<憑依>暴走新幹線②~乱れる車内~

次々と憑依されていく人々ー

乱れ狂う車内ー。

車内の混乱は頂点に達していた

勢いよく、液体が彼女の身体から放たれた。

「んあぁ♡ あっ♡ あっ♡ あぁ~♡」

先ほどまで毅然とした態度だった
女性乗務員は、全ての服を脱ぎ捨てて、
自らアソコに指を入れて、
ついに絶頂を迎えてしまったのだった

「--あぁあ♡ あっ♡ はぁぁ♡」
放心状態で気持ちよさそうに、
床に倒れている女性乗務員。

「---な、、な、、なんなの…」
女子大生の真鈴は、恐怖に震えている。

先ほどまで憑依されていた女子高生の慶子も
目を覚ましたが
泣きじゃくっていて、話もままならない。

「あぁぁぁ♡」
女性乗務員はゾンビのように立ち上がった。

「お客様~!?わたしの身体はどうでしたか~?
 ご満足いただけましたでしょうか~?」

モデルのようなポーズを全裸のまま取りながら
自信に満ち溢れた表情を浮かべる。

家族旅行一家の母親は
困惑した様子だった。

「--見ちゃだめよ」
8歳の長女と5歳の長男にそう言い聞かせる母ー

熟睡している父親を起こそうかと一瞬考えながらも、
起こしたところでどうにもならないと考えて
母親は、とにかく子供たちを守ろうとするー

あんなおかしな女に絡まれたら、
子供たちも危険だー。

「---美しい身体ですな」
初老の医師が言う。

さっきからこの医師は、
この状況を楽しんでいるかのような雰囲気すらある。

「---でしょ?」
医師の方を見ながら
全裸の女性乗務員は笑うー。

騒然としている車内ー

恐怖で泣きじゃくっている人もいるー。

「--あんた!さっきから何してるのよ!
 この変態女!」

乗客の一人であるおばさんが叫ぶ

「なにって?
 女の身体を見せつけてるのよ
 お客様にね」

女性乗務員は挑発的な態度で笑う。

「---あ、、あなた、自分が何してるか分かってるの?」
おばさんがさらに声を荒げた。

「--うっせぇなぁ!
 お前にも同じことさせてやるよ!」

そう言うと、女性乗務員がおばさんに無理矢理キスをしたー

白目を剥いてその場に倒れる
女性乗務員。

「---おやおや」
初老の医師は笑う。

彼は心の中で思う。
”これはー、たのしいー”

とー。

憑依されたおばさんは
「あっは~ん♡」
と無理に色っぽい声を出しながら
衰えた身体を衆目に晒した。

「あらあら~!
 わたしってばこんなに胸が垂れちゃって~」

全裸のおばさんが
モデルのようなポーズを取っている。

目を逸らす人もいれば
熟女好きなのか嬉しそうに見ている人もいる。

おばさんが、目を覚ました
女性乗務員の方を見て微笑む。

「ひっ…!?」
女性乗務員は怯えていたー。

「---”また”ストリップショーしたくなかったら
 静かにしてるのよ?
 うっふ~ん」

おばさんは身体をくねくねしながら笑っているー

「--お母さん…トイレ…」
8歳の長女が呟いた。

「--え…」
家族旅行一家の母親は困惑する。

こんな状況で、トイレに…。

「あらぁ」

!!

母親はドキッとした。

「おトイレに行きたいのねぇ~」
全裸のおばさんがニヤニヤしながら近づいてくる。

「--なっ…ちょっと!」
母が必死に叫ぶ。

8歳の長女を突然抱きかかえたおばさん。

「わたしが連れて行ってあげるわ。」

そう言うと、泣きじゃくる長女を無理やり抱えて
そのままトイレのある車両に向かってしまった。

おばさんが立ち去った車内は
ざわざわとしている。

母は、恐怖で動けなくなっていた。

「ママ…!ママ…!」
5歳の長男も不安そうにしている。

そしてー

「--すっきりした~!」
8歳の長女が戻ってきた。

満面の笑みでー。

「---だ、、、だ、、だいじょうぶ…なの?」
母がそう問いかけると、
8歳の娘はにっこりとほほ笑んだ。

「--だいじょうぶだよ。えへっ♡」

とー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

運転手は、
ニヤニヤしながら運転を続けていたー

何が楽しいのだろうかー

まるで、客室で起きていることが
彼には見えているかのように、
彼は、不気味に微笑んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「わたしとキスしたい人~!」

8歳の娘が嬉しそうに言う。

「--な、、何言ってるの?」
母親が泣きそうになりながら言う。

「---あ、そうだ!お母さん~!
 わたしとキスしない?」

8歳の娘が甘い声を出しながら笑う。

「---あ、、、あなたは誰なの!」
母が叫ぶー

さっきから何かがおかしいー
今、目の前にいるのは本当に
自分の娘なのか…?

母親はそう思いながら
娘を助けようと必死だった。

「--誰って?お母さんの娘じゃない!うふふふふ」
8歳の娘はそう呟くと、
笑みを浮かべながら、自分のことを
撮影しているカップルの方を見たー

「--なぁ~に、わたしのこと撮影しているのかな~?」
8歳の娘がそう言うと、
そのカップルは慌てた様子で目を逸らした。

若い男女のカップルー

その、女の方を見て
少女は微笑んだー

「---ふ~ん。
 ツイッターに写真を投稿か~」
8歳の娘がそう言いながら、
カップルのスマホを覗き込む。

「そんなに写真載せたかったらさ~」

そう言うと、8歳の娘は、怯えるカップルの女性の方に憑依した

そしてー

娘はその場に倒れるー
母親が慌てて娘の方に駆け寄る。

「---うふふふ!」
憑依されたカップルの女性は、
嬉しそうに、自分の写真を撮り始めた。

色っぽいポーズや男を誘うような仕草ー
挙句の果てに胸の写真までー

「自分の身体をツイッターに載せればいいじゃない~!

