<入れ替わり>悪魔のロリ③~欲望~(完)

15年後ー。

男は、ニヤニヤしながら
長女に真実を語る。

全ては、欲望のために。

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二女・眞帆の仏壇があるその部屋で、
母親である蘭子(統太)は笑みを浮かべる。

「--いい身体だったよぉぉ♡ 文菜ぁ…」
蘭子(統太)は事実を打ち明けたー

15年前ー
文菜と眞帆の母親である蘭子と入れ替わったという事実を。

自分は、統太という男であることを。

そしてー
10年以上前に起こった、二女・眞帆の死の真実をー。

「--ひひひひひ」
手の爪の部分に付着している血を
ペロリと舐める蘭子(統太)

長女の文菜は、母を見ながらぶるぶると震えているー

”恐怖”を感じているのだー

15年前から当時の近所の男ー、ほぼ見知らぬ男と入れ替わっていたという恐怖ー
母・蘭子の服や手に付着している血のようなものに対する恐怖ー

「----覚えてるでしょ?眞帆が死んだときのこと。
 男が家に押し掛けてきたあの日のことー」

蘭子(統太)はニヤニヤしながら言う。

長女・文菜は、あの日のことを思い出すー

・・・・・・・・・・・・・・・・

10年以上前ー

統太になってしまった蘭子は、
数年間かけて、自分の身体を見つけ出した。

蘭子と入れ替わった統太は、
統太(蘭子)を陥れて、警察に逮捕させた。

だが、いずれ釈放されることは分かっていた。

だからー、
入れ替わった直後に、蘭子(統太)は
娘2人を連れて引っ越し、行方をくらました。

けれどー
統太(蘭子)はそれだけでは諦めなかった。
数年間かけて、あらゆる手段を使い、
自分の身体を奪った男と、娘たちの居場所を
突き止めたのだった。

そして、あの日ー。

「---ふふふふふ~マッサージ、気持ちいいでしょぉ~?」
蘭子(統太)は、娘たちの身体を
マッサージしていたー。

”マッサージ”と称して
長女・文菜と二女・眞帆の身体を
触りまくっていたのだ。

「どう?気持ちいぃ~?」

「うん~」
うっとりとしている眞帆。

”ママって立場は最強だぜ”
蘭子(統太)は表情を歪める。

統太のまま、こんなことをすれば犯罪だろうー。
だが、母親として、であれば、
何も問題はない。
娘たちも嬉しそうにマッサージされているー。

入れ替わってから2年ー
統太は、既に”元の蘭子”のことなど
すっかり忘れていた。

”今ごろは、自分の身体(統太の身体)でのんびり暮らしているだろう”

そのぐらいにしか、考えていなかった。

しかしー

♪~~~

玄関のインターホンが鳴る。

「--うふふ、ちょ~っと待っててね」
蘭子(統太)がニヤニヤしながら玄関のほうに向かう。

”お届け物です”
帽子をかぶった配達員がインターホン越しにそう告げる。

「ちょっとお待ちくださいねぇ~」
蘭子(統太)はそう言いながら
玄関の扉を開けるー

「----見つけた」

配達員の男が、そう言って、帽子を取るー。

「----!」
その男はーー統太。
入れ替えられて、娘らを奪われた蘭子自身だった。

「--お、、お前!」
蘭子(統太)は表情を歪める。

「--娘を、返してもらうわ!
 それと、わたしの身体も!」
統太(蘭子)が、蘭子(統太)を掴むー。

玄関から、リビングのほうに押されていき、
乱闘状態になる二人ー

娘の文菜と眞帆が突然のことに悲鳴をあげる。

「--ふたりとも!わたしが、わたしが、おかあ…」
統太(蘭子)が娘ふたりに真実を告げようとする。

しかしー

「逃げて!!!!」
蘭子(統太)が大声で叫んだ。

余計なことを言われては困るー

娘2人が、慌てて蘭子たちから離れる。

「--わたしの身体と、娘を返して!」
統太(蘭子)が叫ぶ。

「--ここを見つけるとは、驚いたなぁ」
蘭子(統太)がニヤニヤしながらスマホを手にするー。

今の状況ー
警察に通報すれば、統太(蘭子)は
逮捕されるはずだ。
人の家に、勝手に乱入しているのだからー。

統太(蘭子)がそれを見て必死に
蘭子(統太)を掴む。

もみ合いになる二人ー。

台所にあった包丁を手にする統太(蘭子)。

「--わたしの身体を、返して!」
統太(蘭子)の叫び。

それでも、蘭子(統太)は笑う。

「--お前の娘ふたり、いい身体だよぉ…
 エッチだ!!ぐへへへ」

その挑発に、統太(蘭子)は、
包丁を向けて、蘭子(統太)に突進しようとするー。

”ちょっとケガをすれば、
 よりこいつの罪は重くなるー”

