<入れ替わり>せんせいとこうかん②~人生~(完)

担任の先生と教え子の少女が入れ替わってしまった!

先生になった少女は、親友とイチャイチャを楽しみー
少女になってしまった先生は、困惑する…

そして…

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入れ替わった翌日ー

紙野先生(由美子)は、
学校に登校するなり、
いきなり困っていたー

「紙野先生、例のものできてますか?」

校長先生がにこにこしながら聞いてくる。

「れいのもの?」
紙野先生(由美子)には当然意味が分からなかった。
入れ替わる前に、約束していることだからだ。

「ーーほら、紙野先生にお願いしておいたじゃないですか」
校長先生が言う。

そんな校長先生のほうを見ながら
紙野先生(由美子)は突然笑ったー。

校長先生の頭はーー
髪がないー

クラスメイトの主に男子たちの間で、
校長先生の頭は太陽の光を反射して武器になる!
みたいな話が流行っていたのを思い出してしまったのだ。

「ぷっ」
紙野先生(由美子)は、指をさすー。

ちょうど職員室に入ってきていた太陽の光を
校長先生の頭が反射していたのだー

「----……」
校長先生が頭のことを笑われたことに
怒り、震えている。

子供たちに言われたなら
校長先生も笑って流しただろうー

だが、大人にー
先生に言われるなんてー

中身が由美子だと夢にも思わない
校長先生は「もういい!君には何も頼まない!」と
叫びながら校長室のほうに閉じこもってしまった。

紙野先生(由美子)は
そのことの重大さを大して理解もせずに
頭のあたりを触りながら
「ぴかーん!」と叫んだ。

周囲の先生たちは、かなり引いている様子だった…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「----……」
自宅ー

学校へ向かうために
朝の支度をしていた由美子(紙野先生)は困惑するー。

「き、き、、っき、、きき、、き、着替え…」
由美子(紙野先生)は鼻血を出しながら
そう呟いていた。

紙野先生は、女の子に興味があるタイプでもないし、
特別エッチな感じでもないものの、
やはり、自分が由美子のような子になって
着替えるとなると、ドキドキしてしまう。

