広まる欲望ー。
アレを手に、微笑む少女たちー。
欲望の拡散は、もう止まらないー
そう、止められないー
※ふたなりが苦手な方は注意デス!
ネタバレになるので詳しくは書けませんが
覚悟してお読みください…汗
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教室中から響き渡る甘い声。
一部の女子生徒を除き、
狂ったように射精を続ける
女子生徒たちー
その中には、金曜日まで普通だった
生徒会書記の万奈美も含まれている。
「あ~♡」
万奈美が聖奈の方を見て微笑む。
「聖奈も仲間じゃ~ん!」
いつも穏やかな話し方をする万奈美が
まるで別人のような口調で笑いながら言う。
「ほ~ら!こっちに来て、一緒に遊ぼうよ!
えへへへへへ♡ えへへへへへへぇ~!」
万奈美がアレから白い液体を大量に放つー
勢いよく飛び散ったそれが、他の女子生徒に付着する-
しかし、それが付着した女子生徒も、
既にそれを気にしている様子はないー。
「…い…いや…一緒にしないで…!」
聖奈が言う。
自分は違うー
こんな、欲望に満ちた、ケダモノたちとは違うー
「--はぁ♡ はぁ♡ ほ~ら!
素直になりなさい!」
万奈美が聖奈の方に近づいてくる。
下半身だけ何も着ておらず、
大きくなったアレを堂々と曝け出しながら
聖奈の方に歩いてくる万奈美
「お…おい!何考えてるんだ!」
純也が聖奈をかばうようにして前に立った。
別に純也と聖奈は彼氏彼女の関係ではないものの、
男子の中では良く話をする方だったー。
「--邪魔よ」
万奈美が険しい表情で言う。
ウイルスにとってー
男は感染の対象外。
だから、万奈美によっても、男は興味のない存在になっていたー
ウイルスが、感染した女性たちの思考にも
影響を与えていた。
「--…じ、、自分が何をしてるか、分かってるのか?」
純也が言うと、
万奈美は微笑んだ。
「うん!分かってるよ!」
とー。
「ふざ…」
純也がそう言いかけると、
万奈美は、純也を押し倒した。
そして、にこにこしながら純也の口に
無理やりそれを突っ込む。
「ほ~ら!ふぇらふぇらさせてあげる~!
わたしを気持ちよくして~あはははっ♡」
もがく純也。
純也は”にげろ”と聖奈にサインを送った。
聖奈は「ごめん!」と叫んで
その場から逃げ出した。
学校中の女子生徒がおかしくなってしまった。
正気なのは、ごく一部のみー
「誰か…誰かたすけて…!」
聖奈は逃げるー
しかし、そんな聖奈を見つけて、他の女子生徒の
何人かが聖奈の方に向かってくる
「ひっ…!」
聖奈は必死に走った。
彼女たちに捕まったら、
自分も、ああなってしまうー
そう、思ったー
「--はぁ…はぁ…はぁ」
聖奈はふと、自分の身体を見たー
スカートが不自然に盛り上がっているー
自分自身も、興奮してしまっていたー。
興奮を、抑えきれないほどにー
それでもー
聖奈は、雑念を振り払う。
自分は、ああなるわけにはいかないー
学校の昇降口から飛び出す聖奈ー
小門前でも、狂った女子たちが、
お互いのアレを舐めあっているー
「---ど、、どういうことなの?」
聖奈は、異様な光景から目を背けて
学校から脱出したー
街の様子はー
ふつうだったー
感染が拡大したのは、あくまでも学校だけー
でもー
「--はぁ…はぁ」
聖奈はなんとか家に駆けこんだ。
明日から、学校はどうなるのだろう?
そう、想いながらー。
そして、聖奈は自分の部屋でスマホをいじるー
”謎の新型ウイルス感染拡大”
というニュースの見出しが目に飛び込んできたー
女性に男性器が突如として、生えて
欲望に狂ってしまう病気ー。
「---こ、、これだ…」
聖奈は呟いたー
自分に生えてきたアレー
そして、クラスメイトの異変ー
その正体に、聖奈は、ようやくたどり着いた
しかしー
自分の力では、どうすることもできないー
「---わ、、わたしは…
こんなウイルスになんて負けないから」
聖奈は、
自分の欲望を振り払った。
こんなわけのわからないウイルスに
負けることはできないー
射精することで感染が拡大するー?
