大手術を控えた彼女のために、
謎の人物から手に入れた”入れ替わり”の力で、
代わりに手術を受けることにした彼氏ー。
しかし、彼の優しさの裏の下心は、さらに膨れ上がっていたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーーー」
帰宅した隆史は、入院中の彼女・晴美の写真を
見つめながらドキドキしたような表情を
浮かべていたー。
「ーーへへへ…」
先程、晴美と一度入れ替わった隆史ー。
もちろん、隆史になった晴美本人が
目の前にいたため、変なことはできなかったけれど、
それでも、”俺が晴美になっている”という
確かな感触を感じることができたー。
晴美の身体を動かしている感覚ー
晴美の表情を操っている感覚ー
声を発すれば晴美の声ー
それを思い出すだけでゾクゾクしてしまった隆史は、
「ーーへへへー…ごめんな晴美ー」と、
そう言葉を口にしながら、
トイレに向かうと、自分の身体を一人で満足させて笑みを浮かべるー。
男性ならではの欲望の時間ー。
それを堪能すると、
隆史は少し深呼吸してから
「もちろん、メインは手術を代わるためだからな?」と、
晴美の写真に向かってそう言葉を口にするー。
ただ、その表情は晴美の身体を好きにできるー、という
妄想からか、だらしない笑みに染まってしまっているー。
”他人と入れ替わることができる力”ー
そんなものと出会わなければ、
隆史はただ、純粋に晴美のことを心配している
良き彼氏だったかもしれないー。
最初は一目惚れで、
下心が0ではなかったとは言え、
その後、晴美のことは本当に大事にしてきたし、
その気持ちに嘘はないー。
晴美を騙すようなことも、
晴美を傷つけるようなことも
今までしたことはないー、とは思うー。
ただ、入れ替わりの力を手に入れた隆史は、
晴美の手術を代わるー、という名目で
晴美の身体で色々な”お楽しみ”を楽しもうと、
そんな風に企ててしまっていたー。
「ーーーえへへへへへー」
隆史は、晴美と入れ替わった後に、
晴美の身体で胸を揉んだりー、
晴美の身体であんなポーズやこんなポーズをしてみたり、
晴美の声で、晴美が普段絶対に言わなそうな言葉を
口にしてみたり、
そんな行動の数々を頭の中に浮かべると、
「ーー手術は代わりに受けるしー、別に誰にも見せるわけじゃないしー、
別に…いいよなー?」と、
自分の中で後ろめたい気持ちが少なからずあるのか、
隆史は静かにそんな言葉を口にしたー。
”ーーーーーーー”
その様子を、眼鏡をかけた好青年風の男ー…
闇.netの”ナイト”は、特殊なレンズを使って
静かに監視をしていたー。
彼が、どのように入れ替わりの力を使うかー。
どちらに転ぼうともー、
それは”良い結果”をもたらしてくれるー。
最もー、闇.netのナイトが考えるー
”良い結果”というものが
”誰”にとっての良い結果かどうかは、まだ分からないー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そしてーー
彼女である晴美の”手術”の前日を迎えたー。
隆史は、”お見舞い”と称して
晴美の入院している病院を訪れると、
晴美は、この前までよりも元気そうな様子で
隆史を出迎えてくれたー。
もちろん、まだ手術前であるため
晴美の体調自体が回復したわけではないー。
ただ、隆史が”入れ替わる”約束をしたことで
手術を不安に思う気持ちが和らぎー、
その分、周囲からは元気に見える状態になっていたー。
「ーでも、本当にいいのー?
隆史だって、手術を受けるの…イヤでしょ?
