<入れ替わり>暴走入れ替わり男②~復讐~

自分を馬鹿にした女子大生バイトと
入れ替わった42歳のバイト男性。

手に入れた身体で好き放題した彼はー…

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「な…何してんの?」

男子学生バイト・健人が
カウンターで砂肝とビールを食べながら
童貞万歳ピースをしていた秋美を見て
唖然としていたー

秋美のあまりにも異様な行動ー

今、秋美は、
42歳独身男性のバイト・武史に
身体を入れ替えられているー

武史の身体になってしまった秋美は、
事務所で縛り付けられて
動けない状態で、
開いたままの事務所の扉から見える
店内の様子を見せつけられている。

「--え、、あ、、あははははは
 ちょっとお腹すいたなぁ~って」

わざと甘い声を出す秋美(武史)

そんな秋美の様子を見て、
健人は店内を見回した。

「あれ?そういやあのおっさんは?」

健人が言うー。

この健人というバイトも
武史と時々一緒のシフトになる。

その時には、いつも、
丁寧な感じの好青年という印象だったが…

「おっさん?」
秋美(武史)は少し不愉快そうに言う。

「--ほら、黒山だよ。
 あの独身おっさん。
 今日シフトいっしょじゃなかったっけ?:」

健人が言う。

「--あぁぁ、え~っと、黒山さんなら
 今、休憩に出てるよ」

秋美(武史)は
怒りでひくひくしながらそう答えた。

「--そっか~!
 あのおっさん、今頃どっかのトイレで
 シコってたりしてな!
 ははははは!

 秋美ちゃんと2人なんて、
 あのおっさんには刺激強すぎだろ?」

健人が笑う。

「--あ、、、あはははははははは!」
秋美(武史)も愛想笑いを浮かべた。

事務所では武史(秋美)がもがいている。

だが、カウンターの外に立っている健人からでは
その姿は見えない。

「ま、あのおっさんと2人とかだるいしな。
 バイト時間中にビール飲みたくなる気持ちも分かるよ」
健人が笑いながら、さっきまで秋美が食べていた
砂肝とビールを見つめる。

「--あいつ、ほんと仕事もできねぇし、
 使えないよな~!
 太ってて邪魔くさいし、
 なんかキモいし」

言いたい放題の健人。

秋美(武史)の怒りは爆発しそうになった。

「あのさ…
 あんたより、仕事できるから」

秋美(武史)の言葉に
健人は驚く。

「え…?」

「--黒山さん、あんたより全然仕事できるから。
 そうやって、黒山さんのこと
 悪く言うの、やめてくれる?」

感情的になる秋美(武史)。

事務所では武史(秋美)がもがき続けている。

「--な、、なんだよ、そんなにムキになるなよ」
健人が言う。

「---あ、、あいつのことかばうなんて、
 びっくりだなぁ…
 秋美ちゃんも、この前、あいつのこと散々」

「--好きだから」
秋美(武史)は言った。

秋美の身体の中にいる武史は
ニヤニヤしていたー

秋美ちゃんにこんなこと言わせてるなんてー。
くふふふふふふ

武史は笑う。

「---は?」
健人は唖然としていた。

「わたし、黒山さんのこと好きなの。
 あんたなんかよりもね」

秋美(武史)の言葉に
健人はさらに唖然とする。

「---ちょ、、ちょちょ、、、
 冗談はやめろよ!
 あんなおっさん」

その言葉に秋美(武史)は
カウンターに置いてあったビールを健人の顔面に
飛ばした。

「--あんなおっさん?
 あんた何様?
 わたし、黒山さんのことが好きなの!悪い?
 
 童貞が何よ!?
 黒山さんは素敵なおじ様じゃない!」

秋美(武史)はそう叫びながら興奮していたー

”あぁ…秋美ちゃんが俺をかばってるー
 いや…かばわせてるーくくく”

「---な、、、なんだよ」
健人の表情から笑顔が消えていた。

「---黒山さんのためなら
 わたしは、身体だって捧げるわ♡」
甘い声で言う秋美(武史)

健人は顔を真っ赤にして
「す、、好きにしろ!おっさんとイチャイチャしてろ!」と
捨て台詞を残して
コンビニから立ち去って行った。

「ふん!」
腰に手を当てて得意気な様子で笑う秋美(武史)

事務所の方に向かって行くと、秋美(武史)は微笑んだ。

「あ~あ、わたし、俺のこと好きな設定になっちゃったぁ くふふ」
秋美(武史)の言葉に、

武史(秋美)はわめく。

「あ…あんた…絶対許さない…!こ、、この童貞!」

パチン!

