<憑依>AV★ポゼッション②~撮影中の異変~

憑依モノAVの撮影中に
AV女優が本当に憑依されてしまったー…!

周囲は次第に彼女の言動に違和感を覚えていきー…?

・・・・・・・・・・・・・・・

坂口監督と変態男”春日部”役の石野が
見守る中、
撮影は続いていたー

”同居する彼女が憑依されて、
 その彼女に脅迫されながらの生活を
 強いられることになってしまう彼氏ー”

”脅迫彼女”というタイトルの憑依モノAVを
撮影している現場だー。

だがー
あろうことか、その撮影中に
”憑依される彼女・麻奈美”役の”萌咲”が、
何者かによって、本当に憑依されてしまっていたー

”さて…脚本通りにやるのはもうおしまいだぜー
 俺が本物の憑依ってやつを見せてやるー”

「ー(どうせ、エロイ女なんだからなー)」
AV女優・萌咲の身体を乗っ取った男は
そんな風に思いながら、
「ーおい…お前、一番エロイ服持ってこいよ」
と、萌咲が彼氏・”拓郎”役の毅に向かって
命令口調で言い放ったー

「ーー(え…)」
毅は困惑するー。
脚本とはセリフが全く違うー。

一瞬、横目でチラッと坂口監督のほうを
確認するも、坂口監督は腕組みをしたまま、
特に撮影にストップをかけてくるような
様子は見られないー。

つまりは”そのまま続けろ”ということなのだろうー。

「ーーーい、い、一番…ど、どういうことだよ…?”麻奈美”」
毅はあくまでも”拓郎”としての演技を続けるー。

「ーせっかく女の身体乗っ取ったんだから、
 エロイの着たいだろ?わからねぇか?
 その女が普段しないような格好をして
 欲望の道具にするんだよ!
 支配してるって感じがして、すっげぇゾクゾクするだろ?
 ほら、持ってこいよ」

”麻奈美”として言っているのかー
演じている萌咲が暴走しているのかー

イマイチ、毅には判断がつかずに混乱するー。

だが、それでも毅は”拓郎”としての演技をまだ続けるー

「ま、”麻奈美”どういうことだー…?
 え、、エロイ服ってー…うちにはそんなもんー」

”演技”を続ける毅ー。

だが、萌咲は言い放ったー

「AVの撮影現場ならあるだろ?
 ほら、出せよ!
 チャイナドレスでもボンテージでもラバースーツでも
 なんでもいいから、エロイのをよこせってんだよ」

萌咲が乱暴な口調で言うー。

”AVの撮影現場ー”
そんなワードが出て来るなんておかしいー

「あ、あの!萌咲ちゃん!一体?」
毅がたまらず、”拓郎”としての演技を一旦中断して
萌咲のほうを見つめながら困惑の声を上げるー。

「ーーーカット!」
坂口監督も、萌咲の”アドリブ”を超えてしまっていると判断したのか
ようやくカメラを止めて、
萌咲や毅の方に近付いてくるー。

萌咲は腕組みをしながら、近くの椅子に座って、
まるで男のように足を広げたまま
「ーんだよ あんたが監督?エロイ服、さっさと持ってこいよ」と、
萌咲が言い放つー。

「ーも、萌咲ちゃんー?」
毅は混乱しているー。

「いやぁ、すごいや…
 まさかここまで憑依に入り込むなんてー
 どうりで引っ張りだこなわけだー」

坂口監督は同業の人間から
”萌咲ちゃんはよくアドリブを入れるし、
 まるで本当に憑依されているみたいに見える”と
聞かされていたが、
まさかここまでとはー、と驚いていたー。

実際には、普段は”ここまで”ではないしー
萌咲は今”本当に憑依”されてしまっているー

「監督ー…萌咲ちゃんはいつもこんなことはー」
と、共演経験のある毅が言うと、
萌咲は「は~~この女の身体が疼いて仕方がねぇ」と、
アソコのあたりを触りながら、
欲求不満の表情を浮かべるー。

