<憑依>二重憑依~ダブル・ポゼッション~

その身体を狙っているのは、
自分だけとは限らないー。

もしも、複数の人間に
その身体が狙われていたら…?

※リクエスト作品デス

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「よっしゃああああああああああ!」

一人暮らしのアパートで叫ぶ男ー。
熊本 昭介(くまもと しょうすけ)は
あるものを手に、大喜びしていた。

手にしている”あるもの”とは、
”憑依薬”と呼ばれる薬だ。

これを使うことにより、他人を支配することのできるこの薬。

ツイッターで
怪しげなアカウントが
”フォロー&リツイートでプレゼント”とツイートしていたのを見て、
昭介は「どうせ嘘だろ」と笑いながら
なんとなくそれに応募したー。

結果ー、
本当に憑依薬が自宅に届いたのだ。

「マジかよ…ありえねぇ…」
震えるほどに喜びながらニヤニヤしている昭介。

昭介は、憑依薬を手にすると、
それをじーっと見つめた。

これで、ついに憧れのJKになることができる。

30代独身の昭介は
今の人生に満足していなかった。
独身は別に構わないが、
彼は女子になって、キラキラした
生活を送ってみたいとずっと考えていた。

それは、叶わぬ夢のはずだった。

だが、違うー
それは、叶う夢だったのだ。

「--って、、これただの液体な可能性もあるよな」
苦笑いしながら昭介は呟く。

けれどー
なんとなく彼は確信していた。
”これは、本物だ”

とー。

ひと思いに憑依薬を飲み干した昭介は、
幽体離脱したー。
自分の身体から飛び出すことに成功したのだー

「ひゃっは~!」
昭介は叫ぶ。

「--さ~て、どの身体で遊ぼうかな~」
近くに女子高があったことを思い出した昭介は
”品定め”のため、
女子高へと霊体のまま向かうのだったー

・・・・・・・・・・・・・・

「--おはよ~!」
可愛らしい女子高生・中山 筋子(なかやま きんこ)-。
彼女が通う女子高一の美少女で
明るく、元気で、とにかく可愛らしい。
多くのファンがいて、男女問わず人気があり、
成績もよいことから、先生からの評判も高いー

スポーツも出来るし、
料理も、おしゃれも完璧ー

まさに理想の女子高生と言える
ハイスペック女子だった。

「----へへへ」
霊体と化した昭介も、
当然、筋子を見つめていた。

「---こんな女に興味はねぇ」

だが、昭介のターゲットは筋子ではなかったー

その後ろのほうを歩いていたー
落ち着いた雰囲気の女子高生ー
相模 麗佳(さがら れいか)-

儚げな表情がー
昭介にとってはたまらなかったー

「こういう子をー俺色に染めてみたい」
昭介は笑みを浮かべるー

儚げな子がー
欲望の笑みを浮かべている姿を想像するだけでー
昭介は激しく興奮したー

そしてー
その夢は、実現するー
今、昭介は、その気になれば
この子を乗っ取ることができる。

「--悪く思うなよー」
昭介は笑みを浮かべながらー
麗佳の身体に突入した。

「うっ…!」
麗佳がびくんと震えて声をあげる。

「---……」
麗佳は一人で高校に向かっていたから
憑依するにはちょうどいいターゲットだ。
誰にも気づかれることなく
麗佳を支配することができたー

「--くく…ま、まさか本当に…」
震えながら声を出す麗佳。

自分の口から出たのは
昭介の声ではなく、麗佳の声。

麗佳は不気味なほどにニヤニヤしながら
ガッツポーズをしたー。

そして、校舎内に入ることなく、
麗佳はそのまま学校から立ち去ろうとする。

「--あれ?どうした?」
校門にいた先生が麗佳に声をかける。

「ちょ、、ちょっと、忘れ物を」
麗佳は笑ってしまいそうになるのをこらえながら
そう答えると、
先生は「そうか。慌てすぎて轢かれたりするなよ」とだけ答えたー

「ふふふふ…
 まさか、、こいつが今から駅のトイレで
 オナるなんて思ってないだろうなぁ~」

走ることで、スカートの中に冷たい空気が入る。

その感覚にもゾクゾクしながら
麗佳は駅のトイレを目指した。
駅のトイレでこの身体をたんまりとー

「---ひぅっ!?」
急にゾクーっという不気味な感覚がしたー

「--(え…?)」
麗佳に憑依している昭介は、
違和感を感じたー

ーーー!?

