※本作品は、Skebでご依頼を受けて執筆・納品済みの作品デス!
内容はSkebに納品したものと同じデス!
※SKebでリクエスト内容も含めて
誰でも見られるようになっているので
こちらでも、誰でも見れる部分は同じように掲載しています~!
(※リクエスト非表示希望でリクエストを頂いている場合を除きます~)
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★リクエスト内容★
※ご依頼者様から頂いた内容デス!
(非表示希望でリクエスト頂いている場合は表示しないので安心して下さい~!
※後から非表示にしてほしい場合は、ご連絡頂ければ対応します~!
※リクエスト本文内に「ネタバレ」がある場合もあるので
先に見たくない場合はそのまま少し↓に進んでください~!
★★★★
お疲れ様です!
ご迷惑でなければ、以前投稿された作品の「簡単だろうと甘くみていた」の、if展開な後日談を希望したいです!
内容としては、skebの「無名さんヒーローシリーズ」と、リンクする世界観で
①・「簡単だろうと甘くみていた」後日談からの開幕で、
周平君と真綾ちゃんが「良い感じ」の「友達」関係になっている。
②・場面変わり「簡単だろうと」本編で、憑依能力があった涼花ちゃんには、
怪人の助力があった設定で、今作では怪人の女戦闘員確保のために、
涼花ちゃん自身が「簡単だろうと」で助力してくれていた怪人に心を操られる展開
③・心を操られた涼花ちゃんに、真綾ちゃんが呼ばれ、真綾ちゃんも怪人に心を操られる展開
④・操られた真綾ちゃんと涼花ちゃんが、女戦闘員レオタード姿で、
部活同様のチアガール応援をしたり、怪人とラブラブする展開
⑤・行方不明になった真綾ちゃんと涼花ちゃんを探す周平君と将輝君、
無事洗脳された2人を見つけるも、怪人に襲われピンチな展開
⑥・そのピンチに「ヒーローな無名さん」と、お供&サポート援護する
怪人「モリヤ」が駆けつけ、怪人を見事倒し、事件解決する展開
(この時、怪人が倒され、正気に戻った2人が、自分自身のレオタード姿を見て、赤面&キャーーーと、叫ぶ場面があると嬉しいです)
⑦・無事日常に戻り、周平君と真綾ちゃんの「関係」が
さらに良くなる&将輝君と涼花ちゃんも「恋愛フラグ」が立つ結末で完結
以上の内容で、ご迷惑でなければ、リクエスト希望したいです!
長々と失礼しました
★★★★
↓ここからスタートデス!
・・・
”人間だろうと甘く見ていた”
★リクエストありがとうございます~~!!★
2つの作品の要素が絡む、
ifな作品~!★
なんだか、不思議な感覚で
楽しく執筆することができました~~!!!
たっぷりと楽しんで下されば、嬉しいデス~!!
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”チアなんて簡単”
チア部に所属する杉森 真綾(すぎもり まあや)に
憧れつつも、
その一方で、そう思っていた三浦 周平(みうら しゅうへい)ー。
しかし、親友の勝谷 将輝(かつや しょうき)に
そのことを話していたところ、
真綾と同じチア部に所属しているショートヘアーの子・藤堂 涼花(とうどう りょうか)に
それを聞かれてしまい、
”そんなに甘く見るなら”と、スマホの謎のアプリで、
真綾に憑依させられてしまったー。
”チアなんて簡単”と甘く見る周平に対する個人的な怒りとー、
それと同時に、”真綾に素人の周平を憑依させること”で、真綾を蹴落とそうとした
涼花の陰謀ー。
けれど、真綾のためにと、周平は必死に努力して、
真綾の身体でチアを踊りきって見せたことで、涼花の野望は
失敗に終わったー。
元に戻った周平は、全てを知った真綾から、
”涼花には注意しておいたから”と伝えられー、
事態は一件落着となったのだったー。
そしてー、そのことをきっかけに周平は真綾と親しくなりー、
”恋愛”ーーではないものの、”友達”と呼べるような間柄に
なることができていたー。
「ーーやっぱ凄いなぁー杉森さんはー」
約束通り、真綾の練習を見に来ていた周平がそう言うと、
真綾は「ーーありがとうー」と、照れ臭そうに笑うー。
