<入れ替わり>痴L★O女①~堅物と痴女~

周囲から”堅物”と言われるぐらいに真面目なOLと、
周囲から”痴女”と言われてしまうぐらいに変態な女子大生が
入れ替わってしまったー…!

二人の運命はー…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「真壁(まかべ)さんー」

とあるオフィスー。
男性社員が作業をしていた眼鏡の女性社員・真壁 萌(まかべ もえ)に
声を掛けるー。

萌が「あ、はいー」
と、反応すると、イケメンな男性社員が
「この書類をー」と、仕事をお願いするー

「分かりましたー」
萌は、笑顔でそう答えると、
すぐにその仕事に取り掛かるー。

萌は、”超”がつくほど真面目な性格の持ち主で、
周囲の社員の一部や、プライベートの友達からは”堅物”と
言われるほどー。

容姿もかなり”地味”な感じでー、
地味な髪型に、地味な眼鏡ー、そして地味な服装ー、という
地味の三拍子が揃ってしまっているような、
そんな女子だったー。

小さい頃から、それは変わらず、
”恋愛関係”の話題や、浮いた話も今まで一度もないまま、
社会人になり、今もそれが続いているー。

「ーーーーーー」

ただー
仕事ぶりは非常に優秀で、仕事熱心なことから、
会社としては重宝されていたし、先輩や上司たちからも
”信頼”されていたー。

「ーーお疲れ様でしたー」
仕事を終えた萌が上司に頭を下げて、退社するー。

帰りにコンビニに立ち寄って
”自分へのご褒美”と、ちょっとしたスイーツを買い、
その日の晩御飯を手に取り、会計を済ませるー。

帰宅した萌は、ジャージに着替えて、
そのまま晩御飯を食べながら、テレビを眺めるー。

萌の私服は基本的に”楽なもの”が多いー。
おしゃれな服なんて持っていないし、買うつもりもないー。
化粧品も”必要最低限”のものしか持っておらず、
私生活では一切そんなことはしないー。
仕事で必要なときと、冠婚葬祭に出席するときぐらいしか、
化粧も、しないー。

「ーーーーーー」
テレビを見終えると、同性の友達とスマホでやり取りをしながら
読書を始めるー

小さい頃からの友達・涼子(りょうこ)とやり取りをする萌ー。

涼子は”萌ってば、会社にいい人とかいないの~?”と、
まるで近所のおばさんのように、萌を心配し始めるー

萌は”そういう人はいないかな…”と、淡々と返事を送るー。

”も~!でも…まぁ…今が楽しいならそれでいいのかなぁ”
涼子がそんな返事を送ってくるー。

萌は、正直男性が得意ではないー。
いや、厳密に言えば”恋愛感情を抱く人”や”性的な目で見てくる人”だろうかー。

大学時代、涼子から合コンのようなものに誘われたときも
萌は終始、真面目な受け答えをするだけで、
全く恋愛関係に発展しなかったー。

そもそもー
浮いた話に無頓着すぎて、
涼子が萌を合コンに誘った時に
「ごう…こん…って何…?何かのコントローラー?それとも大根みたいな野菜…?」と、
真顔で返事をされたときには、涼子も思わず青ざめてしまった
ことがあるぐらいだー。

「ーーーー」
そんな萌は、まだ知らないー。
”この先”大変な出来事が待っていることをー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーねぇねぇ、今日、触られたんだけど!」

女子大生の坂梨 聡美(さかなし さとみ)は、
嬉しそうに友達にそう報告するー

「ーーは…?」
友達の美晴(みはる)は、表情を歪めるー。

「ーだ~か~ら~!電車で変なおっさんにスカートの中、
 触られたの!」
聡美はそう言いながらも、なぜか嬉しそうだー。

「ーー何で嬉しそうなのー…?」
美晴が呆れた様子でそう言うと、
聡美は「なんかゾクゾクしちゃって」と、ニヤニヤしながら
そう呟いたー。

「ーーーーはぁ…はいはい…変態変態」
美晴が呆れた様子で呟くー。

坂梨 聡美ー
彼女は”痴女”だったー。

とにかく”変態”すぎて、
高校時代には”エロ伯爵”などというあだ名をつけられてしまっていた
男子生徒と付き合ったことがあったが、
そのエロ伯爵が”ごめん…聡美の性欲についていけない…”と
申し訳なさそうに別れを切り出すぐらいに、
聡美の変態ぶりは、群を抜いていたー