「ーーー監督さんよぉー
 せっかくだからお前も楽しもうぜ
 こうして俺がこの女を支配したんだー。
 お前らだって本当は、色々ヤリてぇし、見てえだろ?」

萌咲の言葉に、
坂口監督は気圧されながら
「あ、あぁ…!そ、そうだな!」と笑みを浮かべるー

立場的にも、年齢的にも
圧倒的に萌咲の方が下なのだが、
萌咲に圧倒されてしまった監督はー
「脚本を変えるぞ!」とスタッフに指示をし始めるー。

「そ、それはどういうー?」
毅が混乱していると、
「ーいやぁ、萌咲ちゃんのその憑依にかける情熱。気に入った!」
と、坂口監督は嬉しそうに声を上げる。

「ーーAV撮影中に萌咲ちゃんが本当に憑依されちゃうって
 内容のAVに変えよう!」

坂口監督の宣言にスタッフたちも困惑しているー。

元々撮影するつもりだった”脅迫彼女”はやめて、
AV撮影中に萌咲が本当に憑依されてしまった!
という内容のAVを撮影しようとし始めたのだー

「へへ あんた面白い監督だな。じゃあ俺はこのまま
 この女の身体で好き放題やってていんだな?」
萌咲が確認すると、坂口監督は「あぁ、そうだ」と、頷くー。

毅は「か、監督!」と、坂口監督に異を唱えようとしたものの、
そのまま押し切られてしまうー。

「ーほらほら、早くエロイ服持ってこいよ!何でも着てやるぜ!」
萌咲が言うと、坂口監督はスタッフに色々な衣装の準備を
指示したー。

撮影現場ということもあり、
ある程度の服装は揃っているー。

「ーーーへぇぇ~バニーガールか」
萌咲はそう言うと、容赦なくカメラの前で服を脱ぎ捨てて
下着も容赦なく外していくー

「へへへ 監督!お前も興奮してるのか?」
萌咲はニヤニヤしながら裸のまま坂口監督に近付くと
「ーわたしとヤっちゃう?」と、挑発的に囁いたー。

「ーも…も…萌咲ちゃんー!」
ゴクリと唾を飲み込む坂口監督ー。

数多くのAVを作ってきただけあって
多少のことでは興奮しないし、正直慣れているが、
こんな経験は初めてだったー

「も、も、萌咲ちゃんが出演する作品ばっかり
 作ってるやつの気持ちが分かるよー」と、
ニヤニヤしながらやっとの思いで言葉を吐き出すと、
萌咲はニヤッと笑って「どうも」と呟くー

そして、バニーガールの服を身に着けた萌咲は
鏡の前で「やっべぇなぁ…エロすぎるだろ」と、
一人で嬉しそうに笑みを浮かべながら
太ももを触ったり、セクシーなポーズをして、
甘い声を出したりを繰り返しているー。

”萌咲の演技”だと思い込んだ坂口監督は
そのまま撮影を続けるー。

変態男”春日部”役だった石野は困惑しながら
そんな様子を見つめているー

「俺とはレベルが違いすぎるなぁ…ありゃ大物だ」
石野の言葉に、彼氏役だった毅が駆け寄ってくると、
「い、石野さん!止めて下さいよ!」と、
年上の男優である石野に毅は慌てた様子で声をかけるー。

「止める?」
石野が首を傾げるー。

頷く毅ー

「か、彼女はいつもあんなじゃなくてー
 何か様子がおかしいんです」

毅の言葉に、石野は「でも監督がなぁー」と
乗り気じゃない様子で萌咲がバニーガール姿で
ポーズを決めているのを見つめるー。

「た、多分、彼女、興奮しすぎて自分を抑えられなくなっててー
 1回冷静にさせないとー」

そう言う毅ー

本当は”萌咲が本当に憑依されてしまっている”のだが、
流石に”現実に憑依が起きる”などとは夢にも思っていない毅は、
撮影中に興奮した萌咲が暴走してしまったー…と、
判断して、そう石野に説明したー。

「ーー自撮りをSNSにあげるか~」
スマホを手に、萌咲が自撮りを撮影して、
スマホを操作しているー。

流石に本当にそんなことをしているとは、周囲の人間は
夢にも思っていなかったが、
”憑依された萌咲”は、自撮りをSNSにあげただけではなく、
両親に”バニーガール姿の自分”の写真を送信してしまったー。

「ーー次はアレだ、もっとエロイの持ってこい」
萌咲がボンテージを要求すると、
坂口監督がそれを用意させるー。

黒のボンテージ姿になった萌咲は
自身に満ち溢れた表情で、
「ー監督ーお前を踏んでやろうか?こういう綺麗な女に
 踏まれるとか、ご褒美だろ?へへ」と、笑みを浮かべるー。

