<入れ替わり>大きくなったらパパと結婚したいな!①~父と娘~

大きくなったらパパと結婚したいー

無邪気な娘はそう思っていたー

けれど、そんなことはできないー
そう思っていた彼女の前にー…

※リクエスト作品デス!
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「大きくなったらパパと結婚したいな!」

小さいころから父親のことが大好きな少女・希恵(きえ)ー。

父親である兼五郎(けんごろう)も、
そんな娘のことを微笑ましく思っていたー。

だがー。
どんなに父親のことが好きであったとしても、
父親と結婚することはできないー

それが、この世の”ルール”だー。

「--希恵…お父さんとは、結婚はできないのよ」
母親の智子(さとこ)が諭すようにして言う。

娘に夢を見せてあげたいー
そうは思いつつも、教えるべきことは
教えなくてはならないー

そう思いながら、母・智子は希恵にそう伝えていたー

希恵も、幼いながら
だんだんと理解していく。
”パパのことが好きでも、パパとは結婚できないんだ”
とー。

そしてー
時は流れたー

丸藤家の長女・希恵は、
元気に育ちー
小学校に入学しー
すくすくと育っていたー。

だがー
数年が経過したある日…。

図書室で、希恵は本を片付けていたー

その時だったー
図書準備室の中に、
ホコリまみれの本が棚と棚の隙間に
うまく入り込んでいるのを希恵は見つけた。

「なんだろう…?」
希恵は、”汚いなぁ”と思いながら
見つけてしまった本をスルーすることはできず、
その本をポケットティッシュで吹きながら
開いてみたー

すると、
そこには”好きな人と両想いになる”と書かれた
おまじないが、載っていたのだ。

「---なにこれ~?」
希恵は笑いながらそれを見る。

”好きな人ー”
希恵は、ふとその言葉を見て、
ずっと封印してきたことを思い出す。

そうー
”パパ”のことだ。
3年生になった希恵は、今でも
父親である兼五郎のことが大好きだった。

忘れられない思いー。

けれどー
”パパとは結婚できない”

そのことを、希恵はもうすっかり理解していたー

それと同時に、
母親の智子のことが、内心は邪魔だったー。

ママさえいなければ、パパはわたしだけのものなのにー

と。

「---…」
希恵は周囲に誰もいないことを確認して、
その”おまじない”が書かれた本を
服の中に隠して、そのまま図書室から立ち去ったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜ー

おまじないの本を読む希恵。

その本によれば、
好きな人の近くでそのおまじないを
唱えることによって、
その人と両想いになることができるのだというー

”太古のおまじない”と書かれているー

希恵には”太古”という言葉の意味が
まだわからなかったが
なんとなく凄そうな、そんなイメージを受けた。

そしてー
「パパ…」

希恵は立ち上がる。

このぐらいの年齢だと、
まだ”おまじない”だとか”占い”を
本気で信じる子も多いー。

パパと両想いになることができると
本気で思った希恵は、
父親のもとに向かったー。

・・・・・

「ん?希恵?どうしたんだ?」
父親の兼五郎が希恵の姿を見てほほ笑む。

「パパ~」
希恵は、父親の兼五郎のところに
駆け寄っていく。

「--はは、どうしたんだ急に~?」
兼五郎が笑いながら希恵を優しく撫でる。

「------」

希恵がぼそぼそと何かを呟き始める。

本に載っていたおまじないを唱え始めたのだ。

ブツブツと呟く希恵ー。

そしてー
おまじないを唱え終えると、

「--!?!?」
「-!?」
父親の兼五郎も
希恵も、異変を感じた。

突然、自分の周囲の世界が
ぐるぐると回り始めたのだー

いやー、
回り始めたのは世界ではない。

自分たちが激しいめまいを
覚えたのだったー。

そして、そのまま二人は倒れてしまうー

希恵はー
”おまじない”を少し間違えたー。
希恵が本で読んだのは
”両想いのおまじない”だったが、
少し間違えたことによってー

ふたりはー
”入れ替わって”しまったー。

「う…」
起き上がる父親の兼五郎ー

中身は、希恵だー。

近くの鏡を見つめるー
そこに映ったのは
”大好きなパパ”の姿ー

「え…?」
驚く兼五郎(希恵)

