※本作品は、Skebでご依頼を受けて執筆・納品済みの作品デス!
内容はSkebに納品したものと同じデス!
※SKebでリクエスト内容も含めて
誰でも見られるようになっているので
こちらでも、誰でも見れる部分は同じように掲載しています~!
(※リクエスト非表示希望でリクエストを頂いている場合を除きます~)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
★リクエスト内容★
※ご依頼者様から頂いた内容デス!
(非表示希望でリクエスト頂いている場合は表示しないので安心して下さい~!
※後から非表示にしてほしい場合は、ご連絡頂ければ対応します~!
※リクエスト本文内に「ネタバレ」がある場合もあるので
先に見たくない場合はそのまま少し↓に進んでください~!
★★★★
お疲れ様です!
ご迷惑でなければ「無名さんシリーズ」の完結編をリクエストしたいです!
今までの物語内容を総括する最終章なイメージで
①・現在生き残っている「メットスリー」の正体は「バイオ・コブラ」の怪人・デスマンバである設定で、
デス・マンバはある目的のため、バイオ・コブラ裏切り「サタン・クランチ」に協力している状態
②・メット・スリー=デス・マンバによって今回も制服帰宅途中に洗脳・悪堕ちして、
女戦闘員レオタードに生まれ変わる真綾ちゃん!
この時台詞で「フフッこのレオタードは何回着てもお尻に食い込む感じが最高で堪らないわね」
みたいな台詞あると嬉しいです
③・洗脳されて女戦闘員になった真綾ちゃんが私服姿で、
メット・スリーの命令でヒーロー拠点に向かい、
そこにいた「愛唯」さんへ睡眠薬入りのお菓子をたべさせて眠らせる展開。
④・眠らされた愛唯さんが、サタン・クランチ本部へ運ばれ、
サタン・クランチ大首領が愛唯さんの身体に憑依して、セクシー衣装になる展開!
(愛唯さんは一度操られた事があるので、邪悪な力に対する免疫が低下しているため、憑依が可能だった設定)
⑤・サタン・クランチ大首領に憑依された愛唯さん&女戦闘員レオタード姿の真綾ちゃん、
そしてデビル・モンスーンやドール・サイクロンなどの
「サタン・クランチ」軍団が「バイオ・コブラ」基地へ襲撃する展開!
⑥・応戦するヒーロー(拓斗さんや周平君、そして無名さん)達&バイオコブラ怪人(モリヤ・メカレオン)達!
バイオ・コブラ女性大首領もモニターから現場を見守る展開!
⑦・ヒーロー&バイオコブラ側が苦戦する中、蛇神様の「声」を聞き、無名さんが覚醒して、
ゲラ・ミゼ・ミューラ・キリカマ・ガイター・ホー・ルウフ・デムなど「全て」の
バイオコブラ怪人を復活させて、形成逆転する展開!
⑧・実はデス・マンバがバイオコブラを裏切った理由は、愛する「ミューラ」を復活させる目的だったので、
復活したミューラとデス・マンバが軽く会話し、
サタン・クランチ大首領の倒す「方法・弱点」を無名さん達ヒーローに伝えて、
憑依された愛唯さんから無事サタン・クランチ大首領を切り離し、倒す展開!
⑨・サタン・クランチ大首領が倒され、戦意喪失するサタン・クランチ怪人達。
これによりヒーロー&バイオコブラ側勝利して、無事真綾ちゃんの洗脳も解ける展開!
⑩・ラストに、北島博士や北島典康君も合流して、ヒーロー拠点で皆で勝ち取った勝利・平和を満喫する展開!
しかし、海外にいる先輩女性ヒーローから、新たな悪の組織が活発に活動しだした連絡入り、
皆で「僕達の戦いはこれからだEND」して完結!
以上の内容リクエスト希望したいです。
本当に本当に、長々と完結編希望文章、大変失礼しました
ご迷惑でなければ、リクエストよろしくお願い致します。
★★★★
↓ここからスタートデス!
