家族が憑依されているー
そんなことも知らずに
雄也は幸せな時間を過ごすー。
そしてー…
-------------------------
「---はぁ♡ はぁぁぁ♡」
雄也の妻、妙子が、娘の美香の
生足をペロペロ舐めながら微笑んでいる。
「---ふふふ♡ もっと!もっとぉ♡」
母に足を舐められながら喜んでいる美香。
「---あぁぁあ…さいこう!」
二人は欲情しきった雌の表情で
お互いを抱きしめ合い、
激しいキスを始めた。
イヤらしい音が周囲に響き渡る。
舌と舌を絡めあわせて
互いの女の味を堪能するふたり。
「はぁはぁはぁ♡」
「んぁあえええ♡」
二人は父の雄也がいない間、
毎日のようにエッチを繰りかえしていたー
もう、女の身体には慣れたー。
だがー
この快感は何度味わっても、最高だ。
忘れられないー
やめられないー。
「はぁ…♡」
涎を垂らしながら妙子は
カレンダーを見つめたー
明日はー
自分たちが憑依してから1年ー。
ついに、雄也にその真実を明かす日だー。
同期の丸山は言ったー
「4人に憑依した後は、それぞれに成りすまして、
1年間を過ごすー
そして1年後ー
憑依されたという真実を雄也のやつに伝えてやるー。
それが、復讐のプランだ。
1年も前に、家族が全員憑依されていたなんて知ったら
雄也のやつ、絶望するだろうなぁ?ケケケ」
インテリ風の同期・丸山の考えた
狂気の復讐ー
それが、いよいよ完結しようとしているー
とは言えー、
そこからが始まりかもしれないー
愛染亮という男から購入した憑依薬は
一方通行だった。
妙子に憑依した細身の男の身体も、
美香に憑依したスポーツ刈りの男の身体もー
既に、あの日、死んでいるー。
もう、戻る場所などないのだー
ここからはー
雄也を脅してこき使う日々が始まるー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「--あははははっ♡ あははははっ♡」
雄也の妹ー、薫は
半年前に教員の仕事を辞めたー
それからは自分の身体を使ってお金を稼いでいるー
兄の雄也は、突然仕事を辞めた薫を心配していたが
誤魔化すことは簡単だった。
「--うへへへへへぇ~!薫ちゃん~!」
鞭で叩かれながら喜ぶおじさん。
「--ほら!ほら!わたしに跪きなさい!」
薫がSMの格好で、鞭を振るうー
薫はネット上や街で男を誘惑しては
身体でお金を稼いでいたー
「--あっはははははは!わたしは女王よ!」
おじさんを踏みながら
薫は愉快そうに笑いつづけたー。
カレンダーを見つめる薫ー。
”明日は、復讐の日”
だー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雄也の母親、佳恵は、
椅子に座って編み物をしながら
カレンダーを見つめた。
「明日は、誕生日ね…」
佳恵は、静かに微笑んだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日ー
ついに雄也の誕生日の日がやってきた。
いつも通り仕事に向かう雄也。
雄也が仕事に向かったのを確認して
娘の美香と妻の妙子は抱き合った。
そこに、雄也の妹・薫もやってくる。
「いよいよね。
1年間…長かったわ」
薫が笑う。
「--ははは、別にこのメンバーでいるときは
男の口調で話したっていいのよ?」
妙子が笑うー。
「--お母さんも女言葉になってるじゃない~!」
笑う娘の美香。
1年間女として暮らしてきた3人は
すっかり女性らしさを身に着けていたー
「--あれ?丸山は?」
薫が言う。
雄也の母である佳恵に憑依することになった
インテリ眼鏡の丸山が来ていない。
「--そういや、丸山のやつ、体調不良で、
憑依してから私たちとほとんど会ってないよね~!」
笑う妙子。
丸山は貧乏くじを引いたー
58歳の佳恵は、体調を崩していたー。
それゆえ、憑依した丸山は
思うように動くことができなかったー。
「ま、いっか。3人で、仕上げといこう!」
美香がそう言うと、
妙子と薫は頷いたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事を終えた雄也は帰宅するー。
「ただいま~!」
ーーー…?
しかし、誰かがいるはずの自宅から、返事が無い。
「あれ…?誰もいないのか?」
困惑する雄也。
しかし、雄也は奥のリビングから
光が漏れていることを確認すると、
そちらの方に歩き始めた。
そう言えば、今日は自分の誕生日だー
妻の妙子と娘の美香が
何か用意してくれているに違いない。
そんな風に思いながら、
リビングに入るとー
そこにはー
SM嬢のような格好をした、妹の薫がいたー。
「---!?か、、薫!?」
驚く雄也。
「うふふふふふふ…♡」
薫は甘い声で笑った。
「な…何て格好してるんだ…!」
雄也が言うと、
背後から別の声がした。
「--こんなにエッチな身体を持った
妹さんがいるなんて、素敵じゃない」
背後から現れたのは、
バニーガール姿の妻・妙子。
「た…妙子!?」
唖然とする雄也。
さらにー
「お父さん~?ふふふ…さぞ幸せだったでしょうね~?」
娘の美香が
メイド服姿で姿を現したー
「な…な…なんだ…!?
