※本作品は、Skebでご依頼を受けて執筆・納品済みの作品デス!
内容はSkebに納品したものと同じデス!
※SKebでリクエスト内容も含めて
誰でも見られるようになっているので
こちらでも、誰でも見れる部分は同じように掲載しています~!
(※リクエスト非表示希望でリクエストを頂いている場合を除きます~)
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★リクエスト内容★
※ご依頼者様から頂いた内容デス!
(非表示希望でリクエスト頂いている場合は表示しないので安心して下さい~!
※後から非表示にしてほしい場合は、ご連絡頂ければ対応します~!
※リクエスト本文内に「ネタバレ」がある場合もあるので
先に見たくない場合はそのまま少し↓に進んでください~!
★★★★
お疲れ様です!
ご迷惑でなければ「人間だろうと甘くみていた」の続編をリクエストしたいです!
内容としては、前作で操られた真綾ちゃんと会話していた怪人「セブン・ガンマン」が生き残っていたので、
①・前回で日常生活に戻り制服姿で帰宅途中の真綾ちゃんへ、
セブン・ガンマンが「幸運頭銃」の能力の1つである、
対象の価値観・記憶を作り変え洗脳出来る弾丸を放ち、
再び真綾ちゃんを、今度は「セブン・ガンマン」専属の女戦闘員へ洗脳する展開
②・セブン・ガンマン専属の女戦闘員としての記憶・価値観を植え付けられた真綾ちゃんが、
お尻の食い込みが激しい女戦闘員レオタード姿で、セブン・ガンマンとラブラブする展開
③・愛する「ご主人様」であるセブン・ガンマンのため、そして「サタン・クランチ」組織のため、
女戦闘員レオタード姿で任務活動・暗躍活動を行うと誓う真綾ちゃん!
④・再び行方不明になった真綾ちゃんを心配する周平君・将輝君・涼花ちゃん。
前作で交流した「ヒーロー組織」に、真綾ちゃんの搜索を頼む3人!
⑤・ある夜、女戦闘員レオタード姿で行動している真綾ちゃんを見つける周平君。
真綾ちゃんへ正気に戻るように説得するも、洗脳された真綾ちゃんには言葉が届かず、
逆に真綾ちゃんがセブン・ガンマンを呼び、周平君がピンチになる展開
⑥・セブン・ガンマンと真綾ちゃんのアジトに連れてかれた周平君。
諦めないで真綾ちゃんの洗脳を解こうと、何度も呼びかける周平君。
その時、アジトに保管されていた「オーブ」の1つが反応して、周平君が
「新たな正義のヒーロー」に生まれ変わる展開!
⑦・戦闘に不慣れでヒーローとしての力をうまく扱えず、
セブン・ガンマンと女戦闘員レオタード姿の真綾ちゃんに押され気味な戦いをする周平君。
そこへオーブの反応をキャッチした無名さん達ヒーローチームが到着して、
無事セブン・ガンマンを撃破し、真綾ちゃんも無事洗脳から開放される展開!
(この時に正気になった真綾ちゃんが、自分のレオタード姿に困惑し、
さらにレオタードのお尻の露出を恥ずかしがる場面があると嬉しいです)
⑧・新たなヒーローの誕生を祝福するヒーローチーム&後輩が出来て喜ぶ無名さん。
数日後、自分自身の力を受け入れて「モブ」としての日常が終わり、
正義のヒーローとして行動していく事を決意する周平君。
将輝君と涼花ちゃんがそれを応援している場面&自身を何度も救ってくれて、
正義のヒーローとして生きる決意した周平君へ、真綾ちゃんが「告白」し、
見事周平君と真綾ちゃんが「恋人関係」になり、物語結末!
以上の内容で、ご迷惑でなければ、リクエストよろしくお願い致します
本当に長々と申し訳ありません
★★★★
↓ここからスタートデス!
・・・
”人の絆を甘く見ていた”
★リクエストありがとうございます~!★
「簡単だろうと甘く見ていた」と、
私が登場していたシリーズのミックスな続編の
リクエストですネ~!!!
また、この世界を広げることが
できて嬉しいデス~!!
今回も、色々な要素を盛り込んでみました~!!
じっくり、楽しんでくださいネ~!!