・・・
”ヒーローズ・フィナーレ”
★リクエストありがとうございます~~~!★
シリーズの最終章~!!
と、いうことで、色々ぎっしりと詰め込んで
書いてみました~~!!
詰め込みでちょっと駆け足気味なところも
あったりしますケド、
できる限り色々な要素を入れたので
楽しんで下さいネ~~!
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「ーーそうか、ご苦労だったー」
かつて悪の組織として人類を脅かしていた
”バイオコブラ”ー。
その大首領に、怪人の”モリヤ”が
ある報告を行っていたー。
異次元から出現した悪の組織”サタン・クランチ”ー。
最近は動きを見せていないものの、サタン・クランチは
必ずまた何かを仕掛けて来るー。
そう判断したバイオコブラの大首領は、
”サタン・クランチ”を、モリヤらに見張らせていたー。
「ー引き続き、サタンクランチの動向を監視します」
モリヤはそう言葉を口にするー。
”ーくれぐれも油断はするなよ”
大首領がそう言葉を口にすると、モリヤは”はっ!”と、
そう言葉を口にしてから下がっていくー。
がーー
そんな様子をバイオコブラの元幹部で、
裏切りが発覚してからは行方を晦ましていたデス・マンバが
”遠隔操作毒蛇(リモート・スネーク)”を使って監視していたー。
監視を終えて、
バイオコブラのアジトの外に出たデスマンバは邪悪な笑みを浮かべると、
迎えに来ていた”怪人”と合流するー。
そして、その怪人から”ヘルメット”を受け取ると、
それを被ってから、バイオコブラのアジトを振り返ったー。
バイオコブラの幹部”デスマンバ”は、
敵対組織である”サタンクランチ”とつながりを持つ内通者ー。
サタンクランチの幹部”ナンバーつき怪人”の一人である
”メット・スリー”だったー。
「”大首領”がそろそろこちらの世界にお目見えしますー」
配下の怪人がそう言葉を口にすると、
ヘルメットを被ったデスマンバ…”メット・スリーが
「そうか」と頷くー。
「バイオ・コブラも、すっかり例のヒーロー共と手を組んで
腑抜けになっちまったー。
やるなら、今だろうな。」
メット・スリーがそう言葉を口にすると、
「”毒蛇殲滅作戦”の最終準備に掛かるとしよう」と、そう言葉を続けて、
邪悪な笑みを浮かべたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ー今日も遅くなっちゃったー」
チア部に所属する杉森 真綾(すぎもり まあや)は、
今日もチア部の練習を終えて、
少し疲れた様子ながらも、充実した表情を浮かべながら下校していたー。
その隣には、晴れて彼氏となった三浦 周平(みうら しゅうへい)の
姿もあったー。
”一度、悪の組織に狙われた人間は、何故だか狙われやすい”
ヒーローたちからそんな言葉を聞いて以来、周平は
真綾がまた狙われるのではないか、と、そう思い
できる限り一緒に下校するようにしていた。
「ーいつも、ごめんねー。今日なんか待たせちゃったしー」
真綾が申し訳なさそうに言うと、
周平は「いやー全然ー。杉森さんと一緒にいられるだけで嬉しいし、
全然苦痛なんかじゃないよ」と、
穏やかな口調で言葉を口にするー。
「ーーだから、杉森さんは全然気にしなーーー」
周平がそこまで言いかけると、言葉を止めるー。
前を見ていた真綾が、突然表情を歪めたからだー。
「え……」
周平自身も、困惑の表情を浮かべながら、
真綾が見ている方向を見つめると、
そこに、ヘルメットを被った怪人ー”メット・スリー”の
姿があったー。
「あ、アイツはー…!」
周平は、表情を曇らせるー。
前に、真綾がサタン・クランチに操られた際にいた怪人の一人だ。