そしてー
真面目な紙野先生は
”絶対に教え子の身体を見ることは許されないっ!”と
必死になっていたー

だが、これ以上時間をかけるわけにもいかないー

「---……あぁぁ~!だめだ!」
そう叫ぶと、昨日の洋服のまま
外に出かけようとする由美子(紙野先生)。

「--あ、由美子!
 着替えてないでしょ?
 早く服、着替えちゃいなさい~!」

母親が言う。

由美子(紙野先生)はドキッとしながら
部屋に戻らされてしまい、
着替えるはめになったー

なんとかー
目を瞑ってー
ようやく着替え終わる由美子(紙野先生)。

スカートはちょっと難しかったので
ズボンを適当に履く。

ようやく、学校に行く準備ができたー。

「--あれ~?由美子」
母親がまた声をかけてくる。

「--なんですか!?もう!」
由美子(紙野先生)が間違えて母親に敬語を
使いながら振り返る。

母親は不思議そうな表情を浮かべながら
「あ、髪はいいのかな?って」
と呟いたー

「髪ー?」
由美子(紙野先生)は鏡を見る。

そうだー。
由美子はいつもツインテールで学校に登校している。

当然、紙野先生はツインテールの作り方なんて
知らないから、急に言われても、たぶん、できない。

「---い、、いいよ!今日はこのまま!」
そう言うと、由美子(紙野先生)は家から飛び出した。

「はぁぁぁぁ…つっかれた~」
そう呟きながら、近くの駅の売店に立ち寄り、
新聞紙を手に取る由美子(紙野先生)。

売店のおばちゃんが、
不思議そうな顔をする。

お金を置いて立ち去ろうとする由美子(紙野先生)。

「ちょっと!」
売店のおばさんが叫ぶ。

「あ…」

ランドセルを背負った少女が売店で新聞紙は
さすがにアウトだったかもしれないー

決まづそうな表情をしながら
由美子(紙野先生)は新聞紙を返して
お金を受け取り、そのまま学校に向かったー。

「-----はぁ…」
教室に到着した由美子(紙野先生)は
げっそりしていたー

「---はぁ」
隣の席から、同じようなため息が
聞こえて由美子(紙野先生)が振り向くと、
そこにはー紙野先生の娘で、
由美子の親友でもある、久美がいた。

「ど、どうかしたのか?」
由美子(紙野先生)が
言葉遣いを間違えながら聞く。

すると、久美は答えた。

「昨日、お父さんと喧嘩しちゃった」

とー。

”ケンカ?
 いったい俺の身体で何をしたんだ!?”
由美子の中にいる紙野先生は困惑するー。

このままじゃ、家族関係まで
壊されてしまいそうな勢いがあるー
さすがに、まずいー

「---お父さんがなんか昨日、
 妙にくっついてきて…
 べたべた触ってきたの」

久美が震えながら言う。

”おいおい、それじゃ変態おやじじゃないか”

由美子になった紙野先生はそう呟くー

早くー
なんとかして人生を取り戻さないと
大変なことになってしまうー

「---話をしないと…」
由美子(紙野先生)は焦ったー

自分が少女の身体になるというのは不便だー

”大人たち”によって
行動を制限されてしまう。
元に戻ろうと思っても、
大人たちに阻まれて、
なかなかうまくいかないー。

「--きゃああああああ!」
廊下から悲鳴が聞こえた。

「なんだ!?」
由美子(紙野先生)は、
先生モードになって慌てて廊下に飛び出す。

「---いいじゃん~!ちょっとだけだってばぁ~」
紙野先生(由美子)が、
隣のクラスの女子のスカートを触ろうとしていたー

「--おい!やめろ!」
由美子(紙野先生)は思わず大声で
怒鳴り声をあげた。

「--あっ!先生だ~ひゃ~っ!?」
紙野先生(由美子)が笑いながら言う。

まるで、子供をしかりつけるかのような
言動の由美子(紙野先生)と、
まるで、先生に叱られる前かのような
紙野先生(由美子)の姿を見て
周囲のクラスメイトたちは
戸惑うことしかできなかったー。

人があまり通らない空き教室に
やってきた
紙野先生(由美子)と由美子(紙野先生)

「いったい、どういうつもりだ!?
 早く元に戻しなさい!」
由美子(紙野先生)が
大人っぽい雰囲気で言う。

「やだ~!」
紙野先生(由美子)が
けらけら笑いながら言う。

「--今はわたしが先生で、
 先生がわたし!」

紙野先生(由美子)は
嬉しそうスキップしながら言う。

「わたし、久美ちゃんとぎゅ~!したくて
 先生と入れ替わったの!ふふふ~

 昨日もいっぱい、ぎゅ~!しちゃった!」

嬉しそうに言う紙野先生(由美子)-
由美子(紙野先生)は、
「戸塚!今すぐもとに戻すんだ!」と
叫んだー

このままでは、自分の身体が変態扱い
されてしまうー

”紙野先生は変態だ”とでも
学校で情報が流れたら、おわりだー

「---やだ~!
 先生、今はわたしが先生なんだから
 私の言うことちゃんと聞いてよね!
 そうじゃないとわたし、変なことしちゃうかも~!」

そんなことを言いながら
紙野先生(由美子)は、教室から
飛び出していったー

「くそっ!早くなんとかしないと!」

冗談じゃないー
このままじゃ、自分の人生が奪われてしまうー

由美子(紙野先生)の焦りは
次第に膨れ上がっていたー。

それからもー
紙野先生になった由美子の暴走は続いたー

由美子になってしまった紙野先生は、
なんとかそれを止めようとしたがー
”大人”と”子供”の立場で
なんとかするのは難しかったー

由美子が騒げば騒ぐほど、
”どうしちゃったの?”と大人たちから
心配されてしまうー

早く、身体を取り戻さないといけないのにー。

由美子になった紙野先生は
”子供の身体”の不便さを知る。

大人になると、いろいろと厄介なことが起きる。
けれどー
子供は制限が多いー。
特に小学生となると尚更だ。

何をしようにも大人の目がある。

「どうすればいいんだ…?」
由美子(紙野先生)は、由美子の家で
考えていたー

さすがにビールは飲めないから
由美子の父親のコーヒーを飲んで我慢しているー

けれどー

「くそっ…届かない…!」
まだ背の低い由美子(紙野先生)は必死に
背伸びをして、コーヒーを取ろうとしていたー。

取れないー。

父親が、誰かが勝手にコーヒーを飲んでいることに
気づいたのだろうか。

「とれない…!」

ぴょんぴょん飛び跳ねても、由美子の背では
高い部分にある棚に入れられてしまった
コーヒーを取ることができない。

「ん~~~!」
椅子を持ってきてそれに乗ってコーヒーを…

ガッシャーン!