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「しかし、俺みたいなイケメンでも可愛くもない
モブキャラ同然のやつが、
杉森さんと仲良くなったり、
おまけにテレビに出て来そうな怪人に立ち向かったり
そんなことになるなんて思っても見なかったよ」
三浦 周平(みうら しゅうへい)は苦笑いしながら、
思わずそんな言葉を口にした。
「ーはは…まぁ、確かになぁーー。」
隣にいた親友の勝谷 将輝(かつや しょうき)も少しだけ笑うと、
「ちょっと前まで、チアなんて簡単だろ~!とか、バカにしてたのにな」
と、冗談めいた口調で周平のモノマネをしながら笑う。
「ーーん~~~?何話してるの~?
もしかして、またあたしたちチア部のこと馬鹿にしてる~?」
チア部に所属する杉森 真綾(すぎもり まあや)の親友ー、
藤堂 涼花(とうどう りょうか)が笑いながら話に乱入してくるー。
「ーち、ちがっ!違うし!」
将輝も周平も慌てた様子で涼花にそう言葉を口にすると、
そんな様子を少し離れた場所から見つめながら、
真綾は穏やかに微笑むのだったー。
少し前ー…
二人は悪の組織”サタン・クランチ”に所属する
”ナンバーつきの怪人”の一人、”シックス・ローズ”に狙われて
操られてしまい、悪の戦闘員になってしまっていた。
けど、その時の恐怖や不安、ショックも癒えて
今では穏やかな日常を取り戻している。
でもーーー…
それは”束の間”の平和だった。
「~~~今度の発表の練習もそろそろ始まるし、頑張らないとー」
チア部の活動を終えて、制服姿で下校している最中だった真綾が
そんな言葉を口にするー。
「ーーー」
がー、その陰から、真綾を見つめる人物の影があった。
”セブン・ガンマン”ー。
サタンクランチの幹部クラスの怪人
”ナンバーつき怪人”の一人で、
操られた真綾・涼花の二人と共に行動していた怪人の一人だ。
シックス・ローズが倒れた際に、
このセブン・ガンマンと、メット・スリーは逃亡していて、
彼は再び、真綾に狙いを定めていたー。
「あの女の運動能力は使えそうだからなー」
セブン・ガンマンは物陰でそう呟くー。
”チア部”のエース級として活躍する真綾の
身体能力は、同世代と比べても素晴らしいものがあった。
”手駒”とするには、ふさわしい力がー。
「ーククククー
久しぶりだなー。
と、言っても貴様は俺のことを覚えていないだろうが」
セブン・ガンマンがそう言葉を口にしながら、
真綾の前に姿を現すー。
「ーー…え…あ、あなたはー…?」
真綾は、戸惑いながらセブン・ガンマンを見つめる。
真綾は確かに”セブン・ガンマン”と会っている。
しかし、その時はシックス・ローズの能力により
操られていたため、真綾本人にその記憶はない。
「ークククー喜べ
貴様には、俺の奥の手・幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)の力を見せてやる」
セブン・ガンマンはそう宣言すると、
真綾に銃を向ける。
いきなりの拳銃ー。
しかし、真綾は悲鳴を上げる間もなく、”幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)”を
頭部に喰らってしまうー。
がーー
「ーー!」
真綾に痛みはなかったー。
”わたし、死ぬのー?”と、一瞬覚悟をしたものの、
それもなかったー。
その代わりにー、
真綾の中で急激に価値観や記憶が作り替えられていくー。
それが、幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)の恐るべき力ー。
真綾は自分で自分のことが分からなくなりながら、
すぐに”新しい価値観”と記憶に塗り替えられていきー、
それをはっきりと自覚するー。
「ー女ー。貴様は今日からこの俺、直属の戦闘員となるのだ」
セブン・ガンマンがそう言葉を口にすると、
真綾は不気味な笑みを浮かべながら「はいー…セブンさまー」と、
そう言葉を口にする。
「クククーいい子だ。
だが、そんな格好では、戦闘員としての務めも果たせないだろう?」
セブン・ガンマンは、真綾の髪を触りながらそう言葉を口にすると、
”ついて来い”と、そう言葉を口にしたー。
セブン・ガンマンによって記憶も価値観も塗り替えられてしまった真綾は
心底嬉しそうに、彼の後をついて、
