お互いの皮を着こんで
”相手の立場”を経験することになった
女性教師と男子生徒。
2人の、運命は…?
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「----…」
美沙の姿の皮を着こんでいる行也は
先生として教室に向かう。
(~…スカートって、噂には聞いてたけど
やっぱスースーして落ち着かねぇな
まぁ、女は慣れてるんだろうけどよ)
廊下を歩きながら美沙(行也)は
そんなことを思う。
(に、しても先生の皮を着こんでるとは
本当に思えねぇな…
まるで先生そのものじゃねぇか)
スカートから覗く足を見られているような
そんな感覚を感じながら教室に向かうー
(みられるって…なんか、ちょっと興奮するな、へへ…)
そんなことを思いながら
ようやく教室に到着するとー
行也(美沙)が、机に脚を乗っけて
煙草を吸っていたー
美沙(行也)は唖然とする。
(バ…バカ野郎!俺もそこまでしねぇぞ!)
心の中で叫んだ。
確かに悪態はつくが
堂々と教室の真ん中で煙草を吸ったりはしていない。
周囲もざわついている。
「---テ…テメ…」
そこまで言いかけて美沙(行也)は
自分の口から女の声が出たことで
今は美沙先生であるということを
思い出しハッとする。
「ゴホッ…コホン…オホン…
あ、、あ~…名坂く~ん?」
わざとらしい声を出す美沙(行也)
「い、一体、何をしてるのかしらぁ?」
美沙(行也)は今にもブチ切れそうだった。
だがー先生として
振る舞わなければ
”元に戻さない”と言われる可能性すらある。
ここは、先生の”相手の体験学習”に
付き合うしかない。
「---あ?うっせぇな!引っ込んでろよババァ」
行也(美沙)は吐き捨てるようにして言った。
「バ…ババァ!?」
美沙(行也)は裏返った声で叫んだ。
あんた
まだ20代後半だろーが!
行也は内心でそう叫ぶ。
つか、なんだよその態度はー!
「---…な、、名坂くぅん?
そういうの、良くないと思うんだけど~?」
美沙(行也)は
顔面をピクピクさせながら言う。
今にも怒鳴り声を出してしまいそうな、
そんな勢いだ。
「---…へ~」
行也(美沙)は座席から立ち上がると
美沙(行也)の方に近寄ってきた。
そして、たばこの煙を
ふ~、と吐きかける。
「---テメ…!」
美沙(行也)はついに口調を荒げた。
「あれぇ?」
行也(美沙)はわざとらしく笑う。
「---く…く…」
美沙(行也)は目の前の自分を
ぶん殴ってやりたい気持ちに
なりながらも、なんとか耐えた。
(くっそ~…先生のやつ…)
「--な、、名坂くぅぅぅうん??
早く座りなさぁぁい」
怒りを無理矢理抑え込んで
美沙(行也)はそう呟くと、
行也(美沙)は”よくできました”と
小さく呟いて座席へと戻って行った。
「--(ふふ…不真面目にやるってのも
結構いい気分ね)」
行也になっている美沙は
内心でそう思った。
反抗的な自分に
興奮している美沙の意識に
影響されてか
行也の皮のアソコはー
大きくなっていたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後は、別クラスの授業が続き、
美沙先生として、記憶を引き出しながら
普通に授業を進めた。
一方の行也になった美沙も
素行の悪い生徒として
行也の記憶を読み取りながら
自然に、振る舞った。
そして放課後ー。
二人は、生徒指導室の応接室で
2人きりになった。
「---ふふふ、よくできたじゃない」
行也(美沙)が笑う。
「---テメ―!ふざけんなよ!」
美沙(行也)が叫ぶ。
「--さぁ、さっさと元に戻せ!」
美沙(行也)が怒りの形相で詰め寄ると
行也(美沙)は笑った。
「少しは…わたしの苦労も分かってくれたかしら?」
とー。
「--あ?、、、ま、、まぁ…
わ、、わかんねーこともねぇけどよ…」
美沙(行也)は長い髪をいじりながら言う。
「--ふふ、じゃあ、明日もよろしく」
行也(美沙)がそう言って生徒指導室から
出て行こうとする。
「あ、明日ぁ!?」
美沙(行也)は叫ぶ。
「そ、明日」
それだけ言うと行也(美沙)は
生徒指導室から出て行ってしまった。
(くそっ、あの女、いつまでやらせるつもりだ!)