由美子(紙野先生)は、椅子から落っこちてしまって
膝を打ち付ける。

「--うぇぇぇぇぇ…~」
思わず由美子(紙野先生)は
痛みと今の状況に耐えられなくなり、
泣き出してしまったー

・・・・・・・・・・・・・・・

「--んふふふふふ~久美~」

学校では紙野先生になった由美子が
父親特権を利用して、
娘の久美をべたべたと触っていた。

「--おとうさんが触ってあげるぞ~!」

由美子はまだー
”こういうこと”をすると、
どうなるかをよく理解できていないー

まだ、幼いからだ。

父親と娘がぎゅーすることと、
父親が積極的に触っていくことの差を
まだ理解できていないー

それどころかー

他の児童のことまで触り始めたー。

そんなことをしていればー
当然…

紙野先生は問題行為として
校長先生から呼び出されてしまった。

「---いったい、何を考えているんだね?」
校長先生がうんざりした様子で言う。

紙野先生(由美子)は大きな声で答えた。

「だ、、だって…だって、久美ちゃん
 柔らかくて気持ちいいんだもん!」

中年のおじさんが
子供のように叫ぶー
校長先生やほかの先生は、唖然としたー

そしてー
ついに警察沙汰になってしまうー

「も、もう、元に戻ろっと!」
紙野先生(由美子)は
入れ替わりの薬で、元の身体に戻ろうとするー

由美子(紙野先生)を呼び出して
空き教室で由美子(紙野先生)と会う。

「せんせい…ごめんね!なんかみんな怒ってるみたい!
 そろそろもとに戻してあげる!」

紙野先生(由美子)が言う。

由美子(紙野先生)は困り果てていたー。

自分の身体は、教え子に手を出したー
ロリな犯罪者として捕まるかもしれないー

もう、自分の人生は滅茶苦茶だー

「---じゃ~ん!」
紙野先生(由美子)が入れ替わり薬を出すー。

「---ーーー」

いやー
由美子(紙野先生)は思うー

人生は終わっていないー

またー
”ニューゲーム”で始めればいいー

バシッ!

由美子(紙野先生)は突然、
紙野先生(由美子)が取り出した入れ替わり薬を奪いー

そしてー
外に放り投げたー

「えっ!?!?!??!」
紙野先生(由美子)は驚くー。

「--戸塚。先生、お前の身体で生きることにしたよ」
由美子(紙野先生)が言うと、
紙野先生(由美子)が焦った様子で言う。

「え…ちょ、、ま、待って…!」

空き教室に校長先生がやってくる。

「紙野先生、警察が来たー
 おとといの下校中の話を聞きたいそうだー」

おとといー
そういえば下校中にクラスの友達をべたべた触った気がするー

「え…ちょ、、せ、、先生!わたしの身体を返して!」
紙野先生(由美子)が叫ぶー

校長先生が先に立ち去って行ったのを見て
由美子(紙野先生)は呟いた-

「戸塚ー、先生が最後に教えてやるー
 ”世の中は、自分の思い通りにはいかないものだぞ”」

由美子(紙野先生)がそう言うと、
ほどなくして警察に紙野先生(由美子)は連れていかれたー

「-----」
由美子(紙野先生)は思うー

自分は紙野先生としては死んでしまったー

けどー
これからは戸塚 由美子として
新しい人生を生きるんだー。

「---よ~し!もう1回、小学生やっちゃおっと♪」
由美子(紙野先生)はそう呟くと、
静かにほほ笑んだー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

外ー

紙野先生が外に投げた入れ替わり薬の
容器が割れてー

また、新しい入れ替わりが起きていたー

「えーーー?」

「--おぉっ!?」

用務員のおじさんと、
若い女性教師がーー
入れ替わってしまってー

2人の悲鳴が、響き渡ったー

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

リクエストによる作品でした!

