※本作品は、Skebでご依頼を受けて執筆・納品済みの作品デス!
内容はSkebに納品したものと同じデス!
※SKebでリクエスト内容も含めて
誰でも見られるようになっているので
こちらでも、誰でも見れる部分は同じように掲載しています~!
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★リクエスト内容★
※ご依頼者様から頂いた内容デス!
※非表示にしてほしい場合は、ご連絡頂ければ対応します~!
※リクエスト本文内に「ネタバレ」がある場合もあるので
先に見たくない場合はそのまま少し↓に進んでください~!
修学旅行のお話をとても楽しく拝見し、
母と息子のハチャメチャなカオスストーリーをリクエストさせていただきました。
母さんの化粧水を黙って使ったら、顔が母そっくりに変身してしまった息子。
隠せるはずもなく白状すると、明日一日自分の代わりをするようにと言われる。
翌日は高校の参観日兼保護者会、その後にはママ会というスケジュールだ。
性別も年齢も、身体つきすら異なるが、顔だけは母さんそのもの。
とはいえ授業はどうするんだと聞くと、大丈夫とだけ言う。
翌朝、男子学生服の胸元がふっくら盛り上がった俺風の人物が台所にいることに驚くが、
動きや口調からそれが母さんだと気付くのは容易かった。
俺の逆をやったら同じく顔だけ変身したらしく、男子の肌だからあれだけど、
若返った気分よとルンルン♪
キモいと思っているのもつかの間、母さんに身支度され、
ガタイのいい母さんっぽく仕上げられた俺は、母さんを見送り、
後から学校へ向かうことに。
学校に向かう途中にも知人に遭遇したり、
母さんとして外出していることを忘れて行動してしまうなどの
ハプニングがありながら学校に到着するも、
当然そこにいる母さんも同じように男子であることを忘れた行動を多々取っていた。
母さんと同世代の中年女性に混じり、
化粧品売り場のような独特のニオイが充満した環境で
女装していることに変な興奮を覚え、新たな扉が開いたが、どうにか『おばさん』を演じきる。
俺がママ会で『おばさん』らしくしていた頃、母さんは学校でやらかし、
憧れの女性教員に身体が女であることがバレてしまい…
帰宅後、それを聞かされた俺は元に戻れてもどうすればいいのか困惑。
これからどうするか決めてと言われる息子だが、
かといっておばさん生活を続けるのも乗り気はしないし、
自分だってバレたら大変なことになると悩むが、
どちらを選んでも今まで通りとはいかない。だが、
決めなければならないタイムリミットは次第に迫ってきて…
おばさんとしておばさんに混じる男子、男子として高校生に混じるおばさん、
本来異なる属性に同じ属性とされるそれぞれの滑稽さや苦悩を強く描写いただけると嬉しいです。
普通のTSFではありませんが、ご検討よろしくお願いします。長文失礼いたしました…
★★★★
↓ここからスタートデス!
・・・
”俺の顔 わたしの顔”
★リクエストありがとうございます~~!★
息子が母親の顔に、
母親が息子の顔になってしまって
たいへん…!
そんな物語のリクエストデス~!!
普段、あまり書かないタイプのお話ですが、
色々楽しく悩みながら
書くことができました~!!
少しでもご期待に添えられていたら、嬉しいデス~!
楽しんでくださいネ~!!
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井沢 和真(いざわ かずま)は、
こっそりと母親の部屋に忍び込んでいたー。
その理由はー
”母親の化粧水”を使うためだったー。
先日ー、
クラスの男子で恋愛トークをしていた最中に
”みんな化粧水を使っている”みたいな話題になって、
一度もそういったものを使ったことがない和真は、
まさか今から、”使わせてほしい”と、母親に直接言うのも恥ずかしいし、
かと言って、自分で買うのもなんだか気恥ずかしいやらで、
結局、母親の化粧水を勝手に使おうと、母親の部屋に忍び込んでいたー。
「ーーす、少しぐらいなら、バレないよなー?」
丁度、母親である井沢 祐子(いざわ ゆうこ)が外出中ー
今なら化粧水を使ってもバレることはないー…はずだー。
そう思いつつ、”これでいいのか?”と、適当に化粧水を
使ってみたところーー
突然、顔にモワモワとする違和感を感じた和真ー。
「ーーえっ…な、なんだこの感じー」
そんな風に思いつつ、鏡を見るとー
「ーうわぁー…すげぇ、化粧水を使うとまるで別人のような顔にー」
と、そんな言葉を口にするー。
がー、その直後ー
「って、なんだこれ!?母さんの顔じゃねぇか!?」
和真は思わずそう叫んだー。
母親の部屋の化粧水を勝手に使ったら、
何故か、母親である”祐子”の顔になってしまったのだー
「こ、声までー!?