行也は内心でそう叫ばずにはいられなかった。
こんなこと、いつまで続くのかー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自宅ー
行也として、行也の家に帰宅した
美沙は、ニヤニヤと微笑んでいる。
「まさかー」
行也(美沙)は興奮しているのか
ズボンが破れそうなほどに
勃起していた。
「まさか…
名坂くんが、わたしをオカズに
抜いてるなんてねぇ~くふふ」
行也(美沙)は、顔を少し赤らめて笑っていた。
行也の記憶を読み取る中で、美沙は
ある記憶を見つけた。
それはー
美沙のことを想像して、トイレでエッチをしている
行也の記憶だった。
「--ふふふふふ…
ひみつゲット」
そう呟きながら
行也(美沙)は
スマホであるサイトを確認した。
”皮キット”を購入したショップだ。
皮になった状態から元に戻るためには
同じ出品元が販売している
”解除キット”が必要になる。
けど、
皮キットがホンモノかは分からないし、
二重にぼったくられることを避けようと、
”解除キット”の購入は見送っていた。
だが、
こうして皮になれるキットが
本物だった以上、元の姿に戻るために
解除キットを買わなくてはならない。
「--ふふふふ…♡」
行也(美沙)は
外見に似合わぬ甘い息を吐いた。
そしてー
表示されている画面を見つめた。
”解除キット”
品切れーー
とー、表示された画面をー。
美沙の”誤算”
解除キットが手に入らなくなってしまい、
”元に戻る手段”を失ったことー。
けれどー
「ふふふ…若い男の子の姿…
別にぃ…それでもいいかなぁ…ふふふふ」
行也(美沙)は
別に何も困ってなどいなかったー
こうなってしまったのなら、
行也として生きて行けばいいー。
問題はわたしになった行也ー。
けどー
どうとでもなるー
”大人の女”の
したたかさで、いくらでも
丸め込むことができるー
美沙は、そう思っていたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
行也(美沙)が昼休み中に
いじめられっ子を殴り、怪我をさせた挙句
窓ガラスまで割ってしまった。
(ふぅ…気持ちイイ♪)
行也(美沙)はそう思いながら
先生の到着を待った。
「な…何してるの!?」
美沙(行也)の表情には焦りが浮かんでいる。
クラスのいじめられっコは怪我をしていて
窓ガラスが割れている状態。
これ、退学案件じゃないか・・・?と震えながら。
「--く、、くそっ!まさかテメェ!」
美沙(行也)は我慢できなくなって
本性を露わにして
行也(美沙)の胸倉をつかんだ。
「---せ、先生!落ち着いて!」
「先生!?」
美沙先生が行也の胸倉をつかんだー
周囲からは、そうとしか見えないこの状況。
「テメェ!俺を退学に追い込もうとしてるんだな!?」
行也はそう判断したー
行也の姿になった美沙先生が
エスカレートしていくことで
名誉を傷つけられるのは行也のほうだ。
美沙(行也)は激しい形相で行也(美沙)の方を睨む
「別に…そうじゃないわよ」
本性を現したふたりー。
男口調の美沙先生と
女口調の行也。
周囲は混乱している。
「くっそ…俺も同じことしてやるぜ!」
そう言うと美沙(行也)は周囲に向かって叫び始めた。
「みんな~聞いて!
わたしね、夜になると興奮しちゃって、
エッチな服着て毎晩オナニーしてるの!
うふふふふふ~どう~?
ほら、写真もあるわよぉ~!」
美沙(行也)は叫ぶ。
行也として美沙先生が好き勝手するなら
俺も美沙先生の評判を落としてやるー
そう思っての行動だった。
悲鳴に似たような声が周囲から
響き渡る。
やりたい放題をする2人ー。
ほどなくしてー
駆けつけた別の先生から
二人はきつく怒られることになってしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
生徒指導室で、行也(美沙)と
美沙(行也)は話をしていた。
「--……」
行也(美沙)は
”最初は元に戻してあげるつもりだったけど、
元に戻るための”解除キット”の販売が
終わってしまって、元に戻る方法が
ないことを告げた。
「-…あ、???お、、おいふざけんなよ!」
美沙(行也)は叫んだ。
勝手に人に着ぐるみを着せておいて
元に戻る方法もない?
そんなこと…!
「--ま、待って!落ち着いて!」
行也(美沙)は叫んだ。
行也の皮を着こんでいる美沙は、
正直、行也として反抗的な態度が
楽しくなってきてしまっていたし、
若返ることもできていたから、
今の状況のままでも構わないと思っていた。
だから、皮を脱ぐことができなくても
問題はない。
しかしー
行也は違う。
美沙の皮を着こんだ行也は
元に戻りたがっている。
なんとか説得しなくては…。
「--くそぉぉぉぉぉ!どうすればいいんだ!
