フォロー&RTキャンペーンで
美奈津の身体をゲットした辰雄。
美奈津と入れ替わって、美奈津になった
辰雄は、さっそく欲望に満ちた生活を送る…!
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「うっへへへへへへ♡ へっへへへへへへ♡」
さっそく、美奈津の身体を
楽しみ始める辰雄ー
辰雄になった美奈津が立ち去ったのを確認した
美奈津になった辰雄は、
さっそく狂ったように、胸を揉み始めたー
「あ…♡ いぃ♡ いい♡!」
今まで感じたことのない感触ー
胸ってこんな感触なのか、と美奈津(辰雄)は
顔を真っ赤にして興奮しながら
両手で胸のふくらみの感触を存分に味わい、
はぁはぁと息を荒げるー。
「--あぁぁ…この感触ぅ…」
裏返った声で嬉しそうに呟く美奈津(辰雄)
さっきまでの落ち着いた感じは失われて
欲望に溺れた女の姿がそこにはあったー
「はぁぁ…これが…毎日…毎日触りたい放題なんだ…♡」
美奈津(辰雄)が、早口でそう呟くと、
続いてスカートから覗く、タイツに包まれた足を見つめたー
「あぁぁぁ~♡これがスカートの感触ぅ~!
いひひひひひひひひっ♡」
足をバタバタさせて笑う美奈津(辰雄)
「---はぁぁ…タイツ~ぅ♡」
近くの椅子に足を乗せて
うっとりとした表情でタイツに包まれた
美奈津のー、いや、自分の足を見つめるー
両手でタイツの手触りを確かめながら
ニヤニヤとする美奈津(辰雄)-
やがて、タイツに包まれた足が
たまらなくいとおしくなって、
その足をペロペロと舐め始めたー
「んふふふふふふ…♡
おいひい…おいちい!!」
美奈津(辰雄)はペロペロと自分の足を舐めながら笑うー
「おいちいよぉ~♡ うへへへへへへへ♡」
激しく自分の足を舐めながら
さらにはニオイまでかぎ始めるー
完全に狂った表情を浮かべる美奈津(辰雄)
身体が激しくゾクゾクするー
身体が激しく火照るー
これが、女のーー
美奈津の快感かーー!!!
美奈津(辰雄)はあまりの興奮を抑えられなくなって
自分の身体をぎゅーっと抱きしめるような仕草をしながら震えるー
「あぁぁぁぁ…すげぇ!」
額から汗まで流れだすー
この上ない快感ー
ゾクゾクしすぎて体温まで上がるー
「うへへへえええええええ♡
女の快感って、、すげぇ…すっげぇぇぇぇ♡」
美奈津(辰雄)が大声で叫ぶー
身体が激しい痛みまで発するー
こんなに興奮するなんてーー
「うおぉぉおおおおおおおおお!!!」
美奈津(辰雄)は、スカートをものすごく乱暴に脱ぎ捨てるー
身体が激しく火照るー
すげぇ熱だ!と思いながら
「これが俺の身体だ~~~!!!」と大声で叫びながら
服を引きちぎるようにして脱ぎ捨てる。
「すげぇ!すげぇ!すっげえええええええええええ!!!」
はち切れそうなほどの声を出しながら
美奈津(辰雄)は叫んだー
・・・・・・・・・・・・・・・
辰雄になった美奈津は、
辰雄から教えてもらった
辰雄の家に向かうー
「--はぁ~あ、こんな身体しかなかったけど…」
辰雄(美奈津)が呟く。
「ま、いっか」
こんな容姿でも、
大学生だー
自分とほぼ同じ年齢ー
なら、仕方がない。
これから辰雄の身体を自分色に変えればいいー
本当は、同性のほうが良かったけれど
美奈津にはそうも言ってられない事情があったー
どうせなら、イケメンの男子とかが
良かったけれどー
釣れたのは、エロい男数名ー
他はおじさんとか、辰雄以上にもっとやばそうなやつとか、
そういう人しかいなかったー。
そして、美奈津は消去法で最終的に
辰雄に当選を知らせて、辰雄と入れ替わることにしたー
美奈津は慌てていたー
けれど、結果的にーー
美奈津は勝った。
こうして、辰雄と入れ替わることができたー
そうー
美奈津の、勝ちだ。
”フォロー&RTでわたしの身体をあげちゃいます”
なんて、怪しいキャンペーンに引っかかる人間はわずかだ。
しかも、美奈津の使っていた「かすみ♡」のアカウントの
フォロワーは少なく、大して拡散もしなかった。
しかも、ほとんどの人は、いたずらだと思っていたのか、
辰雄よりも先に当選のDMをした相手には無視されたー
美奈津には、時間がなかったーーー
なぜならーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「-えっへへへへへ!えっへへへへへへへへ~~♡」
美奈津(辰雄)は下の方を手で弄び、
激しい快感を味わっていたー
顔からボタボタと汗が垂れるー
女ってこんな、汗だくになるのかーー
こんな、、こんなに熱が出るのかーーー
エッチしてると、こんなに全身に激痛が走るのか~!!!
