偶然、入れ替わってしまった二人の入れキチ。
お互いに、相手の入れキチレベルに圧倒される中、
二人の入れ替わりの時間は続いていくー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーここ、入れ替わり博物館みたいな感じですねー
わたしたちみたいな入れキチだったら
お金を払ってでも来たい場所な気がしますけどー」
文哉(彩菜)は嬉しそうに、彩菜(文哉)の家の中を見回すー。
「ーそういえば、北沢さんはどうして入れ替わり好きになったんですか?」
文哉(彩菜)がそう言うと、
彩菜(文哉)は「えっ…あ~…それはー、父親が小さい頃、
入れ替わりモノのAVをリビングで見ててー」とそう説明するー。
「ーえぇ…?」
苦笑いする文哉(彩菜)ー。
「俺が3歳の時だったかなー」
彩菜(文哉)がそう言うと、
文哉(彩菜)は「さ、3歳?」と、そう言葉を口にするー。
「ーーは、ははー…まぁ、3歳からずっと入れキチでー」
文哉(彩菜)がそう言葉を口にしてから
「まぁ、経緯はともかく、俺は親父のおかげで入れキチになったから
親父の墓参りの時には、いつも入れ替わりモノのDVDかブルーレイを
お供えすることにしてるんだー」と、どこか寂しそうに呟くー。
「ーわぁ…素敵ですー」
文哉(彩菜)が、どこか戸惑いながらも目を輝かせながら言うー。
一方、その頃ー。
先程入れ替わる前に文哉が訪れていた墓地では、
入れ替わりモノ”貴様の身体で泣きたい”のブルーレイが
お供えされている墓を見て、
利用者が困惑していたー。
「ねぇねぇ、アレなに?」
子供がそう言葉を口にすると、
その母親は戸惑った様子で「さぁ…忘れ物かしら?」と、
困惑した表情を浮かべていたー。
墓の前に佇む”貴様の身体で泣きたい”のブルーレイ。
文哉の父親は、喜んでいるのだろうかー。
それとも、困惑しているのだろうかー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文哉の家の入れ替わり博物館っぷりを
存分に満喫した文哉(彩菜)は
「じゃあ、早速!」と嬉しそうに笑うー。
「ー順番にトイレに行きましょう!」
そう宣言する文哉(彩菜)ー
「ーえ?と、トイレ、ですかー?」
彩菜(文哉)がそう言うと、
「ー入れ替わり後のイベントの一つ!入れ替わり後の花!」と、
文哉(彩菜)が嬉しそうに言うー。
「ーい、いや、まぁ、入れ替わりにはトイレは大事ですし、
トイレシーンがある入れ替わりモノは全体のー」
そのパーセントを口にする彩菜(文哉)ー
「ーーよく調べましたねー…その数字ー」
文哉(彩菜)が苦笑いしながら言うと、
彩菜(文哉)は「いや、それよりも!と、トイレはまずいですよ流石に!」と、
そう言葉を口にするー。
彩菜の身体でトイレを済ませるとなれば
見るつもりがなくても、色々見ることになってしまう。
ついでに、自分のを見られるのも恥ずかしいー
そう思っていると、文哉(彩菜)は、はぁはぁ言いながら
「入れ替わり後のトイレイベントーふふー」と、
欲望に満ちた表情を浮かべたー
「ちょ、ちょっと!俺の顔でそんな表情しないでください!?」
彩菜(文哉)がそう言葉を口にすると、
「北沢さんも、もっとわたしの身体で変な顔していいんですよー?」と、
逆にそんなことを言われてしまったー。
何を言ってもトイレイベントは避けられないー。
そう察した彩菜(文哉)は
「じ、じゃあ、と、トイレに行きます…けどー…」
と、そう言葉を口にしてから、
再三、トイレのやり方を確認するー。
スカートに手を触れたり、
身体を見てしまうかもしれないことを口にしたり、
失敗するかもしれないことを先に謝罪したり、
色々なことを口にするー。
「失敗したらしたで、それも入れ替わりって感じがして
いいじゃないですか!さぁ!」
文哉(彩菜)は、嬉しそうに言うー。
彩菜(文哉)は困惑しながらもそのままトイレに向かうと、
かなり時間をかけながら、慎重にトイレを済ませようとするー。
あまりにも感覚が違って、
ここは文哉の家であるために、”いつも自分が使っているトイレ”のはずなのに、
その感じもせず、困惑するー。
全てが異世界の状況の中、ようやくトイレを済ませると、
