッと会社を辞めて、
そのまま帰宅すると、引っ越しの準備も
のんびりと進めながら、
”億万長者”生活と、女としての生活を楽しんでいたー。
早速、買い漁ったコスプレの衣装の数々を着ながら
一人でファッションショーを楽しみ始めるー
「うぉぉぉぉ…生足エロすぎだろー」
チャイナドレスを着て、自分の生足を堪能する深夏ー
「ーえへへへーあざとすぎるー」
メイド服を着て、可愛らしいポーズをして
ニヤニヤしてしまう深夏ー
「ーへへへーまだまだいけそうじゃんー」
セーラー服を着て、”まだ女子高生でも通用しそうだな”と
満足そうに微笑む深夏ー。
「ーーヤバッー…別人みたいだー」
ボンテージ姿になって、挑発的なポーズを取って
一人で興奮してみせる深夏ー
「ーぐへへへーすげぇ…」
バニーガール姿になって網タイツを触りながらニヤニヤする深夏ー。
ファッションショーを存分に堪能しながら、
”次は何を着ようかなー”と散らかった部屋を見つめていると、
深夏の母親からメッセージが届いたー
どうやら、娘の1億円当選を心底心配しているようで、
そんな感じのメッセージが送られてきたのだー。
「へへーまぁ、心配だよなー
この女みたいなやつが、1億円なんか当たったらー」
深夏はバニーガール姿のまま、そんな言葉を口にすると、
”ーわたしもちょっと、浮かれすぎてたみたいー
これからは慎重に行動するから大丈夫”と、
そうメッセージを返信するー
「ーっ、この女の指だとタップしにくいよなー」
深夏は自分の綺麗な指を見つめながら、
そうは言いつつも、嬉しそうな笑みを浮かべるー。
深夏に憑依している”泰”と、
深夏の指では長さ・太さ・形ー、色々なものが違うー。
そういう”細かな違い”でも、
身体が変わると慣れるまでに時間がかかるー。
何故ならー、
何十年も”自分の指”を使って来たのだから、
急にそれが変われば、戸惑って当然なのだー。
しかし、泰はそんな違いにも興奮していたー
「へへーこんな綺麗な指でタップできるんだから
興奮するよなー」
そう呟きつつ、
深夏の母親からメッセージの返信が来たことを確認すると、
”それなら良かったー
あんまりお金をたくさん持ってることを
周囲に言いふらしてると、危ないからねー?
今の世の中物騒だからー”
と、そう書かれたメッセージを見つめて、深夏は笑うー。
「ーへへー残念だったなー
もう、あんたの娘は”手遅れ”だぜー」
深夏は満足そうにそう呟くー。
既に、深夏に憑依してから
2週間が経過したー。
使っていた憑依薬の説明書によれば
憑依した状態のまま2週間以上が経過すると、
乗っ取られた側の自我が消滅する可能性や、
憑依した側がその身体から抜け出すことが出来なくなる可能性に
ついて記述されていたー。
しかしー、
泰にとってはこれが”最後の1回分”の憑依薬だったー。
自分の人生よりも、新しい人生ー
美女としての人生を選んだ彼には、
深夏の身体から抜け出せなくなることは、問題ではなかったー
「ーへへー消えちまいなー
この身体は俺のもんだー」
深夏はニヤニヤしながら、鏡に映る深夏に
そう語り掛けると、満足そうに邪悪な笑みを浮かべたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
深夏に憑依してから4週間が経過したー。
もう、深夏の身体からは抜け出せなくなっていて、
憑依した当初のように、深夏の意識を表に出そうとしても、
深夏の意識が表に出て来ることもなかったー。
深夏本人の意識は完全に消滅し、
この身体は完全に泰のものとなったー。
「ーーへへへへー」
髪型も、メイクも、服装も、”泰好み”にカスタマイズされて、
別人のような雰囲気に変わっていた深夏ー。
「ーへへーエロい身体を最大限生かさないとなー」
ニヤニヤしながら、今日もおしゃれな服装で街を歩き、
存分に”億万長者の若い女”としての生活を堪能するー。
そしてー、深夏に憑依した泰は
”今後のこと”もしっかりと考えていたー。
宝くじで手に入れた1億円の一部を使って
資産運用を始め、
”金”が増えるような状況を作り出していたー。
「ーこんだけ金がありゃ、金を増やすのも
そう難しくはねぇからなー」
ご機嫌そうにそう呟く深夏ー。
「ーま、この女があのまま1億円を使ってたら
すぐに金も使い果たして大変なことになってただろうなー?
