<憑依>わたしはドM女③~M~(完)

大人しい彼女が、豹変したー。

「わたしはドM女なの」と笑いながら囁く彼女ー

豹変した彼女を前に、彼氏は…?

---------------–

「はぁ…♡ はぁ…♡ はぁ…♡ はぁ…♡」
鎖で椅子に縛り付けられた陽花里は、
興奮して、甘い吐息を漏らしていた。

「--ひ、、陽花里…」
彼氏の達郎は、戸惑い続けている。

こんなに様子のおかしい陽花里は、
今まで見たことがない。
一体、どうしてしまったのだろうかー。

「--ふふふ…あぁぁ…絞めつけられる感じ…
 へへ…へへへへへ…最高だぜェ♡」

陽花里の言葉遣いも少しおかしいのが気になる。

「ねぇ…達郎…もっときつく…もっともっと縛って…」
陽花里が興奮しながら言うー。

「--だ、、だめだよ陽花里…!これ以上は…」
達郎が言うと、
陽花里が舌打ちを始める。

何度も何度も何度も舌打ちする陽花里ー

優しい陽花里が舌打ちするなんてー。

陽花里に憑依した他喜男は激しく興奮していたー。
他喜男に支配されている陽花里の身体も
他喜男に従って激しく興奮しているー

「---わ、、わ、わかったよ…」
達郎が戸惑いながらも頷く。

陽花里は「わたしの胸もきつく絞めつけて」と、
ニヤニヤしながら言う。

「---…」
言われたとおりに陽花里の胸のあたりを鎖できつく絞めつけるー

「んぁぁっ♡ あぁぁぁ~~~♡」

”たまらない”と言いたげな表情で顔を真っ赤にする陽花里。
完全に興奮しきっているー。

「えへへ…えへへ…パンツも濡れちゃったぁ…♡ あふふふふ」
興奮した陽花里は、下着を濡らしながら笑みを浮かべるー。

「--はぁ…♡ はぁぁ…♡ まだよ…もっと…
 わたし…ドMだから、こんなんじゃ、満足できないの…♡ ふふふ」

陽花里が興奮しながら言うと、
達郎は反論した。

「今日の陽花里…なんだかおかしいよ!
 ぼ、僕にこんなことさせるなんて!」
達郎が叫ぶー。

「--わたしはドM女なの!」
陽花里が叫ぶ。

「ど、、どえむって…」
達郎は戸惑ってしまう。

「--こうやって酷いことされると興奮しちゃう女なの。
 わかる?
 ふふふふ…
 
 学校でまじめに見えるかもしれないけど、
 これが、本当のわたしなの!」

陽花里の身体で勝手なことを口走る他喜男。

達郎は、そんな陽花里を前に、
失望した、、と言いたげな表情を浮かべる。

「あら?わたしのこと嫌いになった?
 こんなにエッチな女はイヤ?」

陽花里が挑発的に言う。

「--……これが最後だよ」
達郎が呟く。

「-?」
陽花里が首をかしげる。

「--もう、陽花里となんて付き合えない!
 今日、これが終わったら二度と僕に近づかないでくれ!」
達郎が叫ぶー

「あぁぁぁ~~~~~♡」
陽花里がゾクゾクゾクゾク身体を震わせるー

「いい…!いい…!もっと、もっとわたしをののしってぇぇ…♡」
罵倒されて興奮する陽花里。

「--そんな変態だなんて思わなかったよ!」
達郎が泣きそうになりながら叫ぶ。

「--あぁぁぁ…♡ あっぁぁ~♡」
陽花里が嬉しそうに顔を赤らめているー。

大好きな達郎に振られているのに、
乗っ取られている今の陽花里にとって
そんなことはお構いなしだった。

「--…わたしを目隠ししてくれる?」
陽花里が笑いながら言う。

「--……陽花里なんて嫌いだ」
達郎が不貞腐れた様子で言う。

「--あぁぁ…嫌いって言われて興奮しちゃう」
陽花里が笑う。

「僕…勉強するから…!
 君みたいな変態とは違うから!
 もう帰るよ!」

達郎が怒った様子で言う。

「--いいのかな~?」
陽花里が脅すような低い声で言う。

「--達郎に、乱暴されたって泣きながら助けを求めたら
 どうなっちゃうかな~~?」

陽花里の冷たい言葉。
達郎は、震えながら陽花里を見つめる。

「わたし、普段は真面目だもんね?
 もしもみんなに助けを求めたら
 達郎が、私に乱暴したことになっちゃう…ふふふ」

陽花里の脅すような口調。
達郎は、震えているー

「--……そ、、それは…」