なんなんだ!?」
驚く雄也。
「--ふふふ…今日はね…大事なお話があるの」
バニーガール姿の妙子が自分の足を触りながら笑う。
3人は、顔を見合わせて微笑んだ。
「わたしたち~」
バニーガール姿の妙子が言うと、
美香が言葉を続ける
「1年前に~」
そして、薫がさらに続ける。
「--憑依されて、身も心も奪われちゃったの~!」
そこまで薫が言うと
3人とも、狂ったように笑い始めた。
「あははははははははははははっ♡」
立ち尽くす雄也ー
口をぽかんと開けて
間抜けな顔をしているー。
「---は…」
雄也は、言葉も出ないほどに驚いているー。
「--ふふふふ…
雄也、俺だよ」
妙子が男口調で喋りだす。
「---くくくく…発展途上の身体って最高だよな」
美香が笑う。
「--教師の仕事とか飽きちゃったから、
わたし、今、身体でお金を稼いでるの~!
あはははははっ!」
薫が、鞭を振りながら笑うー
「--な、、ななな、何を言ってるんだお前ら…!?
ドッキリか…?
そんな服まで用意して…!?」
雄也はそう言った。
やはりー
憑依なんて、簡単には信じられないようだー
そう言うと思って、彼女たちは憑依薬の実物を
用意していたー。
「---これ…何だと思う?」
「---他の人間に憑依する薬よ」
「---これで、私たち乗っ取られちゃったの!
1年前にね」
3人がケラケラ笑いながら言う。
「--う、、嘘だ…」
雄也の表情に次第に焦りが生まれてくるー。
「--ほら、お父さん!思い出してみてー」
メイド服姿の美香が笑いながら
雄也に身体を密着させて微笑む。
「1年前ー何があったかー」
美香の言葉に、雄也は頭の中で必死に
1年前の記憶を探り始める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだー
1年前からー
家族の様子が少しだけ変わった気がしていたー。
妻は、よくエッチを求めてくるようになったし
娘は、おしゃれに、親切になった。
妹はよく家に遊びに来るようになったー
そして、母はー寝込んでいることが多くなったー
同じ時期にー
同期の人間たちが変死したー
あれはー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「----ふふふ、
俺達さぁ、同期なのにお前ばかりが
どんどん功績をあげて憎かったんだよ」
太ももを撫でまわすように触りながら妙子が言う。
「--だから、4人で、お前の家族全員に憑依して
1年後に、こうして、お前を絶望に突き落としてやろうって
決めたんだよ」
娘の美香も男口調で笑う。
「--う…嘘だ!」
雄也は絶望したー。
信じられないという表情でー。
しかしー
妻も、娘も、妹も、
こんなことする人間じゃないー
「---うふふふふふ!
いい…!イイ!
興奮するよ!お兄ちゃん!」
鞭を持った妹の薫が言う。
「--その絶望する表情!
それが見たかったの!!
うふ♡ うふふ♡ うふふふ♡
あぁぁあ…濡れて来ちゃったぁ♡」
薫が甘い声を出して
自分を抱きしめる。
「お、、おい!
た、、頼む」
雄也はたまらず土下座した。
「--3人を、返してくれー」
涙ぐみながら土下座する雄也。
それを見て、3人の女は、微笑んだ。
憎しみの目で、
土下座した雄也を綺麗な脚で
踏みにじる。
「ぐあああああ!」
手を踏まれた雄也は不明をあげた。
「うふふふふ…
大人の男が情けない声で鳴いちゃって…」
妻の妙子が涎を垂らしながら笑っている。
「--うひひひひひ!情けないなぁ!」
娘の美香も笑うー
3人は、雄也を見下しながら笑いつづけたー
1年前に変死した同期のやつら…
雄也は、3人の姿を思い出しながら
必死にどうにかしようと考えた。
「お…おい!みんな!目を覚ましてくれ!
頼む!妙子!美香!薫!」
泣きながら叫ぶ雄也。
それでもー
3人がイヤらしい笑みを浮かべたままだ。
「---何を言ってるの~?
わたしぃ~正気よ~!うふふ~♡」
妙子が胸を触りながら笑っている。
「お父さん~?うふ♡
わたし、エッチな女に変わっちゃったの~!ふふ」
メイド服姿の娘・美香が指を舐めながら笑うー
「---えへへへへ!
わたしはエッチな女ですぅ~!」
妹の薫が自分を抱きしめながら言う。
「くそっ…くそっ…!警察に…警察に通報してやる!」
雄也がスマホを手にする。
しかしー
薫が鞭で雄也を叩くと、
笑いながら呟いた。
「警察が憑依なんて信じるかしら…?