 うふふふ~!」

自分のエッチな写真を躊躇なく載せる彼女を見て
彼氏が慌ててそれを制止しようとする。

「邪魔すんなよ!」
彼女が怒鳴り声をあげる。

必死に止めようとする彼氏ー

憑依されている彼女は、
自分の邪魔をする彼氏を
容赦なくビンタし始めたー

初老の医師は立ち上がる。

「みなさん。これは”憑依”です」

演説するかのようにして言う医師。

「憑依…?」
最初に憑依された女子大生の真鈴が
怯えた表情で言う。

「そう。憑依です。
 この新幹線には悪霊がいるのかもしれません
 取りつかれた女性がおかしな行動を
 取っているのでしょう」

医師は言ったー

もう少しこの状況を楽しんでいたかったが、
そろそろ面倒になってきたしー

そう思いながら医師は続ける

「女性にばかり憑依しているので、
 恐らくは、男の悪霊でしょう」

ドヤ顔で言う初老の医師。

しかしー

「うっせーな!」

既に別の身体に乗り換えていたのか、
先ほどのカップルとは別の
可愛らしい眼鏡のOLが初老の医師を蹴り飛ばした。

「そうだよ!憑依だよ!
 女たちの身体は思いのままだ!あはははははははっ!」

「お…お父さん!起きて!」
家族旅行一家の母親が
もう限界だと感じ、
夫を起こそうとするー

仕事で疲れて熟睡している夫を
寝かせておいてあげたかったが、しかたがないー。

だがー
起こそうとしても、夫は熟睡しているのか
起きなかったー

「さぁ~て!」
メガネOLが笑うー

2番目に憑依された
女子高生の慶子の母親の元に向かう。

教育熱心な母親ー

その母親を見つめながら
メガネのOLは不気味に微笑んだー

女子高生の慶子は、床にうずくまって
ずっと泣き続けている。

「---クソババア」
メガネのOLは
慶子の母親の方を見た。

「ひっ…!?」
慶子の母親は怯えた表情で
メガネをかけたOLを見るー

「--いかにも教育熱心って面だなぁ?
 おい!こっちに来い!」

メガネのOLは怒りに満ちた表情で
慶子の母親を無理やり掴み、
立たせた。

娘の慶子は泣き続けていて
反応を示さない

「--おら!こっちに来い!」
メガネのOLの眼鏡が地面に落ちる。

彼女はそんなことも気にせず、
慶子の母親を無理やり引っ張って行く。

「おら!こっちに来い!くへへへ!あははははは~
 いつもいつも偉そうに!」

慶子の母親を引っ張って、
メガネのOLは別の車両へと向かってしまったー

「--うぅ…」
メガネOLに蹴り飛ばされた医師が起き上がる。

乗客たちは唖然としている。

そしてー
別の車両から悲鳴が聞こえた。

メガネのOLが戻ってくるー

「--うふっ…」
OLは血の付いた手をペロリと舐めると
不気味に微笑んだ。

「くふふふふ…
 あぁ…やった!!!やったぁあああああ!」

意味不明なことを呟くと、
OLはキョロキョロしながら、最初に憑依していた
女子大生・真鈴の方に近づく。

「--お前の身体、いい身体だったよな~!
 ちょっともう一度失礼させてくれよ~」

OLが言うと、
真鈴は「いやっ…」と叫ぶ。

怯えて震えいている真鈴ー
2番目に憑依された女子高生・慶子は泣き続けているー

乗務員も、おばさんも、カップルも
憑依された人間たちはみな、恐怖に身体を震わせている。

家族旅行の一家の長女も泣きじゃくっているー

「--大丈夫だから…大丈夫だから…!」

母親は、のんきに寝たままの父親を
見つめて”どうして起きてくれないの?”と
困惑した様子で父親を見つめる。

「いやっほぅ!」
女子大生の真鈴が再び憑依されていた。

せっかく着込んだ服を再び脱ぎ捨てると、
「ずっとずっと、エッチなことしたかったんだよねぇ~♡」
と嬉しそうに笑い始めた。

「誰か~!
 わたしのココにいれたい人いる~?」
真鈴が自分のアソコを指さしながら笑う。

乗客はパニックを起こしている。

他の客室乗務員が駆けつけていたが
収拾はつかず、
さらに別の車両で大きな悲鳴が上がっていたため、
乗務員のほとんどがそちらに向かっていた。

なおも止まらない新幹線。

「---なんだよ!誰もいないのかよ!」
真鈴はそう叫ぶと、
近くの乗客からボールペンを奪って、
それをアソコに入れて喘ぎ始めた。

混沌とする車内。

初老の医師は、「どうして新幹線は止まらないんだ!?」と困惑する。

これだけの騒ぎになっているのに停車しない
新幹線ー

「まさか」
初老の医師は運転席の方に向かって走り出した。

女性たちに憑依しているのは
運転手ではないかー

と、
彼はそう思ったのだー

運転席の方に向かう医師は、
心無しか、楽しそうだったー。

走り去っていく医師の後姿を見て、真鈴は笑うー

「ふふふ…」

新幹線は、走り続けるー
乗客の混乱など、お構いなしにー

③へ続く

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次回が最終回デス!
乗客憑依事件の真相も
明日のお楽しみデス~

憑依<暴走新幹線>
憑依空間NEO

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