<入れ替わり>奪われた宝物②~略奪~

彼女の身体が変態教師に奪われてしまったー。

彼氏と彼女は、なんとか
変態教師から、身体を取り戻そうとするも…?

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「-……-----」
落ち込んだ様子の玄葉先生(智花)-

昨日は玄葉先生の家で過ごすことになり、
慣れない男の身体で、酷い不安の中、過ごしたー

家の中には、智花や、他の女子生徒の写真が
大量に貼られていて、玄葉先生になった智花は
それだけで怖くなって、一人、震えていたー

「--…ごめんな…一緒にいられなくて」
朝ー、
彼氏の紀夫は、玄葉先生(智花)の家にやってきていたー

紀夫も智花も高校生ー。
紀夫は玄葉先生になってしまった智花と一緒に
いてあげたかったのだが、当然実家暮らしで、自宅に帰らないと
いけなかったために、やむを得ず、昨晩は
玄葉先生になった智花を一人にしたー。

「---…わたし…元に戻れるのかな…?」
玄葉先生(智花)が泣き始めるー。

先生が泣いている姿を見て、紀夫は強い違和感を感じながらも
玄葉先生(智花)を抱きしめたー。

「--大丈夫。。必ず…必ず、どうにかするから」
紀夫は、玄葉先生(智花)にそう言いながら、
どうするべきかどうか、考えるー。

玄葉先生が智花の身体になっている以上ー
下手なことはできないー

玄葉先生が言っていた通り、
裸で外を走られでもしたら、智花の人生は終わってしまうー。

「---くそっ」
紀夫は表情を歪めながら考えるー

現状、できることは一つしかないー。
”智花と玄葉先生の入れ替わりを証明できる状況”にすることだー。

登校する前に、家電量販店で、ボイスレコーダーでも買っておこう、と
紀夫が提案するー。
玄葉先生(智花)は「わたしなんかのために…」と、泣きながら、
申し訳なさそうにしているー。

今の状況ー
智花になった玄葉先生に”智花のフリ”をされたら勝ち目はないー

入れ替わりなんて非現実的すぎるから信じてもらうためにはハードルが高すぎるし、
”先生と生徒”の立場もフリだー。

「---とりあえず、智花は、あまり玄葉先生に関わらないようにして。
 何かされるとマジでヤバいからさ」
紀夫が言うと、玄葉先生(智花)は頷いたー。

「---……学校はどうすればいいんだろう…?」
玄葉先生(智花)が言うー。

玄葉先生の身体になってしまった、ということは
当然、教師として学校に行かないといけないー。

「--はは、いいよ。ここにいて。」
紀夫が笑うー。

「-でも、それじゃ、ずる休みみたくなっちゃうよ?」
玄葉先生(智花)が不安そうに呟くと、
紀夫は、にやっと笑うー。

「ーー玄葉先生がずる休み扱いになっちゃったって、そんなこと知るかよ?
 先生だって、焦って”元に戻ろう”って言ってくるかもしれないぜ?」
紀夫の言葉に、
玄葉先生(智花)は不安そうにうなずくー。

智花が玄葉先生として振舞う義理はないし、
玄葉先生として学校で働く必要もないー

急に玄葉先生が休み始めれば他の先生たちも疑問に思うかもしれないし、
智花の身体になっている玄葉先生も「クビになっちゃう!やばい!」と思うかもしれないー

玄葉先生(智花)が学校に先生としていくよりも、
何も連絡も入れず、休んだ方が、
智花自身も安全だと、紀夫は判断したのだったー。

「---……本当に、ごめんね」
玄葉先生(智花)が、落ち込んだ様子で言うー。

「--いいさ!智花のためなら、なんだってするぜ!俺は!」
紀夫はそう言うと、
玄葉先生の家を後にして、
学校に向かったー。

途中の家電量販店でボイスレコーダーも購入ー

”入れ替わった”という言葉を、録音して、
それを手に他の先生に助けを求めるー

そのつもりでー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

登校すると、
智花(玄葉先生)の姿はなかったー。

「---?」
紀夫は、教室を見渡すー。

「-あれ?智花は?」
紀夫が、智花と親しい女子生徒に話しかけると、
「あ~、なんか、体調が悪くて午後から来るみたいだよ!
 さっき先生が言ってた」と、教えてくれたー。

「---午後から…?」
”一体何をしてるんだ…”と、紀夫は不安を覚えるー。

さすがに智花の人生を今すぐ壊すようなことはしないと思いたいー。
だが、四六時中見張ってることもできないし、
早くどうにかしないと、と、紀夫は焦りばかりが浮かんでくるー。