な、なんだこれ、どうなってるんだー!?」
そう思いながら、
慌てて”自分の身体”を確かめる”祐子の顔になった和真”ー。
「ないーーー!!!!」
「あるーーーーっ!!!!」
そんなセリフを叫ぶ祐子の顔になった和真はー、
顔は母・祐子になったにも関わらず、
胸とアソコは”そのまま”であることを確認するー。
つまり、胸はないままだし、
男であることを証明するそれは、そこに存在するままだったー。
「って、よく見たら手も俺のままじゃんー
なんだこれー…どうなってるんだー!?」
祐子の声で、心底戸惑った様子を見せる和真ー。
”ど、どうすりゃいいんだー?”
そう思いつつ、もう一度勝手に使った化粧水を使ってみたものの、
顔が元に戻ることはなかったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーと、いうわけで、母さんの顔にー」
どうにか隠そうと思ったものの、
どうしても隠すことはできないと判断した和真は、
勝手に母・祐子の化粧水を使ったこと、
そして、その結果祐子の顔になってしまったことを告げたー。
「ーーあ~~その化粧水を使っちゃったのねー」
母・祐子は、そう言葉を口にすると、
てっきり”怒られる”と思っていた和真を怒ることはせずに、
「ーなら、仕方ないわねー」と、静かに呟くー。
そしてー、
「ー明日1日、わたしとして学校に行って貰えるかしら?」
とー、母・祐子はそんな言葉を口にしたー。
「ーーーえ???学校?何でー?」
祐子の顔をした和真が、心底困惑した様子で言うと、
「明日は授業参観と保護者会と、その後、保護者の集まりがあるのよー」と、
母・祐子はそう言葉を口にしたー。
「そ、そういえばそうだったー」
祐子の顔をした和真も、そのことを思い出しはしたものの、
「い、いや、でも、む、無理だろ!?顔と声は母さんだけど、
身体は俺のままだしー、
何なら顔以外全部男だし!
それに、俺が母さんの代わりをやったら、授業はどうするんだよー!?」と、
祐子の声でそんな言葉を口にするー。
「ーそれは、大丈夫よー」
母・祐子は何故か、自信に満ち溢れた表情を浮かべながら
”大丈夫”だと、そう言い放つー。
「だ、大丈夫ってー、な、何がー!?」
母・祐子の顔のまま戸惑いの言葉を口にする和真ー。
しかし、元に戻る方法も分からないために
母・祐子の”大丈夫”という言葉を信じるしかないのも事実だったー。
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翌日ー
朝、目を覚ました和真は、慌てて
自分の顔を確認するー。
がー自分の顔は昨日と変わらず、
母・祐子の”顔”のままだったー。
「ーーか、か、か、母さんの顔じゃんー…!」
てっきり寝れば治ると思っていたのに治らなかったー。
そう狼狽えていると、
「ーー大丈夫って言ったでしょ」と、
そんな声が聞こえて来たー
「ーーは…?お、俺の声ー?」
母・祐子の顔をした和真がそう言葉を口にするとー、
台所にー、”和真の顔”をした母親ー…祐子がいたー。
「ーえっ…!?!?!?」
一瞬、”俺がもう一人!?”と、和真は戸惑ったものの、
顔以外の部分ー、身体つきや、胸ー、
いつも楽しそうに料理している感じの動きー、
それに口調も、母・祐子そのものだったー。
「ーーーふふー、和真と同じことをしたら
和真の顔になったのよー?