蘭子(統太)は、そう思いながら
突進してくる統太(蘭子)を受け止めようとしたー

しかしー

「---うっ!?」

「---!?」
「---!!」

蘭子(統太)も
統太(蘭子)もー
唖然として、動きを止めたー

母をかばおうとして、
二女の眞帆が割って入りー、
統太(蘭子)の持っていた包丁はー
眞帆に刺さってしまっていたー

「---ママは、、わたしが、、守るもん…」
眞帆は、そう言って蘭子(統太)のほうを見て
ほほ笑みながら倒れたー

「---ま、、眞帆…そんな…」
実の娘を刺してしまったーー
統太(蘭子)は、唖然としてその場に立ち尽くし、
泣きながら家を飛び出していくー

眞帆は、死んだー

後日、殺人容疑で統太(蘭子)は指名手配されたが
実の娘を刺してしまったことで、錯乱した統太(蘭子)は、
山中で自害していたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーーくくく…妹の眞帆を刺した男が、
 文菜のお母さんだったんだよぉ~?」

蘭子(統太)は、
10年以上前のことを語り終えると笑うー。

「--そ、、そんな…!」

「---でもね…
 もう、終わり。
 文菜も大きくなっちゃったし、
 俺、小さい子にしか興味ないんだよねぇ~」

蘭子(統太)は玄関のほうを気にしながら言う。

「---ど、、どういうこと…」
文菜がおびえながら言う。

「--む、娘には手を出さないで!」
文菜が叫ぶ。
長女・文菜は、娘の加奈に手を出されると思った。

「--うん。約束する。
 ”わたし”は手を出さないよ~ふふふ」

蘭子(統太)はそう言うと、
文菜のほうに近づいた。

「---!?」

「でもね…
 あなたは、手を出しちゃうかも」

「--!?!?!??」

蘭子(統太)が文菜に抱き着く。
イヤらしい目つきで文菜を見る。

「今度は、お前が、娘の身体でドキドキを
 楽しむ番だよぉぉぉ?」

「---!?」
文菜が驚いた表情で蘭子(統太)を見る。

「お母さんみたいに~~~
 娘を性的な目で見てぇ~~
 くくく、
 あんなことや、こんなこともしちゃうの~」

「や、、やめて!」
文菜が泣きながら叫ぶー

そんな文菜を蘭子(統太)は力強くつかむー。
逃げられないようにー

「やめて…!お願い…やめて…!」

「----たっぷり愛情を注いであげるから、
 心配するなってぇぇ…くひひひひひ!」

蘭子(統太)は、
文菜にキスをしたーーー

文菜が目を見開くー

実の娘にキスをした蘭子(統太)は
ニヤニヤしたままその場に倒れる。

そしてー
驚きの表情を浮かべていた文菜が
ニヤニヤし始めたー

「若い身体…げっとぉ~」
文菜と蘭子(統太)は、
入れ替わってしまったー

文菜の身体に移動した統太は、
娘の可奈のほうを見つめる。

「あ!ママ~!」
可奈が嬉しそうに文菜(統太)のほうに寄ってくるー

文菜(統太)は、
「ふふふふふ…」と笑いながら可奈を
抱きしめたー

「あぁぁぁぁ…小さな体…ぐへへ…」
文菜(統太)が歪んだ笑みを浮かべる。

♪~

インターホンが鳴る。

”来た来た”
文菜(統太)は笑みを浮かべたー

そして、「はい」と答えるー

訪問者はー
警察官だった。

ここに、長女の文菜を呼び寄せたのと同時にー
長女・文菜の結婚相手ー…
夫の隆俊(たかとし)も呼び出しておいたー。

別の、場所にー

そして
蘭子(統太)は、文菜よりも先に隆俊と会いー、
隆俊をーーー
”刺殺”したー。

蘭子の手や衣類に血のようなものが
ついていたのは、そのためだー。

「---邪魔者ふたり、
 同時に排除できるからなぁ…」
文菜(統太)がクスクスと笑う。

「--ママ…?」
心配そうに言う長女・可奈。

「だいじょうぶよ~!!
 ふふふふ」
可奈を抱きしめながら
文菜(統太)は笑う。
あちらこちらを触りながら。

「あぁぁぁぁ…この感触…
 ひさしぶりぃ・・・♡」

警察官が入り込んでくるー

「---…ちょっと、わたしの…わたしの身体!」
目を覚ました蘭子(文菜)がそう叫ぶー

警察官が奥の部屋にいた蘭子(文菜)を見つけるー

「ちょっと、お話をお伺いできますか?」

蘭子(文菜)は叫ぶ。

「わ、、わたし、身体を入れ替えられて!」
蘭子(文菜)は焦った様子で叫ぶ。
そして、さっき統太から言われたことを