まるで、企業の面接を終えた後かのような解放感を見せながら、
トイレから出て来たー。
それと同時にー
「ーーー!!」
何か、入れ替わりの法則を思いついたのか、
洗面台近くの壁に突然、何かの数式を書いていくー
「あ、あははー…」
文哉(彩菜)はその様子に困惑しながら、
自身も”男”としてトイレを済ませるー。
男にしかないそれを使ってトイレを済ませるというのは
何とも不思議すぎる感覚で、
入れ替わりの幸せを味わいながら、
文哉(彩菜)は嬉しそうに微笑んだー。
トイレを済ませると、彩菜(文哉)の入れ替わりモノトークが始まるー。
物凄い勢いでの熱弁ー。
ゲームでは”入れ替わりシーン直前”でセーブできるゲームは
必ずセーブしていて、すぐに入れ替わりシーンを確認できる
状態にしているのだと言い、
”シールズオブなんとか”とかいうRPGゲームの入れ替わりを
見せてくれたー。
しかも、入れ替わりシーンがあるゲームの”攻略本”も全種類
持っているのだというー。
「このペーパーユリオってゲームも入れ替わりがあってですねー」
彩菜(文哉)が嬉しそうに笑うと、
文哉(彩菜)は「元に戻ったあと、わたしの脳に入れ替わりの知識が
増えてそうな勢いを感じるんですけどー」と、笑うー。
さらには、話題は入れ替わりの小説の話題にも及ぶー。
「この”ママとムスコの9日間”ってやつは、ドラマ化もされましたけど、
小説とドラマでは、ここのセリフ、実は違っていてー」
あまりにも細かい描写の熱弁ー。
そんな話を聞いていると、”文哉”は、本当にほぼ全ての入れ替わりモノを
網羅しているのだと、思わされるー。
話を聞いているうちに、
突然、彩菜(文哉)は、英語を話し始めると、
「実はー、海外の入れ替わりモノを見るために、俺、10か国語話せるようになっちゃってー」
と、苦笑いしながら、
英語の入れ替わりモノの話まで始めるー。
「ー~~~」
文哉(彩菜)は、圧倒されながらも楽しく入れ替わり話を聞くと、
「次は”味覚”の違いを試しましょう!」と、入れ替わり実演を楽しみたいと、
そう言葉を口にし始めるー。
味覚の違いを楽しみ、
さらにはお風呂にまで入らされてしまった彩菜(文哉)ー
”こ、こんなに可愛い人が俺の家のお風呂にー”と、
思ってドキドキしてしまう彩菜(文哉)ー
しかも、目隠しもナシでお風呂に入らされるなんて
思わなかったー。
家に帰宅してから”鏡”で彩菜の顔を確認したところ、
想像以上に綺麗で可愛い感じだったー。
こんな人が入れキチだなんて信じられないー
ーーと、そうは思いつつも、
SNS上で、”女性”の入れキチも何名か知っている彼は、
戸惑うー。
”世界は広いなー”
彩菜(文哉)はそんなことも思いつつ、
”いちごさんが知ったら、すぐに飛んでくるだろうなぁ…”と、
そんなことを思うー。
”いちごさん”は、SNS上で入れキチを公言している
女性フォロワーの一人で、
文哉も、”いちごさん”とはそれなりにSNS上で話す間柄だ。
「ーーーって、まさか、沼津さんが”いちごさん”だったりしないよなー?」
彩菜(文哉)は戸惑うー。
”いちご”と名乗るアカウントは
よく入れ替わりたいとか、そんなことを言っていて、
”彩菜”と同じようなことを言っていた気がするー。
そう思ってお風呂から飛び出ると、
「あ、あの、いちごさん、ですかー!?」と、そう叫ぶ彩菜(文哉)ー
入れ替わりの法則を壁に書く時の如く、
服を着るのも忘れてリビングまでやってきた彩菜(文哉)を見て
文哉(彩菜)は苦笑いすると、
「”いちごさん”はわたしじゃありませんよー?」と、
そう言葉を口にしつつ、
文哉(彩菜)は、自分のSNSのアカウントを表示したスマホを向けるー。
そこには”道端のカタツムリ”と書かれたアカウントが表示されていたー。
「~~~~~」
彩菜(文哉)はそのアカウントを見ながら、
SNS上でも何度か会話したことあるなー、と思いつつ
”ってか、カタツムリさん、男じゃなかったのかー”と、
そんなことを思うー。
SNS上では性別を隠すタイプなのか、
投稿内容からは、女の人だとは全く気付かなかったー。
「ーーそ、それよりも、服、着ましょ…?」
文哉(彩菜)は苦笑いしながらそう言うと、
「あー、でもでも、自分の身体をこうして他人の目線で見つめるのも