いつもとは少し違う妖艶な歩き方をし始めるのだった…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アジトにやってきた真綾は、
セブン・ガンマンの意のままに、
”サタン・クランチ”の女戦闘員の”制服”でもある
喰い込みの激しいレオタードを渡されると、
それを嬉しそうに身に着けるー。
「クククーいいぞー。
貴様の姿は、下級怪人共の”癒し”にもなるからなー」
セブン・ガンマンはそう言葉を口にすると、
脱ぎ捨てられた制服を雑に蹴り飛ばしながら、
真綾を見つめるー。
真綾は恥ずかしい格好をしながらも、
それを全く気にする様子もなく、
「ーはいー…ご主人様。ありがとうございますー」と、
嬉しそうにそう言葉を口にすると、
セブン・ガンマンに手招きされて、真綾は幸せを感じながら
近付いていくー。
「ーーーお前は、俺の女だー」
セブン・ガンマンがそう言いながら戯れにキスをすると、
真綾は「ふふっーー…うふふふ♡」と、
顔を赤らめながら、幸せを身体中で感じて、微笑むー。
その表情は、真綾の家族も、親友の涼花も、親しくなった周平たちも
見たこともないぐらいに、幸せいっぱいの表情だったー。
「ーーもっとしてほしいか?」
セブン・ガンマンがそう言うと、
「ーはい…」と、ゾクゾクしながらそう答える真綾。
セブン・ガンマンはそんな真綾に植え付けた”愛”を利用すると、
「ならば忠誠を示せー。任務をひたすらこなすのだー」と
そう命令するー。
「ーはいー。わたしの命は、サタン・クランチとご主人様のためにー」
真綾は、真っすぐな瞳でそう言葉を口にすると、
邪悪な笑みを浮かべたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー。
”真綾”が再び行方不明になってしまった。
周平と、将輝、涼花の三人は
必死に真綾の行方を探すー。
「ーまさか、またアイツらにー」
将輝が、ふとそんな言葉を口にすると、
周平は険しい表情を浮かべながらも、
「ーーー…そうかもしれない」と、そう呟くー。
そんなこと、あるとは思いたくない。
でも、真綾が急に姿を消して、
学校に来ず、家にも帰らないなんておかしい。
もちろん、何か”別の事件”に巻き込まれた可能性もある。
けれど、この前の事態が事態だけに、
”イヤな予感”を払拭せずにはいられなかった。
「ーー…俺に考えがあるー」
周平がそう言うと、将輝は「お?また大活躍しちゃうつもりか?」と、
笑いながら呟くー。
「ーいや、ははー。
この前さー、助けてくれた人たち、いただろ?
あの人たちにも、相談して見ようと思って」
周平がそう言うと、将輝は「確かに、そりゃいい考えだな」と、頷く。
「あたしも行くよ!真綾のためだし」
涼花もそれに賛同すると、
三人は”前回の件”の際に聞いていた”ヒーロー”たちの
アジトに向かうことに決めたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なるほどなー…君たちの考えている通り、その可能性はあるかもしれない」
”ヒーロー”の一人、拓斗がそう言葉を口にすると、
愛唯は「バイオ・コブラもそうだったけど、あの手の組織って
一度狙った相手に付きまとうのよねー。気持ち悪いー」と、
イヤそうな表情を浮かべながら言うー。
「確かに、無名も何度も狙われたしなー」
拓斗が、今は小説執筆のためにこの場にはいない”無名”のことを口にすると、
愛唯は「あの子は、何回も悪女にされたからねー」と、苦笑いする。
「ーーその…真綾は、無事でしょうかー…?」
涼花が少し緊張した様子で言うと、
「ーー…大丈夫。きっと、無事だ」と、
拓斗が、涼花を安心させようとそう言葉を口にする。
「ー俺たちも、杉森さんのことは探して見ますー。
もし、何か分かったら、そのときはー」
周平がそう言い放つと、拓斗は「分かったー。ただー」と、
心配そうに周平や将輝らのほうを見つめると、
「ー相手は”サタン・クランチ”ー。
人の命を平気で奪ったり、踏みにじったりするような”怪人”たちの組織だー。
くれぐれも、君達自身が危険な目に遭わないように、注意してほしい」と、
そう言葉を口にするー。
「ーーははー、そりゃそうだなー。」
将輝がそう言葉を口にすると、
周平も静かに頷くー。
”怪人”たちの危険性は分かっている。
もちろん、無茶をするつもりはないー。
この時の周平は、当然、そのつもりだったー。