「でも、三浦くんは、わたしの身体だったとは言え、
あんな短い期間であそこまで踊れたんだから、
三浦くんの方が才能あるかもよー?」
真綾が少し冗談めいた口調で言うと、周平は
「あははー…そ、そうかなぁ~たぶん、杉森さんの身体の
おかげだと思うけどなー」と、そう言葉を口にするー。
「ーお~周平ー。最近、杉森さんと仲いいよなぁー。」
ふと、親友の将輝の声が聞こえて、周平が振り返ると、
真綾も「あ、勝谷くんー」と、そう言葉を口にするー。
「ーイケメンでもないモブキャラだぜ~!なんて言ってたのにー
油断ならないやつだぜー」
将輝がそう言うと、周平は
「ーう、う、うるせー!モブキャラにだって、人生があるんだぞ!」と、
そう言い返すー。
将輝も真綾も笑っていると、
物陰からそんな様子を見ていた真綾と同じチア部に所属していて、
真綾を蹴落とそうとした涼花は悔しそうに表情を歪めたー。
”ーーあたしはー、まだ、負けてないからー”
涼花は、そう言葉を口にしながら
スマホを手にすると、”また、力が欲しい”と、
”誰か”にそう連絡を送るのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーー」
涼花は、不気味な花が咲くその場所にやってくると、
そこには異次元から出現し、秘密裏に悪事を働いている組織
”サタン・クランチ”の怪人である
”シックス・ローズ”が、待ち構えていたー。
”ナンバー持ち”の怪人ー。
サタン・クランチでは、”総帥”直属の上級怪人には
”ナンバー”が振り分けられていて、
ワンからナインまで、9人の上級怪人が存在するー。
このシックス・ローズはそのうちの一人だったー。
「この私に、何の用かなー?」
いつも自分に酔いしれている貴族風の男性怪人・
シックス・ローズが、そう言葉を口にすると、
「ーー…あたしにまた”力”をちょうだいー」と、
涼花はそう言葉を口にするー。
涼花が、周平を真綾に憑依させるために用いたアプリー…
あれは、この怪人”シックス・ローズ”から与えられた力だったー。
「ーー”この力があれば簡単”ー
君はそう言ったはずだがー?」
シックス・ローズが見下すようにして言うと、
涼花は不満そうに、
「上手く行かなかったの!あんたなら、
もっともっと凄い力、あるでしょー!?
あたしにそれを貸してー!」と、そう声を上げると、
シックス・ローズは笑みを浮かべながら
涼花のほうを見つめたー。
「ー残念だけどねー、そうは行かないんだー。
”総帥”から、”女戦闘員”を集めるように指示されていてねー」
シックス・ローズはそう言うと、
「ーせんとういんー…?何それ?」と、困惑した様子を見せる涼花を見て、
目に、”666”の数字を浮かべて笑みを浮かべたー。
「”不吉な3つの6(ナイトメアスリーシックス)”ー」
シックス・ローズは、そう言葉を口にすると、
不気味に”6”の数字を輝かせるー。
そして、それを見た涼花の目は次第に虚ろになっていきー、
「ーーあたしはー…サタン・クランチのために忠誠を誓いますー」と、
そう言葉を口にするのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
”涼花”が連絡もなしに欠席したー。
真綾も、最近真綾と親しくなった周平も、
そんなことを心配しつつも、
その日も1日、いつものように学校生活を終えるー。
「ーー今日は、部活はないんだったっけー?」
周平がそう言葉を口にすると、
「うんー大会も終わったしー、今日はお休み」と、
真綾はそう答えると、周平は「そっかー。お疲れ様ー」と、
そう言葉を口にして、挨拶を交わして帰っていくー。
親しくなったとは言え、まだ付き合ったりはしていないし、
日常的に一緒に帰るような間柄ではないー。
「ーーー涼花ー」
周平と別れ、自分も帰る準備をしていた真綾は、
そう呟くー。
涼花が学校を無断で欠席するなんて珍しいー。
少なくとも、今までそんなことはなかったー。
そのことを心配していた真綾は、ふと、スマホに
その”涼花”からの連絡が入っていることに気付くー。
”ーー真綾ー大事な話があるのー”
涼花のそんなメッセージに、真綾は表情を曇らせるー。
”大事な話って?”