そうこうしているうちに、1時間目の授業が始まったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ーーー甘かったー

紀夫も智花も玄葉先生の”本気の狂気”を甘く見ていたー。
玄葉先生が”自分の身体”になど、もはや興味はなく
”捨てる覚悟であること”を、二人とも理解できていなかったー。

紀夫たちが、そのことに気づくのは、
もう少し、あとー。

玄葉先生の家にーー
智花になった玄葉先生がやってきていたー。
智花(玄葉先生)が学校に来ていなかったのはー
このためだー。

「---え……」
玄葉先生の家で玄葉先生として
待機していた玄葉先生(智花)は戸惑うー

「--ふふふふ…俺の身体はどうだった?」
智花(玄葉先生)が、おしゃれな服装で笑みを浮かべるー。

「ーーーか、、返して…」
玄葉先生(智花)が震えながら、涙を流して
やっとの思いで言葉を振り絞るー。

「-ーーー君の身体はやっぱり最高だよ」
玄葉先生(智花)の言葉も何も聞かず、
智花(玄葉先生)は答えるー

「昨日、君の身体で、君をおかずに、エッチさせてもらったよ」
智花(玄葉先生)がイヤらしい笑みを浮かべるー

「----そ、、、え…」
そんな、、と言おうとしたのに、恐怖で声が出ないー

玄葉先生(智花)がガクガクと震えるー。

「--君、いい声出るじゃないか。
 思わず録音しちゃったよ」

スマホで撮影したと思われる動画を再生する智花(玄葉先生)-

智花の喘ぎ声が、スマホから鳴り響くー

智花自身ー
自分でも聞いたことのないような声ー
自分の声なのに、自分じゃないー

「---あ、、、ぅ…」
玄葉先生(智花)はひたすら怯えて震えているー
あまりの恐怖に言葉すら、出ないー。

「---感度もいいし、最高だよ。
 この身体は…!
 これからは、先生が寺本 智花として生きていくから、
 君は安心して、玄葉先生としてー
 いいや、”元教師”として、暮らしなよ」

智花(玄葉先生)が、笑いながら言うー

「え……」
玄葉先生(智花)が智花(玄葉先生)のほうを見つめるー

智花(玄葉先生)の、凶悪な笑みー

”自分の顔が、こんな悪い顔をできるー”
そんな驚きと同時にー
”本能的に危機”を感じるー。

「--わ、、わたし、、、この身体じゃ、、学校に行きませんから!」
玄葉先生(智花)が勇気を振り絞って叫ぶー

中年男性がオネェ口調で喋っているようにしか見えない光景ー

「---」
智花(玄葉先生)が、おしゃれなスカートをふわふわさせながら
玄葉先生(智花)を見つめるー。

「---行かない…?」
智花(玄葉先生)が首を傾げるー

「---こ、、このままだと、先生は、、クビになりますから!!!
 わたし、、絶対、この身体じゃ、学校、行きませんから!!!!」

玄葉先生(智花)が必死に叫ぶー

そうー
智花が玄葉先生の身体である限りー
”学校には行かない”という宣言ー
そうなれば、玄葉先生は当然クビになり、
玄葉先生自身も困るはずなのだー。

「---行かない???」
智花(玄葉先生)がクスリと笑うー。

「---い、、、い、、、行きません」
玄葉先生(智花)が震えながら答えると
智花(玄葉先生)はにっこりとほほ笑んだー

「”行かない”じゃなくて”いけない”だよ、先生」
とー。

「---え…?」
玄葉先生(智花)が唖然としていると、
突然、智花(玄葉先生)が服を脱ぎ始めたー。

そしてーーー
玄葉先生の部屋にあらかじめ置かれていた、
コスプレ用のメイド服を突然着始める智花(玄葉先生)-

何が起きているのか、理解できないまま
玄葉先生(智花)は、「な、、何をしてるんですか!」と叫ぶー。

「---教え子を家に呼び出して、
 無理やりメイド服を着せてー
 エッチなことをさせた変態教師としてー

 君は職を失うんだー

 だから、学校に行かない、じゃなくて”いけない”んだよ」

メイド服姿になった智花(玄葉先生)がにっこりとほほ笑むー。

「---え」
玄葉先生(智花)には、まだ理解できないー

智花(玄葉先生)が身に着けたメイド服をわざと乱して、
髪を手でぐしゃぐしゃにしていくー

何をしているのか、全く理解できないー

そして智花(玄葉先生)は、自らアソコをいじりはじめて、
喘ぎ始めるー。

「--ちょっと…な、、何をしてるの!?!?
 わたしの身体を返して!」
玄葉先生(智花)が叫ぶー

智花(玄葉先生)は凶悪な笑みを浮かべるとー

「きゃあああああああああああ!やめて!!やめて!!!
 やめてください!!!!!!!!!!!」
と、大声で叫んだー

「--!?」
玄葉先生(智花)は、何もしていないー。
何が起きたのか、全く理解できないー

智花(玄葉先生)が、乱れたメイド服姿のまま玄関の方に走っていくー。

「--たすけて!!!だれか!!!だれか~~~~~~~~~~!」
外に向かって叫ぶ智花(玄葉先生)