早口で説明したー

だがーーー
警察官は信じなかった。

当たり前だー
”入れ替わり”なんて
信じてもらえるはずがないー

「--母が、何かしたんですか?」
文菜(統太)がわざとらしく聞く。

「---実は、あなたの夫を
 あなたのお母さんが、殺害した疑いがー」

警察の言葉に
文菜(統太)はわざとらしい演技で驚いて見せる。

「あ、、あんたが!!あんたがやったんでしょ!!!」
蘭子(文菜)が泣きながら叫ぶー

だがーーー…
もう、手遅れだったー

蘭子(文菜)は警察に逮捕されたー

そして、
事情聴取やーー
夫の死のあれこれを終えてー

文菜(統太)は帰宅したー
娘の可奈を性的な目で見つめる文菜(統太)

「--ママ~!」
可奈が文菜(統太)に近寄ってくるー

「ふふふふふ…」
文菜(統太)は全身をゾクゾクさせながら興奮しているー

そして、
可奈を抱きしめた。

「これから、た~~~~っぷり、
 愛してあげるからね…
 ふふふふふふふ…」

悲劇は繰り返されるー。
可奈は、たっぷり愛でられてー

そして、またー
可奈に子供ができたー

またーーー
”入れ替わり”のときが近づいているー…

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

リクエストによるお話でした~!!

リクエストの原文(一部NGになりそうなワードは調整して載せています)

> ロリの男がいた。本やビデオではなく生で
の裸を見たり触ったりしたい、
一緒に生活したいと思っていた。しかし、
それを実行したら犯罪になり逮捕されたり刑務所に行かなければならない、
それは、嫌だから我慢していた。
> ある時人と入れ替わるための道具を手に入れた。
> そこで、母子家庭の姉妹のいる家庭の
母親と入れ替わった。入れ替わった母親が体を返してと言ってきたが、
誘惑して性行為する、それによってお互いの記憶が読めるようになった、
そうこうしているうちに警察が来た。母親にわからないように男は
110番し襲われたと言っていたのだった。母親は犯人として警察に逮捕されていく。
> 男は2人の娘の母親になりすます。まず、母親が釈放されたら
困ると遠くへ娘を連れて引っ越しする。母親としてお風呂に娘たちと
一緒に入ったり、一緒の布団で寝たりする。すごく、
仲の良い家族となって娘にオナニーを教えたりする、
そのまま母親としてバラすことなく生活していく、
そして20年後下の娘に娘が生まれ小学
に入っていた。そこで、
今度は下の娘と入れ替わり今までの事を下の娘にバラす。
そこへ警察が来る、
今度は入れ替わる前に犯罪をしていたのだった。
下の娘が逮捕されていき今度は下の娘としてまた、
女の子の母親として生活していく。といった話です。

と、いうのがリクエスト原文でしたー!!

どのリクエストも変更を加える箇所は
ありますが、今回は大体の部分は
その流れ通りに書けたような気がします!

入れ替わりモノは今後も
リクエスト・オリジナル問わず
書いていきますので
お楽しみに~!

コメント

  1. みのむー より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ダーク最高ですね。
    エンドレスに入れ替わるのか(苦笑)

  2. 匿名 より:

    SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    娘に娘ではなく息子しか生まれなかったら助かったのに。

  3. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > ダーク最高ですね。
    > エンドレスに入れ替わるのか(苦笑)

    コメントありがとうございます~!
    娘が結婚しなかったり、
    子供が男の子だったりしたら、
    何か手を打たないといけませんネ~!

  4. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    コメントありがとうございます~☆

    いつか息子しか生まれない子供が出てきて
    そこで入れ替わりが途絶え…

    …でも、その場合は、
    別の家族を探して入れ替わりそうですネ汗