真綾がすぐにそう返事を送ると、
涼花は”直接会ってお話したいのー”と、そんな返事と共に
”ここで待ってる”と、学校から少し離れた場所の
”秘密の花園”を指定してきたー。
真綾は首を傾げながら、”ー今日はちょうど部活ないから、このあと向かうね”と、
そう返事を送ると、学校の荷物を持って、
そのままその場所へと向かい始めたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーー涼花ー?」
山林の近くに存在する不気味な花が咲く一角ー、
通称、”秘密の花園”にやってきた真綾は、そう言葉を口にするー。
すると、物陰から、涼花が姿を現したー。
「ーーー待ってたよー。真綾ー」
涼花のその言葉に、真綾が振り返ると、
「え…」と、困惑の表情を浮かべたー。
禍々しいレオタードのようなものを着た涼花が、
そこに立っていたからだー。
「な…何、その格好ー…?」
そう言葉を口にすると、
涼花は嬉しそうに「ローズ様から頂いたのー」と、
自分の足を撫で回すような仕草をしてみせるー。
「ーろー、ローズ…さま?何を言ってるのー?」
真綾はそう言葉を口にすると、
「どうして、急に学校を休んだのー?みんな心配してるよー?」
と、心配そうに呟くー。
がー、涼花はクスクスと笑うと、
「ーー学校なんてどうでもいいー。あたしは、サタン・クランチのために
命を捧げるんだからー」と、そう言い放ったー。
「ーさたん…くらんち??」
真綾が聞きなれない言葉に戸惑っていると、
「ー真綾もあたしと一緒に、忠誠を誓うの」と、涼花はクスクスと笑いながら言うー。
「ーーち、忠誠ー…?」
真綾がそう言い返すと、背後からサタン・クランチの”上級怪人”である
シックス・ローズが姿を現したー。
「ーーご苦労だったなー涼花ー。
お前も、我々の戦闘員となるのだー」
怪物を前に、真綾が驚くー。
しかしー、シックス・ローズは3つの6を不気味に輝かせ、
人間を操る”不吉な3つの6(ナイトメアスリーシックス)”を発動すると、
真綾は虚ろな目になってから、言葉を口にしたー。
「ーーーわたしは……サタン・クランチのために働きますー」
とー。
「ークククーそうだー。それでいいー」
シックス・ローズはそう言葉を口にすると、
女戦闘員用のレオタードを用意して、
「着替えろ」と、真綾にそう命令するのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー。
サタン・クランチの”地球侵略本部”では、
操られた真綾と涼花がレオタード姿で
怪人たちを応援するチアダンスを踊っていたー。
「ーーククククー
あの人間どものおかげで、下級怪人共の士気が上がっているー。」
”ナンバー付き”の上級怪人のひとり、
セブン・ガンマンがそう言葉を口にすると、
シックス・ローズは「ー私ほどではないが、なかなか美しいだろう?」と、
そう言葉を口にするー。
「ーフン、お前は元々美しくも何ともないがな」
セブン・ガンマンがそう言葉を口にすると、
下級怪人たちに笑顔を振りまきながらダンスを踊っている
真綾と涼花を見て、
「自分たちが操られていることにも気づかずに、愚かなやつらよー」と、
笑みを浮かべるー。
「ーところで、貴様のスリーシックスなんちゃらは、解けることは
ないのだろうなー?」
セブン・ガンマンがそう言葉を口にすると、
「ーーナイトメアスリーシックスだ」と、そう訂正した後に、
「私の術は解けない。この私の目が黒いうちは、決してな」と、
そう笑みを浮かべるー。
「そうかー。なら良いー。
まぁ、仮に正気を取り戻すことがあれば、
俺の”幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)”で始末するだけだがなー」
セブン・ガンマンはそう呟くと、
「おい、女ー。」と、真綾の方に近付いていくー。
「ーーあ、セブンさま♡」
真綾はうっとりとした表情を浮かべながら
レオタード姿のまま、セブン・ガンマンに近付いていくと、