あの時は倒しきることが出来ずに、逃亡されているー。
「ーー杉森 真綾ー
ヒーローとも接点のある貴様に
協力してもらいたいー」
メット・スリーがそう言葉を口にすると、
真綾は「そ…そんなこと、わたし、したくないです!」と、
そう言葉を返すー。
が、メット・スリーはそれを鼻で笑うと
「もちろん、”そうですか”と協力してくれるとは思っていないさ」と、
それだけ言葉を口にして、”何か”をしようとするー。
「ーー杉森さんに、これ以上手を出すなああああ!」
周平は”ヒーロー”としての力を利用して、メット・スリーに
立ち向かって行こうとするー。
がー、
そんな周平の前に突然、”別の怪人”が、姿を現すー。
サタン・クランチのナンバー付き怪人の一人、
”ファイブ・バーナー”ー。
全身から火炎放射を行う危険な怪人だー。
「ーケケケケ ヒーローさんよ
お前は俺が遊んでやるぜ」
そう言葉を口にすると、ファイブ・バーナーは、
5つの発射口からファイアーボールのようなものを
連射し始めるー。
”死の火炎弾丸(デス・ファイアーマシンガン)”
「ぐ…」
周平が険しい表情を浮かべながら、”ヒーローの力”で
なんとかそれを防ぐも、
あまりにも強大な炎を前に押されていくー。
「ーー三浦くん!」
真綾が叫ぶもー、
その真綾の前にメット・スリーが立ちはだかると、
「!」と、怯えた表情を浮かべた真綾を見て、
メット・スリーは指をぱちっと弾くー。
すると、真綾の頭上にもう一つのヘルメットが出現して、
それが真綾に装着されるー。
真綾はヘルメットを引き剥がそうとするも、
メット・スリーのヘルメットが不気味な光を放つと、
真綾の腕から力が抜けて、真綾は抵抗するのをやめてしまうー。
「ーメモリー・カスタマイズ」
メット・スリーがニヤリとしながら技名を言うと、
ヘルメットが外れた真綾は、邪悪な笑みを浮かべていたー。
「す、杉森…さん…?」
ファイブ・バーナーと戦っていた周平が困惑しながら言うと、
真綾はメット・スリーから渡されたサタン・クランチの
女戦闘員が身に着けるレオタードに着替え始めるー。
「~~~杉森さん!!杉森さん!」
周平が必死に呼びかけるも、真綾はレオタードを身に着けると、
嬉しそうに自分の身体を触るー。
「フフッ このレオタードは何回着てもお尻に食い込む感じが最高で堪らないわね」
真綾は甘い声でそう言い放つと、
メット・スリーと共に、周平の方を見つめるー。
悪女のようなポーズで立つ真綾に向かって”目を覚まして!”と、叫ぶも、
その想いは通じずー。
「ーーケケッー、そろそろ終わりにするぜー
”灼熱砲(インフェルノ・キャノン)”」
ファイブ・バーナーがそう言葉を口にすると、
5つの発射口から炎のレーザーのようなものが放たれて
それが直撃ーー
周平は派手に吹き飛ばされて、そのまま姿を消すー。
「ーふふふー馬鹿な男」
真綾は冷たい目でそう言葉を口にすると、
メット・スリーらと共にそのまま立ち去って行ったー…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー。
周平と真綾が学校に登校していない状況の中ー、
”まだ”その事態を知らないヒーローたちの拠点に、
メット・スリーから命令を受けて、
ヒーローの拠点にやってきた真綾が、笑みを浮かべていたー。
「ーーあ、お久しぶりですー。杉森ですー」
真綾がそう言葉を口にすると、
ヒーローたちのリーダー格・拓斗の相棒的存在である女性・愛唯が
「あ、真綾ちゃんねー。久しぶりー」と、
愛唯は、真綾を出迎えたー。
私服姿の真綾は、
内心で少しイライラしながらも、
それを見せないように愛唯に、
「ーいつも、三浦くんがお世話になっているお礼をー、と思ってー」と、