それに、、わたしたち3人が、あんたに乱暴された、って
泣き叫んだら…
どうなると思う??
それにさ、逮捕されるのはわたしたちの身体かもよ~?
うふふ…ぐふふふふふふ!」
雄也は青ざめるー。
どうすることもできないー
「身体を返してほしければー
わたしたちの奴隷として、
これから毎日を過ごすのよ」
妙子が言う。
雄也は、どうすることもできずに
その場で涙を流した。
「--ふふ…お前の絶望する顔、
最高だぜ!」
美香が叫ぶ。
雄也はこの世の終わりかのような表情を
浮かべて、茫然としていた。
同期たちにとって、夢にまで見たこの光景ー
「---さぁ、忠誠を誓いなさい。」
妻の妙子が足を差し出しながら言う。
「--まずは、わたしの足をお掃除するのよ」
妙子に睨まれながら、雄也は
怒りに身体を震わせてー
妙子の指示に従うのだったー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生活は一変したー。
仕事に行き、
家ではしもべとして扱われる日々。
帰宅すると、毎日のように妙子と美香が
母と娘の身でエッチを繰り返しているー
時々、別で暮らしている妹の薫もやってくるー
毎日、喘ぎ狂わされている妻たちー
次第に身体つきも表情もエッチになっていくー
いつ、解放してくれるのかー
しかし、逆らえば、身体ごと処分すると奴らは言うー
いつしか、雄也はすっかりやつれてしまったー。
2年間ー
雄也は耐えたー。
いつか、身体を返してくれると信じてー。
しかしー
同期たちは、雄也に最後の絶望を与えることにしたー
「--お父さん…
2年間、よく頑張ってくれたね」
娘の美香が優しく微笑んだ。
「--ご褒美に、いいこと教えてあげるわ」
妹の薫が言う。
「--実はー」
妻の妙子が微笑んだー
「--俺達、もうこの身体から抜け出せないんだよー」
妙子の言葉に、
雄也はーー壊れた。
もう、娘たちを助けることは、できない…?
「う…うわあああああああああああ!」
狂ったように叫びだす雄也ー
その雄也を見つめて、
3人は、嬉しそうに、邪悪な笑みを浮かべたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雄也は壊れたー
会社にも来なくなった。
その後、どうしているのかは、知らない。
結果的に同期4人を葬り去ることができたー。
”部長”
そう書かれた机に座った
雄也の同期・眼鏡をかけたインテリ風の男、丸山は微笑んだー
憑依薬をオークションで購入した丸山は、
雄也の母に憑依することになっていたー
がー
しなかったー。
雄也の母は、憑依されてなどいなかったー
だが、他の3人とは離れて暮らしているし、
何より、他の3人は、自分たちが女に憑依したことで
浮かれていて、
丸山が憑依していないことに気付かなかったー。
最初から、彼は憑依するつもりなどなかったー
憎き同期・雄也に絶望を与えー
他の3人の同期は、雄也の家族に憑依させて
会社から消えてもらうー
そうすることでー
同期4人を消すことができたー
元々、彼の目的は他の同期4人を会社から消し去ること。
「--ふふふ…邪魔なお前たちがいなくなってせいせいするよ」
眼鏡を輝かせながら、丸山は静かに微笑んだー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
リクエストを元にした作品でした!
原文は
”会社で働いてる男がいた。彼はまだ若いのに
素晴らしい実績を見せてもう課長になってあと2、3年で
部長への昇進も決まってると言われるくらいだった。
そんな男が嫌いな人達がいた。そいつらは彼より先輩なのに
地位が低いことに不満があった。そんなある日、
そいつらは憑依薬と言うモノを手に入れた。
をれを利用してその4人は彼の母、妻、娘、妹にそれぞれ憑依した。
説明書によると一度憑依したら取り消すこともまた誰かに移動することもできない。
でも彼への復讐のためそれを受け取った。そいつらは何と1年も
彼女らになりすまして1年後彼にその事実を言うことにした。その時の彼の顔を楽しみにしながら。”
若干変わっている部分も(どのリクエストでもそっくりそのままではありません…)
ありますが、このようなカタチになりました~!
リクエスト&お読み下さりありがとうございました!
コメント
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なりすまし作品に関してです。どの作品でもですが特にリクエスト作品のなりすまし部分の場面が少なく弱く感じます。 以前の作品で、教師が不良になりすましたり、大人に憧れる女の子が担任の先生と入れ替わった作品でも、なりすまして生徒や家族など周りとの絡み、会話の部分が少なかったです。今回の作品でも家族になりすましたのが1年もあるのに家族になりすまして主人公との絡みや会話の場面が少なかったです。あっさりし過ぎてました。どのような作品でもなりすまして家族や周りと会話したり絡むのが肝心なカナメの部分で重要な部分と思いますのでご一考いただけたらと思います。
SECRET: 0
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>作品内のなりすましシーンについて
ありがとうございます~!
今後の参考にしますね!!