当時の彼氏を家に呼び出して、
鎖を手に、縛ってほしいと言い出したり、
突然過激なコスプレをして、触ってほしいと言ってきたり、
彼氏の目の前で、自分の痴態を晒して興奮している麗香に、
”エロ伯爵”すら、ドン引きしてしまったのだー。

「ーーー性欲は人間の三大欲求のひとつだよ!」
聡美が、呆れた様子の美晴に向かって叫ぶー

「はいはいはいはいはいー」
クールな性格の美晴は呆れた様子で、
手を振りながら、聡美の前から
サッサと立ち去って行こうとするー。

「ーーも~~!
 美晴もほら、こういう服、着てみようよ!」
聡美が、過激な服を着た自撮りを美晴に見せながら言うー。

「い~や~だ~」
美晴は首を振りながら、聡美に向かってそう言い放つー

「ーー美晴も似合うと思うんだけどなぁ~
 ほら、開放感感じるし、
 見られたりすると、こう、ゾクゾクゾクぅってするし!」

聡美の言葉に、美晴は
「ってかそれもはや服じゃないじゃん!完全に痴女だよ!」
と、ツッコミを入れるー。

写真の聡美は、”もはや服とは呼べないようなもの”を
身に着けて、顔を赤らめながら欲情したような表情を
浮かべているー。

「ーーはぁ~…それにしても聡美、優しいのに変態なんだからね~
 変態じゃなきゃ、とっくに彼氏とかできてるでしょ」

美晴が言うと、聡美は笑いながら「変態じゃないし~!」と呟くー。

「ーーというか、川田(かわだ)くんに、まだアプローチしてるの?」
美晴はあきれ顔ー。

聡美は「川田くん、わたしの胸に手が触れただけで謝っちゃって可愛いしー」と、
興奮した様子で呟くー。

「ーはぁ~…川田くんかわいそう~」
”こんな痴女に狙われて”可哀そうな川田くん、と、思いながら
美晴は首を振ると、
聡美は笑いながら「なんで可哀そうなの~?」と、言葉を口にしたー。

「ーーう~ん…でもー」
聡美は美晴のほうを凝視しながら微笑むー。

「ーー美晴の方がおっぱいでかくてうらやましいなぁ~」
聡美がニヤニヤしながら言うと、
「ーもう!生まれてくる性別間違えたんじゃないの!?」と、
少し顔を赤らめながら聡美の方から遠ざかって行ったー。

そんな美晴を見て笑う聡美ー。

聡美は知らないー
数日後ー”とんでもない出来事”が起こることにー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

”堅物”
真面目すぎるOLの萌とー、

”痴女”
変態すぎる女子大生の聡美はー

その日の夕方ー、
たまたま同じ電車に乗ってそれぞれ家を目指していたー。

萌は、スーツ姿に身を包み、今日も薄いメイクに
地味な髪、地味な眼鏡で読書をしていたー。

「ーーーーー」
一方の聡美は、わざと男性がたくさんいる場所かつ、
混雑している場所を探して、そのあたりに立つー。

極限まで短いスカートを履きー
聡美は周囲の視線を感じながら、一人興奮しているー。

「ー(あのおじさん、わたしの胸元見た気がするー)」
ニヤニヤしながら聡美は、電車のつり革につかまるー。

美晴からは”前世、絶対おじさんじゃん!”と、断言されてしまったしー
もしかしたら自分でもそうなのかもしれないー
などと思いながらも、聡美は、笑みを浮かべるー。

「ーーあ、良ければどうぞー」
そんな中、近くの席に座っていた萌が、
近くに立っていたおばあちゃんに座席を譲るー。

「いいのかい?ありがとうねー」
おばあちゃんはそう呟くと、萌に譲ってもらった席に着席するー。

痴女な聡美も、そんな会話は耳に入っていたが、
特に興味を持つことはなかったー。

「ーーーー…」
座席を譲った真面目なOL・萌が聡美の立っているすぐ
側にやってきて、つり革につかまるー。

二人は知り合いでもなんでもないし、
”同じ電車”で、それぞれ移動をしているだけの関係だー。

毎日、同じ帰宅時間はそれぞれ決まっているわけではないため
”時々、帰りの電車で一緒になる”
その程度の間柄ー。
当然、お互いにお互いの存在を、ほとんど認識もしていない。

