<憑依>狂育②~仕返しと快楽~

いじめっ子の母親に憑依した信夫は、
母親として、亮吾を追い詰めていく。

次第にエスカレートしていく信夫の行動。
その行く末はー。

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翌日。

登校した亮吾は、
信夫を探した。

しかしー
信夫は欠席だった。

「---くそっ」
亮吾は表情を歪める。

”大好きなママ”から、
自分がいじめた子に謝りなさい、と
朝も泥団子を食べさせられながら脅された。

「--どうしたんだ~亮吾?」
クラスの食いしん坊・健(たける)が笑いながら
話しかけてきた。

「---い、、いや…」
亮吾は疲れ切っていた。

いつものインテリな雰囲気は無くなり、
焦りが表情に浮かび上がっていた。

亮吾はー
”ママ”が大好きだったー

そのママに叱られて、
”信夫に謝りなさい”と言われたら
亮吾の選択肢は一つしかなかった。

そう、
いじめをやめて謝ることだ。

しかしー
その、信夫が学校に来ていない。

「クソッ…ポチのやつ…!」
亮吾は落ち着かない様子で1日を過ごした。

そんな亮吾がー
落ち着きを取り戻したのは
5時間目の算数の授業のことだったー。

先日行ったテストが返却されるー

「--ひ、百点…!」

弱気になっていた亮吾が、笑みを浮かべる。

「わ~!亮吾くん、100点じゃん!」
隣の女子生徒が言う。

「ふ、、ふふふ…まぁね」
亮吾は得意げになって眼鏡をいじりながら
そう答えたー

100点を取って帰ると、
母親は凄く喜んでくれるー

亮吾は、これでママも許してくれるかなーと
笑みを浮かべながら、
堂々と帰宅したのだった。

しかしー

ビリィ!

