悪用される彼女の身体ー
”大人の知恵”と”女の身体”
最悪の組み合わせを前に、
彼氏の運命は…?
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「---紀夫の大切な宝物、奪っちゃった」
昼休みに登校してきた智花(玄葉先生)がそれだけ囁くと、
紀夫の肩を叩いたー
「--先生はなぁ…今や”可愛くて真面目な女子高生の智花”なんだよ?
可愛さと真面目さを持つJKの身体を使えば…
木下くん…君なんていくらでも破滅させることができるー」
「---!!」
紀夫が、智花(玄葉先生)の顔を見るー。
同一人物とは思えないほどに、智花の顔は、悪女のような笑みを浮かべていたー
「----だから、わたしを怒らせないように、ネ?」
智花(玄葉先生)はにっこりとほほ笑むと、そのまま女子の集まる方に向かって
「おはよ~!」と声を掛けたー
「---……智花!」
紀夫は慌ててスマホで智花に連絡を入れるー
だが、智花からは返信がなかったー
「----」
紀夫は表情を歪めて、女子と雑談している智花(玄葉先生)の方に
歩いていくー
智花(玄葉先生)の腕をつかむと、
智花(玄葉先生)を女子の輪から引っ張り出して、
紀夫は呟いたー
「智花に何をした?」
紀夫の言葉に、智花(玄葉先生)は鼻で笑うー。
「--智花に何をした!?!?!?」
声を荒げる紀夫ー
「---」
智花(玄葉先生)がクスッと笑うー。
「--いた~~~~い!紀夫、いたいよ~~~~!」
智花(玄葉先生)が突然叫ぶー
他の女子が、紀夫たちのほうを見るー。
「-ちょっと?木下くん?何をしてるの~?」
「喧嘩!?」
「智花に暴力はだめだよ~!」
「恋人同士、仲良くして!」
何も知らない子たちが、
近づいてくるー。
智花(玄葉先生)が悪い笑みを浮かべるー。
「----わたしに逆らうな」
耳打ちすると、智花(玄葉先生)は、友達の方に向かって
「だいじょうぶだいじょうぶ~!」とほほ笑んだー
・・・・・・・・・・・・・・・
「-わたしは智花 わたしは智花 わたしは…ふふっ…ふふふふふ♡」
放課後ー
智花(玄葉先生)は、女子トイレの中でひとり、
エッチなことをしていたー
”智花になった妄想をしながらエッチをするー”
玄葉先生が、玄葉先生であったころから、していることだー。
今はー
”妄想”ではなく、
本当に、自分が智花ー
「--わたしが、、智花…ふふふ、、えへへへへぇ…」
だらしない格好ー
だらしない笑みを浮かべながら
智花(玄葉先生)はトイレで一人、火照る身体を刺激して、
快感に身を委ねたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「----そんな」
紀夫は、玄葉先生(智花)のいるアパートにたどり着いて愕然としていたー。
「----ここの教師、逮捕されたんだよ」
近所の住人から、そう聞いた紀夫はー
拳を震わせるー
”教え子に乱暴したんだってさ”
「---……違う」
紀夫は歯を食いしばるー
嵌められたんだー。
凶悪な笑みを浮かべる智花とー
優しい笑みを浮かべる智花の姿が頭の中に浮かぶー
「----あんたの好きにはさせない」
紀夫が拳を握りしめるー。
玄葉先生(智花)にLINEを改めて送るー。
”俺は絶対に智花を助ける”
とー。
逮捕された玄葉先生(智花)は今、LINEを返信できる
状況ではないのだろうー。
けれどー。
今、紀夫に出来ることはこれしかないー
下手に騒げばー
智花の身体で何をされるか、分からないー。
「---玄葉…俺はあんたを許さない…」
紀夫は、スマホをしまうと、歩き出すー。
甘かったー。
玄葉先生は”自分の元身体”になど、興味がないのだー。
智花の身体を本気で奪うつもりなのだー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
「----なんだよ…?」
昼休みに、智花(玄葉先生)に呼び出された紀夫ー。
「-ーーーーー」
智花(玄葉先生)が微笑みながら、近づいてくるとー
突然、紀夫にキスをしてきたー
「--!?」
紀夫が慌てて智花(玄葉先生)を振りほどくー。
「ふふふ、今、ドキッとしたでしょ?」
智花(玄葉先生)が甘い声で笑うー。
「--木下くんもさぁ…いい加減諦めて、
素直にわたしを智花と認めてー
わたしといい想いをしたほうが、
賢いと思うよ?」
智花(玄葉先生)が微笑みながら言うー。
「--ふざけるな!あんたは智花なんかじゃない!」
紀夫が、自分の周囲を歩く智花(玄葉先生)を睨むー
「---でもさぁ…身体は正直だよね」
智花(玄葉先生)が、紀夫に胸を押し付けるようにして
身体を密着させるー
「こうふんしちゃってるんだ?」
甘い声で囁く智花(玄葉先生)-
紀夫のズボンはー
勃起して膨れ上がっていたー
「---ふ、、ふざけるな…俺は!」
紀夫が顔を赤くしながら声を振り絞るー
智花の身体にドキドキしてしまっているーー
と、いうのは悔しいが事実だったー
歯を食いしばりながら紀夫は、「でも!」と叫ぶー。
顔が赤くなっているのは”興奮しているから”だけじゃないー。
それ以上にーーー
「--俺は!!!お前を智花なんて認めない!」
それ以上にーーーー
怒りで顔が赤くなっていたー
「--へぇ~」
智花(玄葉先生)がズボンの上から紀夫の肉棒を触るー
「--”わたし”なら、木下くんを気持ちよくしてあげられるよ?