俺が憑依してやったおかげで、
こんなに上手に金の運用が出来てるんだー
へへー、感謝するんだなー」
深夏は自分の手を見つめながら
そう言葉を口にすると、
スマホを見つめながら笑みを浮かべるー。
「まー、それに小遣い稼ぎながら
”この女の身体”で楽しみながら稼げるしなー」
と、男と会う予定を見つめながら笑うー
男に興味はないー。
が、”女として男と交わっている”という状況には
興味があるし、とても興奮するー
深夏に憑依した泰は、深夏の身体を使って
”お小遣い”を稼ぐ日々も楽しみながら
他の時間帯は悠々自適な生活を送っていたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーーー」
おしゃれなカフェでお昼のひと時を過ごしていた深夏ー。
「このコスプレも似合いそうだなー
この女ー」
そんなことを呟きながら、店員が注文した飲み物を
運んできたことに気付くと、
「あ、ありがとうございます~!」と、
笑顔を振りまく深夏ー。
まさか、この客が”1億円を当てた女”で、
しかも結果的に”憑依されて身体を乗っ取られてしまった女”
などとは、今、注文の品を運んできた店員も
夢にも思ってないだろうー。
「ーーていうか、あの女、可愛いなー」
深夏は、店員のほうを振り返ると、小声でそう言葉を口にするー
「まぁ、今は俺も可愛いんだけどさー
俺と違う可愛さがあるよなー」
深夏はそんなことを呟きつつ、
”今の俺なら”デートに誘えば乗ってくれるかもなーと、笑うー。
深夏に憑依した泰は40代ー。
若い子をいきなりデートに誘えば
それこそ、通報案件になるかもしれないー。
が、深夏の若くて可愛い身体ならー
”女同士”であれば、中身がたとえ男であろうともー
中身が同じ泰であろうとも、上手く行くかもしれないー。
「ーーあの~」
帰り際に、深夏は「良かったら、お友達になりたいですー」と、
そう言葉を口にしながら、
さっきの店員に連絡先を手渡すと、
「えっ!?」と、戸惑いの表情を浮かべる店員を余所に、
深夏はそのまま満足そうに店の外へと歩き出したー。
そしてー
その日の夜、その店員から連絡がありー、
深夏とその子は、互いに連絡を取り合う”友達”になったー
「ーへへー女同士の”百合”とやらも楽しんでみたいからなー」
深夏は邪悪な笑みを浮かべながら
”この先”のその子との関係を頭の中に思い描いていくー。
「と、まぁー、今はそれよりもー」
深夏は新しく届いたばかりの新たなコスプレを試すと、
嬉しそうに笑みを浮かべるのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー
”メイドカフェ”でバイトを始めた深夏ー。
別に、バイトをしなくても
宝くじで当選した1億円に、
資産運用をしているお金もあるために
特に問題はないー。
けれど、”メイドカフェで働いて見たい”という
そんな思いから
メイドカフェでのバイトを始めていたー。
「ーへへへー男の浮かれた顔を見るの、癖になるなー」
バイトを終えて、満足そうに笑みを浮かべながら
家に向かって歩く深夏ー。
「ー俺が同じ服を着て、同じ振る舞いをして、同じセリフを口にしても
恐ろしい光景になるだけなのにー
へへっー見た目が違うだけで、こんなにも違うんだもんなー」
深夏は自分の手を見つめながら笑うー。
中身は同じ、泰ー。
でも、見た目が違うだけで、周囲の反応はこんなにも変わるー。
「ーーたまらないぜー」
深夏はそう言葉を口にして、
家に帰ったら今日はどんな風に”気持ちよくなるか”
妄想しながら、笑みを浮かべるー。
しかし、その時だったー。
突然、背後からフードの男が近付いてくると、
深夏が気付くと同時に、フードの男が
深夏の鞄を奪い取ろうとしたー。
「ーなっ!?なんだお前ー!?」
深夏が声を荒げると同時に、
フードの男は、刃物を取り出して深夏を切り付けたー
「えっーーーぁ…」
どこを切られたのか分からないー。
がー、痛みと地面に落ちる血を見つめながら
深夏が瞳を震わせると、フードの男は
笑みを浮かべながら深夏が落とした荷物を拾うー
「この約1ヵ月ー
ずっとお前のことを見てたよー
どこの銀行に預金してるのか、
暗証番号は何かー
そういうのを調べる必要があったんでなー」
フードの男がそう言うと、
深夏は震えながら「ーか、返せー!」と、
家の鍵が入っている荷物を取り戻そうとするー。
しかし、フードの男に腕を掴まれると
フードの男は刃物を手に、さらに深夏を突き刺したー
「ーーっっ…」
深夏がガクガクと身体を振るわせながらも
「ーー俺の邪魔をするな!!!!」と、
せっかく奪った最高の人生を守ろうと声を上げるー。
しかし、フードの男に突き飛ばされて、
そのまま倒れ込んでしまうー
「ーーへへ…”俺”?