ただー…
「ーーー!!!」
その数日後ー。
放課後に”真綾”の情報を集めていた周平は
偶然、見つけてしまったー。
女戦闘員のレオタード姿で、
夜の闇に紛れている真綾の姿をー。
「ーーあれは…杉森さんー…?」
その姿にドキッとしてしまいながらも、
異様な姿をしたその相手の後ろ姿を見て、
”杉森さん”であるとほぼ確信する周平。
”いったい、何をー”
そう思いつつ、周平はその相手の”顔”を確認するー。
いつもの真綾とは違い、笑顔のない冷たい表情を
しているものの、その顔は間違いなく真綾だったー。
双眼鏡のようなものを手に、
”誰か”を見張っているのだろうかー。
明らかに”正気”ではない。
真綾があんな妖艶なレオタード姿をして、
人を監視するような真似をするはずがないし、
あんな冷たい表情をするはずもないー。
それに、学校も何もかも投げ出して、
こんなところにいるのもおかしいー。
”ーーくそっー…なんてことをー”
歯軋りをする周平ー。
好きな子がー、そういう目に遭わされているー…
というだけではなく、
人間の尊厳をいとも簡単に踏みにじる悪の組織のことが
許せなかったー。
サタン・クランチだか何だか知らないけれど、
とにかく、許せなかったー。
レオタード姿の真綾が、いつもより色っぽく、妖艶な
歩き方をしながら立ち去っていくー。
人気のない方に向かっていく真綾ー。
”ーーあの人たちに連絡しないとー”
周平はそう思ったものの、
こうしているうちにも、真綾を見失ってしまうー、と
そう思い、連絡よりも”杉森さんを助けること”を
優先してしまったー。
「杉森さん!」
そう声を発する周平。
「ーーーー…あらー」
クスッと笑いながら振り返った真綾は、
いつもは浮かべないような不気味な笑みを浮かべていたー。
「ーー何か用ー?
わたしは、ご主人様のためにー、組織のために
忙しいの」
確かに、真綾の声だー。
けれども、その声色は冷たく、キツイ口調になっているー。
「ーす、杉森さんー…こ、こんなところで何をしてるんだー!?
学校のみんなも、親も、心配してるぞ!!」
周平はそう叫ぶー。
けれど、真綾はそれを鼻で笑うと、
「学校ー?親ー?下らないー」と、そう吐き捨ててから
「この身も、この心も、わたしはサタン・クランチに全てを捧げたの」と、
そう言い放つー。
「違う!杉森さんは操られているんだ!
こんなこと、杉森さんの望んでることじゃない!」
周平は必死にそう叫ぶー。
真綾が、こんなことを自ら進んですることなど絶対にないー。
けれど、真綾は見下すような視線を周平に送ると、
「ーわたしたち人間は、尽くすべきなのーわたしたちよりも
優れた怪人にー」と、嬉しそうに微笑むー。
そしてーー、
何か端末のようなものを手に
「ご主人様ー」と、そう言葉を口にすると、
操られた真綾に呼ばれた、ナンバー付きの怪人の一人、
”セブン・ガンマン”が姿を現したー
「す、杉森さん!!」
周平は必死に叫ぶー。
「ククククー。この女をウロつかせていれば
必ず、縄に引っかかると思っていたぞ」
セブン・ガンマンはそう言葉を口にするー。
「ー我々を目撃した人間を生かしておくのは、不都合故なー」
セブン・ガンマンはそう言うと、隣にいた真綾にキスをして、
レオタードから見えるお尻を触りながら
邪悪な笑みを浮かべるー
幸せそうに微笑んでいる真綾を見て、
周平は激しい怒りを覚えるー。
がー、セブン・ガンマンは笑みを浮かべながら、
真綾に何かを手渡すと、
レオタード姿の真綾が周平の近くまでやってきたー。
「ーーこれから、わたしたちのアジトに案内するわー
それまで、大人しく寝てなさいー」
そう言葉を口にする真綾は、周平に対して
容赦なく注射器のようなものを打ち込んだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ほら、起きなさいー」
周平が目を覚ますと、
そこは、”サタン・クランチ”のアジトだったー。
「ーーー…す、杉森さんー」
周平を起こしたのは、レオタード姿の真綾ー。
目を覚ますと同時に、周平は「正気に戻ってくれー頼むー」と、
そう言葉を口にするー。
「正気?わたしは自分の意思でご主人様にお仕えしているのー」
真綾はそう言うと、セブン・ガンマンに近付いて行って、
自分からその身体を密着させるー。
その顔は、とても幸せそうだー。
「ーー…くそっー…お、お前が杉森さんにー…!!