美味しそうなお菓子を取り出したー。
「ーーー」
本当はレオタードを着たいのに、
こんな服でここまで来る羽目になってー、と
苛立ちを覚えながらも、真綾は、
穏やかな口調で、愛唯と雑談をするー。
が、愛唯はお菓子を手に取る前に、
ふと言葉を口にした。
「ー今日、学校はどうしたの?」
とー。
「ーーーーんふふふー学校?」
真綾は、笑みを浮かべると、
「ーーそんなの、どうだっていいじゃないですか?」
と、そう言葉を口にすると、
愛唯の口に無理矢理お菓子を押し込んだー。
「ーー!?!?!?!?」
急な出来事だったからか、反応が遅れてしまった愛唯ー。
愛唯はそのまま睡眠薬入りのお菓子によって
眠りについてしまうのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その頃、学校では
周平の親友の勝谷 将輝(かつや しょうき)と、
真綾の親友の藤堂 涼花(とうどう りょうか)が、
お互いに戸惑いの表情を浮かべていた。
「ーー周平のやつと連絡がつかねぇ」
「ーー真綾もー」
二人がそう言葉を口にすると、互いに顔を見合わせるー。
二人は付き合っているわけではないものの、
お互い、親友同士が付き合っているからか息ピッタリー。
「ーまた、あの怪人たちの仕業じゃー!?」
涼花がそう言葉を口にすると、
将輝も「俺もそう思った」と、そう言いながら
二人は、授業が終わるとすぐにヒーローたちのアジトに向かって行くー。
一方ー…
”サタン・クランチ”の本拠地では、
”儀式”が行われていたー
捕らえられた愛唯が、祭壇のような場所に置かれているー。
そして、その周囲に呪術師のような姿をした怪人ー、
ブラッド・エイトの姿があったー。
「ーークククーこれで、大首領も”こちらの世界”に来ることができるー」
ナンバー付き怪人の”エース”である、”ワン提督”が、笑みを浮かべると、
異世界から、邪悪な煙のようなものが次元を引き裂いて出現したー。
”サタン・クランチ大首領”だー。
あまりにも強大な力を持つが故に、この世界に直接やってくることができない
サタンクランチ大首領の”器”として、
ヒーローの血が流れる愛唯を、サタン・クランチは狙ったー。
愛唯は以前、バイオ・コブラに操られた経験があるために、
その類の”抵抗力”が弱まっていたところに目をつけたのだー。
愛唯がうめき声をあげながら、
サタンクランチの大首領に憑依されていくー。
そして、完全に憑依が終わると、愛唯は目を赤く光らせて起き上がると、
禍々しい紫色の妖艶なドレス姿に変わって、
不気味な笑みを浮かべたー。
「”器”の用意、ご苦労ー」
愛唯がいつもの声ー、けれども声のトーンが違う、
邪悪な雰囲気で言葉を発すると、
その場に居合わせた怪人たちが一斉に頭を下げるー。
「ーー大首領ー。
既に、”毒蛇殲滅作戦”の準備は整っております」
ワン提督がそう言葉を口にすると、
「ーご苦労だったなー。さぁ、始めようー」と、
愛唯の顔を邪悪に歪めて、そう言葉を口にしたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
バイオ・コブラのアジトに警報音が鳴り響くー。
「なんだ?」
怪人・モリヤがそう言葉を口にすると、
近くにいたサソリ型の怪人・スコーピーと
ムカデ型の怪人・センチュリーが表情を歪めるー。
スコーピーとセンチュリーは二人組の怪人で
地味ながら地道に実績を積み上げてきた怪人たちだ。
その二人が「何事だ!?」と戦闘員たちに叫ぶと、
戦闘員たちが悲鳴を上げながら、モリヤたちのいる部屋に向かって
叫んだー
”サタン・クランチの奴らです!”
とー
”そ、それにヒーローの女もいます!!”