セブン・ガンマンの隣に座って嬉しそうに微笑むー。
「クククー玩具としては、ちょうどいい使い道だなー」
セブン・ガンマンはそう言葉を口にすると、
静かに笑みを浮かべたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーどうしちゃったんだー
杉森さんと、藤堂さんー」
涼花に続き、真綾も”消息不明”になってから数日が経過したー。
既に、涼花の両親も真綾の両親も異常を察して
警察に捜索願を出しているものの、二人の行方は見当たらなかったー。
「ーーー確かに、心配だなー」
親友の将輝がそう言葉を口にするー。
周平は、ここ数日、放課後に二人の行方を探して駆け回っているー。
が、一向に二人の行方に関する手掛かりは見つかっていない状況だ。
「仕方ねぇ、いつまでもお前があたふたしてるのは見たくないし、
俺も手伝ってやるよー」
将輝はそう言葉を口にしながら、
少しだけ内心で笑みを浮かべるー。
”ーーへへー…そして俺が杉森さんをかっこよく救出して、
杉森さんの好感度をアップさせるんだー”
ニヤニヤする将輝ー。
”チアなんて簡単”ー、周平がそんな言葉を口にするきっかけを作った将輝も
”まだ”真綾のことを諦めていなかったー。
もしも、真綾がピンチに陥っているのなら、
自分が真綾を救い出して、真綾とーー
そんなことを考えつつ、
周平に協力を申し出たのだー。
「ーー将輝ー。へへー。ありがとなー」
周平は、そんな将輝のちょっとした企みに気付かず、
そう言葉を口にすると、その日から二人で、
真綾と涼花の行方を探り始めたー。
そしてーー
休日の夕方ー
「ーーーー」
”怪しげな廃墟地帯で、真綾らしき子を見かけた”という情報を
手に入れた将輝は、”俺一人で、杉森さんを救出して、杉森さんの
好感度爆上げだぜ!”などと、そんなことを思いつつ、
その場にやってきていたー。
がーー
そこで目にしたのは、
レオタード姿の真綾と、レオタード姿の涼花がー、
不気味な姿の”怪人”たちと嬉しそうにイチャイチャしている姿だったー。
バラのような風貌の怪人ー、
ガンマンのような風貌の怪人ー、
フルフェイスヘルメットを被った怪人ー、
海賊の船長のような風貌の怪人ー、
その4人が、”宴”をしているかのようだったー。
「ーへへへーじゃあ、チアとやらを見せて貰おうかー」
ナンバー付き上級怪人の一人、キャプテン・ナインがそう言葉を口にすると、
「ーはいーナイン様」と、真綾は嬉しそうにチアダンスを披露し始めるー。
「ーーおいおい、なんだありゃー?」
双眼鏡を手に、将輝は”怪人たちの宴会”を見つめるー。
そしてーー
怪人・”セブン・ガンマン”の持つ銃と、
ヘルメットの怪人が、サーベルのようなものを持っているのを見て、
将輝はゴクリ、と唾を飲み込んだー。
「ーーやっぱ、一人で抜け駆けはよくないよなー」
そう言葉を口にすると、”一人で杉森さんを助けるんだ!”と
息巻いていた将輝は途端に弱気になって、
スマホを手にすると、周平に連絡を入れるのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーーそんなーー杉森さんー」
将輝からの連絡を聞きつけ、やってきた周平は
心底悲しそうな表情を浮かべながら、
操られて悪の組織の戦闘員兼チアガールにされてしまっている
真綾と涼花のほうを双眼鏡で見つめるー。
嬉しそうにチアダンスを踊っては
悪の組織の怪人たちにべったりくっついて、イチャイチャしているのが見えるー。
ググッ、と双眼鏡を握りしめる周平。
「おい、壊すなよ?」
将輝がそう言葉を口にすると、「どうする?」と、そう確認するー
「あそこにいるヤバそうなやつらがコスプレ集団ならいいけどよー
そうは見えねぇしー」
将輝が、怪人たち4人を見つめながらそう呟くと、
周平は「でも、放ってはおけないー」と、そう呟くー。
「ーいやいやいや、待て待て。お前はヒーローでもなんでもねぇし、
自分でも”イケメンでもないモブキャラ”ってただろー?