「パ…パパ…」
その直後ーーー
突然兼五郎(希恵)の脳裏に
激しい稲妻のようなものが走ったー

今まで感じたことのないような、
激しい衝撃だー。

「---!?!?!?!?!?」
父親の30年以上の記憶がー
一気に走馬灯のように再生されるー

「--!!!!!あ…」

父親の身体になったことで、
希恵の中にー
父・兼五郎の記憶が流れ込んできたー

「う……」
一方、希恵(兼五郎)も目を覚ます。

「--あ…あれ…おれ…?」
可愛らしい声が出たことに気づく希恵(兼五郎)

鏡を見て、希恵(兼五郎)は思わず
「うわああああああ!」と叫んだー

「---パ…パパ」
その近くには、ニヤニヤしている兼五郎(希恵)の姿があったー

兼五郎の記憶が流れ込んできた希恵はー
”エッチ”の知識を初めて身に着けた。

まだ3年生だった希恵に、そんな知識はなかったー

だがー
兼五郎になったことでその知識を
一気に身に着けたのだー

そして、それが
”パパ大好き”の感情と
兼五郎の中にあった”下心”が混ざり合いー、
兼五郎(希恵)は、希恵になったパパを襲ったー。

「えっ!?!?うわっ!?」
希恵(兼五郎)が悲鳴を上げる。

父親の身体になった娘が
娘の身体になった父親を襲うー。

そしてー
希恵になった兼五郎にも、
同じように希恵の身体になったことで、
希恵の記憶が流れ込もうとしていたー

その瞬間ー
エッチなことをされて、
脳に激しい快感が流れ込みー
はじけたーーーー

「あ…あ…」
希恵(兼五郎)はぴくぴくと震える。

兼五郎(希恵)は「パパぁ…」と満足そうに
ニヤニヤほほ笑んでいるー。

「---あ…」
希恵(兼五郎)の記憶がーー
はじけ飛んでしまったー

記憶が流れ込む段階でエッチなことを
させられてしまったからだろうかー

希恵になった兼五郎はー
”兼五郎”としての記憶を失ってしまったー

「パパ…?」
希恵(兼五郎)が言うー

「うふ…ふふふふ…
 パパ…?うん、ふふ、わたしがパパだよ!」
父親になった希恵は嬉しそうにそうほほ笑んだー

・・・・・・・・・・・・・・・・

父親・兼五郎になった希恵は
さっそく行動を起こしたー

父親の記憶が流れ込んできたことで、
希恵は3年生でありながら、
大人としての記憶や思考も身に着けたー

パパを独り占めするために邪魔な存在
母親の智子を排除する方法があったー。

それはー
”離婚”