そんな言葉に、モリヤは「どういうことだ?」と、
表情を歪めながら、
入口の方を確認するー。
するとそこには、邪悪な紫のドレス姿のヒーロー・愛唯と、
レオタード姿の真綾ー、
さらには、サタン・クランチのナンバー付きの怪人や、
”デビル・モンスーン”
”ドール・サイクロン”ー
大首領直属の幹部怪人まで姿を現し、アジトの奥に向かって
歩いていたー。
次々と怪人たちが倒れていく中、
モリヤも応戦するー。
「ーー百足連撃(センチュリオン・ラッシュ)ー
ムカデ型怪人、センチュリーがデビル・モンスーンに攻撃を仕掛けるも、
闇の水蒸気に攻撃がはじき返されて、
そのまま闇の中から、矢のように鋭い雨が放たれて負傷してしまうー。
「ーーおらっ!!おらっ!!!」
大鷲型の怪人・ワシーラがドール・サイクロンに攻撃を仕掛けるも、
糸で絡めとられて、そのまま絞殺されてしまうー。
「ーーケケケッどきな!」
ラフレシア型の怪人・ラフレアを”焼却”した
ナンバー付き怪人のファイブ・バーナーも笑みを浮かべながら近づいて来るー。
「ぐぐ…」
モリヤがメット・スリーの攻撃を受け、吹き飛ばされて死を覚悟した
その時ー、
突然、青いイナズマと共に、ヒーローの拓斗が飛び込んで来たー。
電撃を帯びたキックを受けて、ドール・サイクロンが吹き飛ばされて
爆発すると、
デビル・モンスーンが驚きの表情を浮かべるー。
「ーー来たかー。忌々しい人間どもー」
邪悪な笑みを浮かべる愛唯を見て、拓斗は「愛唯…」と、
少しショックを受けた表情を浮かべながらも、
怪人たちと戦っていくー。
「ー大丈夫ですか?」
拓斗をサポートしている無名も、そこに駆け付けると、
ヤモリ型の怪人・モリヤを心配そうに見つめるー。
「心配してくれるとはー、驚きだなー」
モリヤがそれだけ言葉を口にすると、
”バイオ・コブラ大首領”はその様子を、遠隔地から見つめながら
拳を握りしめるー。
自分に力があれば、すぐにでも駆け付けて、
部下たちと共に戦いたいー。
けれど”彼女”にはそれはできないー。
「ーーー…」
将輝と涼花もその場に駆け付けー、
さらには、負傷した状態で川辺に倒れているのを発見された周平も、
その戦いの様子を目撃するー。
「ーーー!」
周平は、レオタード姿で笑みを浮かべながら
バイオコブラの怪人と戦っている真綾を見て、心を痛めるー。
「ーーあはははっ!あはははははっ!」
真綾が棘のついた鞭を使いながら、
チア部で培った身体能力でバク転しながら、
バイオコブラの怪人・スコーピーと戦いを繰り広げているー。
「ーチィッ…!」
スコーピーが真綾に攻撃を仕掛けるも、
隣から、ファイブ・バーナーの”死の火炎弾丸(デス・ファイアーマシンガン)”が
飛んできて倒されてしまうー。
「ーあははははっ!もうおしまい?」
真綾は嬉しそうにそう言うと、お尻を揺らしながら
そのまま奥に向かおうとするー。
「杉森さん!」
周平はボロボロの身体で、その前に立ちはだかると、
真綾はチッ、と舌打ちしてから
「馴れ馴れしくわたしの名前を呼ぶんじゃないわよ」と、
周平を睨みつけるー。
「ーーー」
周平はグッと拳を握りしめると、
「何を言われてもー、今の杉森さんは杉森さんじゃない。
僕の心には響かないよー」と、それだけ言い返して、
そのまま真綾の方を真っすぐと見つめるー。
その近くでは、バイオ・コブラの怪人、センチュリーが、
毒針攻撃で、サタン・クランチの幹部”デビル・モンスーン”を
なんとか撃破したものの、
ナンバー付きの怪人・謎の剣客”弐”によって一刀両断にされて
死んでしまうー。
「ーーくそっー」
その様子を見つめながらヒーローの拓斗は、