そんなことをさせて、楽しいのか!?」
周平が怒りの形相で言うと、
セブン・ガンマンは笑いながら
「あぁ、楽しいとも」と、そう言葉を口にすると、
「愚かな人間が、玩具のように言いなりになっている姿は、実に楽しい」と、
真綾がいる前でも平気でそう言葉を口にするー。
「ーーほ、ほら!杉森さん!
そいつ、そんなことをー!!
杉森さんは操られているんだ!!」
セブン・ガンマンの言葉を聞いた周平は、すぐさまそう叫ぶー。
けれどー、それでも真綾は
「ーご主人様の玩具になれるのよー?幸せなことじゃないー」と、
そう言葉を返してくるー。
「ーーー…杉森さんー!チア部はどうするんだ!?
学校は!? 家族は!? 友達は!?」
周平はとにかく真綾の心を呼び戻そうとする。
「ーー黙りなさい」
真綾が強い口調で周平に対して言うー。
「ーー黙らないよ!杉森さんが目を覚ますまで、俺はー」
周平がさらに説得を続けると、
真綾は怒りの形相で近付いてきて、周平にビンタを食らわせて来たー。
「ーーだ…。ダメだよー…そんなことしちゃー」
周平が、真綾の手を見つめるー。
その綺麗な手を、汚してはいけないー。
「ーーうるさいー。わたしに命令していいのは、
ご主人様だけー」
真綾の憎しみに満ちた目が、間近にまでやってくるー。
そんな真綾にほんの少しだけドキドキしてしまった自分に
怒りを感じながらも、周平は「ー杉森さんーこれは命令じゃなくて
お願いなんだー」と、そう言葉を口にするー。
「ーーーー」
真綾は冷たい目で周平を睨みつけるー。
「ーーうるさいーーその口、二度と開けないようにしてあげる」
真綾はそう言葉を口にすると、周平に背を向けるー。
真綾のレオタード姿の後ろ姿を見つめながら周平は心を痛めると、
セブン・ガンマンと真綾が何やら話をしているー。
そしてー、セブン・ガンマンは信じられないことに
真綾に”銃”を渡すー。
銃を渡された真綾は少しだけ驚いたような表情を浮かべるも、
セブン・ガンマンが「ーあの愚か者に引導を渡すのだ」と、
そう言葉を口にすると、
真綾はニヤッと笑みを浮かべてから、周平に銃を向けたー
「だ、ダメだ!そんなこと、絶対に!!」
周平が叫ぶー。
自分が死にたくない、という気持ちはもちろんあったー。
けれど、それ以上に、
このままでは、真綾が”人殺し”になってしまうという
そんな思いの方が強かったー。
絶対にー、絶対にそんなことさせるわけにはいかないー。
「ーーーわたしは、サタン・クランチのためなら何でもするのー
死になさいー」
真綾に言葉は通じないー。
この想いは届かないー。
そう思って、周平が「杉森さんーダメだー」と、そう言葉を吐き出したー。
その時だったー。
突然、”サタン・クランチ”のアジトに保管されていたオーブの一つが
耀きを発し始めるー。
「ーなんだ!?」
セブン・ガンマンが驚くと同時にー、
真綾も眩しそうに、目を細めるー。
するとー、オーブの光が、周平に向かって放たれてー、
次の瞬間ー、周平が拘束から解き放たれたー
「ーこ…これはー…?」
オーブに宿っていた聖なる力ー。
それが、周平に”力”を与えたー。
ヒーローとして覚醒した周平は、
襲い掛かって来るセブン・ガンマンの攻撃を防ぐと、
自分でも驚いた様子で、「こ、この力はー?」と呟くー。
今までに感じたことのない圧倒的な力ー。
この力があればー、
そんな風に思ったものの、
すぐに、セブン・ガンマンが銃を放ち、
それが掠ってしまう周平ー。
「う、うわっー!」
周平が声を上げると、
セブン・ガンマンは「ヒーローとして覚醒したかー厄介なー」と、
そう言葉を口にするも、
すぐに、「だがまだその力を使いこなせてはいまい」と、笑みを浮かべるー。
「ーふふふーわたしが処刑してあげるー」
棘のついた鞭のようなものをレオタード姿で振るう真綾が近付いて来るー。
その鞭の攻撃を何とか防いで、
真綾をなおも説得しようとするも、
「汚らわしいー触らないで」と、真綾の鞭の攻撃を受けてしまう周平ー
「ぐっ…くそっーーお、俺はー」
周平はそれでも立ち上がろうとするも、
まだ”力”の使い方が分からないー。
やっぱり、俺ではー…
と、そう思いかけたその時だったー。
「一人で先走るなと言ったはずだろ?」