飛び出して行けば、大変なことになるし
下手すりゃお前もレオタードチアガールの仲間入りだー」
将輝がそう言うと、
周平は「いや、俺はガールにはなれねぇよ」と、そう返すと、
「ーーまずは、警察にー」と、スマホを手にするー。
がー、その時だったー。
「ーーー!」
振り返ると、いつの間にか、ヘルメットを被った怪人ー、
”メット・スリー”が背後に立っていて、サーベルをこちらに向けていたー。
「ーーー!!」
「ーひぇっ」
将輝は思わず双眼鏡を落とすと、
「ついてこい」と、そう言葉を口にしたメット・スリーに
二人とも従わざるを得なかったー。
”ゴッドアイ・レーダー”
メット・スリーの能力である索敵能力により、
隠れているつもりだった二人は、とうに発見されてしまっていたのだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーー何だ?こいつらはー?」
怪人、”セブン・ガンマン”がそう言葉を口にすると、
つれて来られた周平と将輝が怯えた表情を浮かべるー。
がー、周平は
操られている真綾と涼花のほうを見ると、
「杉森さん!藤堂さん!こんなところで何を!?」と、そう叫んだー。
「ーーなにって?
忠誠を誓った組織に尽くすのは、当たり前でしょ?」
真綾はそう言葉を口にすると、縛られている周平を
冷たい目で見下すー。
「ーーーあんたたちも、あたしたちの仲間になる~?」
涼花がそう言葉を口にすると、
将輝は「い、いったい、どうしちまったんだー!?」と、
涼花と真綾を見つめながら、戸惑いの言葉を口にするー。
「ーーふ、二人に何をした!?」
周平がそう叫ぶと、真綾が突然、周平を蹴りつけて、
声を荒げたー。
「ーーこの方たちは、”上級怪人”様よー?
無礼者!」
真綾のその言葉に、周平は「ーーす、杉森さんー」と、
ショックを受けた様子で言葉を振り絞るー。
すると、奥に座っていた薔薇の怪人
”シックス・ローズ”が笑みを浮かべながら立ち上がって、
真綾の頭を撫でると、
「ーーこいつらも、”戦闘員”にするかー。
総帥の命令は、女を集めることだが、
まぁ、男でも役には立つだろうー」と、
そう呟きながら二人に近付くー。
そしてー、”6”の数字を浮かび上がらせると、
将輝と周平は震えながらその様子を見つめたー。
それでも、周平は「杉森さん!目を覚ましてくれ!」と、叫ぶー。
けれど、抵抗空しく、”6”の数字は二つ目が浮かび上がってー…
とーーー
その時だったー。
「ーー!?」
突然、鋭い棘のようなものが大量に飛んできて、
”幹部会”に集まっていた4人の怪人たちがひるむ様子を見せるー。
そこに、駆け付けたのは
悪の組織”サタン・クランチ”と戦う者たちー。
ヒーローの拓斗と、相棒的存在の愛唯ー、
そして、現在は和解した組織・バイオコブラに何度か
操られた経験を持つ無名と、バイオコブラから派遣されて
戦闘は得意ではない無名をサポートするヤモリ型の怪人”モリヤ”だったー。
「ーー…お前たちはー!」
海賊のような格好をした”キャプテン・ナイン”がそう言葉を口にすると、
拓斗は「別に名乗るほどのものじゃない」と、そのまま
キャプテン・ナインと戦闘を開始するー。
「ーーへへへー俺の力を見せてやるぞー」
ヤモリ型の怪人・モリヤがそう言葉を口にすると、
しっぽから棘のようなものを発射するー。
「ーへへー、アンタはあの二人を助けるんだろ?」
モリヤからそう言われた無名は頷くと、
光の霧のようなものを、怪人のセブン・ガンマンに向けて発すると、
そのまま将輝と周平に駆け寄るー。
「ーあ、ありがとうございますー」
「どういたしましてー」
無名がそう言うと、
周平は操られている真綾のほうを見つめるー。
そして、真綾の方に向かうと、
「ー上級怪人様に逆らうなんて、許さないー!」と
レオタード姿のまま襲い掛かって来た真綾の腕を掴んだー。
「ーー杉森さんのチアはー、こんな奴らのためのものじゃないー」
と、そう言葉を口にするー。
真綾は「うるさい!アンタに何がー!」と、
そう言葉を吐き捨てると、
「ー本当の杉森さんのチアはもっともっと輝いてるー」と、
そのまま、腕を掴んで安全な場所に連れて行こうとするー。
一方の将輝は「ーチッ」と、”杉森さん”を助ける役割を
奪われてしまったことを嘆きつつも、
襲い掛かって来た涼花の攻撃をかわすと、
「仕方ねぇー。藤堂さんも放ってはおけないもんなー」と、