サタン・クランチ大首領に憑依された愛唯と対峙していた。
「ーー愛唯」
拓斗が悲しそうに言うと、
愛唯は女王のように高圧的な態度で、
「まずはバイオコブラー。そして、次に貴様たちだー」と、
指を指しながら言い放つー。
「そうはさせるか!愛唯の身体から出ていけ!」
拓斗はそう叫ぶと、愛唯に向かって走っていくー。
しかし、目を赤く光らせた愛唯から、
邪悪なオーラが発されると、あまりの闇の波動に
近付くことができずに、吹き飛ばされてしまうー。
「クククー愚かな人間」
愛唯は勝ち誇った表情でそう言葉を口にすると、
そのままゆっくりと歩き出すー。
「ーー”死の火炎弾丸(デス・ファイアーマシンガン)”」
ファイブ・バーナーの攻撃を前に、バッタ型怪人の”バッター”が焼き尽くされるー。
無言で、シロアリ型怪人、ホワイトアントを一刀両断にする謎の剣客”弐”ー。
そんな様子を見つめながら”メット・スリー”は、無名とモリヤがいる大首領の間に
たどり着くー。
そして、メット・スリーはヘルメットを外すと
「大首領ーもう勝ち目はありませんよ」と、デス・マンバとしての正体を現すー。
”貴様ー”
大首領がそう言葉を口にすると同時に、
デスマンバは無名とモリヤに攻撃を加えようとするー。
が、その時だったー。
”ーー我が力を、全て授けようー”
蛇神の声が、無名の中に響いたー
「ーー!?」
無名が少しだけ驚くと、その両手に光のような輝きが放たれるー。
”ーー我が全ての力を振り絞りーー、そなたたちに力をー”
蛇神がそう言葉を口にすると同時に、無名の手の耀きが強まるー。
「ーーーー」
無名は驚きながらも頷くと、その場で光を解き放つー。
するとー、
倒されたはずのバイオコブラの怪人たちー、
ゲラ・ミゼ・ミューラ・キリカマ・ガイター・ホー・ルウフ・デムたちが
その場に姿を現すー。
”我が最後の秘術ー…怪人たちに再び、生をー”
蛇神はそれだけ言葉を口にすると、その気配を消すー。
「ーーーキリカマ!」
モリヤが親しかったカマキリ型の怪人に声を掛けると、
キリカマは「これはー?」と驚いた様子を見せる。
ガイター、ホー、ルウフ、デムらが困惑する中、
ミゼは無名の方を見つめるー。
無名はかつて”ミゼ”にされたことを思い出し、少しだけ警戒の表情を浮かべるも
「そんな顔すんなって」と、少しだけ笑うと
「今は、そんな場合じゃねぇ」と、怪人たちと戦い始めるー。
ゲラとミゼが、ファイブ・バーナーと戦いを繰り広げる中、
メット・スリーこと、”デスマンバ”は驚きの表情を浮かべていたー
「ミューラ……!」
デスマンバが瞳を震わせるー。
「ーーマンバー…」
ミューラも、そう言葉を口にするー。
デスマンバとミューラは愛し合っていたー。
が、ミューラが倒されたことで、デスマンバは絶望ー、
そうしているうちに、”サタンクランチ”からミューラの復活を持ち掛けられ、
サタンクランチに与していたー。
「ーーーなんて、バカなの」
デスマンバからそのことを聞かされると、ミューラは呆れる。
がー、デスマンバは意を決して顔を上げると、
「サタンクランチの大首領を倒す方法があるー」と、そう言葉を口にするー。
ミューラは「!」と、驚きながら、
その話に耳を傾けるー。
そしてーーー…
ミューラは、ホーに声を掛けると、
ホーの飛行能力を駆使して、”ある場所”へと移動を始めたー。
「ーーバ…バカなぁあああああ!」
ミゼとゲラの連携攻撃を受けて、ファイブ・バーナーが倒れ込み爆発ー、
最期を遂げるー。
がー、
操られた真綾と、憑依された愛唯を倒すわけにはいかないー。
「ーーあははははー
そろそろ死になさい」