達郎の言葉に、陽花里は笑う。

「ふふふ、じゃあ、わたしの言う通りにして。
 わたしをいじめて。

 大丈夫。わたしが満足したら誰にも言わないから」

陽花里の言葉に、達郎は、戸惑いながら陽花里の方に近づくー

「わたしの眼鏡、そっちに放り投げて」
陽花里が言う。

陽花里の眼鏡を取って達郎が机に置こうとする。

「な・げ・て!って言ったでしょ!」
陽花里がイライラした様子で言う。

「で、でも、眼鏡壊れちゃうかも…」

「投げろ!!」
陽花里の怒鳴り声ー。

達郎は震えながら陽花里の眼鏡を投げるー。

「そう。じゃ、目隠しして」
陽花里が笑う。

達郎は戸惑いながら、指示通り、陽花里の机の上に乗っていた
目隠しをするー。

「---んひ…何も見えない…ふふふふ…
 あぁぁ…♡ ふふふ、ふふふふふふふふふ」

陽花里はこんなコだっただろうかー。
達郎は戸惑いを隠せないー。

「--そこに、鞭があるでしょう?」
陽花里が言う。

「--う、、うん」
達郎は嫌な予感を覚えながら陽花里の言葉を待つ。

「それで、わたしを叩いて。
 わたしが泣いちゃうぐらいにめっちゃくちゃに叩いて」

陽花里が笑いながら言う。

「--で、、でも…それはまずいって!」
達郎が叫ぶ。

「い・い・か・ら・や・れ!」
陽花里が怒りの形相で言う。

「--……う…うああああああああ!」
達郎は、追い詰められて泣き叫びながら
陽花里を鞭で叩くー

「あぁぁぁ!痛い!痛い…!いひ…
  あぁぁぁあああああ…♡」

陽花里は鞭で叩かれながら
この上ない歓喜の表情を浮かべた。

ボンテージに包まれた身体が、
ゾクゾクと興奮しているー

身体が傷んでいるこの状況を
今の陽花里は喜んでいるー

「あっ…あぁ…興奮する…うぅぅぅ…ふふふふ…ふふふふふふふふふふっ」
陽花里が嬉しそうに笑い続けるー

悪魔のような声ー

「うああああああああああ!!!」

陽花里のそんな声、聴きたくないー!
そう思いながら達郎は一心不乱に陽花里を
叩き続けたー

「んあぁぁ…♡ あっ…♡ ああぁぁぁ♡」
陽花里がうっとりとした表情を浮かべながら
やがてー
椅子の下にぽたぽたと液体を垂らし始めたー

あまりの興奮に陽花里は、
正気を失いそうなほどになっていたー。

「--はぁぁ…♡ あ……しあわせ…♡ しあわせぇ…♡」

少し血を流しながら笑う陽花里ー。

「--はぁ……うぅ…」
達郎が鞭を捨てる。

「も、、もういいよね…」
達郎の言葉に、陽花里は、笑みを浮かべるー

興奮しすぎて、返事もできない状態のようだー

「あぁぁ…あぁぁ…あああ…あぁぁ…♡」
陽花里はうっとりしながら笑っているー。

「---つぎはぁ…」

「ま、、まだやるの…?」
達郎が戸惑いながら言うと、
陽花里は無視して、鎖をほどくように命令した。

達郎は乱れ切った陽花里を心配しながら鎖を
ほどいていくー。

「--…だ、、だいじょうぶ…?」
傷ついて痛そうな陽花里を達郎は心配しているー。

「----ふふふ…ふふふふふふ」
陽花里は笑いながらボンテージを脱ぎ始めるー。

「えーー、、ちょ、、ちょっと!」

陽花里が全ての服を脱ぎ捨てて裸になると、
「ほら!それ」と机の上を指さした。

首輪のようなものが置かれているー

「--ふふふふ…わたしにそれをつけて
 リードでつないで」

陽花里の言葉に
達郎は「ど、、どうしちゃったんだよ、本当に!」と叫ぶ。

陽花里は「いいからやれよ」と裸のまま
達郎を脅すー

達郎は、困り果てながら言われたとおりに
陽花里に首輪をつないだー。

陽花里が四つん這いになって興奮しているー

「--わたしを、犬として扱って♡
 そして、どんどん酷いことをして…!
 うふふふ…

 そこに、ドックフードもあるでしょ???
 わたしを犬扱いして、それを食べさせて?」

陽花里の言葉に、
達郎は「なんなんだよもう」とあきれ果てながら
それでも、陽花里に脅されている達郎は
言われたとおりにするー

陽花里に命令された通り、
ドックフードを近くの皿に入れる達郎。