「へへへへへ…」
麗佳が笑う。

「--(ど、、どういうことだ?)」
麗佳に憑依している昭介が首をかしげると、
麗佳は笑みを浮かべた。

「おやぁ?先客がいたのか」
麗佳が低い声で笑う。

(---!?!?)
昭介は驚くー

身体の自由が利かないー
なぜだ?
憑依して麗佳を完全に乗っ取ったはずなのにー

「えへへへへへ…」
麗佳はニヤニヤしながら学校に戻り始める。

(って、な、なんだ!?
 これから駅のトイレに行ってオナオナしようとしてたのに!)

昭介が叫ぶと
麗佳はケラケラと笑う。

「人の身体を乗っ取っておきながら何遠慮してるんだよ?
 どうせオナるなら教室で派手にかまそうぜ」

(は、、はぁぁ??そ、それじゃこの子の人生、
 やべぇだろ?
 っつか、お前も憑依薬でこの子に?)

昭介が心の中で叫ぶと
「へへ、そうだよ。ルーキーさん」
と、麗佳がほほ笑んだー

”るーきー?”

と、いうことはこいつは百戦錬磨の憑依人か?

昭介はそんなことを思いながら叫ぶ。

”おい!教室でオナったら、この子、
 普通に生活できなくなるぞ”

「---ぷっ」
麗佳は笑うと、立ち止まる。

「それの何が問題なんだ?」

とー

(あ??)

「--どうせ、俺の身体じゃないんだし
 この女がどうなったって関係ないじゃねぇか」

麗佳は自分のことを他人のように言いながら笑う。

(、ち、、違う!俺はこの子の身体で
 女子高生として生活を送りたいんだ!)

「--…くく、別の身体を探せばいいじゃないか」
麗佳の言葉に
昭介は叫ぶ

(こ、この悪魔…!人の身体を乗っ取るからには
 せめて……せめてその、、節度をだな…)

昭介の言葉に
麗佳は「うるせぇよ」と低い声を出した。

そしてー

「人の人生乗っ取って滅茶苦茶にしようとしてるのは
 同じだろうが。
 成りすますか、壊すか。
 どっちにしろ、お前も人の人生を奪ってんだよ。
 中途半端に善人面するんじゃねぇ」
麗佳に言われた昭介は(ぐっ…)と黙り込んでしまう。

「--ん?早いな」
校門にいた先生が麗佳に言う。

「あ、、はい~」
麗佳に新たに憑依した男は、
さっきまでの出来事を知らないー

そのため、適当な返事をしながら
麗佳は教室に向かったー

「さぁ見てな」
麗佳が笑う。

”や、やめろ!お前!その子の人生を…”
昭介が叫ぶー

だが、麗佳は、その場で制服を脱ぎ始めた。

周囲のクラスメイトの視線が集まり始めるー

「じゃ~ん♡」
麗佳が嬉しそうに言う。

「--な!?」
「なにやってんだ!?」
「きゃああああああ!?」

上半身下着姿になった麗佳は
まるでモデルのようなポーズをとって
クラスメイトたちに挑発的な視線を送る

(ば、馬鹿やろう!この子の人生…
 お、俺が奪うはずだった人生を
 滅茶苦茶にしやがって!)