真綾がボロボロになった周平にトドメを刺そうとすると、
将輝と、涼花がその前に立ちはだかる。
「ーーどきなさい。それとも死にたいの?」
真綾の冷たい言葉に気圧されながらも、将輝と涼花は
”どかない”とそう言い放つー。
拓斗も、愛唯と戦うー。
しかしー
その時ー、突然、愛唯が苦しみの声をあげたー。
「な、なんだ!?」
拓斗が驚くと、”サタンクランチ”大首領が愛唯の身体から飛び出すー。
「ぎぃああああああああ…」
”この世界”では存在できないサタンクランチ大首領が
苦しみの声を上げるー。
倒れた愛唯を無名に任せて、
拓斗はサタンクランチ大首領に近付くと、強烈な拳を叩きつけーーー
サタンクランチ大首領はそのまま砕け散るようにして消滅したー。
「ーーやったのかーー」
デスマンバがそう呟くー。
サタンクランチ大首領を倒す方法ー、
それは、”この世に召喚した術者を倒すこと”
それを聞いたカミーラとホーは、ホーの索敵能力で
術者”ブラッド・エイト”を見つけ出し、
葬り去ることに成功ー、
それにより、愛唯の身体から追い出されて、
サタンクランチ大首領は滅び去ったのだったー。
「ーーー…撤収だー」
ナンバー付き怪人の一人、謎の剣客”弐”は、
大首領の死により、これ以上の戦いは無駄だと判断、
本拠地で待機していたワン提督と合流すると、
そのまま異次元へと撤収していったー。
「ーーあ…あれ、わたしー…?」
正気を取り戻した真綾が鞭を手にしたまま驚くと、
周平・将輝・涼花が、真綾を見つめるー。
「って、きゃああああああああああああ!?」
またもやレオタード姿になっていたことを驚く真綾ー。
「ーーよかったー」
一方、その側では拓斗が正気を取り戻した愛唯を静かに抱きしめていたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー
ヒーローたちのアジトで、
サタン・クランチを壊滅させた祝勝会が行われていたー。
北島博士と、その息子の典康(のりやす)が
無名や愛唯と話しながら笑っているー
「でも、無名さんの悪女姿は忘れられないですよ」
典康が言うと、
無名は「も、もうそれはー」と、苦笑いするー
「でも、無名さん、憑依されて嬉しかったですよね?きっとー」
典康が言うと、無名は「ま、まぁ、それはちょっとだけー」と、
照れ臭そうにしながら笑うー。
拓斗は、バイオコブラ大首領と今後について相談中ー
周平・将輝・真綾・涼花の4人は
”場違いじゃないかなぁ”と思いながらも
それを楽しんでいたー。
そんな時だったー。
バイオコブラ本部に警報音が鳴り響くー。
「今度は何だ?」
怪人・モリヤがそう言うと、
怪人・ミゼが装置をいじりながら、
何が起きたのかを確認するー。
すると、バイオコブラ大首領は言葉を口にしたー
”また別の存在がこの次元に向かっているー
恐らくはサタンクランチの壊滅に気付いたのだろう”
とー。
拓斗、愛唯、無名は苦笑いをすると、
拓斗は「よしー、じゃあ、守るか。平和を」と頷くー。
これからも、戦いは続いていくー。
けれどもきっと、平和は守ってみせる。
大切な人たちと共にー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
リクエストありがとうございます~~!!
今回もたっぷりと色々なものを詰め込みながら
楽しく執筆することができました~~!!!
書き終えた後に、そういえばナンバー付きの怪人、
”4”だけいなかったような…?と気が付きましたケド
きっとどこかで倒されちゃった…ということにしておきます~笑
お読み下さり、ありがとうございました~~!!

コメント