美奈津(辰雄)は、今まで感じたことのない感覚を感じながら
「女ってさいこ~~~~~!」と
叫んだー
だがーーー
「ぐっ…」
痛みがさらに激しくなるー
全裸の状態で、苦しみだす美奈津(辰雄)-
そしてー
「ぐはぁぁぁっ!?!?」
口から、吐血したーーー
激しい痛みー
熱ーーー
悪寒ーーーー
美奈津になった辰雄が感じていた
激痛や、異常な発熱、冷や汗ーーーー
これは、女体でエッチしたことによるものではないー
初めて女としてエッチをした
辰雄は気づかなかったが、
普通の女の快感ではないー
激しい激痛なんてふつうは走らないし、
冷や汗を流すような熱は、出ないー。
これはーーーー
「ぐはぁっ!」
さらに吐血する美奈津(辰雄)
「な、、、なんで…?」
美奈津(辰雄)が震えるー
そして、、何の服も着ないまま、
そのまま意識を失ってしまったーーー
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
「---うっ…」
美奈津(辰雄)が目を覚ますと
そこは病院のベットだったー
「え……」
点滴やいろいろなものが身体に繋がれているー
身体に力が入らないー
そしてー
そこに先生がやってきたー
「狩谷さん…」
先生が言う。
「先日、急に病院を抜け出すものだから
驚きましたよー。」
それだけ言うと、先生は悲しそうに呟いた。
「狩谷さん、、
お気持ちは分かります。
ですが…」
先生は首を振った。
「え…どういうことですか?」
美奈津(辰雄)が言うと、
先生は答えたーーー
”不治の病ー”
美奈津は、病気だったー。
しかも、余命宣告を受けているー
もう、助からないー
美奈津は、、余命宣告を受けてから
数か月ー
”その日”が迫る中、
病院を抜け出したー
そしてーー
ツイッターでフォロー&RTで”生きられる身体”を探し、
辰雄と入れ替わったーーー
「--え…じゃあ、おれ、、じゃない、、わたし…
し、死ぬんですか!?」
美奈津(辰雄)が叫ぶー
先生は、答えないー
答えなかったがー
悲しそうな表情は、すべてを物語っていたー
「そ、、そんな…!」
美奈津になった辰雄は思い出すー
”そういえばーーーー”
美奈津の部屋に妙に生活感がなかったのはー
美奈津が入院中だったからー
美奈津の
「お互い、死ぬまで相手の身体を使い放題ですし、
わたしも、”身体を返して”とか、そういうことも
絶対言わないので!」
という言葉はーーー
”どうせ、すぐに死ぬからー”
「--そんな!!!そんな!!!!」
美奈津(辰雄)が叫ぶー
だがー
美奈津と入れ替わるまでの美奈津の言動に
”嘘”はひとつもなかったー
お金を取ったりしないー
と、美奈津は言っていた。
確かに取られていないー
入れ替わりも本当だったし、
後から文句を言わないというのも本当だったしー
美奈津は、嘘をついていないー
「くそっ!!!!!!」
美奈津(辰雄)は大声で叫んだー
「せ、、先生…俺は、、俺は美奈津じゃないんだ!」
女の声で叫ぶ。
「--え?」
先生が困り果てた表情を浮かべる。
「俺は美奈津じゃないんだ!美奈津に身体を入れ替えられてー」
スマホを慌てていじる美奈津(辰雄)。
美奈津のスマホのロック解除は教わっているー
そして、美奈津が入れ替わり相手を募集していたアカウント
「かすみ♡」を開くー
だがーーー
「---!!!」
美奈津(辰雄)は表情を歪めるー
既にー
アカウントは削除されていたー
「そんな…そんなそんなそんな」
美奈津(辰雄)が慌てるー
先生は悲しそうな表情で呟いた。
「---狩谷さん、まずは落ち着きましょう」
とー。
「ちがう!俺は美奈津じゃない!辰雄だ!
