<憑依>勇者さまご乱心・終章④~渦巻く欲望~

魔王軍による王国への総攻撃ー。

その裏で暗躍する”欲望に満ちたものたち”

そんな中ー
乗っ取られた巫女ふたりは、激闘を繰り広げていたー。

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第5騎士団長・シンゲンが、
魔王軍の大将軍・ゼルの進軍を阻んでいるー。

「ーーーこれが”現代の風林火山”だー」
不動の実力者・シンゲンが笑みを浮かべるー

そう簡単に、城下町にも、王宮にも踏み込ませはしないー

「--調子に乗るなよ」
大将軍・ゼルが、舌打ちをするー。

城下町では、
第2騎士団長・カミーラと第3騎士団長のエンダルフが、
住民を避難させるとともに、
”ある意味ではチャンスかもしれない”と
セレス姫の様子の探りも入れていたー

”セレス姫”に疑問を抱く二人ー。

「--おーお、風林火山ちゃん、頑張るじゃない」
第1騎士団長・アストラルー。
姫の前では、社交辞令的なふるまいをするものの、
普段は軽口が目立つ、チャラい感じの男だー。

高台から双眼鏡で、
シンゲン率いる第5騎士団と魔王軍の戦いを見つめて
笑みを浮かべているー。

だがー
その”眼光”は鋭いー。
第1騎士団長・アストラルが目に宿す”野心”
セレス姫に憑依している魔王フォーティスはそこを気に入り、
アストラルを第1騎士団長に任命したー。

雨が降るー。
雷が鳴り響くー

セレス姫は、”血で血を洗う戦乱”の空気を嗅ぎつけー
笑みを浮かべるー。

「---」
王宮の頂から、
”全ての人間と魔物を見下す”

セレス姫=魔王フォーティスー

既にセレス姫の肉体も心も、
長年乗っ取られ続けて、
魔王フォーティスそのものと言えるほどに
同化してしまっているー。
仮に今、魔王フォーティスがセレス姫の身体から抜け出しても、
セレス姫は廃人同然になるだけだー。

雨が降るー

そんな中、
勇者クロウが憑依している巫女・イリーナと、
後からやってきた勇者一行の一員・バーゼルが憑依している
巫女・エリーゼは激しく殴り合っていたー

かつては笑いあっていた、巫女ふたりが、
憎しみの目で殴り合っているー

大雨に濡れてー
ずぶぬれになってー
髪を振り乱しながら、
戦いを続けるふたりー

「---俺が、姫に選ばれたんだ!」
イリーナがズタボロの巫女服を引きずりながら叫ぶー

勇者クロウは、セレス姫に選ばれてー
憑依の力を手にしたー
後からやってきたバーゼルのほうが、重用されるなどー
ありえないー。

「はははははっ!俺様の方がエロかっただけのことよ!」
幼い顔立ちをケモノのように歪めながらエリーゼが笑うー

そして、雷が鳴り響いてー
お互いの錫杖が、相手に攻撃を加えたー

エリーゼが笑みを浮かべるー
イリーナがその場に膝をつくー。

「お前は回復魔法エッチしか能のない、おばさんなんだよ!あははははははっ!」

勝負は決したー
エリーゼは地べたに這いつくばって、
ボロボロな状態のイリーナを見つめながら笑うー。

「先輩にぃ~~!毒魔法エッチを味あわせてあげますぅ~~~!
 ぎゃはははははは!」と下品な笑みを浮かべるー

エリーゼが、息を荒げるイリーナに近づくー

リンと同じように
”毒で快感を感じながら”
死なせてあげようー

そう、思いながらー
エリーゼが、イリーナに手をかけるー
乱暴に、アソコに錫杖の先端を押し込もうとするー

雷が鳴り響いたー

「--!?!?!?」
エリーゼは驚くー

イリーナが突然、エリーゼの腕をつかみー
乱暴に、すぐ近くの壁に、エリーゼを押し付けたー

「--誰がおばさんだって?」
イリーナが怒りの形相でエリーゼを見つめているー

イリーナだってまだ20代だー
おばさんなんて年齢じゃないー

「--きゃ、、せ、、せんぱい~!冗談ですってばぁ~」
エリーゼが馬鹿にしたような態度で笑うー。

「----誰が回復魔法しか能がないって?」
イリーナは怒りの形相で叫んだー。

「---わたしは、あんたなんかより100倍可愛くて、100倍エロイのよ!」
とー。

そして、エリーゼのアソコに無理やり錫杖の先端をねじ込むー

エリーゼは「また回復魔法エッチですかぁ~?」と
笑みを浮かべているー。

イリーナは、突然何かを唱え始めたー

”金縛り”の魔法ー。

エリーゼが身動きを取れなくなるー

「---!」
エリーゼの表情から、笑みが消えたー

「死の魔法ー」
イリーナが呟くー

”命中率1%の一撃魔法”