男の肌だけどー
でも、若返るってやっぱ気分いいわねぇ
ふふ♡」
和真の顔ー、そして和真の声で母・祐子が
そんな言葉を口にするー。
顔を嬉しそうに、”母の手”で撫でまわしているのを見て、
祐子の顔をした和真は”き、キモッ!”と、心の中で
女言葉を喋り、クネクネしている自分を気持ち悪く思ったものの、
「ーさぁ、ほら、時間がないわよー」と、
半分強引に、ガタイのいい母・祐子風の”格好”に仕立て上げられてしまうー。
「この服装なら、身体は男だってバレないわよー。たぶん」
和真の顔をした祐子が得意気な表情を浮かべながら呟くー。
「えー…って、まさか
ーー昨日言ってた”大丈夫”ってー、母さんが俺として学校にー?」
不安そうにそう言い放つと、
和真の顔をした祐子は「そうよ!決まってるじゃない!」と、ドヤ顔で
そう答えたー。
そのポーズも”俺の顔でされるとキモイ”と思いつつも
「ーえ、え、え、む、胸のふくらみがあるのおかしいだろ!!」と、
そう叫ぶと、
「ーこれは、上手く隠すから大丈夫よー」と、
そう言いながら、ササッと学校に向かう準備をして、
「じゃ、授業参観に送れないように、よろしくね♪」と、
なんだかとても楽しそうに、そのまま外へと向かってしまったー
「お、おいおいおいおいおいー…」
祐子の顔をした和真は混乱しながらも、
「ーって、お、俺も出かける準備をしないとー」と、
渋々と”母・祐子として”学校に向かう準備を始めるのだったー。
そして、ようやく準備を終わらせて
外に出た祐子の顔をした和真は
”だ、大丈夫だよなー?”と、
身体は自分自身のもののままであることー、
つまり”男のまま”であることを気にしながら、
ソワソワした様子で歩き出すー。
”本当に大丈夫かよ?これー”
そんな風に思いながら、いつも時々登校中や下校中に
走る癖がある和真は、つい”いつもの調子で”走ってしまうー。
がー、しばらくして周囲が変な目で見ていることに気付き、
母・祐子の顔をした和真は「~~~!?」と、戸惑いの表情を
浮かべて、走るをやめるー。
”なんだー…?なんか、周囲の見る目がおかしいようなー”
そう思いつつ、ゆっくりと歩く祐子の顔をした和真ー。
”身体”は、和真のものであるため、
走り心地は正直なところ、ほとんど変わらないー。
強いて言えば、少し髪が当たって変な感じがするぐらいだー。
しかしー
”周囲”から見れば違うー。
身体は男でも、それを隠すような服装をしているため、
今の和真は周囲からすれば”おばさん”にしか見えないー。
”男子高校生がダッシュしている”のと、
”おばさんがダッシュしている”のでは、
決定的に見え方が違うのだー。
「あら、井沢さんー」
ふと、そんな声がしたー。
が、呼ばれた相手が見知らぬおばさんだったために、
自分が呼ばれているとは思わず、
そのまま通り過ぎようとしてしまう和真ー。
「ーーちょ、ちょっと!?無視はないんじゃないー!?」
おばさんが不満そうに言葉を口にするー。
その言葉に「え?ーーおーーー、あーーーしまったー」と、
今は自分が”母さん”なのだと、改めてそう思い出すと、
「ーあ、あらーごめんなさいーお、俺ー、まだ慣れなくてー」と、
相手のおばさんー、母・祐子の知人からすると
意味の分からない言葉を口走りながら振り返ったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学校に到着して、授業参観のため、
教室に向かっていると、
”女子トイレに入ろうとする”、和真の顔をした祐子の姿が見えたー。
「ーーって、おぃぃぃぃぃ!?!?」
慌ててガッ!と肩を掴んで女子トイレから和真の顔をした祐子を
引き剥がすと、
和真の顔をした祐子は「あらー…」と、そう言葉を口にするー。
「ー母さん!ここ女子トイレ!入ったらヤバい!」
と、小声で慌てて指摘する祐子の顔をした和真ー。
「ーーあらー…でも、わたし、身体はおばさんだからー
こっちかなって思ってー
2時間目終わった後も女子トイレで普通に済ませちゃったわー」
和真の顔をした祐子がとんでもないことを言い始めるー。
「ーえっ!?えっ!?俺の顔で、女子トイレ入って済ませちゃったの!?」
祐子の顔をした和真がそう言うと、
和真の顔をした祐子は「ーー大丈夫よー誰もいなかったし」と、
そう呟くー。
「ーだ、大丈夫じゃないってー!
母さんは今は男子!だから、男子トイレで!」
祐子の顔をした和真はそう言葉を口にすると、
和真の顔をした祐子は「ーでも、下半身はおばさんなのに立ってするの?」と、
少し戸惑った様子を見せるー。
「ちがっ!男子トイレにも個室はあるから!