だったら、射精なんてしない。
男子もオナ禁をすることがあるとか、なんとか
そんな話を聞いたことがあるー。
「--わたしは負けない」
聖奈は、決意して立ち上がった。
そして、スカートを膨らませるほどに
巨大化したそれを見つめながら叫んだ
「わたしは絶対負けないー!」
京子や、万奈美のようにはならないー
「オナ禁よ!」
聖奈は大声で叫ぶと、
平常心を取り戻して、読書を始めたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方ー
最初に、あれが生えて来ていたクラスメイトの京子は、
病院で入院が続いていたー
両親によって、いち早く病院に連れてこられた京子はー
拘束状態で治療を続けられていたー
ウイルスの分泌する興奮物質を抑え込み、
生えてきたアレを切除するー
それが有効的な治療方法ではないかと、
病院側は考えていた。
拘束していないと
京子が、すぐに興奮して、アレを始めてしまうため、
拘束せざるを得なかったー
「ん~~~~~~!」
「やらせてぇぇぇぇぇ~~~~!」
「あぁああああ~~~我慢できない~~~~!」
京子は大声で叫び続けた。
身体中の興奮を抑えきれない京子は、
狂ったようにもがいている。
両親も悲痛な思いでそれを見つめた。
翌日の朝
担当医が京子の様子を見に行くー
「---おはよう」
担当医がそう呟きながら
中へと入る。
点滴のチェックと、
京子の様子の確認ー
看護師に任せても良いのだが
彼は自分自身の目で患者の状態を
確かめることを大切にしているー
「-----!!」
担当医は目を疑った。
「こ、、、これは」
担当医の視線の先には
京子がいるー
しかしー
「うひゃはははははははは♡
あはははははっははははは♡」
担当医は、恐怖で身を凍りつかせたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
登校した聖奈ー。
こんな状況でも休みにならないんだなぁ…と
思いつつ、聖奈は登校する。
昨日の夜ぐらいからだろうかー
性欲ー
と、いうか、ウズウズ感がだいぶ薄れたような気がする。
おかげで、昨日の夜は、良く眠れた。
心なしか、男子にしかないはずのアレも
少し小さくなっている気がする。
「---もう少し…もう少し我慢すれば…」
聖奈はそう思った。
ウイルスなんかに負けない。
絶対にー
そう、強い決心をしながら、
聖奈は教室へと向かう。
教室に入ると、女子生徒は半分ほどしか
登校していなかった。
「おう…お前は大丈夫なのか?」
クラスメイトの純也が言う。
「う…うん」
聖奈はそう返事をした。
本当は大丈夫なんかじゃない。
きっと、自分が京子の次に、この状態になっていたー。
生徒会書記の万奈美たちよりも
遥かに早く、自分には肉棒が現れていた。
必死にー
それに耐えていたー
「--おはようございます」
男性教師がやってくる。
そして、男性教師は告げた。
”臨時の検診”をすると。
女子を対象とした、新型ウイルス感染の有無の確認。
これ以上の感染を防ぎ、
早期に治療を行うための検査。
「---!!」
聖奈はドキッとした。
検査されれば、今まで隠してきた”これ”が
見つかってしまうー
そうしたら、自分はどうなるのかー
教室に残っているわずかな女子の中にも
不安そうな表情を浮かべる者がいた。
また、顔を赤くして、スカートをパンパンに
膨れさせている女子も居る。
「--男子は、1時間目は自習とする」
男性教師がそう言うと、
女子に保健室に行くように促した。
聖奈は、何だか今までにないような
ドキドキを感じながら歩き始めた。
緊張…
しているのだろうか。
ドキドキが止まらない。
もしも…
もしもばれてしまったら、
やっぱり自分も京子と同じように隔離
されるのだろうか。
「んあぁぁ…」
なんだか興奮してきた。
アソコが大きくなってしまいそうだ
聖奈はせっかくここまで耐えたんだから、と
我慢して、廊下を歩く。
保健室に到着すると、既に聖奈を含めて7人に
なっていた女子生徒が順番に検査を
受け始める。
若い女性の先生が、
防護服を身に着けて検査を行うー
「--大丈夫ですね」
1人目、2人目と検査が終わって行く。
”まだ、大丈夫な生徒なんていたんだ”
聖奈はそう思う。
あれだけ激しくクラスメイトが喘ぎ、
射精しまくった教室で、
感染しなかったなんて、運がイイ。
あの光景を思い出す聖奈。
”わたしも…わたしもやりたい”
そう思った。