「----!!」
エリーゼが表情に初めて恐怖を浮かべたー

”命中率1%の死の魔法で、
 エッチしたら、さぞ気持ちいいでしょうねぇ~~~~
 エリーゼ”

イリーナは狂気を宿しながら、
エリーゼのアソコに向かって一撃魔法を流し込んだー

「ひぅっ♡」
エリーゼが喘ぐー。

「---ふふふ、さすがに一発目で死んだりしないよなぁ!」
イリーナに憑依している勇者クロウはー
エリーゼに憑依しているバーゼルに激しい怒りと嫉妬を覚えていたー

じっくりいたぶってー
殺してやるー

イリーナの表情に、もはや、優しさなど微塵もないー

エリーゼが叫ぶー

「せ、、先輩!!ちょ、、ちょっと、ご、、ごめんなさい!
 さっきは調子に乗りすぎましたぁ~~
 わ、、わたし、死にたく…あぅっ♡ んひぃっ♡!」

エリーゼのアソコにねじ込まれた錫杖の先端から
一撃魔法が直接体内に流れ込むー

エリーゼは恐怖を感じるー

命中率1%とは言え、
100回放てば1回は当たるのだー。

「---や、、、やめて」
エリーゼが目から涙をこぼすー

イリーナは怒り狂った形相で叫ぶー

「--欲望の巫女は、二人もいらねぇんだよ!」
とー。

・・・・・・・・・・・・・・

「---第5騎士団長・シンゲン、討ち取ったり!」
大将軍・ゼルが、マントを翻しながら
第5騎士団長・シンゲンの首を高々と掲げるー

かなりの時間を稼いだ第5騎士団長・シンゲンだったが、
ついに敗れ去り、大将軍ゼルに倒されてしまったのだったー。

大将軍ゼルが叫ぶー

「闇の眷属どもよー。
 今宵、王国は血で染まる!

 欲望を解き放て!
 闇で全てを破壊しつくせー!

 者ども、今宵は宴だ!」

ゼルの演説じみた言葉に
魔王軍の将軍たちは歓声を上げるー

そして、城下町の正門を潜り抜けようと
進軍を始めたー

第5騎士団長のシンゲンを失った第5騎士団の騎士たちは
なすすべもなく撤退を始めるー。

「--あ~らら」
第1騎士団長のアストラルは、双眼鏡で、
第5騎士団長シンゲンの死を見届けていたー

「アストラル様!」
兵士が、”迎撃の準備を!”と叫ぶー

だが、第1騎士団長・アストラルは
指を立てて「チッチッチッチ」と呟いたー

「--だから、俺たちが戦うことはないって言ったっしょ?」
アストラルの言葉に、兵士は「は?」と首を傾げるー

「-ーさぁ出番だ!」
アストラルはそう叫ぶと、
発煙筒のようなものを手に、
高台から何か合図を放ったー

次の瞬間ー

城下町の正門が大爆発を起こしー
正門が崩れー
瓦礫の山が出来上がったー

「--!!」
大将軍ゼルが、「とまれ!」と部下たちに指示を出すー

魔物の軍全の一部が生き埋めになりー
崩れた瓦礫が進軍を妨げ、
城下町への侵入を阻止されてしまう
大将軍・ゼルー。

その様子を城下町の高台から見つめていた
第1騎士団長のアストラルは口笛を吹いたー

次の瞬間ー
大量の火矢が放たれー
大将軍ゼルらに襲い掛かるー

「ははっ!」
第1騎士団長アストラルは、
”魔物ちゃんたちと、まともにやりあう必要なんざ、ねぇんだよ”と、
呟くと、そのまま双眼鏡で、燃える魔物たちを嬉しそうに見つめたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「--あ、、、ぅぅぅあっ♡ せんぱい…♡ やめてくださぁい…」
エリーゼが、ヒクヒクしながら呟くー
一撃魔法エッチで感じてー
ゾクゾクを抑えきれないエリーゼは乱れ切っていたー

雨がさらに強まるー

イリーナは笑みを浮かべているー

一撃魔法を何度も何度も、アソコに流し込んでいるー

既にー
68回ー。

「--悪運が強いのねぇ、エリーゼ♡」
イリーナはイカれた声でそう呟くと、
エリーゼにアソコに突っ込んだ錫杖を見つめー
さらには、すっかり濡れ濡れのエリーゼのアソコを見つめたー