原文は、

大抵ダークな話と言えば中年の男が少女の人生を乗っ取り元女の子が
悲惨な目にあう話がの多いですが、
逆に小学生の女の子が悪巧みをして
中年の男性と入れ替わり元自分の体に卑猥な事を
したりし中年の男性の人生を乗っ取って元男性川が
小学生の女の子として暮らさなければならなくなり悲惨な目にあいます。
一方で元小学生の女の子は中年男性として楽しく生活していきます。
中年男性は同じクラスの親友の父親です。元小学生は元親友には父親
として接しながら娘である親友を性的な目で見るよりになります。
妻とはHを毎日してますが元親友に卑猥な事をするようになってしまいます。
結果的に元中年男性と親友がダークな目になります。

と、いうものでした!

ちょっと変わってしまった部分が多かったですが、
こんな感じになりました!

小さい子を扱うお話だったので、
Hなシーンの描写は回避しました~
(※あまり過激にすると投稿できません…
 以前”小学生エンペラー”というお話で一度投稿をはじかれたことがあります汗)

今年の入れ替わりモノはこちらで最後になります!
ありがとうございました~!

来年の入れ替わりモノもお楽しみに!

コメント

  1. 匿名 より:

    SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    お疲れ様でした。リクエストしたのですが、この話しの大切な場面は、結果的に元中年男性と親友がダークな目になります。ですが、この話では、結果的に女の子がダークな目にあって終わっています。これでは、他の話と変わりません。
    あくまでも中年男性がダークな目でおわらないとこの話しの意味はありません。中年男性向がダークな目で終わる話が皆無ですのでリクエストしましたのです。あと、小さい子のエッチは投稿に引っかかるとありますが、動画なら法律に引っかかり問題ですが、小説なら問題ありませんよ。現に他の作者さんはそういう小説を無料閲覧できるサイトにアップされていますし多数見かけます。
    厳しい意見で申し訳ありませんでした。

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます~!
    ご意見は貴重なので、とてもうれしいデス~!

    小さい子の~、部分なのですが、
    法律的に…ではなくブログサービス上、引っかかることが
    あるみたいで、
    以前「小学生エンペラー」という話を書いた際に
    一度、(私の利用しているブログサービスでは)表現が引っかかって
    投稿できなかったことがあります…(警告文が出て修正しないと投稿できませんでした)
    詳しくは分からないのですが、やりすぎるとダメみたいです…!
    なので、念のため表現を緩めて書かせていただきました…!

    コメントはしっかり今後の参考にさせていただきます☆
    ありがとうございました!

  3. 龍渦 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    届かないコーヒーを取ろうとして、しかも椅子から落っこちて泣き出す由美子(紙野先生)が好きだなぁ

    あとラストの選択肢、私も思わずもう一度小学生をやり直したくなりましたw

  4. 龍渦 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    追記

    小学生をやり直すことになった紙野先生のその後も見たいなぁ

  5. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 追記
    >
    > 小学生をやり直すことになった紙野先生のその後も見たいなぁ

    コメントありがとうございます~
    (2つ分まとめてお返事~)

    書きながらリーフ様好きそう~…なんて一瞬思ったりしました(笑)
    その後~!
    機会があれば!★

  6. 匿名 より:

    SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございました。リクエストしたものですが、女の子は記憶を取り込めるので完全に中年男性なり切れる。最後まで女の子は捕まったり亡くなったりとかのダークにならないで、あくまでもダークで終わるのは中年男性と元親友という事で再リクエストをお願いします。

  7. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます!
    リクエストのストックに入れておきます!

    内容については、ご満足いただけるか分かりませんが(汗)
    頑張ります!

  8. 匿名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    人の身体で好き勝手やったあげく、元に戻れなくなった由美子ちゃんは自業自得だけど、無関係なのに不幸な偶然で用務員のおじさんと入れ替わっちゃった若い女性教師がお気の毒。

    用務員のおじさんの方は若い女の子と入れ替われて内心喜んでる可能性もありそうです。

    勝手な妄想ですけど、もし若い女性教師が結婚間近とかだったりとかしたら、ますます気の毒ですね。

  9. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます~~!

    用務員のおじさんの未来は
    明るい…かもデス!

    番外編も書こうと思えば書けそうですネ!