座ってすればいいだろ!?」
祐子の顔をした和真は、顔を赤らめながらそう叫ぶと、
和真の顔をした祐子は「あらあらーそれもそうねぇ」と、
笑うのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
授業参観が始まりー、
祐子の顔をした和真は、”母”として、
その様子を見守っていたー。
周囲の”おばさん”たちが、噂話を色々しているのが聞こえてー、
”おばさんたちってこういう話好きだなぁー”と思ったり、
”っていうか何で俺がここにいるんだろー”と思ったり、
そんなことを思いつつ、授業の様子を見つめるー。
「ーじゃあ、井沢くんー」
授業参観の授業は”英語”の授業ー。
英語の先生が、和真の顔をした祐子を名指しすると、
「はいっ!」と、なぜか”二人同時に”返事をしたー。
「ーーーえ」
どよめく周囲の保護者たちー。
「ーあらあら、井沢さんどうしたのー?」
「ー高校生の時の血が騒いだのかしら?」
周囲の保護者に笑われてしまい、
顔を真っ赤にする祐子の顔をした和真ー。
”いつもの癖”で、ついつい反応してしまったー。
「ーーあ、え、えっとー
おほほーーー つい、昔の血が騒いでー」
適当な言い訳をして、
深呼吸をすると、
今度はーー、和真の顔をした祐子が、
ペラペラの英語を話し始めたー。
”か、かあさ~~~~~~~ん!!!俺、そんな英語読めないから!!!!!”
あまりにも教科書の英文を、
良すぎる発音でペラペラと読んで見せる和真の顔をした祐子ー。
周囲から拍手をされながら、
少しドヤ顔をしていると、
祐子の顔をした和真は、その様子を後ろで見つめながら、
”ーおいおいおいー、これから俺の英語の授業のハードル上がるじゃんかー”と、
心の中で呟かずにはいられなかったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やがてー、
6時間目の授業が始まりー、
母親たちは、母親たちが集まる懇親会のために
別の教室に移動しー、
生徒たちは6時間目の授業を受け始めるー
”母親”たちが集まる場にやってきた
祐子の顔をした和真は、
別室に到着すると同時に思わず「くさっ」と、
小声でそう言葉を口にしてしまうー。
強烈な”化粧品”のニオイがしたのだー。
まるで化粧品売り場にいるような、そんなニオイー。
しかし、祐子の顔をした和真からすれば、
そのニオイは強烈すぎて、思わず顔をしかめてしまうー。
「ーーーー」
”それにしても、俺、男なのにこんなところにいるなんてー”と、
おばさんだらけの教室の中にいることに、妙なドキドキを覚えてしまうー。
身体は男なのに、顔以外は男子高校生なのにー
そもそも”アレ”もついているのにー、
おばさんだらけの部屋におばさんとしているー。
そんな状況にゾクッとしてしまう祐子の顔をした和真ー
今まで感じたことのないような感情を覚えー、
”俺は男子高校生だけど、おばさんとしてここにいる”という状況に
ゾワゾワしてしまうー。
「ーー!」
ふと、祐子の顔をした和真は、男の象徴である”棒”が
スカートの下で大きくなっているのを感じて、
落ち着かない様子でスカートに手を触れるー。
それは、まるで時限爆弾のようにー、
弾けてしまいそうな状況だー。
”おいおいおいーさすがにそれはやべぇってー”
祐子の顔をした和真は、心底戸惑った様子で、
慌てて近くのイスを見つけると着席しー、
そのまま、何度も何度も深呼吸をしたー。
やがて”おばさん”たちの雑談の時間が始まるー。
「うちの子ってばね~、家ではアタシのこと”ママ~!”なんて
呼んでてね~!」
クラスの強面の男子の母親が笑うー
”マジかよー”
アイツ、母親のことをママって呼んでるのか、と思いつつ、
他の母親に話を振られた祐子の顔をした和真は
慌てて「あ、え、わ、わたしの息子はーいつも、その、頑張ってますー」と、
”自分で自分をほめて”しまうー。
そんなことに、何だか背徳感を感じながら、
だんだんと”おばさん”として振る舞う自分に妙な高揚感を覚えてしまうー。
そうこうしているうちに、おばさんとして、
あんなことや、こんなことー、
夫との生々しい話までされてしまうー
「ーーあ、あのー、わ、わたしはー、そのー」
”俺にそんなこと話していいのか?”と思いつつ、
話をやめさせようとするも、どうにもならずに、
”これでいいのか?”と苦悩しつつも、
周囲のおばさんたちから、同族としてー、
”同じおばさん”として扱われていることにドキドキしてしまうー。
「ーーあはははは!片倉さんってば、それはダメでしょ~?」
「あらー、そんなことないわよ!おほほほほほ」
”何が面白いのか”分からない話で笑い出すおばさんたちー。
”ダメだー…笑いのツボについていくことができないー”
祐子の顔をしている和真はそんなことを思いつつも、
無理に「おほほほほほほ」「ふふふふふ」と、
おばさんのような笑い方をして、誤魔化していくー
そんなことを繰り返しているうちに、
だんだんと本当に面白くなってきてしまって、
おばさんの笑いのツボが自分にも感染し始めているような、
そんな感覚を覚え、また戸惑っていくー。
そうこうしているうちに、母親の一人が
「ちょっと、トイレに行きたくなっちゃったわー」と、
そう言葉を口にして、トイレ休憩が始まるー。
しかもーーー
”おいおいおいおいおいーーー”
流れで、他のおばさんと一緒にトイレに行くことになってしまいー、
祐子の顔をした和真は流石に戸惑いを隠せないー。
”いやーえ…?や、やばいだろー?下半身は男だしー
入ったらダメじゃねー?”
