暴走族の身体になってしまったOL。
OLの身体になってしまった暴走族。
ふたりの、運命は…?
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入れ替わった翌日ー
朝、起きたら元に戻っていたー
なんてことはなく、二人は入れ替わったままだったー。
”どうすればいいの?”
”ジュンからいつも連絡が来るから、それまで寝てればいいさ”
”仕事は?”
”知り合いのラーメン屋で働いてるけど、1週間休みの連絡、仲間に入れてもらったから大丈夫
それより、OLって何すればいいんだ?”
情報交換を行う二人ー。
一通りの情報交換を終えると
”ところで昨日、わたしの身体で変なことしなかった?”と、
確認してくる正義(克美)-
”してない”
堂々と嘘をつくと、克美(正義)は
「思った以上にいい身体だったぜ」と、ニヤニヤしながら
支度をしたー
「しかし、こんな女の身体をゲットできるなんてラッキーかもなぁ へへへっ」
下品な笑みを浮かべると、克美(正義)は、
髪型を自分の好みに合わせてセットして、
そのまま仕事に向かったー
昨日、”どうしようもない職場”だということは聞いているー
だが、克美になった正義は、想像以上にどうしようもない職場だと
いうことを、まだ知らなかったー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正義(克美)は怒っていたー
「絶対、あの暴走族!わたしの身体でなんかシたよね?」
自分のエッチな姿を想像してしまう正義(克美)-
「あぁぁぁ…わたしの身体であんなことやこんなこと…
あぁぁぁぁ…」
「---!」
そんな、妄想をしていたらーー
正義の身体のアソコが大きくなってしまっていたー
「--ちょ!?なにこれ!?ちょ!?
”なんか勝手にでかくなったけど!どうすればいいの?”
スマホでメッセージを送るー
だが、克美(正義)は既にOLとして通勤を始めていて、
返事は返ってこなかったー
「--これじゃ…変態じゃん…わたし… もぉぉぉぉ」
ズボンの上から、勃起したソレをなんとかしようとする
正義(克美)-
だがー
意識していたせいか、余計に大きくなってしまってパニックになるー
ズボンが完全にもっこりとしていて、
完全にアウトな状態ー
そこにーー
突然、女が入って来たー。
「--あ、正義!おはよぉ…・ え、、、え、、、ちょ!?!?何してんの!?」
顔を真っ赤にして驚く女ー
「--ひっ!?ちがっ!?これは…
えっと、、その、これは、、なんか、あの、その、、」
正義(克美)も顔を真っ赤にしながら叫ぶと
「朝っぱらから、何興奮してんのよ!」
と、その女は叫んだー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
会社に到着した克美(正義)-
「うっす」
本人なりに克美のふりをしようと努力しているつもりでは
あるのだが、まったく克美になることが出来ていない。
事前に克美本人から教えてもらっていた座席に
やってくると、克美(正義)はその座席に座ろうとしたー
しかしー
突然、お尻を触られたー
「ひゃっ!?」
思わず変な声を出してしまう克美(正義)-
「触るんじゃね…
と、言いかけて、今、自分が克美であったことを思い出すー。
あまりにも可愛らしい声が出たためだー
「ねーーぇ、、、え、、、おは、、ようございまぁす~」
克美(正義)が、無理な笑顔でそう言うと、
セクハラ上司・銀平がニヤニヤしながら
「今日もいい身体だね」と、いつものように笑みを浮かべたー。
「--へへへ 揉みたくなっちゃうなぁ~」
と、呟きながら、銀平が自分の机に向かって行くー。
「--(ったく、ぶん殴るぞ!この野郎)」
克美(正義)は、心の中でそう叫びながらイスに座るー。
仕事は、今のところ単純作業が多いらしく、
克美(正義)にも、出来ると言えば出来る内容だったー。
しかしー
ドン!
「-!?」
克美(正義)の机に分厚い書類の山が置かれるー。
若い克美を目の敵にしている”女帝”こと
乙原 香澄だー。
「---よ・ろ・し・く」
嫌味な口調で、仕事を押し付ける女帝ー。
「-……おい」
克美(正義)は、もう”切れて”しまったー
「--は?ちょっと何その口の利き方?」
”女帝”も逆ギレするー。
「---自分の仕事ぐらい自分でやれよ!