見た目によらず、意外と狂暴なんだなー」
フードの男はそう言うと、深夏の家の鍵を手に、
「ーお前が悪いんだぜー?馬鹿みたいにSNSで宝くじが
当たった~!とか、騒いでるからー」と、笑みを浮かべるー
「ーーーぐ…」
深夏に憑依した泰は思うー
”くそっーこの馬鹿女めー…”
”泰に憑依される前の深夏の行動”が原因で
このフードの男は深夏に目をつけていたー。
”宝くじが当たった”と周囲に言いふらしたことで、
寄せ付けてしまった”危険人物”は、
憑依人の泰だけではなく、このフードの男のような
直接的な危険人物も寄せ付けてしまっていたー。
「ー金を奪って、海外に逃げりゃ、捕まらねぇー
ーー行先さえ選べば、なー」
フードの男はそう言葉を口にすると、
深夏を見下しながら言ったー。
「に、しても大金って人を変えるんだなー?
この1ヵ月ー、お前、別人みたいに変わったもんなー」
深夏が憑依されていることなど全く知らないフードの男は
そう言い放つと「じゃあなー」と、そのまま立ち去って行くー
「ーーーく…」
深夏は身体を起こそうとするも、身体に力が入らないー
「くそっーこの身体はもうだめだー」
深夏は自分の血を見つめながらそう呟くと、
深夏に憑依している泰は、深夏の身体から抜け出そうとしたー。
けれどー…
できなかったー。
既に、深夏の身体に完全に自分の魂は定着してしまっているようだー。
「チッーーー」
深夏は舌打ちをすると、薄れていく意識の中呟いたー
「夢のような人生から転落したのはー
この女だけじゃなくて、”俺も”だったかー」
宝くじに当選し、夢のような人生を手に入れたのに
憑依されてそれを全て奪われてしまった深夏ー。
深夏の身体を乗っ取って、夢を奪い取ったのに、
さらに別の男に力でそれを奪われてしまった泰ー。
”夢からの転落”ー、
一人の女と、一人の男は、異なる形での絶望を
味わうのだったー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
憑依人の方も奪われてしまう結末でした~★
実は①にフードの男も登場しています~!!☆
憑依される前から既に狙われているので、
気になる皆様は、①を見直してみて下さいネ~笑
お読み下さり、ありがとうございました★!

コメント
①のフードの男は泰だと思ってました!!
面白い展開のスト-リーで
さすが無名さんですね!☆
自分が完全に憑依できるならレースクイーンの
林れむちゃんに憑依したいのデス☆\(^o^)/☆笑
自分の魂が林れむちゃんのスタイル抜群のカラダを乗っ取って日頃からお仕事や自分磨きを頑張ってレースクイーン大賞目指して頑張りたいのデス!☆
もちろんエ◯チなコトはしちゃいますけどネ(^_-)☆笑
そう見えちゃうようにするひっかけなのデス…☆
わわ~~!
上手くレースクィーンできるかどうか、観察するのデス…!
1話目からフードの男の存在に気付いていましたが…
泰、以外にも1億を狙っていたとは…SNSも便利ですが使い方を間違うと…今回みたいな結末に…
れむちゃんに憑依してカラダにもメイク等にも慣れるのにレースクイーンのお仕事の1ヶ月前から憑依して練習するのデス\(^o^)/笑
日頃からお肌や髪や美脚ケアもし続けてレースクイーンのお仕事、当日には無名さんにもキラキラしてる姿を見てもらいたいしあざといポーズや可愛いポーズやセクシーなポーズもしてみたいのデス(´∀` )b☆笑
個室で、自分がれむちゃんのスタイル抜群の綺麗なカラダで気持ちいいことしてる姿も無名さんに見てもらいたいのデス(*´艸`)笑
あれだけ自分で広めちゃうと
大変なことになっちゃいそうですネ~~!!
わわ…!
TSマニア様なら、しっかり下準備して
存分に憑依を楽しめそうですネ~!!
最初はメイクとかヘアアレンジとか無名さんに教えてもらうのデス(´∀`)b笑
ヒールや歩き方になれたり、れむちゃんのカラダでスムーズにオシャレできたり1ヶ月でマスターします!☆
オシャレより気持ちいいコトのマスターが早いかもデス(*´艸`)笑
さすがにレースクイーンのお仕事の前日は気持ちいいコトはガマンなのデス (*´艸`)笑
レースクイーンのお仕事終えてお家に帰ったら、れむちゃんのスタイル抜群のカラダで欲望祭りなのデス☆\(^o^)/☆笑
入れ替わり教習が必要ですネ~!
たくさん覚えることがあるので、
毎日6時間目までお勉強なのデス~!!