昭介が叫ぶ。

「--黙ってみてな」
麗佳は小声で、昭介に向かってそう呟いたー

「--あ~~~~!すっごい開放感」
麗佳は両手を広げてケラケラ笑う。

「みんな、わたしのこと、おとなしい子だって
 思ってたでしょ?
 くふふふ…ぜ~んぜん!
 今までわたしず~っと我慢してたのぉ!」

麗佳が普段出せないような
大きな声でしゃべるー

クラスメイトたちはただただ驚いているー

「でもね、もうやめたの!
 わたし、全部さらけ出すことにしたの!」

そう言いながらスカートを脱ぎ捨てて
近くで唖然としている男子に投げつけた。

スカートを手に取った男子は顔を真っ赤にしている。

下着姿の麗佳が教室の前に立って
先生の机の上に乗って足を組んだ。

「どうー?これが本当のわたしよ?」

挑発的な笑みを浮かべる麗佳。

(おいおいおいおいおい、もうこの子、終わりじゃねぇか!)
昭介が心の中で叫ぶ。

「それが面白いんじゃねぇか…
 普通の女子高生になったって
 女子の世界の現実を味わって
 疲れるだけだぜ」

麗佳に後から憑依してきた男がケラケラと笑うー。

「さぁ~て…お前にも味合わせてやるよ」

そう言うと、麗佳は机の角で自分の身体を
刺激し始めた。

クラスメイトたちが悲鳴を上げている

(おい、、やめろって!)
昭介は戸惑いながら叫ぶ。

こいつはこの麗佳という子の人生を
本当に壊す気かー。

「んあぁ♡ あっ♡ うぅ♡ ふふふ♡」
興奮と苦痛が混じったかのような
不気味な声を出す麗佳ー。

(も、もう付き合ってられねぇ!)
昭介は麗佳の身体から飛び出そうとした。

しかしー

(-!?!?)
昭介は驚く。

麗佳の身体から出ることができないー

「ははっ!♡ ざんねん♡ だったなぁ♡」
麗佳が喘ぎながら笑う。

昭介に語り掛けているのだが
興奮した麗佳は、そのことも忘れて
大声でクラスメイトたちにも聞こえる声で
昭介に語り掛けている。

「--憑依はぁ♡ 上から あっ♡ あっ♡
 覆いかぶさるようにして♡ あぁん♡」

麗佳が激しく身体を動かしながら言うー

「だから♡ 先に憑依していた あぁっ♡
 お前はぁ… 俺に 覆いかぶさられて…♡
 俺が…この女から♡ 抜けないかぎりぃ♡ んぁあああっ♡」
麗佳が顔を真っ赤にしながら叫ぶー

大人しい麗佳の突然の豹変に
クラスメイトたちは唖然としている。

(んぁ…、、や、、やめろ… 俺まで…ゾクゾクしてきた…!)
麗佳に憑依している昭介が叫ぶー

昭介のさらに上から憑依した人物が
麗佳の身体でエッチなことをしているー

そのゾクゾクが昭介にまで伝わってきたのだ

「んんん…♡
 三人分の…興奮…♡」
麗佳が身体をぶるぶるふるわせる。

麗佳の身体と、
昭介と、あとから憑依してきた男の
3人分の興奮が身体に伝わる。

「んあぁぁっ♡ あっ♡ あぁん♡ あっ♡」

(すげぇ…なんだこの感覚…んっ…おぉぉ)

「--あ♡ あぁ♡」
麗佳は、身体を震わしながら、その場に液体を
ばらまいて、がくがくしながら崩れ落ちたー

「はぁ…♡ はぁ…」
幸せそうな表情の麗佳ー

そこに、先生がやってきたー

「な、、、何やってるんだ!?」
思わず先生が叫ぶー

「あ…♡ あれ…お、、、おい」
麗佳が呟くー

最後に憑依した男は、
麗佳としてイッて満足してー
もう、麗佳から抜け出していた。

「な、、なにって…!」
麗佳の身体をようやく掌握した
昭介は戸惑う。

”くっそ、こんな場面で抜け出しやがって!
 もう知らねぇ!”

昭介も抜け出そうとするー。

しかしー

ーー!?!?!?

「え…」
麗佳は表情を歪めたー

昭介は驚くー
麗佳の身体から抜け出せないー

「な、、なんて格好してるんだ…!」
先生が目をそらしながら言う。

周囲のクラスメイトたちも困惑しているー

やがてー
女性教師がやってきて
麗佳に布をかぶせると、
そのまま麗佳は生徒指導室へと連行されたー

「え…ちょ、、ま、、待てよ…
 へ、、変態女子高生として生きてくのなんて…
 勘弁してくれよ…!?え?」
麗佳がブツブツと呟くー

昭介の上から別の人間が
さらに憑依したことによってー
昭介は、麗佳の身体から
抜け出せなくなってしまったー

昭介はー
教室で突然エッチなことをし始めた
痴女としてー
生きていくことになってしまうのだったー。

おわり

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コメント

リクエストによる作品でした!

”女性に憑依して、さらにその上から憑依されて
思い通りに行かなくなる憑依者のお話”

というリクエストから作ったお話ですネ~!

二重に憑依されてしまって、しかも
抜け出せなくなってしまうなんて…
大変ですネ~☆!

お読み下さりありがとうございました!!

小説
憑依空間NEO

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