だがー
二人の”関係”は、この日を境に、全く違うものへと変化するー

突然、電車が急ブレーキを踏み、
乗客たちがバランスを崩すー。

「きゃっ!?」
「ーー!?」
萌も聡美もバランスを崩し、聡美が萌に覆いかぶさるようにして
倒れ込んでしまうー。

大勢の乗客が転倒した中ー、
電車内には、突然線路内に侵入した不審者がいたために
やむなく急停車した旨の放送が入るー。

安全確認のため、しばらく点検を行ってから
発車する、というアナウンスが入るー

「いたたたたたた…」
萌が起き上がろうとすると、
すぐ隣で、とんでもない女の声が聞こえるー

「えぇっ!?おっぱいが大きくなってるー!?
 うそ!?」

突然の女の叫び声に、周囲の利用客が
戸惑いの表情を浮かべるー

当然、萌も顔を真っ赤にしながら
”いきなりなんてことを叫んでるの…?”と、
”アブナイ人だなぁ…”などと思いつつ、
その言葉を発した女のほうを見つめるー

するとー

そこにはー
胸を触りながらニヤニヤしているー…

萌の姿があったー。

「えぇっ!?わたし……!?」
思わず声を上げてしまうー。

電車の中でいきなり変なことを叫んだ女はー
萌ー…
自分自身だったからだー。

すると、胸を揉んでいた萌が、こちらを見て叫んだー

「えぇっ!?って、可愛い子がいるって思ったらーわたし!?」
とー。

「ーー!?!?!?!?」
萌の目の前に萌がいるー
聡美の目の前に聡美がいるー

お互いに驚きながら、電車の窓の方に反射した
自分たちの姿を見て、
驚きの声を上げたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

電車の点検が終わり、電車が出発するー

「ーーえぇ~~すごい…おっきくて…すごい…」
真面目なOLの萌になった痴女の聡美が、ニヤニヤしながら
萌の胸を揉んでいるー

「ーちょ!ちょっと!何してるんですか!」
顔を真っ赤にしながら聡美になった萌が、
自分の痴態を止めるー

「ーで、電車の中ですよ!」
聡美(萌)が言うと、萌(聡美)は
「あ、すみませんー。興奮しちゃってー」と、
普通に周囲に聞こえる大きさで言い放ったー。

顔を真っ赤にしながら聡美(萌)が、ソワソワとした
様子を見せているとー、
萌(聡美)は「あ、ごめんなさいー。落ち着かないですか?」と、
聡美になった萌に尋ねるー。

聡美(萌)が、短いスカートに落ち着かないような
素振りを見せているのに気づいたのだー。

「ーーえ…あ、、あの…わ、わたしほとんどスカートとか履かないのでー」
恥ずかしそうに言う聡美(萌)に、
「え~!勿体ない!」と、萌(聡美)は呟くー。

「ーーそ…それよりも!」
聡美(萌)は、「こ…この状況、何なんですか!?」と、
顔を真っ赤にしながら叫ぶと、
萌(聡美)は「さ…さぁ…わたしに聞かれても…」と、困惑の表情を浮かべるー

入れ替わってしまったOL・萌と、女子大生・聡美ー。

しかし、入れ替わりはどちらが仕組んだものでもなく、
どうしてこうなってしまったのかも、分からないー。

「ーー…ひとまず、落ち着いた場所で状況を整理しませんか?」
萌(聡美)がそう提案すると、
聡美(萌)は「え…あ?はい、わかりましたー」
と、頷くー。

やがて、次の駅で降りた二人ー。

萌になった聡美は「あ、この近くにわたしの家があるので、
よければそこでー」と、微笑むー。

「ーーー…あ…はいー」
不安そうにしている聡美(萌)に、
「ーーそんな不安そうな顔しないでくださいよぉ~何もしませんから」と
笑いながら、萌(聡美)は”現在の状況”を整理するために、
自分の家に、聡美(萌)を案内するのだったー

②へ続く

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真面目なOLと痴女な女子大生の入れ替わり…!
色々大変そうな二人の日々の始まりデス~!

続きはまた明日!

入れ替わり<痴L★O女>
憑依空間NEO

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