入れ替わりを感じられていいかもしれませんね!」と、嬉しそうに笑うー。
「ーえ…???」
彩菜(文哉)は、女になった上、服も着ていない状態で
”元自分”にじろじろ見られているこの状況に
なんだか、女としての恥ずかしさに目覚めるような変な感覚になりながら
顔を赤らめるー。
「こういう普段じゃできないこと、入れ替わってる~!って感じがして
いいですよね~!」
文哉(彩菜)は嬉しそうにそう言葉を口にすると、
しばらく身体を見まわしてから「あ!ごめんなさい!そろそろ服を着て来て
いいですよ」と、そんな言葉を口にするのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お風呂も終わり、二人は翌日以降の話し合いを始めるー。
「ーー相手のフリをして、相手の大学に行くって
やっぱり入れ替わりの醍醐味ですよね!!」
興奮した様子の文哉(彩菜)ー
しかし、彩菜(文哉)は
「相手のフリをして相手の学校に行ったり、職場に行ったりする入れ替わりモノは
俺の知る限りー」と、作品数を口にする彩菜(文哉)ー
「ただ、その中の約90%ぐらいは上手く行ってないんですよー。
だから、俺たちも上手く行くかどうかー」
彩菜(文哉)は不安そうにそう言うと、
「ーでも、大体、何だかんだ上手く行く作品多くないですか?」
と、文哉(彩菜)はそう返すー。
「ま、まぁ…相手のフリをして生活して、生活が滅茶苦茶になる作品は
あんまり多くはないですねー
R18系だと、そういうのも多いですけど」
彩菜(文哉)は自分の知識を最大限フル活用しながら
そう言葉を口にするー。
「それよりも、元に戻る方法も、色々試してみませんか?
入れ替わりモノの中で、”元に戻る原因”の統計も俺、取ってるんで」
そう言いながら、レポート用紙のようなものを手にすると
膨大な入れ替わり作品から調べた”元に戻る時の原因”の統計データを見せつける
「ーわぁ…」
あまりの凄さに絶句しながらも、文哉(彩菜)は
「元に戻るために色々試すのも確かにやってみたかったですし、やってみましょう!」と、
そう言葉を口にすると、
「あ!元に戻った瞬間には、それらしい反応して下さいね!?」と、
入れ替わりらしい結末を望むような言葉を、自ら口にするのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
”元に戻るため”に、
色々なことを試した二人ー。
しかし、何を試しても
二人の身体が元に戻ることはなかったー
「ーーーデータ上は、元に戻ることができる可能性は高いのにー」
彩菜(文哉)が困惑した表情で言うと、
文哉(彩菜)は「ま…まぁ、フィクションと現実の入れ替わりは違うかもですし」と、
そう言葉を口にするー。
そして、彩菜(文哉)は困惑しながら
レポートに書かれた”キス”や”身体の関係”の部分を見つめるー。
「ーーそれも試します?」
文哉(彩菜)がそう言うと、
「い、いやいやいや、それは流石にー。
今日知り合ったばかりですし、家族でも恋人でもないので悪いですよ」と、
顔を赤らめながらそう言葉を口にするー。
「ーそれより、元に戻れないとーー色々まずいですよねー…」
彩菜(文哉)は困惑しながら言うー。
入れ替わったまま、大学生活を送るのも大変だし、
彩菜の身体のままでは、”この家”に住み続けるわけにもいかないー。
そして、あまり出入りしていると、”文哉”の家に彩菜が出入りしていることになり、
近所から彼女だと思われたり誤解されかねないー。
が、文哉としては自分の家のこのコレクションを失うのもきつい。
「こ、このまま元に戻れなかったら、どうしましょうー?」
彩菜(文哉)が心底不安そうに言うー。
すると、文哉(彩菜)が答えたー。
「ー結婚しましょう」
とー。
「ーはい?」
彩菜(文哉)が困惑した様子でそう呟くと、
「来週までに元に戻れなかったら、入れキチ同士で結婚しましょ!!
そうしたら、情報交換もしやすいですし、お互いの家に行き来もできますし
元自分のすぐそばにいられるので、色々やりやすいですし、
お父さんとお母さんとも義理の家族にはなっちゃいますけど
そのまま家族でいられますし!!!」と、
文哉(彩菜)はそう言葉を口にしたー
「ーーーーえ…えぇ…?