陽花里は、ゾクゾクしながら裸で四つん這いになって
リードを繋がれたままそれを食べるー

「んはぁぁ…んふふふふふふふ♡」

明らかにおかしな笑い声。
興奮しきってしまって、ゾクゾクを抑えきれない声ー。

”あぁぁぁ…首輪を繋がれて、まるで家畜のように
 ドックフードを食べる…ゾクゾクが止まらねぇ”

他喜男はそう思いながら、
犬のように舌を出しながら
ドックフードを陽花里の口で食べていくー

「はふっ…はふふふふ…」

「--ひ、、陽花里…」
達郎は、陽花里のあまりにも異様な姿に
もはや、言葉を失ってしまっていた。

一体陽花里は、本当にどうしてしまったのだろう。

どうして、こんな風になってしまったのだろうか。

「はぁぁぁ……♡ わん!わん!」
興奮した陽花里は、家畜扱いされている自分に
ゾクゾクして、思わず犬のように叫んだー

穏やかな陽花里の表情は、
ケモノのように歪み、
まるで陽花里じゃないような雰囲気を醸し出している。

「--わん!わん!わん!!」

陽花里が嬉しそうに吠えているー

「も、、もうやめようよ!陽花里!」
達郎が叫ぶー。

「--わん!わん!!わん!!!」
嬉しそうに吠える陽花里ー。

その顔は、もはや、狂っていたーーー

「--トイレに行きたいよぉ~」
陽花里が呟くー

「え…じゃあ、ほら、早く…」
達郎が言うー

しかし、陽花里は嬉しそうに叫ぶー。

「でも、、わたし、、いじめられてて、トイレにもいけな~~~い」
陽花里は、ゾクゾクしながら、その場でお漏らしを
し始めてしまうー

「ちょ!!?!?陽花里!?!?ちょっと!?!?」
達郎が泣きそうになりながら叫ぶー

ガチャーーー

「---!!」

「---あうぁぅあうぅあうぅ」

帰宅した陽花里の母親が部屋に入ってきた。
母親が見たのは、
うめき声をあげながら、満面の笑みで
お漏らしをしている、
全裸で首輪を繋がれた陽花里の姿だったー

「きゃあああああああああ!!」
陽花里の母親が叫ぶー

”やべ!俺、しーらね!”

陽花里に憑依していた他喜男はそのまま陽花里から抜け出すー。

「…ぅぁ…」
陽花里は、お漏らしの最中にそのまま、パタリとうつ伏せに倒れるー。

達郎は、「こ、、これは…違うんです!」と
必死に陽花里の母親に向かって叫ぶー

その後ー
達郎には、過酷な修羅場が待ち構えていたーー

・・・・・・・・・・・・・・・

「ふ~~~~~」

翌日ー
満足そうな他喜男は、
いつものように妹の彩智から罵倒されて
嬉しそうに笑みを浮かべていたー

「しっかし、女に憑依してドMになるの
 最高だなぁ~」
部屋で呟く他喜男。

陽花里は、今日は欠席だった。
どうなってしまったのだろう?
達郎も欠席だったから確認することもできない。

「ま…いっか」
他喜男は笑みを浮かべながら、
”次”を考え始めるー

今度は、もっとゾクゾクしてみたい。

そう”命”を賭けたドM女になってみるのも
面白いかもしれないー。

他喜男は、そう思いながら妹の彩智を遠目で
見つめながら静かにほほ笑んだー。

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

ひたすらゾクゾク系な憑依モノでした~!

彼が、妹の身体で一線を越えないことを
祈るばかりですネ~!

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コメント

  1. 柊菜緒 より:

    SECRET: 0
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    >> リールでつないで
    リールじゃなくてリードじゃ( ˘ω˘ )

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとうございます~汗

    さっそく修正しておきました!☆

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