くそっ!脱げろ!ぬげろぉぉぉぉぉ!」
美沙(行也)は
美沙の頭の部分を掻き毟るようにしている。
”皮”を脱ごうと、狂ったように
もがいている。
「-無駄よ。わたしも試してみたけど、
脱げないわ」
「--脱げないわ、じゃねぇぇぇ!」
美沙(行也)は怒りにまかせて
行也(美沙)に殴り掛かる。
しかしー
前と同じように
女になってしまっている行也の攻撃は
軽く回避されてしまう。
「くそっ…くそっ…くそっ…!」
美沙(行也)は
顔を引きはがそうとして
顔をむしっている。
そんなことでは、
この皮は、脱げないのにー。
「……」
行也(美沙)が美沙(行也)に
近づくと、諭すようにして呟く。
「--また”解除キット”が手に入るかもしれないし、
それまではお互いとして生きて行くしかないわ。
……わたしの皮を着てる間は、
好きにしていいから…ね?」
”好きにしていい?”
その言葉に美沙(行也)は反応する。
「えぇ…そ、、その…家の中でなら
何してもいいから…」
「---え……」
行也(美沙)の提案に、
皮を脱ぐことができる日までは、
付き合ってやろうと、
そう美沙(行也)はしぶしぶ頷いた。
その日からー
二人はお互いとして
生きることにしたー
行也になった美沙は
変わらず学校で好き放題している。
行也としてー。
一方、美沙になった行也は
凛とした女性教師として
真面目に振る舞い、行也(美沙)の
指導を行う日々が続いたー
いつしか2人は
お互いとして生きることに
慣れてしまい、
元に戻ることを考えることができなくなっていたー。
それから数か月が経過したある日ー。
「-----…あ」
美沙(行也)が先生から教えてもらった
皮”解除キット”の販売サイトを見ていると
数か月ぶりに在庫アリになっていることに気付いた。
「---お…!や、、つ、ついに戻れるぜ!」
美沙(行也)は叫んだ。
行也(美沙)は、元に戻ることに反対したが
美沙(行也)が”皮”をそろそろ脱がせろ!と叫んだために
行也(美沙)もようやく観念したのだった。
翌日の学校ー
放課後に空き教室で解除キットを使うふたりー。
そして…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「♪~~~!
なんだか今日はとってもいい気分」
美沙は、嬉しそうに廊下を歩いていた。
ついに
”解除”
されたー。
二人の”違和感”は解除されー
皮のこともー
忘れー
自然な生活を送ることができる。
もう、何も心配することはないー
空き教室から出てきた行也も
ニヤニヤしながら廊下へと
飛び出していくー。
美沙はもう、思い出せないー
”自分は、美沙の皮を着ている行也だということを”
行也はもう、思い出せないー
”自分は、行也の皮を着ている美沙だということを”
おわり
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コメント
リクエストによる皮と入れ替わり?の要素がある
作品でしたー!
原文は、
不良が学校でタバコを吸ったり授業中抜け出したりクラスメートを
いじめたりやりたい放題をします。
真面目で融通がきかない女教師がどうしようもない不良男子に
説教したりしますが言う事を聞きません。
不良とかは学生時代から嫌いでしたが、
自分と違ってやりたい放題をする不良少年に指導するたびに
憧れてきてしまいました。
そうこうするうちに不良少年と入れ替わる事のできる
皮を作れる道具を手に入れました。女教師が不良の皮と自分の皮を作ります、
そして、放課後、生徒指導室に不良を呼び寄せ眠り薬入りのジュースを飲ませて眠らせます。
そして、不良を裸にさせて自分の皮を着せて自分の下着、
服を着せます。逆に女教師が裸になり不良の皮と下着服を着ます。
そして入れ替わり元不良は気がついた時あわて元に戻せと
自分の体につめよりますが女教師の力では負けてしまいます。
しぶしぶ受け入れることにしました。
お互い体の記憶を読み込めるので簡単になりきれます。
元不良は今までの女教師がそうであったように真面目な融通のきかない
女教師になり元女教師は今までの不良以上にやりたい放題をし
元不良の女教師に指導されるようになるという話をリクエストします。
と、いうものでした!
皮モノを書くのにまだあまり慣れていないので
私の中で色々考えた結果
こうなりました!
これから少しずつ経験を重ねて
ちょっとだけでもレベルアップできればな、、と思います!
ありがとうございました~~☆
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