「--童貞童貞うっせぇんだよ!」
秋美(武史)が武史(秋美)をビンタしたー

秋美とは負えないような低い声で、
怒りをあらわにすると、
秋美(武史)は自分のスマホを開いた。

LINEの画面を見つめるー

そこには
彼氏と思われる人物とのやり取りもあった。

「---ふ~ん…
 佐太郎くんか~」

秋美(武史)はニヤニヤしながら言う。

しばられた状態で悲鳴をあげる武史(秋美)

「---ふふふ… 」

秋美(武史)はニヤニヤしながらスマホを手にすると
”わたし、バイト先のおじさんと浮気してるの~♡”と
LINEでメッセージを送った。

「んんん~~~~~~~!!!!」
武史(秋美)がもがく。

「---あっははははははは~!
 バイト先のおじさんと浮気する女子大生~!
 最低だな!」
秋美(武史)がゲラゲラと笑う。

「すみませ~~~ん!」
店内から声が聞こえる。

若い男の声だ。

「---あ、は~い♡」
甘い声で返事をする秋美(武史)。

「--まだまだこの身体で遊んでやるぜ」
そう呟くと、
事務所に武史(秋美)を縛り付けたままにして
そのまま店内の方に戻って行くー。

店内に戻ると、そこには、明らかにチャラそうな若者がいた。

若者はカウンターにやってくると

「15番」

と呟いた。

煙草のことだろう。

「え~?お兄さん、15番なの~?」
甘い声を出す秋美(武史)

「あ?」
不良男は不機嫌そうに呟いた。

いかにも早くしろ、と言いたげだ。

「-0番なんかどう~?」
秋美(武史)が微笑む。

「0番?」
不良が呟く。

「0番は…わ・た・し♡」
甘い表情で秋美(武史)が囁くと、
不良はにやりと笑みを浮かべた。

「面白い女だな。
 よし、じゃあ0番だ」

ノリの良い不良は笑いながらそれに応じた。

「うっふふふふ~
 やったぁ~♡」

喜ぶ秋美(武史)。

チラッと事務所の方を見ると、
そこでは武史(秋美)が目に涙を浮かべていた。

「まず~、わたしのおまんじゅうはいかがですかぁ~?」
秋美(武史)が胸を触りながら言う。

「へっへ~!いいじゃねぇか」
不良男が秋美の胸を触る。

秋美(武史)は気持ちよさそうに時々
甘い声を出している。

「ふふふふふぅ~♡
 ねぇ、洋服の上からじゃなくてぇ、
 生でおまんじゅう触ってみて~♡」

秋美(武史)は笑いながら、
服を脱ぎ、胸を曝け出した。

「うへへへ」
不良男が笑っている。

しばらく胸を揉まれたあと、
今度は秋美(武史)が男の方を指さして笑う。

「--ねぇ…今度はわたし、
 あなたのフランクフルトが欲しいの」

そう言われた不良男は
一瞬何のことか戸惑ったが
勃起した自分の肉棒のことであると気付き、
いいぜ、と叫んで躊躇なくズボンを下ろした。

「わぁぁぁ~
 美味しそうなフランクフルト~!
 いっただきま~す!」

秋美(武史)は
一瞬、男の自分が男のソレを咥えることに
抵抗を感じたが
”これも復讐だ”と考えて
男のソレを咥えた。

その様子を自分のスマホで写真に写す。
そして、その写真を彼氏にLINEで送りつける。

男のソレをなれない感じで
刺激していくと、
秋美(武史)ははぁはぁ言いながら呟いた。

「--ねぇ、あなたのミルクも頂戴?」

「ま…まじかよ…
 あんた、変態だな…」

不良男がニヤニヤしながら言う。

「んふふ…わたし、変態女だもん♡」
そう言うと、秋美(武史)は、
不良男のソレを咥えて、そこから
放たれた白い液体を嬉しそうに飲み込んだ。

「んはぁぁぁ~♡」
口元を汚しながら
秋美(武史)は
チラッと事務所の方を見た。

武史(秋美)が絶望の表情で
こちらを見ている。

「--ねぇねぇ~!
 わたしのからだ、すっごいゾクゾクしてるの~!
 もっともっと楽しませて?」

秋美(武史)はなおも不良を誘惑する。

黒タイツを自分の手で
破りながら秋美(武史)は、はぁはぁ♡と荒い
鼻息を立てている。

不良男はニヤニヤしながら
「どうしようもないコンビニ店員だぜ~!」と嬉しそうに
叫んでいる。

「----ち、、ちょっと!」

ふと、その状況に水を差す声が聞こえた。

かなりの年齢の老婆が
お店にやって来ていたのだ。

上半身裸で、破れたタイツを身に着け、
顔を真っ赤にしている秋美(武史)を見て、
老婆は露骨に嫌な顔をした。

「---お、、俺は何も知らないっす!」
不良男は老婆に調子よく敬礼すると
そのまま逃げ去ってしまった。

「---チッ」
秋美(武史)は舌打ちする。

事務所にいる武史(秋美)はもがく。
老婆に、自分の存在に気付いてもらうためにー。

ーーー!

