憑依空間の昨月のアクセス数が
月間過去最高になりました!
ありがとうございます!
合計アクセス数226万アクセス記念も兼ねて短編小説をお送りします~!
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☆あらすじ☆
とある大学の
とある研究室で、
”何か”が行われようとしていた…
※フォロワー様のぽぜりあ様(@Posselia765)ゲスト出演小説デス!
(ご本人様許可済み、ぽぜりあ様を知らなくても楽しめます!)
※今日の小説「彼女いない歴=年齢②」は午前中に投稿済みデス!
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「--う~ん、何の研究だろう~?」
某大学ー。
女子大生の萌奈(もな)は、
同じ大学に通う”ぽぜりあ”という
人物からあるお願いをされていた。
それはー
”画期的な研究が完成したから
手伝ってほしい”
と、いうものだった。
最初、萌奈は首を縦には振らなかった。
どんな研究かは教えてくれなかったし
”とても面白い研究”だと言っていたから
見てみたい気もしたけれど、
得体の知れない研究に協力するのは
ちょっと怖かったし、気も引けた。
でもー
”ぽぜりあ”とはそこそこ親しかったし、
”絶対に笑える”と言っていたし、
「健康被害とかないよね?」と言う質問に
対しても”絶対大丈夫”という返事だったー。
”ぽぜりあ”の熱心なお願いに押し負けるカタチで
萌奈は、首を縦に振ったのだったー。
「---そもそも何の研究なんだろう…?」
萌奈が研究室に向かいながら呟く。
萌奈はとてもスタイルが良く、
明るいために大学内でも人気がある。
そもそも、どうして自分が選ばれたのか?という
疑問も浮かぶー
「-ま、ぽぜりあ君なら、
悪い事はしないよね」
”表向き”
悪い話は聞かない”ぽぜりあ”のことを
信用して、指定された研究室に入ると、
そこには、容器に入った緑色の液体が
置かれていたー。
その奥にぽぜりあが居る。
「--お待たせ」
萌奈は微笑みながら
ぽぜりあの方に向かう。
ぽぜりあと談笑しながら、
萌奈は研究室を見渡した。
てっきり、何か大げさな
装置か何かでもあるのかと思っていた萌奈は
拍子抜けするー。
研究室に用意されていたのは、
”緑色の液体”が入ったペットボトルだけー。
「--研究ってこれ?」
萌奈の不思議そうな言葉に、
ぽぜりあは頷いた。
ぽぜりあによると、
”手伝う”と言っても、見ててくれるだけで
良いのだと言う。
「--ねぇねぇ、ぽぜりあ君」
萌奈はぽぜりあの方を見た。
「-い、一応、もう1回確認させてね?」
よく分からない実験ー
ちょっと怖くなった萌奈はもう一度確認した。
”危険はないよね?”
とー。
ぽぜりあの返事はこうだった。
”絶対に笑える”
”健康被害が出ることは絶対にない”
”危険も全くない”
その言葉を聞いて、萌奈は
安心した様子で口を開いた。
「--じゃあ、ぽぜりあ君の実験、
見せてもらおうかな」
萌奈が笑うと、
ぽぜりあは、萌奈に”そこで立ってて”と告げて
突然、緑色の液体の入ったペットボトルを
飲み始めた。
「--!?」
萌奈が少し驚く。
あの液体は、何?
野菜ジュースにしては、
明るい緑色すぎる気がするー。
そんなことを考えていると、
ぽぜりあの身体が突然
透明になっていく。
「--え??えっ!?」
萌奈が驚くー
ぽぜりあは言うー
”透明人間になれる研究”、だとー。
「--わぁ~!すっごい!」
大して期待していなかった萌奈は
思わぬ出来事に驚き、
楽しそうに笑顔を浮かべた。
「--まさか透明人間になっちゃうなんて!
ぽぜりあ君すご~い!」
満面の笑みの萌奈ー
だがー
透明になったぽぜりあは、
その笑顔を見ていなかったー
綺麗な黒髪ー
程よい大きさの胸ー
大胆に露出された太ももー
ぽぜりあは笑みを浮かべた
”ここからが、本番”
だとー。
そしてー
ぽぜりあは、透明人間状態のまま、
萌奈の方に突進した。
「-ぽぜりあくん~?
どこ~?」
透明になってから
姿の見えないぽぜりあに呼びかける萌奈。
しかしー
「ひぅっ!?」
萌奈の身体が突然ピクンと震える。
「え…あ…、、ああぁぁ…」
激しい悪寒ー
これまでに感じたことのない寒さを感じて
萌奈は思わずその場にしゃがみこんだ。
”え…な、、なに…?”
萌奈が恐怖するー
そしてー
「あ…あ…あぁあ…
あ…あは、、あははっ♡
あははははははははははっ!」
苦しんでいた萌奈が笑いだした。
獣のような表情で
太ももをイヤらしく触って
両手で胸を揉み始める。
「うひひひひひひひ~!
研究大成功~!」
ぽぜりあが行っていた研究は
”憑依薬の開発”
それが完成したぽぜりあは、
誘ったら乗ってくれそうで、
かつ、美人の相手ー
”萌奈”を選んだのだったー
「今日から僕が萌奈だ~♡」
萌奈は手をペロペロと
舐めながら笑うー
「…くふふ…」
萌奈はゆっくりとした足取りで
研究室から外に向かうー
今日から女子大生ライフが始まる。
「--約束は、ちゃんと、守ったよー」
萌奈はニヤニヤしながら呟くー
”絶対に笑える”
そうー、萌奈は今、笑っているー。
”健康被害が出ることは絶対にない”
”身体”は健康だ。”身体”はー。
”危険も全くない”
危険はないー。ただ、安らかに眠るだけだからー
「くふふふふふふ…♡」
萌奈は妖しい笑みを浮かべながら、
大学の廊下を歩き始めたー
今日から、欲望の日々が始まるー…。
おわり
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コメント
ツイッターのフォロワー様、
ぽぜりあ様ゲスト出演の小説でした~!
ご本人様とお話してから随分時間が
経ってしまいましたがようやく
完成できて、一安心デス☆
お読み下さりありがとうございました~
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