ゾクゾクがさらに強くなる。
それでも聖奈はー
理性でそれを抑え込んだ。
”ウイルスなんかに負けない”
そう言えば、聖奈は小さい頃からそうだった。
インフルエンザになった小学生時代。
「がっこうにいくのー!」と叫んで
両親に怒られたことがある。
中学校のテストで、友達に負けたのが
悔しくて、猛勉強したこともあるー
聖奈は、
負けず嫌いー
4番目の女子生徒が、
女性の先生の前にいった瞬間に、
スカートを突然脱ぎ捨てたー
「うひゃははははは~せんせ~~~!!!」
大きくなった肉棒を曝け出し、笑う女子生徒。
すぐにその生徒は取り押さえられるー
「---」
ドキッ♡
聖奈はその様子を見て興奮したー
がまん
がまん
がまん
ウイルスなんかに負けないー
聖奈の順番がやってきた
負けないー
負けないー
負けないー
聖奈はそれを考えるので精一杯だった。
さらに強くなる欲望を押さえつける聖奈ー
しかしー
急激に吐き気がしてきた
「だ…大丈夫?」
先生が言う。
「---え…あ…は…」
返事をしようとしたその時、
吐き気がさらに強くなりー
そしてー
「ぐええええええええっ!?」
聖奈は吐きー
いやーーー
違う-
「きゃああああああああああっ!」
保健室に悲鳴が響き渡るー
「えへへへへ♡
あへへへへへ♡
も~う我慢できない♡
うひぃぃぃ」
聖奈が笑うー
笑った聖奈の口からはー
”第2の肉棒”が生えてきていたー
口から出てきた肉棒を、
口で刺激しながら笑う聖奈ー
聖奈は嬉しそうに、第2の肉棒から
盛大に射精をしたー
「ははぁくぁあああ♡」
スカートを脱ぎ捨てて、
2つの肉棒を刺激する聖奈ー
ほどなくして、聖奈は取り押さえられたー
”感染”という欲求を満たせないウイルスはー
更なる欲望を求めて、更なる変異をもたらしたー
出す場所が足りないのであれば、
作ればいいー
ウイルスは、そう考えた
これまで、ウイルスに抗い、
欲求を我慢し続けた聖奈の中にいたウイルスはー
狂いそうな欲望によって変異しー
聖奈の口から、男にしかないアレを出現させたー
「--うへへへへへへ!あははははははは!」
聖奈はもうーー
普通の人間には戻れないー
口から生えたそれは、嬉しそうに
踊っていたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「-----そ…そんな…!」
病院ーーー
呼び出された両親はー
”変わり果てた娘”
京子の姿を見て悲鳴を上げたー
拘束されていてー
欲求を満たせなかった京子もまたー
変異したー
両親が泣きじゃくる中ー
身体中から肉棒を生やした京子の
笑い声が、病室に響き渡っていたー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
グロ注意…
ごめんなさい(汗
私も得意な展開じゃないのですが…汗
私が苦手な展開でも、誰かに楽しんで頂ければ嬉しいデス!
ふたなりモノは初めてでしたが、
どうでしたでしょうか?
”憑依”空間なので、
最初で最後かもしれませんが、
お読み下さりありがとうございました~!
コメント
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憑依とか入れ替わりの要素があれば良かったと思います。
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お、おう……。これは予想外。確かに人を選ぶかも。
ふたなり物としてみると、どうだろう……?という感じはありますけど、
ホラー系の話として見ると面白みがありますね
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> 憑依とか入れ替わりの要素があれば良かったと思います。
コメントありがとうございます~!
今回は別ジャンルだったので、入れませんでした~!
明日からはまた憑依要素盛りだくさん(?)デス!
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> お、おう……。これは予想外。確かに人を選ぶかも。
> ふたなり物としてみると、どうだろう……?という感じはありますけど、
> ホラー系の話として見ると面白みがありますね
かなり人を選びそうな感じですよネ…!
書いてる私も得意な内容ではないのですが、
好みは人それぞれなので、当初の予定通り、書ききりました!