唖然とする亮吾。

「--100点~?
 勉強は出来ても、いじめしてるんじゃ
 悪い子だよね~?」

母親の美香が笑いながら
100点のテストのプリントを破いていく。

「マ…ママ!」
少し元気を取り戻していた亮吾が、
また一気に涙目になる。

「--ぼく…いえ、ママはね…
 あんたみたいな奴が大っ嫌いよ!」

憎しみを込めて吐き捨てる。

「--ま…まま…」
亮吾はへなへなとその場に座り込んで、
泣きだしてしまう。

いつもなら用意されている着替えも
用意されていない。

「--ま…まま…ごめんなさい!ごめんなさい」
泣きながら謝る亮吾。

「うるさいんだよ!」
美香は亮吾を蹴り飛ばした。

母として息子に暴力をふるったことなど一度もない美香の
初めての暴力だった。

「う…ままぁぁああああああ…」
亮吾はその場で大泣きしてしまう。

「泣け!泣け!泣け!泣け!泣け!」
鬼の形相で言う美香。

亮吾は、美香の豹変の原因に気付くことも
できないまま、泣きじゃくっていたー。

夜ー
美香は冷蔵庫にあった、チョコレートを
バリバリ食べながら、お皿の上の
泥団子を見つめている。

「--ほら!食べなよ!」
美香が息子の亮吾に向かって言う。

「--いらない」
亮吾は、拗ねはじめていた。

そんな態度に、美香は腹を立てる。

「---ねぇ亮吾。
 学校で牧原くんに泥団子食べさせてたんでしょ~?
 なら亮吾も食べなきゃ」

美香が笑う。
怒りから表情がピクピクとしている。

美香はソファーまで歩いていくと、
ソファーの上にあぐらをかいて座った。

美香に憑依している信夫にとって
女性の振る舞いなど分からない。

彼はまだ、亮吾と同じ5年生なのだからー

「----…」
亮吾はニヤニヤしながらチョコを食べて、説教を続ける
母を見て、困惑することしかできなかったー。

父が帰宅したー

「ねぇ・・・パパ」
亮吾が、父に話しかける。

「ん?どうした?」
仕事で忙しい父が、亮吾と話す機会は
母親に比べて少ない。
その亮吾の辛そうな表情を見て、
父は心配そうに答えたー

「ママが…おかしいんだ…」
亮吾は、そう父に伝えたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー

スカートのはきかたはなんとか覚えた信夫は、
適当な服を来て、
リビングでくつろいでいた。

なんとなく胸があることに
圧迫感を感じて、
シャツのボタンを開いてノーブラで
くつろいでいる美香を見て、
夫が声をかけた。

「なぁ…ちょっといいか?」
夫の言葉に、美香はうなずく。

内心
”どうしよう”と信夫は考えていた。

「亮吾のおとうさんか…
 なんか、厳しそうな感じだなぁ…」

美香はそう呟きながら、
家族がいつも使っているテーブルに座る。

髪の毛も乱されたままー
メイクも何もしていないー

そんな美香を見ながら
夫は呟く。

「--昨日、亮吾から相談されたよ」
夫が困ったような表情で言う。

「相談ー?」
美香が聞き返すと、
夫は呟く。

「--ママがおかしい…そう言ってた。
 あいつ、泣いてたよ。
 泥団子を食べさせられたり、
 テストを破かれたり…

 どうしてだ?」

夫は問い詰めるような口調だった。

「どうして、そんなことするんだ?」

そう言われて、美香の中にいる信夫は
思わず”ごめんなさい”と謝りそうになった。

しかしー

違うー

今は、自分が亮吾のママなんだ。

そう思い直して、美香は叫んだ。

「亮吾は、学校でいじめをしてるの!
 だから、だから、仕返しされて当然だろ!」

とー

「--美香…?」
夫が、明らかにいつもと違う様子の妻を前に
困惑するー

「---確かにいじめは良くない。
 けどなー」

夫が言いかけた言葉を遮って美香が叫ぶ

「お前にどれだけその子が悔しい思いをしたか分かるか!?
 お前に、泥団子を食べさせられた子の気持ちが分かるか!?」
美香のふりをしなくちゃ、と思いながらも、怒りから
素を出してしまう信夫。

「----な、、何を言ってるんだ?」
夫は混乱している。

そんな夫の顔を見て、美香は叫んだ。

「僕のやり方に、口を出すな!」

大声で叫ぶと、美香は不機嫌そうに
そのまま部屋の方に戻って行ってしまった。

「美香…」
夫は思った。

”疲れているのだな”

とー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜ー

美香は部屋で壁に爪を立てて
怒りを滲ませていた。

「くそっ!
 あいつが悪いんだ!
 くそっ!くそっ!」

がりがりと音を立てて、
壁に爪を立てる美香。

亮吾のやつー
許せない。

「---僕は、あいつに仕返しするんだ」

そう呟く美香の表情は
母親のものではなく、
復讐心に支配された信夫そのものだった

ガチャ

「--?」
美香が振り返ると、そこには、上半身裸の夫の
姿があった。

「---え?」
美香が思わず間抜けな声を出してしまう。

「--すまなかった」
夫が突然頭を下げた。

「は…?な、、何?」
美香は思わず変な声を出してしまう。

「最近は、仕事で忙しくて、
 お前のこと、見てやることができなかった。

 お前のことを何も考えていなかった」

そう言うと、夫は美香を抱きしめた。

「--美香…疲れさせてごめんな」

そう言うと、夫はいきなり美香にキスをした。

「えっうわっ…あ、あわ…あ」
美香は混乱する。
美香に憑依している信夫は小学5年生。
まだ、夜の営みというものを知らない

そのまま服を脱がされてベットに
押し倒される美香。

「--美香。今夜は、亮吾のことを忘れて
 二人で夜を過ごそう」

夫が言う。

「え…あ?…ひぃっ♡」
思わず変な声が出てしまう。

夫は、美香の気持ちイイ場所を知り尽くしていた。

「あ…やめ♡ あ…な、なんだ…き、、気持ちいい♡」
美香はゾクゾクするような感覚を味わいながら
大声で喘いだ

「あ、なにこれ…なにこれ…?あ、あっあっあっ♡」

「--美香、俺は今でもちゃんとお前を愛しているからな」
夫が、下着も脱いで大きくなった
それを出しながら言う。

「--い、、ちょっと、、ここは、、♡
 トイレじゃ♡ ないいぃぃぃぃ♡」

美香に憑依している信夫は、
夫が、用を足そうとしているのだと思って、そう叫んだ。

「--くふふ~
 そういうプレイか?美香も物好きだな~!」

夫はそう言うと、
「久々に美香の十八番、味わってみるか~」と笑う

「--え…っ♡ えっ♡ えっ♡」
美香は混乱するー

十八番ってなんだ?