坂口監督は、周囲をキョロキョロしながら
迷った素振りを見せつつも、
「ーーーふ…踏んでもらえるならー」
と、笑みを浮かべるー。

周囲の白い目を感じたのか、
すぐに坂口監督は
「こ、これも、素晴らしい作品を作り上げるためだからな!」と、
小声でそう言いふらすー。

”どう考えても踏まれたそうにしてるじゃないですか”と、
スタッフたちは心の中で思ったものの、それは口にせず、
様子を見守るー。

「ーーはぁ?」
不機嫌そうに言い放つ萌咲ー。

「ーーえ…」
坂口監督が困ったような表情を浮かべると、
萌咲は「女王様に、そんな口の利き方でいいの?」と、
見下すような視線を坂口監督に投げかけるー。

「ーふっ…ぉ… ぉ…」
坂口監督が顔を赤らめながら、
意味不明な声を上げているー。

彼氏・”拓郎”役の毅は困惑した様子で、
「お、おい…萌咲ちゃん…監督に失礼だぞ」と、
口を挟むー。

だがー

「ーーも…萌咲女王様!お、お願いします!」
と、坂口監督は土下座をしながら、
萌咲の前でそう叫んだー。

「ーふふ…いい子ね」
萌咲とは思えないような高飛車な態度で
監督の頭を踏みつける萌咲ー

「ーーお、おいー…!えっ…?」
毅は完全に困惑しながら、
萌咲に踏まれている坂口監督のほうを見つめるー。

坂口監督が顔を赤らめていたために焦ったものの、
監督が顔を赤らめていたのは、どうやら
踏んでもらえることに興奮したためだったようだー

「ーい、石野さん!石野さんも止めて下さいよ!」
毅は、変質者・”春日部”役の石野のほうを見て
悲痛な叫びをあげるー。

スタッフの中にも戸惑っている人間がいるようだー。

だが、石野はコーヒーを飲みながら椅子に座り、
余裕の表情で坂口監督と萌咲のほうを見つめていたー。

「ーい、石野さん!?」
萌咲の奇行と監督の奇行を止めようとする気配のない
石野の名前を困惑しながら呼ぶと、
石野は「ーいやぁ…こんな光景、滅多に見れないし」と
笑顔で毅のほうを見つめたー。

「ーえっ…そ、そういう問題じゃー」
毅は戸惑うー

なんなんだこれはー?
”俺が持ってる脚本と全然内容が違うー?”

毅は、ふと、これは”ドッキリ”なのではないかと思うー。

”わざと”毅に実際に撮影したいものとは異なる脚本を渡して、
急にこういう”萌咲”が本当に憑依されたかのような振る舞いを取り、
”戸惑う男優”を撮影するー。
そういう趣旨なのかもしれないー。

”いや、でも、俺が戸惑ってるとこみたいやつなんていないだろ…”
毅はそう思いながら、
監督たちの方を見つめるー。

「ーお前も、わたしに踏んでほしいの?」
萌咲がニヤニヤ笑みを浮かべながら、毅のほうを見るー。

毅はたまらず、
「も…萌咲ちゃん…い、いったいこれはどういうことなんだ…!?」と
声を上げるー。

萌咲はクスッと笑うと
「だから言ってるだろ?せっかく憑依したんだから楽しみたいって」
と、毅のほうを、普段は浮かべないような表情で見つめるー。

「ーーなぁ監督…!俺の、いいや、今はわたしか。
 わたしの口で監督のここ、気持ちよくしてやろうか~?」

萌咲が言うと、
毅は、萌咲と監督の間に割って入って、
「ーちょ、ちょっと!二人ともやりすぎですよ!」と、
坂口監督と萌咲を見つめながら言い放つー

「ーーーは~~~
 なんだよお前…ジャマくせぇな」

萌咲が不機嫌そうに呟くー。

毅は「ーな、何を考えているんだ!」と、
萌咲を叱るような口調で言うー。

しかしー

「ー監督…こいつジャマなんだけど」
萌咲が不機嫌そうに言うと、
すっかり萌咲に魅了されてしまった監督は
「ーも、萌咲女王様がジャマだってよ!お前は今日はもう帰っていいぞ!」と、
面倒臭そうに、毅を追い払ったー。

収録現場から追い出されてしまった毅は
「なんなんだいったい…?」と、
困惑することしかできなかったー

③へ続く

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コメント

AV撮影中の憑依事件…☆
結末はまた明日デス~!

今日もお読み下さりありがとうございました!!

憑依<AV★ポゼッション>
憑依空間NEO

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