ヒーローの拓斗がそう声を上げたー。
「ーー!ど、どうしてここがー」
周平がそう声を上げると、
拓斗の相棒の愛唯が「オーブの反応よー」と、そう答えるー。
「ーー大丈夫?」
以前、悪の組織に操られて、その後は拓斗たちの仲間としても
活動している無名が、周平に声を掛けると、
周平は「あ、はいー。大丈夫ですー」と、そう言葉を口にするー。
それと同時に、激しい銃弾の音が響き渡るー。
「ーー高速速射連撃(セブン・ガトリングガン)ー」
目にも留まらぬ速さで、通常の銃をガトリングガンのような速さで
撃ち抜く技を使うセブン・ガンマンー。
操られた真綾も巻き込まれそうになり、
愛唯が慌てて、「危ない!」と真綾を物陰に突き飛ばすー。
「ーーぐ…!邪魔をしないで!」
怒りの形相を浮かべる真綾ー。
「ーー…そんなこと言わないの!あなたは操られているんだから!」
愛唯がそう言いながら、もがく真綾を押さえつけるー。
「ーどんなに撃とうとー
当たらなきゃ、意味がない」
拓斗はそう言うと、銃弾の嵐を潜り抜けて、
そのまま、飛び跳ねて強烈な回し蹴りをセブン・ガンマンに
叩きつけるー。
「ーーぐああああああっ」
壁に叩きつけられて、そのままアジトの壁ごと爆発し、
最後を遂げるセブン・ガンマンー
「ーーーぁ…」
セブン・ガンマンの力に操られていた真綾が意識を失い、
無名と愛唯で、真綾を運び、
拓斗と、周平も自分の足でアジトから脱出すると、
崩壊するアジトを見つめながら安堵の息を吐き出したー。
「ーーーーぇ…」
しばらくして、正気を取り戻した真綾ー。
が、真綾は自分がレオタード姿をしていることや、
露出度の高い格好であることに顔を真っ赤にすると、
「えっ…ちょ、ちょ、ちょっと見ないでーー」と、
物凄い速さで、木の陰に隠れると、
周平は「ご、ご、ごめんー」と、慌てて目を逸らしたー。
そんな光景を見て、自身も操られていた経験を持つ無名は、
「着替えー…いる?」と、苦笑いしながら木陰にいる
真綾に話しかけると、真綾は「お、お願いしますー!」と、
木陰から、そう言葉を返して来たー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーんだよー。モブキャラどころか、正義の味方かー」
数日後ー。
将輝が苦笑いしながら言うー。
ヒーローとして覚醒した周平は、
これからは、拓斗たちと一緒に、ヒーローとして
時々戦うことになったー。
同じような経験を持つ無名からも、
”後輩”が出来たことを喜ばれたのだとかー。
「あ~あ、俺のモブの人生も終わりかぁ」
周平が笑うと、
チア部の練習を、そして真綾の親友の涼花を応援しながら、将輝は
「まぁ、いいじゃねぇかー。モブ卒業ってのも」と、
そう言葉を口にするー。
「ーあ、そうだー。今日、練習後に杉森さんから呼び出されてるんだったー」
周平がそう言うと、
将輝は「はぁ?まさか告白されるんじゃないだろうな?」と笑うー。
「ーまさかー…。レオタード姿見ちゃったから口留めとかじゃないかー?」
周平が自虐的に笑うー。
練習後ー。
周平が放課後の教室にやってくると、
真綾は、周平のほうを見て微笑んだー。
この前のお礼と、
ヒーローとしても活躍することになった周平への応援ー
そしてーーー
「ーーわたしも、三浦くんの側で、応援したいなー」
真綾がそう言葉を口にすると、
周平は「えっ…そ、それってー?」って顔を赤らめるー。
真綾も、恥ずかしそうにしながら、
少しだけ間を置くと、
「ーーー告白ー」と、それだけ言葉を口にしたー。
周平は驚きながらも、嬉しそうに、そして照れ臭そうに
前向きな返事をするのだったー。
今日で、モブは卒業だー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
リクエストありがとうございました~~~!!★
無事にモブを卒業できた周平くん…★!
これからはきっと、ヒーローな活躍をしていくはずデス~!!!
何回書いても、やっぱり物語の中の正気な私は
強くはなれない…のでした~笑
リクエスト&お読み下さり、ありがとうございました~!!

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