この厚化粧のババアが!!!」
克美(正義)が鬼のような形相で叫ぶと、
周囲の何人かが笑ったー
”女帝”は恐れられてはいるものの
内心嫌われているのだー。
「---ちょ、、な、、な、、な、、なんですってぇ」
”女帝”が顔を真っ赤にして、身体をぷるぷる震わせているー
押し付けられた書類を手にして、
それを”女帝”の机に叩きつけると、
克美(正義)は「よ・ろ・し・く」と、仕返しして、
そのまま自分のデスクへと戻って行ったー。
ぷるぷると身体を震わせながらもー
”女帝”は、あまりに屈辱を感じたのか
「こ、このぐらいやってやるわよ!」と一人、わめき始めたー。
「さすが、僕の姫だね」
勘違いイケメン野郎の新井忠が小声で話しかけて来るー。
「--は?あ、、、あぁぁ、、、はい、、、
あなたが勘違いイケメン野郎なんですね」
克美から聞いていた話から、
すぐに”こいつが勘違いイケメン野郎か”と思った
克美(正義)は、ついそう言葉を口にしてしまったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「---き、、急に、人の家に入ってきて…
ノックぐらい…」
正義(克美)が戸惑いながらそう叫ぶー。
暴走族・正義の家は一人暮らしだと聞いているー
いきなり我が物顔で家に入って来たこの女の人はいったい?
と、正義(克美)は思わずにはいられなかったー。
「--は~??あたし、いつもノックなんかしないでしょ!
正義の彼女なんだから!」
その女が言うー
”彼女”-?
正義(克美)は思うー。
そういえば、暴走族の正義は昨日
”リーダーのジュンに彼女を取られた”みたいな話をしていたー
確か、その彼女の名前は、蘭ー
「--あなた、、いや、お前ーー蘭?」
正義(克美)が言うと、その女はほほ笑んだー
「何それ~?そうに決まってるでしょ~!」
笑う蘭ー。
”この子が、浮気女ー”
正義(克美)は蘭を睨むー。
克美は浮気とかそういうのが、大嫌いだったー
「--あ、、あの!浮気とかしておいて
よく人の家に堂々と来れますね!?」
正義として振舞うのも忘れて蘭に向かって叫ぶと、
蘭が表情を歪めたー。
「--はぁ?あたしみたいに可愛い女には
浮気する権利があるのよ!」
蘭は、自分勝手の塊みたいなことを口にするー
「---はぁ?かわいい???
た、確かに見た目はかわいいかもだけど…
性格が最悪!腐ってる!
あんたみたいなの、大学にいたらとっくに孤立してるよ!」
正義(克美)がそう叫ぶと、
蘭は、怒りの形相を浮かべたが、
少ししてから呟いたー
「---ってか…あんた、、今日、変じゃない?…?」
とー。
「え」
怒りを忘れて正義(克美)が、ギクッとすると、蘭は続けたー。
「---あんたーー
もしかして、あたしに浮気されてショック受けてるの?
マジでウケるんだけど!」
蘭の言葉に、正義(克美)は
「し、ショックなんて受けてないし!」と
叫びながらー
”この女、むっかつく!”と
心の中で叫んだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1日が終わったー
「は~~~~~~~~~~~」
下着姿で、ソファに寄り掛かる克美(正義)
想像以上に救いようのない職場だったー
この克美というOLが疲れ切るのも分かる気がするー。
「---滅茶苦茶ストレスたまるじゃんこれ」
克美(正義)はそう呟くと
「早く元に戻れねぇかなぁ」と、戸惑いの表情を浮かべたー。
このままだと、お互い、生活に必死で元に戻る方法を
探す時間を確保することすら、怪しくなってくるー。
そんなことになってしまうわけにはいかないー。
なんとか、しなくてはー。
「---…あ~~~ダメだ!会社のやつら、うざすぎ」
そう呟くと、克美(正義)は「やってられるか!」と呟きー
ストレス発散のために、克美の身体でそのまま
夜のクラブに足を運んで、”発散”したー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌朝ー
「--戻ってない! ……はぁ」
正義(克美)は叫んだー。
まぁ、昨日も戻ってなかったんだし、当たり前だよね、と
自虐的に笑いながら正義(克美)は克美(正義)に電話をするー。
お互いの情報交換をするためだー。
”ぁ~~~~はぁ~~~~”
電話口の克美(正義)の様子がおかしいー
「-なんか…あったの?」
正義(克美)が言うと、
”いやぁ、昨日クラブで飲みすぎちゃってさぁ”
と、克美(正義)が答えた。
「--く、クラブ!?飲みすぎ!?