操られたままの涼花を”戦い”から引き離すために避難させるー
「ーーへへへへへーーー」
モリヤが、棘のマシンガンをセブン・ガンマンに向かって放つー。
セブン・ガンマンも負けじと銃を乱射するー。
そんな中、薔薇の怪人・”シックス・ローズ”は、
”人食い薔薇”を召喚して、拓斗の相棒・愛唯に差し向けるー。
がー、愛唯はそれを突破してー、
「ー頑張ってる子を、操るなんて許さないー」と、
刃が仕込まれたリボンのような武器で、薔薇をなぎ倒していくー。
「ーーぐぐーー」
シックス・ローズがさらに人食い植物を召喚しようとするも、
それは叶わず、愛唯の攻撃が直撃して、
シックス・ローズが爆発を起こすー。
「ーーわわっ…」
無名の前には、”メット・スリー”が立ちはだかりー、
サーベルのようなものを手にするー。
「”闇と影のハーモニー”と呼ばれた私の剣術を見せてやろうー」
「ーーーー」
ヒーローとなった際に”光の力”を手に入れたものの、
戦闘自体は元々の身体能力が高くないために得意ではない無名ー。
そんな中、モリヤと撃ちあいをしていた
”セブン・ガンマン”は舌打ちをすると
”仕方ねぇー幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)を使うかー”と、
心の中でそう呟くーー
が、それと同時に響き渡る爆音ー、
キャプテン・ナインが拓斗のキックを受けて
壁に叩きつけられて爆発ー、
この場にいる残る”サタン・クランチ”の幹部は二人となったー。
「ーーチッー」
無名と対峙していたメット・スリーが舌打ちをすると、
「撤収だー」と、そう言葉を口にするー。
モリヤに”幸運頭銃(ハッピー・ヘッドショット)”を使おうとしていた
セブン・ガンマンは表情を歪めると「ケッー命拾いしたな」と、
モリヤのほうを見つめると、そのまま渦に消えていくー。
サタン・クランチの幹部会に参加していた
4人のうちの2人を仕留めたヒーローたちは、
「操られていた子たちは?」と、そう言葉を口にしたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーー!」
正気に戻った真綾が目を覚ますー。
「ーーーぇ」
同じく涼花も正気を取り戻すー。
「ー二人ともー、無事でよかったー」
周平がそう言葉を口にすると、
「あ、あれー…わ、わたしー?」と、
不思議そうにしている真綾は、
自分のレオタード姿に気付いて、
「きゃあああああああああああ!?」と、悲鳴を上げたー。
涼花もまた、驚きの反応を示して、
二人で慌てて隠れると、「な、何でこんな格好をー!?」と、
そんな言葉を口にするのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー
真綾と涼花は無事に学校に復帰して、
今日もチアの練習をしているー。
真綾は、周平に”また、助けられちゃったね”と、
感謝の言葉を口にしていたー。
そしてーーー
”ーーー勝谷くんが、助けてくれたんだよね?
ありがとうー”
涼花は、目を覚ました時に近くにいた将輝がいたことで、
将輝が助けてくれたと思ったのか、そんな言葉を口にして、
それ以降、”練習、あんたも見に来てよー”などと誘われたりしていて、
今日も、周平と一緒にチア部の練習を見に来ていたー。
「ーーお、俺、別に何もしてないんだけどなー」
将輝がそう呟くと、
周平は「いやいや、あの場に行っただけでも勇気あるし、
それにー、藤堂さんを安全な場所まで避難させてただろ?」
と、そう言いながら笑うー。
将輝は「ーま、まぁ、そりゃそうかー」と、そう言葉を口にすると、
周平と共に、正気に戻った二人のチア部の練習を見つめながら
穏やかな笑みを浮かべるのだったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
リクエストありがとうございました~!!
「簡単だろうと甘く見ていた」と
「無名さんシリーズ」の要素を絡めながら
こんな感じに仕上がりました!~★
やっぱり、私自身をキャラクターにするのは
何回書いてもドキドキですネ~笑
(そして、つい弱くしちゃうのデス笑)
リクエスト&お読み下さり、ありがとうございました~!!
少しでも楽しんで貰えていれば、嬉しいデス!!

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