そう思いつつも、
”あらぁ~わたしはいつも男子トイレ使ってるのよ~”とは言えないー。
「ーーーバ、バレたら死ーーー」
そんなことすら思いつつも、
「いや、待て女子トイレは立ってするわけじゃないんだし、大丈夫だよな?」
と、小声で呟くと、
他の母親から、「井沢さん?どうかなさったの?」と、
声を掛けられてしまうー。
いいのかー?ダメなのかー?
いや、そもそも何で俺はおばさんとトイレに行こうとしてドキドキしてるんだー?
と、あらゆる自問自答をしながら、流されるままに女子トイレに入ったー。
トイレの個室に駆け込み、トイレを済ませ始めるー。
「ーーーー…」
”顔”以外は自分のもののため、こうしていると、
普段、和真自身が普通にトイレを済ませるときと何ら変わらないー。
が、隣の個室から、用を足す音が聞こえてきてー、
”おばさんが隣でトイレを済ませている”と考えたら
妙にドキドキしてしまった和真ー
”ぐぐー俺は、何おばさんにドキドキしてるんだー”
そう思いつつも、アソコが大きくなってしまった和真は
”こ、このままじゃ出れねぇ”と、そう思いつつ、
外から声をかけて来る他の母親に対して
「ーごめんなさい~わたし、お腹が少し痛くなっちゃってぇ~」と、
そう言葉を口にしたー。
ようやく、落ち着いたタイミングで
トイレから外に出ると、6時間目の授業もちょうど終わったタイミングとなり、
”おばさんたちのママ会”のような集まりもお開きになろうとしていたー。
がーーー
「ーーふぅーやっぱり、学校の空気っていいわねぇー
特に、若い子たちがいるこの教室の空気はー」
6時間目がおわり、
”和真の顔”をした祐子は、
スー、ハー、と何度も呼吸を繰り返していたー。
若い子たちがたくさんいる教室のニオイを嗅いで、
青春を思い出していたのだー。
しかしー、そんなことをしていたその時だったー
「へっへへへー和真~~!何ニヤニヤしてたんだよー
興奮してんのかー!?」
と、そう言葉を口にしながら、
クラスメイトの男子、恩田 徳介(おんだ のりすけ)が
和真の顔をした祐子の”股間”をふざけて触ったー。
「ーーーひっ!?」
和真の声で、変な声を出してしまう祐子ー。
一方、友人の徳介は「は…?????」と、驚いた表情を浮かべながら
自分の手を見つめるー。
なぜならー、
今、和真の身体を触った徳介は、
”あそこに何もついていない”ような気がしたからだー
「ーえっ………?」
徳介は心底驚いた表情を浮かべながら、
今度は和真の顔をした祐子の背後に回ると、
そのまま”胸”のあたりに触れたー。
服で必死に隠していた胸を触られて、
和真の顔をした祐子は、またもや変な声を出してしまうー
「ーえ、…う、嘘だろー?」
徳介はそう叫ぶと、
「こ、こ、こいつ、男じゃないぞ!女だ!」と、
教室中に向かって叫んだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーー?」
懇親会が終わって、先に帰ろうとしていた祐子の顔をした和真は、
自分の教室の方がざわざわしていることに気付くー。
そして、戸惑いの表情を浮かべたまま、
その教室のほうを覗くとーーー
”胸”の膨らみを隠すのを諦めた”和真の顔をした祐子”が、
立っていたー
「ーーう、嘘だろー?お、お前、女だったのかー!?」
そう叫ぶ男子生徒ー。
担任の女性教師の、杉原 莉々(すぎはら りり)先生も、
後から教室にやってきて、
「ーーい、井沢くんー…えっ…う、嘘ー!?」と、
心底戸惑った表情で
”胸”のある和真を見つめているー。
”ーーー…あ、あらあらあらー”
まるで、”自分自身が男子高校生として教室に侵入していたかのような”
背徳感を感じながら、
和真の顔をしている祐子は、
咄嗟に「じ、じ、実は、お、俺、女なんだー。今まで隠していてごめんー」と、
とんでもない言葉を口にしてしまったー
「は、はああああああああああああ!?!?」
思わず、母・祐子の身体のまま、ズカズカと教室に入って行ってしまうと、
周囲の生徒から、”ヤバい母親が入って来た”みたいな顔で見られてしまいー、
そしてー、”和真”が女だったことにどよめく教室の会話を聞きー、