「---や、、、やめてぇ…♡♡」
エリーゼがヒクヒクしながら言うー。

「---エリーゼ…」
イリーナは邪悪な笑みを浮かべながら呟いたー

「先輩、馬鹿にしちゃ、ダメじゃないー」
と、悪意をたっぷり込めてー

そしてーーー
「おらおらおらおらおらおらぁぁああああああ!」
と、声を荒げながら、アソコに突っ込んだ錫杖から、
一撃魔法をアソコの中に直接何度も何度も連射したー

「んあぁ♡ ひぃっ♡ ぎぁあああ♡ あっぁああぅぅうあああ♡♡」
悲鳴と喘ぎ声が混じったような声を出しながら
エリーゼが、色々な場所から色々な液体を垂れ流すー

雨にずぶぬれになったエリーゼが
虚ろな目で「せんぱい…」と呟くー

そしてー

ズギュウウウウウーーー

今まで感じたことのない快感と苦痛を同時に味わいー
エリーゼは激しく身体をビクンと震わせてーー

一撃魔法の影響かーー
アソコからあらゆる液体を垂れ流しにしてー
無残な姿で息絶えたー

「--ーーー」
イリーナは冷たい表情で、動かなくなったエリーゼを突き飛ばすー
エリーゼの身体が土の上に倒れて、
そのまま大雨に打たれていくー

ずぶ濡れのイリーナは笑みを浮かべるとー
「姫…わたしが一番だもん…」
と、呟いて、そのままよろよろと歩き出したー。

ズドォォォォォォ

城下町の入口の瓦礫付近で
轟音が轟いたー

魔王軍の大将軍・ゼルが、
闇の剣で
瓦礫を吹き飛ばしたのだー

城下町に侵入する魔物たちー

「おいおいまじかよ」
第1騎士団長のアストラルは、
魔物が城下町に侵入してきたのを見て、舌打ちするー

そしてー

「--え~~~~」
兵士たちのほうを見て、第1騎士団長アストラルは笑みを浮かべたー

「--さっさとずらかりますか!」
とー。

・・・・・・・・・・・・・・・

火に包まれる城下町ー。
悲鳴を上げる民衆ー。

大将軍ゼルが笑うー

第2騎士団長のカミーラと
第3騎士団長のエンダルフは魔物たちを迎え撃ちながらも
セレス姫のことも探っていたー

「------!」
エンダルフが、王宮の頂を見つめたー

そこにー
セレス姫は立っていたー

”まるで、楽しむようにー”

「--見ろ!」
エンダルフが叫ぶー

カミーラもセレス姫に気づくー

セレス姫は
”全ての支配者”かのように
王宮から”戦乱”を見つめていたー

「---やはり、姫様こそ諸悪の根源!」
エンダルフがそう叫ぶと、
カミーラも頷くー

姫は、王宮の頂からそんな二人を見つめながら
邪悪な笑みを浮かべたー

魔物たちとの戦いは続くー。

「--ーーカミーラは、まず民を安全な場所へ」
エンダルフが叫ぶー。

”魔王軍”

そしてー

”姫”

一人でなんとかすることはできるだろうかー。
そう思いながらも、魔物と戦いながら
避難誘導を完了させ、
第2騎士団長・カミーラ率いる第2騎士団が、
民を、手薄な西門から、避難させ始めたー。

「ー付近の集落まで避難誘導を終えたら、必ず戻ります」
カミーラは妖艶な笑みを浮かべると、そのまま、
第2騎士団に指示を出して、西門から民と共に、
避難を開始したー

「さて…と」
第3騎士団長エンダルフは、王宮を見上げたー

セレス姫と目が合うー。

「---最上階で待ってますよ」
セレス姫は、歪んだ笑みでそう呟くとー
そのまま王宮の中へと入っていったー

エンダルフには、当然その言葉は聞こえなかったー

だがー
行かなくてはならないー
そう、感じたー

・・・・・・・・・・・・・・・・

ずぶ濡れのイリーナが、王宮の入口にたどり着くー

「---あらあら」
イリーナは自分のズタボロの巫女服を見つめるー

濡れてー
破けてー
肌や下着が露出しているー

ずぶ濡れのまま王宮に入りー
欲望の笑みを浮かべている自分の姿を
鏡で見つめるイリーナ。

「ふふふ…あの二人、本当に仲良しですね」

クロウが憑依する前の、穏やかなイリーナを思い出すー

同じ身体なのにー
まるで別人に見えるー

「くく…わたしは欲望の巫女…」
イリーナは鏡から目を逸らすと、
セレス姫の待つ最上階へと向かい始めたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「----フン」
時を同じくして、裏口から、王宮に侵入した
魔王軍を率いる大将軍・ゼルー。

最後の戦いが、始まろうとしていたー。

⑤へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

勇者さまご乱心もクライマックスに!
どのような結末が待っているのか、
ぜひお楽しみください~!

続きはまた来週デス!

憑依<勇者さまご乱心>
憑依空間NEO

コメント

  1. 柊菜緒 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >> アソコからあらゆる液体を垂れ流しにしてー
    >> 無残な姿で息絶えたー

    憑依した後自殺できるんだから体が死んだら霊体になるんじゃ( ˘ω˘ )

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    霊体に…なっているかもしれませんネ~!笑

    魔王様から分けてもらっただけの力なので、
    不完全なのかもしれません~☆

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