フェラだってしてあげるし、なんだってしてあげるー
なんなら今ここで、してあげよっか?」
智花(玄葉先生)が誘惑するような口調で言うー。
「---う…く…く」
紀夫が、怒りで言葉を失っているー。
「---ほら!胸も触り放題ー」
智花(玄葉先生)が紀夫の手を掴んで、
無理やり胸を触らせるー。
「--コスプレだってしてあげるし、
裸の写真だって、なんだってあげるー。
ほら、認めちゃえよ。
わたしが智花だってー」
智花(玄葉先生)の誘惑ー
だがーー
紀夫は屈しなかったー
「あんたは智花なんかじゃない!!!!!
智花の身体を奪った醜い悪魔だ!!!!
玄葉!お前は、ただの変態野郎だ!」
紀夫が智花(玄葉先生)を指さしながら
怒りの形相で叫ぶー
智花(玄葉先生)がクスッと笑うー。
「--お前、社会的に死ぬよ?」
智花(玄葉先生)が低い声で”おどす”
見た目は智花なのにー
中身は、悪魔ー
「---ふざけるな!社会的に死ぬのはあんただ!」
紀夫が叫ぶー。
「---!」
智花(玄葉先生)が表情を歪めるー。
「-----これを提出するー」
紀夫の手にはーー
ボイスレコーダー…
”今の会話”が記録されているー
「----……やれるものなら、やってみな」
智花(玄葉先生)が冷たい目で紀夫を見つめるー。
「--そんなことしたら、この女は、全裸で街中を走ることになるー
君はそれでもいいのか?木下くん」
智花(玄葉先生)の余裕の笑みー
「-ーーーやれるものなら、やってみなー」
「-!?」
紀夫が、玄葉先生の台詞をそのままそっくり返したー
「--そんなことをしたらーーー
先生だっておしまいだ。
元々の玄葉先生の身体は既に逮捕されているー
智花の身体でそんなことしたらー
あんたは、自分の人生も終わるんだ!」
紀夫が叫ぶー
”智花を滅茶苦茶にするー”
それは、ハッタリ。
そんなことをすればー
玄葉先生が奪った智花の身体ー
智花の人生は滅茶苦茶になるー
”自分が欲しかったもの”を自らの手で壊すようなことをするだろうかー
元の身体も今の身体もー
失うようなことをするはずがないー
紀夫はそう判断したー
「------まいったなぁ」
智花(玄葉先生)が微笑むー。
「--確かにその通りー。先生は、智花になりたいんだー。
確かに君の言う通り、智花の身体を破滅させるようなことは、
できないー…
あぁ~…はったりだってばれちまうなんて、
まいったなぁ~~~」
智花(玄葉先生)がイライラした様子で髪をかきむしるー
「先生…最後のチャンスです」
紀夫が、口調を”あえて”敬語に戻して
智花(玄葉先生)を見つめるー。
「---智花の身体を返してくださいー。
そうすれば、入れ替わりのことは、誰にも言いません」
紀夫の言葉に、
智花(玄葉先生)は、笑みを浮かべたー
「---木下くん…君こそ、最後のチャンスだ…
わたしに逆らうなー
これからはわたしが智花なのよ?