「え…???え…?」
玄葉先生(智花)は、意味の分からなすぎる先生の行動に
ひたすら困惑しているー

だがーーー
その行動をようやく理解したー

外がざわつきはじめるー。

「--え…ちょ、、やめてください!」
玄葉先生(智花)が声をあげるー。

智花(玄葉先生)が髪をふわっとさせながら、
いじわるそうな笑みを浮かべて振り返るー。

「--”女子高生”の立場をさ、悪用すればー
 ”おじさん”の人生を破滅させることなんてさぁ、
 簡単なんだよ!」

智花(玄葉先生)が悪女のような笑い声で笑いだすー。

「---…せ、、先生!お願いします!わたしの身体…返して…!」
玄葉先生(智花)の悲痛の叫び声ー

「--いやぁあああああああ~~~~~~~!た~す~け~て~!」

わざとらしく悲鳴をあげる智花(玄葉先生)-

ほどなくして、近所の住民と
警察官が駆け付けて来るー

自分から着てー
自分から乱したメイド服姿でー
智花(玄葉先生)が泣きじゃくるー

「----ち、、違います!わたしは、、!」
玄葉先生(智花)が泣き叫ぶー。

”わたしが智花なの!”

とー。

けれどー
中年のおじさんである玄葉先生の言い分をーー
誰も信じてくれないー

”教え子を呼び出して乱暴したヤバいおっさん”

そう、レッテルを無理やり貼られてー。

「----」
智花(玄葉先生)が笑みを浮かべながら、こちらを見ているー

「--ちがう、、、!ちがうの!!!!!」
玄葉先生(智花)がどんなに叫んでもー

警察官もー
近所の住人も、玄葉先生になった智花の言い分を、聞いてくれないー

”メールを送った痕跡があるー”
”メイド服のレシートが見つかったー”
”部屋中に置かれている女子生徒たちの写真ー”

”玄葉先生”が教え子に乱暴する”証拠”をー
玄葉先生は入れ替わる前に、あらかじめ用意していたのだー。

「--!」

警察官が、何かを見せて来るー

玄葉先生のスマホから、智花を呼び出しているメールも見つかったー。

昨日、入れ替わる直前に、
玄葉先生が、独自に調べた智花のメールアドレスに
”明日、朝、家に来てくれるかな?”とメールを送っていたー

入れ替わる前にー
あらゆる”布石”を用意していた玄葉先生ー

玄葉先生が昨日、入れ替わる前に更新したツイッターには、
”私は智花になりたい”と、ツイートされていたー。

”最近、自分が智花であるとよく妄想をするー”

”わたしは智花 わたしは智花”

玄葉先生のツイッターには”狂気”が刻まれていたー。

これもー
入れ替わったあとの玄葉先生(智花)が、
”自分は智花だと思い込んだ”頭のおかしなおっさんだと
周囲に思わせるために、
入れ替わるまえに”あえて”ツイートしておいたものだー。

「--違う!!!わたしは!!!」
泣き叫ぶ玄葉先生(智花)が連行されていくー。

すれ違いざまー
智花(玄葉先生)が囁いたー

「--俺の大人の知恵と、君の女の身体ー
 この2つを手に入れた俺は、無敵だー
 今日からわたしがー寺本智花」

勝ち誇った表情で、笑みを浮かべる智花(玄葉先生)-

「---ちがう!!やめて!!!まってー!」

パトカーに玄葉先生(智花)が乗せられていくー

「---あとは」
智花(玄葉先生)が微笑むー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼休みー

紀夫は、智花(玄葉先生)が登校してきたことに気づくー

「-----」
紀夫が智花(玄葉先生)を睨むー。

智花(玄葉先生)は、笑みを浮かべながら
「紀夫の大切な宝物…奪っちゃった」とー
悪魔のように、囁いたー

③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

大人の悪知恵と、女子高生の身体の悪用ー。
果たして、彼らの運命は…!?

続きはまた明日デス~!

入れ替わり<奪われた宝物>
憑依空間NEO

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