…わたしだって、あんなに怖かったんだから…」
晴美は改めてそう呟くー。
もしもここで、隆史が”やっぱり…やめていいか?”と、
そう言葉を口にしたら、
晴美としては怖いけれど、”うんー…気持ちだけでもありがとう”と、
潔く自分で手術を受ける気持ちはあったー。
しかしーーー……
隆史は「大丈夫。俺は緊張しないタイプだし、痛みにも強いから」と、
再度そう言葉を口にすると、
内心ではドキドキゾクゾクしながら”早く入れ替わりたいぐらいだよー”と、
そう心の中で呟いたー。
「ーーーー」
晴美はそんな隆史の方を申し訳なさそうに見つめると、
少し間を置いてから「本当に、ありがとうー」と、
そう言葉を口にしたー。
隆史は、心の中で色々な妄想をしながら、
晴美の前では興奮している様子を見せないようにしつつ、
入れ替わるために糸を用意していくー。
が、あまりの興奮に隆史の手はぷるぷると震えてしまっていたー。
そんな手の震えに気付いた晴美は
”やっぱり隆史だって怖いよねー”と、
手の震えの意味を勘違いしてしまい、
口を開くー。
「ー隆史ー。
やっぱり、わたしの身体を治療するんだしー
わたしが手術を受けるよー」
意を決して、晴美はそんな言葉を口にするー。
「ーえっ」
手術に怯えて手を震わせていたわけではない隆史は、
晴美の突然の言葉に、思わず変な声を出してしまうとー、
「いや、晴美ー。大丈夫だよー俺ー」と、
必死に晴美に入れ替わりを納得させようと言葉を口にするー。
「ーーでも、隆史ー、手が震えてるしー
やっぱりーわたしー」
晴美がそこまで言うと、
隆史はギクッとした様子で自分の手を見つめるー。
あまりのドキドキに手が震えてしまっていることに
気付いていなかったー。
隆史はすぐに
「あ、いや、これは怖いとかじゃないんだー
ほら、好きな人のために役に立てるって思ったら
嬉しくてー。歓喜の震えだよ」と、
そう誤魔化すー。
ただ、晴美も、なおも不安そうにしながら
「本当に大丈夫ー…?」と、そんな言葉を返してくるー。
隆史は「大丈夫大丈夫!晴美が怖い思いをしなくて済むなら
このぐらいなんてことないさ!」と、そう言い放つと、
今度こそ、入れ替わりの糸を手にして、
晴美も納得させた上で、入れ替わりを”実行”したー。
”ーー晴美の身体だー…”
晴美になった隆史は内心でそんなことを思いつつ
ニヤニヤとすると、
隆史(晴美)の方を見つめるー。
「ー本当に、ごめんねー…
わたしもできる限り側にいるようにするからー」
隆史になった晴美は、そんな言葉を口にすると、
晴美(隆史)は「えっ!?あ、いやー」と、そう言葉を返してから
「そこまで気を遣わなくていいよー。
晴美だって、ずっとここにいると気が滅入ると思うし、
明日には手術終わるんだからさー」と
配慮するような姿勢を見せつつ、そう言葉を口にするー。
実際には”晴美の身体で好き放題したい”から、
晴美にここにいられては困るー、と、
そう思っているだけであるものの、
あくまでも”晴美のために”と言いたげに、晴美(隆史)は
言葉を続けるー。
「ーーほら、晴美、入院生活長かっただろ?
だからさー、少しは外でゆっくりしたいと思うし、
俺の家、掃除しておいたから、そこでゆっくりしたらどうだー?」
晴美(隆史)はそう言葉を口にすると、
隆史(晴美)は「いいのー…?」と、申し訳なさそうに呟くー。
「あぁ、もちろん!
ほら、晴美が家に来て困ることなんてないし、
隠すようなものもないしさー」
晴美(隆史)は穏やかに笑うと、
隆史(晴美)は「ーー…じゃあ、分かったー」と、
頷くと、”お言葉に甘えて今日はのんびりするねー”と、
穏やかな表情で微笑んだー。
「ーあぁ!手術は俺がサクサクッと乗り越えておくからな」
晴美(隆史)は得意気な表情でそう返すと、
隆史(晴美)は「わたしが元気になったら、また二人で色々遊びに行こうね」と、
そんな約束を口にしたー。
そしてー、隆史(晴美)が病室から立ち去っていくと、
晴美(隆史)は「へへー」と、途端に下品な笑みを浮かべると、
自分の胸を見下ろしながら、
ゴクリと唾を飲み込むー。
「ーーー…手術が終わって、晴美に身体を返すまでー…
何でもできるのか…へへへへー」
晴美(隆史)はニヤニヤしながらそう呟くー。
もちろん、晴美の人生を壊すようなことや、
晴美の身体を怪我させるようなことをするつもりは
全くないー。
ただ、病室で一人、胸を揉んだり、
病室で一人、普段晴美が喋らないようなことを口にしたり、
色々な表情を浮かべたり、色々なポーズをしたり、
そういったことであれば、晴美の人生は壊れないし、
晴美は怪我をすることもないー。
「ーー誰かに見られたりしなきゃー、
大丈夫だよなー?