「-なんだ、簡単じゃん!」
兼五郎(希恵)はほほ笑むー

数日のうちに、
兼五郎(希恵)は離婚届けを用意しー
それを、母親であり、兼五郎にとっては妻である
智子に差し出した。

「---え…?」
智子は驚くー

兼五郎との関係はうまくいっていた。
離婚に至る要素なんて、
一切見当たらない。

「ど、、どういうこと…?」
動揺する智子。

「--わた、、いや、俺と別れてくれ!」
兼五郎は叫んだー

当然、反対する智子。
妻の智子からしてみれば
”何も悪いことをしていない”し、
離婚されるようないわれはないー。
智子には離婚するつもりがなかったー

だがー
兼五郎になった希恵は、
その日から智子のことを徹底的に無視し始めたー

やがて、半月が経過し、
その生活に耐えられなくなった智子は
離婚を受け入れたー

「--わたし、パパについていく~!」
希恵になってしまった兼五郎はそう叫んだ。

ー当然だったー。

希恵の記憶に飲み込まれてしまった兼五郎が
選ぶのは、もちろん”パパ”だろう。

兼五郎になった希恵にはわかっていた。
もし両親が離婚したら自分は
間違いなく”パパ”を選んだー

だから、離婚すれば
パパについてくるのは分かっていたー

「これで…」
兼五郎(希恵)は笑うー

「これで、パパはわたしのもの…!
 うふ、、うふふふふふふふ!」

邪魔者である母親を追い出すことに成功したー

これでー
父親である兼五郎になった希恵と、
希恵になった兼五郎の生活が始まるー。

おまじないの内容が違ったことで
入れ替わるという思わぬ結果に
なってしまったものの、希恵にとっては
これはこれでよかったー。

父親・兼五郎の記憶が流れ込んできた今、
自分がどうあがいても”パパとは結婚できない”ことを理解したー。
父と娘は、法律上、結婚することができないからだ。

たとえ、おまじないを成功させて
両想いになっていたとしても、
自分はパパとは結婚できないー
そのことを、兼五郎になった希恵は
よく理解していた。

・・・・・・・・・・・・・

「行ってきます」
兼五郎になった希恵は、
兼五郎の記憶を引き出しながら
会社での仕事もそのまま
しっかりとこなしたー

父親の記憶が流れ込んできたことで
急速に”大人としての考え”ができるようになった
希恵ー
父親として、会社に行くことで、
希恵はより”パパすごい!”と思うようになっていたー。

そして、パパに対する愛をさらに深めていくー

”パパ、こんな大変なお仕事してたんだなぁ~”

そう思うだけでドキドキして止まらないー
家に帰れば、鏡で大好きなパパの姿を見ては
一人、喜んでいるー。

希恵と入れ替わったことで
記憶を失ってしまった希恵を
異常なまでに可愛がり、
愛し、そして、希恵の記憶に完全に
支配されて希恵そのものになってしまった兼五郎は、
「パパ大好き!」と毎日のように
兼五郎(希恵)に抱き着いてくるのだったー

幸せな日々は過ぎていくー

希恵は、中学生になり、高校生になりー
高校を卒業したー

2人はー
父と娘の関係を超えたー。

希恵(兼五郎)が妊娠してしまったのだー。

兼五郎(希恵)は、希恵(兼五郎)を溺愛しー
希恵の記憶に飲み込まれて”パパだいすき!”になった
希恵(兼五郎)も、パパを溺愛したー。

そしてー
ふたりは、希恵が高校生になったころから
夜な夜なエッチなことをするようになってしまったー

兼五郎になった希恵が、”パパだいすき”の考えを元に
希恵になった兼五郎を育ててきたために、
希恵は高校生になっても、”パパ”以外の男性には目もくれずに
パパを溺愛していたー

今も
”パパと結婚したい”と呟いているー。

そして、ついに子供まで授かってしまったのだー。

けれどー…
兼五郎になった希恵は、最近”さみしさ”を感じていたー

それはー

「---パパにもう一度会いたいー」

入れ替わったときー
希恵は、父親である兼五郎になって
兼五郎の記憶が流れ込んできて、
”希恵”としての自分を保ったまま
父親である兼五郎の記憶も手に入れた。

しかしー
希恵になった兼五郎は、
希恵の記憶が流れ込んでくる際に、
希恵の記憶に支配されてしまい
父である兼五郎としての自我を失ってしまったー

最初はそれでもよかったー
けれど、次第に兼五郎(希恵)は、
まるで”自分が自分に接しているようだ”と
思い始めていたー

”パパ”がいなくなってしまったー
と、そう思い始めていたー

希恵の身体の中身は確かに兼五郎だが、
自我を失ってしまっている今の状態は、
パパと言えるのだろうかー。
身体は希恵のもの。
中身は、父・兼五郎としての自我を失い、希恵の記憶しか持たない兼五郎。

それが、パパなのだろうかー。

「-----」
兼五郎(希恵)は、決意したー

あのときのおまじないの本を
久しぶりに開きー、
兼五郎(希恵)は、あるおまじないを見つけるのだったー。

②へ続く

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コメント

リクエストによる入れ替わりモノです~☆!

Hな場面のリクエストもあったのですが、
小さな子相手のそういった描写で以前、
投稿前に「修正してください」と出たことがあるので
(小学生エンペラーというお話のとき1回だけそれが出てきて
 修正して投稿しました)
その部分は、軽い描写にとどめておきました~汗

明日は完結編!
ぜひお楽しみくださいネ~

入れ替わり<大きくなったらパパと結婚したいな!>
憑依空間NEO

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