「--ど、どうした?い、言わせるのか?」
夫が苦笑いする

「--ほ、ほら…その、口で…」
夫の言葉に美香は戸惑いを隠せない。

夫に言われるがままに口を開いた美香。

「んんんんん~~~!?!?!?!?」
夫のソレを口に入れることになり、
美香は、吐き気を覚えながら、
夫の言われるがままに
”初めての夜”を過ごすことになってしまったー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日

「昨日のは…何なんだろう…」
美香は呟く。

信夫の知らない世界ー

けれどー

鏡に映る美香は顔を赤らめていた

「なんだろう…すごく気持ちよかった」

美香の中にいる信夫は、
虜になってしまったー

・・・・・・・・・・・・・

数日が経過した。

美香に憑依した信夫は、
亮吾への仕返しを続けていた。

「--お父さんに、言ったら
 ただじゃおかないからね」

低い声で亮吾を脅す。

亮吾は泣きじゃくっている。

亮吾を玄関の前に立たせて、
笑みを浮かべる美香。

「--くくく…
 信夫くんにもこういうことしたんだもんね?」

美香が笑う。

「--ぼ、、僕…」
亮吾が目から涙をこぼしながら
やっとの思いで声を振り絞る。

がに股で周囲を歩き回る美香。

「--ふふふ…
 仕返しだ!」

美香は思わずそう叫んだ。

亮吾は泣きじゃくっていて、
母親のおかしな発言にも気づかない。

「--夜までず~っと、家の前で
 立ってなさい!
 ふふふ、あははははは♪」

そのまま家の中に入る美香。

美香は、リビングにあった
ポテトチップスの袋を取ると、
そのまま嬉しそうに手でそれを食べ始めた

「んふ~!うめぇ~!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜ー

夫の部屋に入った美香は言う。

「ね…ねぇ…この前の…もう一度」
美香はドキドキしていた。

信夫は、初めての行為を
忘れられず、夫にもう1回、とお願いしに行ったのだった。

「な、なんだなんだ~?」
夫が苦笑いしながら言う。

「--ねぇ、今日も…お願い~!」
美香が言うと、
夫は「ま、、まぁ…明後日からしばらく出張だし…そうだな!やるか!」

と微笑んだー

その日の夜もー
美香は熱い夜を過ごしたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数日後ー
夫は2週間の出張で不在だー。

今日も、亮吾を玄関の前に立たせているー

「ふふふ…僕の恨みはこんなものじゃないぞ!」
鼻歌を歌いながらご機嫌な様子で
お風呂に入っている美香ー

これからどんな仕返しをしようか、
美香は嬉しそうに考えるのだったー

「---あら?亮吾くん…?」
近所の女性が、”今日も”玄関の前に立たされている亮吾を見つけるー

「…虐待…かしら?」
近所の女性は、そう呟いたー

③へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

いじめっ子の母親として仕返しを続ける信夫くん。
果たして、その結末は~?
明日をお楽しみに!デス!

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コメント

  1. 飛龍 より:

    SECRET: 0
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    小学生男子が大人の女性としてのセックスにはまってしまうのは良いですなぁ…!
    いじめっ子はざまぁみろって感じですが、近所の人に見つかってしまったようで、果たしてどうなるやら?
    結末が楽しみです。

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 小学生男子が大人の女性としてのセックスにはまってしまうのは良いですなぁ…!
    > いじめっ子はざまぁみろって感じですが、近所の人に見つかってしまったようで、果たしてどうなるやら?
    > 結末が楽しみです。

    ありがとうございます~!
    いじめっ子もいじめられっ子も、
    あと…ついで(?)にお母さんもどうなってしまうのか
    楽しみにしていてください~!