新しい智花を受け入れてー
一緒にいい思いをしよ?」
智花(玄葉先生)が優しく微笑むー。
太陽の日差しが差し込む空き教室でー
悪い笑みを浮かべた智花(玄葉先生)と、
怒りの形相の紀夫が見つめ合うー。
「----断る。俺は、絶対にあんたを許さない」
それだけ言い放って紀夫は教室から外に出ようとするー
「--後悔するよ?」
智花(玄葉先生)が脅すような口調で呟いたー
「後悔するのは、あんただー」
紀夫はそう言い放つと、うすら笑みを浮かべる智花(玄葉先生)を
空き教室に残し、一人、そのまま立ち去って行ったー。
「--ーーガキが…」
智花(玄葉先生)は静かに呟くー
「--大人の頭脳と、周囲から優等生のイメージがついている女子高生の身体…
この組み合わせの怖さをたっぷり思い知らせてあげる」
智花(玄葉先生)は、極悪人の笑みを浮かべて、歩き出したー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紀夫はすぐさま、担任の先生に相談したー。
担任の先生は、当然、”入れ替わり”など
信じてくれなかったー。
だがー
ボイスレコーダーの音声を聞かせるー。
「----」
担任の先生は複雑そうな表情を浮かべたがー
すぐに、「わかった」と、返事をしてくれたー。
担任の先生に音声を渡すー。
当然、渡す前にデータのコピーもしてあるー。
智花(玄葉先生)が何をするか分からないからだー。
その足で、紀夫は、玄葉先生になってしまった智花の状況を確認しようとするー。
だが、やはり返事は帰ってこなかったー。
「くそっ」
紀夫は、帰宅すると、すぐさまスマホで、”入れ替わり”について
調べ始めたー。
早く、智花の身体を取り戻さないと、大変なことになってしまうー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「----先生…わたしみたいな優等生とエッチできるなんて、
夢みたいでしょ?」
智花(玄葉先生)が、呼び出された教室で、
甘い声を出しているー
「お、、お前…玄葉なのか…?」
紀夫から聞いた話を確認するため、担任の先生が智花(玄葉先生)を
呼び出したのだったー
「---わたしは、智花。
先生さえよければ、先生のおうちで、
た~っぷり、先生を気持ちよくしてあげてもいいんですよぉ~?
先生の言う通りのコスプレして、
先生のソレ、わたしの口で気持ちよくしてあげても…」
「---う、、そ、、そんな…寺本、、お前…そんなこと言う子じゃないだろ…?
やはりお前…玄葉…!」
担任の先生が戸惑いながら言うー
「--わたしは智花」
そう言いながら担任の先生に胸を密着させるー。
さらに耳元で囁くー
「わたしは智花 ---でしょ?せんせい♡」
甘い言葉に、担任の先生はドキドキが止まらなくなってー
「あ、、、あぁ、、、そ、、、そうだな…あぁ、、そうだ お前は寺本だー」
と、屈してしまったー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
”変態野郎”
「---!」
紀夫の机に、そう書かれていたー
ーー!
紀夫は戸惑うー。
「聞いたよ、智花からー。
最近あんた、智花と玄葉先生が入れ替わったとか
訳の分からない妄想を強要してるんだって?」
智花の友人の言葉ー
紀夫は困惑するー。
「-え??え?? 違う!本当なんだ!」
紀夫が叫ぶー
智花(玄葉先生)は笑っているー
”お前からー彼女も、
居場所も、
何もかも、奪ってやるー”
「智花は玄葉先生から乱暴されたばかりで、
傷ついてるんだよ!?
それなのに、玄葉先生と入れ替わった演技をして
俺を楽しませてくれ!とか、ありえなくない?
あんたも最低!」
クラスメイトたちから罵倒される紀夫ー
さらにー
”玄葉先生になってしまった智花と、玄葉先生のアパートで会っていた写真”
”玄葉先生になってしまった智花と、学校で当日に話している写真”
などが出回りー
紀夫は玄葉先生のグル説まで出てしまっていたー
「--わたし…こわい!」
智花(玄葉先生)がわざとらしく泣きじゃくるー
「--ちがっ!みんな!!!聞いてくれ!!!」
紀夫が叫ぶー
けれどー
優等生で可愛い女子高生”智花”の立場を
悪用した玄葉先生のほうが、圧倒的に、有利だったー
担任の先生に助けを求める紀夫ー
だがーー
「--お前の妄想には、付き合ってられないー」
担任の先生にまで、裏切られてしまったー。
放課後ー
智花の家に駆け込み、入れ替わりのことを打ち明けようとするー
しかしー
それまでも、”先回り”されていたー
”可愛い一人娘”の立場を悪用して、
両親を信じ込ませてー
智花(玄葉先生)は先に手を打っていたー
「二度と娘を傷つけるような真似をするな!」
智花の父親から罵声を浴びせられるー。
「--くそっ!くそっ!」
紀夫は怒りの形相で、帰宅すると、頭を抱えたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「---どうしよう…」
留置場にいる玄葉先生(智花)は涙を流していたー
”変態教師”にされてしまった
玄葉先生(智花)-
自分の身体は奪われー
この身体は変態教師扱いー
”絶望”の2文字ー
しかしーーー
そこに、更なる”悪意”が、迫っていたー
「玄葉…出ろ。釈放だ」
「え?」
玄葉先生(智花)は思わぬ言葉に首を傾げたー
④へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
珍しく「④」まで存在するお話デス~!
玄葉先生から身体を取り戻すことはできるのでしょうか~?
明日が最終回になります~!

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