秋美の身体の中にいる武史はあることを思いついた。

そうだー
この面倒な状況を切り抜ける面白い方法を思いついた。

「---ねぇ、おばさん」
秋美(武史)は老婆に近づいていく。

そしてー
有無を言わさず、老婆にキスをしたー

「え…?」
倒れる老婆

そして、秋美も倒れる。

「---う…」
しばらくして老婆が起き上がる。

「--くへへ…どうしようもない肌だぜ」
老婆と秋美が入れ替わったー

つまり…
今、老婆の身体には武史が、
そして秋美の身体には老婆がいる。

「え…な、、、どういうこと…?」
秋美(老婆)が起き上がる。

脱ぎ捨てた服を適当に放り投げると
老婆(武史)は言う。

「おばあちゃん…
 若い身体、欲しいだろ?
 その女子大生の身体、やるよ」

老婆(武史)が
不気味な笑みを浮かべながら言う。

「わ…わしに、、この子の身体を…?
 い、、、いいのかい?」

秋美(老婆)が
年齢にそぐわない仕草をしながら言う。

「あぁ。あなたは自由だ」
老婆(武史)が言うと、
秋美(老婆)は笑みを浮かべた。

「わ…若いもんの身体…うふふふ…」
秋美(老婆)は、とても嬉しそうに立ち上がると、
服を身に着けて今一度笑った。

「わあああああああ!」
若い女性の手を見つめて
嬉しそうに微笑む秋美(老婆)

老婆(武史)が立ち去るように促すと
秋美(老婆)は嬉しそうに立ち去って行った。

「うひひひ…」
事務所に戻る老婆(武史)。

「お前の身体、おばあちゃんにプレゼントしてやったぜ」
老婆(武史)はそう言いながら
武史(秋美)の身体をしばっていた紐をほどくー

「---ちょ、、ちょっと!ど、、どうしてこんなことするの!?」
武史(秋美)が叫ぶ。

「--どうしてって?
 そうだなぁ…
 人を散々馬鹿にしてさ…
 俺もムカついてたんだよね」

老婆(武史)の言葉に
武史(秋美)は叫んだ。

「キモいものはキモいのよ!
 この童貞野郎!」

武史(秋美)は叫んだ。

「--見た目は可愛くても
 性格は最悪だな」

老婆(武史)が言う。

「ま、もうお前の可愛い身体は
 おばあちゃんにあげちゃったからな。
 くくく…
 お前はこれからー」

老婆の身体で武史(秋美)にキスをしながら
呟いたー

「--おばあさんとして生きろー」

倒れる2人ー

「---大丈夫ですか?」

気付くと、
武史が笑みを浮かべていた。

付近には、救急隊員が。

「--店内で、突然倒れまして」
武史が救急隊員に事情を説明している。

老婆(秋美)は周囲を見回す。

「--ちょ…わ、、わたし…!
 わたしは秋美よ!」

老婆(秋美)が叫ぶー

しかし、
武史は言った。

「なんか…
 自分のことも分かってないみたいでして…」

武史が救急隊員に説明すると、
救急隊員は悲しそうな目で老婆を見た

「--だいぶお年を召されているみたいですからね」

その言葉をい聞いて老婆(秋美)は叫ぶ。

「ち、違う!わたしは、わたしは身体を入れ替えられて…!」

「--おばあちゃん、落ち着いて。」

救急隊員が老婆をなだめる。

そしてー
暴れる老婆(秋美)は抑えられてー
そのまま救急車に運び込まれてしまったー

走り去っていく救急車。

「くくくくくく…」
武史は笑みを浮かべたー

そしてー
自分の身体を見つめるー

「---女の身体、すごかったなぁ…くく」

武史は、あることを決意していたー。

「-ーーーくくく」
バイト仲間の一人、
女子高生バイトの千香恵の姿を思い浮かべながら
武史は不気味な笑みを浮かべるのだったー

③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

入れ替わりの力を手に入れてしまった(?)
武史の暴走は止まりません…!

次が最終回デス~

コメント

  1. 飛龍 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    老婆との入れ替わりに持っていくとは、えぐいですなぁ…w
    最終回では千香恵にどういうことをしていくのか、楽しみですね!

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 老婆との入れ替わりに持っていくとは、えぐいですなぁ…w
    > 最終回では千香恵にどういうことをしていくのか、楽しみですね!

    ありがとうございます~☆
    タイトル通り暴走しています~!