い、入れ替わり婚…?」
困惑の表情を浮かべる彩菜(文哉)ー
もちろん、嫌…ではないけれど、
え??え???という感情が強いー。
「はい!入れ替わり婚です!!!
入れ替わ離婚にならないようにお互い頑張りましょうね!!」
そう言葉を口にした文哉(彩菜)は
早速と言わんばかりに婚姻届の印刷を始めるのを見て、
彩菜(文哉)は「えぇ…????」と、苦笑いすることしかできなかったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
入れ替わり夫婦が誕生(?)
しちゃう結末でした~笑☆
入れキチ同士で結ばれたら
その後どうなるのかは、
ちょっと気になりますネ~!!!☆
お読み下さり、ありがとうございました~!!
★作品一覧★

コメント
いつか…いちごさんの正体が…!?
お決まりのトイレイベント!★!★
彩菜はノリノリなので文哉の棒でしっかり楽しでそうですネ(*´艸`)笑
あっさりお風呂イベントまで…わわ~!☆!★
彩菜は行動が早いですよネ!☆笑
2人は入れ替わり婚したんですネ!☆笑
彩菜と文哉ならいい入れ替わり婚生活を…(*´艸`)笑
自分も無名さんと定期的に入れ替わって入れ替わりライフを楽しみたいのデス~☆\(^o^)/☆笑
お互いに入れ替わったカラダでお風呂に入って…わわ~!☆!★笑
感想ありがとうございます~~!★
二人は出会ったその日に入れ替わり婚しちゃったのデス!!
TSマニア様との入れ替わり生活の先に
何が待っているのかドキドキですネ~!!
やっぱり2人は来週まで待たずに結婚(入れ替わり婚)したんですネ!☆笑
彩菜はやっぱり行動が早過ぎなのデス~!☆!★笑
無名さんと入れ替わる度に女性らしくなっていくしオシャレや振る舞いなども少しずつ女性としてレベルアップしてくし
自分のカラダになった無名さんにも楽しんでもらえるようにオシャレやコスプレはもちろん
メイクやヘアアレンジなども上達して無名さんに似合った服装やコスプレをするようになるしリクエストにも応えながら無名さんの美ボディ活かしてステキに着こなしたいですネ☆\(^o^)/☆笑
お互いのフリをして目的を持って色んな場所にお出掛けしてみたり(^_-)☆笑
お互いのフリをして季節のイベント参加してみたり♪♪
お互いに異性のカラダに慣れて自然な流れで求め合いたいのデス~(^_-)☆笑
わわわ~!!!!笑
すぐに二人は結婚しちゃいましたネ~!★
2人で暮らしていれば、
入れ替わった状態でも確かに安心なのデス…!
入れ替わったフリ試験を
卒業するところからスタートですネ~!!
2人は1日で入れ替わり婚、早過ぎですよネ!☆
無名さんの別なストーリーで入れ替わり婚や入れ替わ離婚ネタが…ありそうですネ…
入れ替わったフリ試験、基礎から頑張って卒業するのデス~(´∀`)b☆笑
まずはトイレから~(*´艸`)笑
入れ替わったフリ試験~!☆
いきなりトイレを選ぶとは通なのデス~!
ネタは色々ありますよ~!☆
何事も基礎が大事なのデス~!☆
女の子、大変ですよネ!★
基礎マスターすれば後は経験値を上げてくのデス~(^_-)☆笑
無名さんのカラダに似合ったオシャレやコスプレをスムーズにできるようになって
自然に女の子の振る舞いできるようになってお外デビューしたいのデス~☆\(^o^)/☆笑
基礎のマスターに時間がかかりそうですネ~!!
でも、1回マスターすればきっと早いのデス!!!
女の子になりたい願望強いし努力好きなので必死にマスターしちゃいます(´∀`)b☆
自分のカラダになって基礎練してる無名さんも見て
無名さんのカラダになってる自分も指導しますネ(^_-)☆笑
わわわ~~!
むみょ教官の
地獄の入れ替わり訓練が始まるのデス~!!☆
むみょ警察の次は…
むみょ教官…!★!☆笑
名前はカワイイですネ(*´艸`)笑
天国の入れ替わり訓練でお願いしますネ(^_-)☆笑
どちらにしてもオシャレしてお外デビューしたいので頑張りますネ(´∀`)b☆
ふふふふ…★
お外デビューするためには
地獄の入れ替わり訓練が必修なのデス…!