晴美にも言わなきゃ、晴美も怖がったりすることもないしー」
晴美(隆史)は、自分自身にも後ろめたい気持ちが
全くないわけではないのか、
自分に言い聞かせるかのように、
そんな言葉を口にするー。
やがて、ようやく落ち着いた様子で深呼吸をすると、
「ーーじゃあ、晴美ーへへへへー…」と、
ニヤニヤしながら、晴美の胸ー、今は自分自身の胸を
揉み始めるー。
「うへっ…♡ へへっ♡」
思わず下品な笑みを浮かべてしまう晴美(隆史)ー。
恋人同士として付き合う中、
触ったことがないわけではないー。
もちろん、嫌がっているのを無理矢理ということでもなく、
お互いに納得した上でのことだー。
しかし、それとこれとは違うー。
当然、カップルだからと言って揉み放題なんてことはないし、
そんなことをしていたら、彼女からは嫌がられてしまうー。
でも、今は正真正銘の揉み放題だー。
いや、揉み放題なだけではないー。
触り放題、ボイス聞き放題、表情見放題ー、
つまり、何でもし放題だー。
それにー…
「ーーやっぱ主観視点で揉むのって違うなぁ へへっ♡」
晴美(隆史)は自分の顔を下に向けて、
自分の胸を自分の視点として見つめながらそれを揉んでいくー。
加えて、人の胸を揉む時とは違って、
揉む感触と揉まれる感触ー、その両方を一度に味わうこの感覚は、
男では絶対に味わうことのできない感覚だー。
「ーーうへへへ 何だこれ…すっげぇ…」
いつの間にかベッドに座ったまま、足を男のように広げて
夢中になって胸を揉み続ける晴美(隆史)ー
正直、隆史だって大手術を受けるのは
”怖い”という気持ちはあるー。
成功率が低い手術とか、そういうことではないし、
大手術ではあるものの、この先の回復はほぼ確実であるために、
そういう不安はない。
ただ、それでもやっぱり怖いとは感じる。
けれど、晴美が悲しんでいる姿を見たくないという気持ちは
本当だったし、
それ以上にー
「こんな気持ちイイことできるなら、手術なんてどうってことないよなー
へへっ へへへへへ♡」
晴美(隆史)はベッドに寝転がって、嬉しそうに転がり回りながら
動きを止めるたびに何度も何度も胸を揉んでいくー
「俺が女だったら、1日中揉みまくってそうだよなー」
ニヤニヤする晴美(隆史)ー
実際、いつも身体にそれがあれば
そんなことしていればすぐに飽きるー…ものではあるものの、
男である隆史には、そんなことは、
今はまだ分からないー。
「ーはぁ…はぁ…すごすぎるだろー…」
晴美(隆史)は流石に疲れたのかそう言葉を口にすると、
一旦胸から手を離して、
今度は病室の鏡の方を見つめるー。
「ーー晴美の怒った顔とか、悪女顔とか、あんま見たことないよな」
晴美(隆史)はそう言葉を口にすると、
ニヤニヤしながら”次の欲望”を堪能しようと動き始めたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーお邪魔しますー」
隆史から預かった鍵を手に、隆史の部屋にやってきた
隆史(晴美)ーー。
「ーーはぁ~…久しぶりに隆史の部屋に来たなぁ~
落ち着くー…」
隆史(晴美)は、そう言葉を口にすると、
自分の身体で今頃、欲望の限りを尽くされているなどということは
夢にも思わずに、そのまま部屋の中でリラックスしつつ、
息を吐き出すー。
「ーーでも、やっぱり健康な身体っていいなぁ」
隆史(晴美)は、病院からここまで移動してくる間に、
健康な隆史の身体の”動きやすさ”を噛みしめていたー。
もしかしたら、男子の身体だから余計にそう感じるのかも
しれないけれど、とにかく動きやすかったー。
「ーー!」
隆史(晴美)はふと、机の上に視線を移すと、
晴美の好きなチョコレートが置かれているのに気づくー。
そこには、
”晴美の好きなやつ、色々買っておいたから好きに食べてー。
俺の身体なら、太るとか気にしなくても大丈夫だろ?”
と、そう書かれたメモも置かれていたー。
そして、その下に”あ、でも俺の口じゃ美味しくないかも?”と、
そう書かれているのも見て、
隆史(晴美)は少しだけ笑うと、
隆史の隠れた下心には気づかないまま、穏やかに微笑むのだったー…
③へ続く
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コメント
次回が最終回デス~!!★
彼氏の下心に気付いてしまう展開はあるのかどうかは…
明日のお楽しみ~★
今日もありがとうございました~!★!

コメント
カラダが入れ替わる糸が…ここまで隆史の欲望を爆発させて…
ナイトにも特殊なレンズで見張られてるし…
晴美は隆史の欲望に気付くのか…
平和に終わらなそうですネ…ダークな展開を予想してます…
感想ありがとうございます~~!!
ダークなオーラを感じ取るTSマニアさま…!
その予感が正解かどうかは明日のおたのしみ~!★!