ちょ、ちょ!わたしの身体で何してんの!?」
正義(克美)が叫ぶと
克美(正義)は”激しく踊りすぎて筋肉痛が…いててててて”と
返事をしたー
「---ちょ……」
クラブで激しく踊っている自分の姿を想像してしまう正義(克美)-
「------!」
想像していたら、急に鼻血が出て来た正義(克美)
「--って、、なんで自分を妄想して鼻血出してるの!?この身体!?」
正義(克美)が叫ぶと、
克美(正義)は”ん?鼻血?何してんだよお前”と、電話の向こうで笑ったー。
ともかくー
今はどうすることも出来ないー
このままお互いとして振舞っていくしかないー。
今日も、お互いとして生活をするー
「--お前より俺の方が”強いオス”だった、それだけだー」
暴走族のリーダー・ジュンに呼び出された正義(克美)は
克美になった正義からのアドバイス通りに振舞いながら、
ジュンと対面していたー。
”この人が、彼女を奪った浮気男ね…”
そんな風に思いながらー
ジュンを見つめるー
ジュンは目の前で正義の彼女だった蘭と何度もキスを繰り返しているー。
「--メスは群れの中で最も強いオスを選ぶー
そう、つまりそれが俺だ。
ま、そう怖い顔すんな。
お前のものは俺のもんだ」
ジュンはそう言いながら、蘭は甘い笑みを浮かべながら
ジュンに胸を揉まれているー
「----」
正義(克美)は、正直、暴走族の面々と対面しているこの状況が
とっても怖かったー
が、それ以上に”蘭とジュンの浮気”に対して
激しい怒りを燃やしていたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「---で、いつ妊娠するんだ?
どうせ、いつか退職するんだろ?
楽でいいよな、女はー」
価値観が数十年前からアップデートされていない専務・笠井 庄之助が、
今日も克美(正義)に対して言い放つー
中身が暴走族の男になっているとも、気づかずにー
いつもよりきついメイクに派手な髪型の克美(正義)を見て、
笠井専務は、さらに因縁をつけてきたー
「調子乗ってんじゃねぇぞコラ。お前みたいな小娘、
江戸時代だったらとっくに斬り捨てらてるぞ?」
笠井専務の言葉に、
克美(正義)は舌打ちしたー
”OLも大変だな。こんな野郎がいるなんて”
「---笠井専務は、江戸時代にいるんですか?」
嫌味を言うー。
「あ?」
笠井専務が首を傾げるー。
克美(正義)は、”この身体でぶん殴るわけにはいかねぇからな”と
思いながら、にっこりとほほ笑んだー
「笠井専務ー
頭の中が古すぎて、火災が起きてますよ」
クスッと、最大限の嫌味を言いながら
立ち去っていく克美(正義)-
「--な、、な、、な、、???」
笠井専務は、頭の処理が追い付かずに、
その場で喚き散らしたー。
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それから数日ー。
克美(正義)と、正義(克美)の怒りは頂点に達していたー
克美になった正義は
会社のセクハラ部長と女帝、勘違いイケメン、アップデートを忘れた専務にー、
正義になった克美は
平然と浮気をするジュンと蘭に-
だがーー
そんな最中、克美(正義)は”元に戻る方法”を見つけたのだー。
暴走族でありながら意外と努力家でもある彼は、
克美の身体で夜の街を徘徊している最中に
”入れ替わり薬”というものを手に入れることに成功したー
ルートは言うことは出来ないー。
だが、これがあれば、元に戻れるはずだー。
そのことを正義(克美)に知らせる克美(正義)-
明日の12時に克美の家で合流することを約束すると、
克美(正義)は「この身体とも明日でお別れか…」と、呟きー
「-じゃあ…やることは決まってるよな!」
と、克美の身体で、激しいお楽しみを始めるのだったー
③へ続く
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コメント
暴走族とOLの入れ替わり、次回が最終回デス~!
今日もお読み下さりありがとうございました!
コメント
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克美と正義もいいコンビですね笑
正義(克美)のカラダで何回も勃起して焦るのが笑ってしまいますね笑
若いOLと入れ替わりもいいですね笑
正義は暴走族なだけに
女の克美のカラダでエッチ暴走するのがいいですね笑
自分好みにメイクしたりヘアーアレンジもいいですね笑
克美みたいな若いOLと入れ替わってエッチな暴走してみたいです笑
克美と正義の意外な結末になりそうですね楽しみにしてます‼
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コメントありがとうございます~~!
結末もぜひ、楽しみにしていてください~~☆!!