調べてくれ!頼む!頼む!」
しかしーー
入れ替わりなんて誰も信じてくれるはずはなかったー
病院を突然抜け出したという美奈津の行動もありー
”死を目前にして錯乱している”と
判断されてしまった。
そしてー
すぐに美奈津の身体がもう長くないことを実感するー
次第に体調が悪くなりー
数日後には、起き上がることも
できなくなってしまっていたー
「---はぁ…はぁ…はぁ…」
”俺は美奈津じゃない”と叫ぶ元気もなくなってしまったー
女の身体を堪能するどころじゃないー
入れ替わった直後にエッチ三昧しただけでーー
死ぬことになるなんてーー
「あぁぁ…くそっ…くそぉ…」
目から涙をこぼす美奈津(辰雄)
やっぱりーー
やっぱり、罠だったんだーー。
辰雄は自分の人生を振り返るー
クソみたいな人生だった、と吐き捨てるー。
「--はぁ…はぁ…はぁ…」
自分の口から、女の子の荒い息遣いが聞こえてくるー
でも、
もう、そんなものに興奮する力もなかったー
次第に意識が薄れていくー
苦しい
痛い
それしか考えられないー
やがて、美奈津(辰雄)は意識を失いー
駆けつけた先生が必死に処置を試みたものの、
もう助からなかったー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1年後ーーー
大学に、イケメンの男子大学生がやってくるー。
「--お待たせ!」
可愛らしい女子に声を掛けられるイケメン男子。
「--お!きたきた~!」
イケメン男子が返事をする。
整った顔立ちに、すらりとした体型ー
ちょっとおしゃれで、明るく、コミュ力も高いー。
そんな彼には、彼女も出来ていたー
彼はーーー
辰雄(美奈津)だったー
辰雄の身体になった美奈津は
乱れた食生活を徹底的に見直し、
不潔を気にしなかった辰雄とは正反対に
身だしなみに気を付け、
その結果、体重を大幅に落とし、
また、清潔感にも気をつけたー
そしてーー
体重を減らし、身だしなみに気を付けて
おしゃれをしてーー
辰雄は、案外、イケメンだったのだー。
辰雄になった美奈津は、持ち前の明るさで
周囲と打ち解け、
周囲は「辰雄のやつが、別人みたいだ」と言いながらも
元々友達がいなかった辰雄の豹変を
周囲はプラスに捉えた。
友達が増え、彼女が出来て、
辰雄(美奈津)は今、充実した人生を送っているー
「---なぁなぁ」
彼女に向かって辰雄(美奈津)が言う。
あれから1年ー
男子大学生としての振る舞いにもすっかり慣れた。
「-俺が元・女子だって言ったら、信じる?」
辰雄(美奈津)が笑いながら言うと、
彼女が「え~!?信じるわけないじゃん~!」と笑うー。
辰雄(美奈津)は少しだけ懐かしそうに微笑むと
「だよな~」と笑いながら答えたー。
余命宣告をされた美奈津は、
ありとあらゆる手段で”身体から抜け出す”方法を探したー
”諦めたくない”
その一心でー。
そして、見つけた。
ネットで”入れ替わり薬”をー。
嘘だと思った。
でも、それに縋った。
どうせ、死ぬならー。
”もし、本当だったら”に賭けるー。
結果ー
美奈津は勝った。
まもなく死ぬ自分の身体を
下心丸出しの男に押し付けて
自分はその男の身体を奪ったー
美奈津の、勝ちだー。
「---ふふふ…生きてられるってやっぱり素敵…」
辰雄(美奈津)がボソッと呟いたー
「え?」
彼女が不思議そうに辰雄(美奈津)のほうを見るー
「ふふ、なんでもないよ!」
辰雄(美奈津)はそう言うと、
今日も男子大学生としての1日を始めるのだったー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・
コメント
「フォロー&RTでわたしの身体をあげちゃいます」のツイートが
もしも本当にあったら参加しちゃいそう!という皆様は、
気を付けて下さいネ~☆笑
お読み下さりありがとうございました~!!
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