咄嗟に、自分自身も変な言葉を口にしてしまったー
「ーわ、わ、わたしの息子ーいえ、娘がお世話になっておりますー」
とー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
”もう、元の生活には戻れない”
そう、思ったー。
男子生徒の悪戯でうっかり、身体が女であることに気付かれてしまったと
改めて説明された祐子の顔をした和真は戸惑うー。
”このまま”だと、
いつ、自分の身体が男であることがバレるか分からないし、
おばさんとして生活を続けることも気乗りはしないー。
一方で、おばさんに紛れたあの空間はなんだかドキドキもしたー。
”元に戻った”としても、
和真は既に”女だった”ということになってしまっていて、
また”いやぁ、実は男なんだよ”というわけにも行かないー。
色々面倒臭そうだし、下手をすれば学校でヤバいやつ扱いだー。
「ーーーねぇ、和真ー。
”元に戻るための化粧水”の在庫が残り2つなのー
早く、どうするか決めないとー」
そう言葉を口にする和真の顔をした祐子ー。
母・祐子が持っていた”化粧水”は友人から紹介されたという、
ネットの”化粧品販売店”で購入した特殊な化粧水だったー。
そして、これで”顔が変わった”人間が”元に戻るため”の
特殊な化粧水もそのネットショップに売られているらしいものの、
ちょうど昨日、”生産終了”となったらしくー
在庫が残り2つしかないのだというー。
「ーーーそ、そんなー」
どちらを選んでも今まで通りとはいかないー。
母親の顔で、身体は男でおばさんとして生きるかー、
元に戻って女扱いされた男子高校生として生きるかー
道は2つにひとつー。
「ーーーーーー」
和真は意を決して「母さんー」と、そう言葉を口にすると
”選択”を口にしたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー。
母・祐子は、商店街で買い物をしていたー。
偶然すれ違った知り合いのおばさんと雑談をする祐子ー。
がーーー
祐子は”おばさん”として振る舞う自分にー
興奮して、スカートを少し抑えていたーーー
そうー、”祐子の顔をした和真”はー、
おばさんとしての生活を続けー、
”和真の顔をした祐子”もまた、
男子高校生としての生活を続けていたー。
あの日ーーー
「ー母さんー、俺は、元に戻るよー」
と、そう言ったもののーーー
”注文”ボタンを押したときには、残り2つだった在庫が0になりー、
元に戻る化粧水を買うことはできなかったのだー。
もうーーー
元には戻れないー。
母は、息子の顔で息子としてー、
息子は、母の顔で母として、
生きることになってしまったのだー。
「ーーーーーー」
まさか”おばさん”として生きることになるなんてー
と、そう思いながら
野菜を購入する祐子の顔をした和真ー。
がーーー
”でも顔以外は俺のものなんだし、寿命が縮んだりはしないーーよな?”
と、そんなことを考えるー。
もし、身体まで母親になっていれば、自分はいきなり40代になって
人生を20年ぐらい損をするー。
けどー、顔以外は”和真”のものー。
だから、きっと年齢は10代後半のままの扱いのはずでー
人生の時間を損はしてないはずだー、と、そう前向きに考えるー。
「~~~~~~~~」
今日も、背徳感を感じながら、
”おばさん”として商店街の人々と話すー。
”当分、この変な感じは消えないだろうなぁー”
そう思いつつ、おばさんとなった和真の新たな人生は
動き出したのだったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
普段あまり書かないようなタイプのお話の
リクエストで、
私も、創作の気分転換と新たな挑戦を楽しめました~!!!★
リクエストは、こうして
普段書かないようなタイプのお話を書くことができるのも
楽しいところの一つですネ~!!
リクエスト&お読み下さり、ありがとうございました~~~!

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