しあのすラビット様と私の合作で制作したTSFゲーム(読み物)
「ゆりゆり♪」の小説版デス!
ゲーム版の台本としてお送りしたものに加筆しました!
(後日談を追加しています!)
ゲーム版ダウンロードは
https://www.freem.ne.jp/win/game/19320
からどうぞ!
(先にゲームをプレイすることをおすすめします!)
-------------------------–
「--百合ってエロいよな」
昼休み。
男子高校生の卓也(たくや)がそう呟いた。
「百合?」
友人の学(まなぶ)が
そう聞き返すと、卓也は静かに微笑んだ
「ほら、女同士のエッチとか、
そういうやつだよ」
卓也は、そう言いながら、
女子生徒たちを見つめている。
「女の子二人がさ、エッチするなんて、
興奮しないか?
百合の話だけで、俺は牛乳1本分は出せるね」
卓也の言葉を聞いていた、
学が苦笑いしながら言った。
「--ちょっとキモくね?」
ーと。
「--あ?」
卓也の顔から笑みが消える。
「いやぁ、女の子同士のエッチで興奮するなんて
ちょっと引くわ~
あ、そだ、職員室に用があるんだった」
学がそう言いながら、教室から立ち去ろうとする。
卓也は、何も言わず、拳を震わせていた。
学がヘラヘラと笑っている。
「---」
卓也は怒りに震えているー。
学は冗談のつもりできもいと言ったが、
卓也は、学が思っている以上に、百合に真剣だった。
「---くそっ!バカにしやがって」
静かに呟く卓也。
そしてー
「見せてやるぜ…百合を!」
そう呟いて、笑みを浮かべた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日。
学は近くの座席の女子生徒二人と談笑していた。
「--ちょっと~学!また寝癖ついてるよ?」
幼馴染の女子生徒・明美が呆れた様子で言う。
明美とは、小学生時代からの付き合いで、
彼氏彼女の関係ではないが、強い信頼関係で結ばれている
「---ふふっ…」
もう一人の女子生徒は、明美の親友の詩織。
眼鏡をかけた、大人しそうな女子生徒だ。
2人とも、よく学と話をする間柄だった。
「--わ~!マジだ!」
寝癖を鏡で見せられて、学は髪の毛を整える。
そこにー
百合好きの卓也がやってきた。
「あ、ちょうどよかった!
3人に相談があるんだけどさ」
卓也が爽やかそうな笑みを浮かべながら言う。
「--昼休み、生徒会室に来てくれないかな?」
卓也の言葉に、
学が「なんでだよ?」と返事を返す。
卓也と学は悪友同士の間柄で、
何かと憎まれ口を叩きあうような関係だ。
「ーーーいいだろ?別に。
2週間後の文化祭の相談だよ。
3人に協力してもらおうと思って。」
卓也は文化祭実行委員だ。
だからー
学も、他の2人も、”そっか”という感じで
それを了承したー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
昼休み。
この時間帯には誰も使わない生徒会室にやってくると、
卓也が待っていた。
教室に入り、入り口を閉めると、学が言う。
「話って?」
しかし、卓也はにやにやしていて答えない。
「---ど、どうしたの?そんなに笑って?」
学の幼馴染の明美が言う。
「---な、、なにそれ?」
眼鏡女子の詩織が指をさした先には、謎の試験管があった。
卓也が液体の入った試験管を持っている。
「百合の花を、咲かせようぜ…!」
にやっと笑うと、卓也はそれを飲み干した。
「--ちょっと?何してるの!」
明美が言うと同時に、
卓也はその場に倒れた。
「お…おい!卓也!」
学が倒れた卓也に近づく。
「--ど、どういうこと!?」
明美も卓也の方に近づこうとした。
その時だったー
横から突然掴まれて、明美はキスをされたー。
「--ひゃっ!?
き、急にどうしたの?」
明美にキスをしたのはー
大人しそうな女子生徒の詩織だった。
「---えへへへへ!明美ちゃん!
わたしとエッチしよっ!」
詩織が普段と違う口調で言う。
「--な、、何を言って…」
明美がそこまで言いかけると、
詩織は明美を押し倒した。
髪を振り乱しながら明美にキスをする詩織
「んんんんんんんんっ!」
明美が必死にそれを拒もうとしている。
「もぉ~♪ 焦らさないでよ~うふふふ…
百合百合しよっ!」
詩織が笑う。
唖然としてその様子を見ていた学。
そんな学の方を見て、詩織が微笑んだ。
「--学、見せてやるよ!お前に百合の世界を!」
詩織がそう叫んだ。
ーーー!!!
「お前…!卓也!」
学が言うと、
詩織はニヤァ…と笑った。
「さっき飲んだのは人に憑依する薬だ!
その薬で俺は詩織ちゃんになった!
ふふふふ…俺が女になったら何をすると思う?」
詩織が笑いながら問いかける。
学が答えられずにいると、
詩織は叫んだ。
「百合だよ!百合!うへははははははははっ!」
詩織は、押し倒した明美に強烈なキスをする。
「明美ちゃん!わたしと、しよっ?
ほら、ほら、ほらぁ!」
狂った笑みを浮かべながら言う詩織。
明美は必死に拒んでいたが、
詩織が明美の口を強引に開かせようと、
明美にビンタを喰らわせた。
「--口、開けろよ!
おい!舌出せよ!」
詩織が低い声で叫ぶ。
普段の大人しそうな彼女の面影はそこにはない。
「--ひっ…あ、、、あ…
詩織ちゃん…やめて…あ…あ」
詩織に舌を絡めさせられて
涙を浮かべる明美。
詩織は気持ちよさそうに笑っている。
「んふふふふふふっ♡
女の子と女の子の青春~」
キスをしながら詩織は激しく体を
動かしていた。
「ひぐっ…!」
明美は詩織の口の中から何かが入って来るのを
感じた。
(や、、、な、、何か入ってくる…んあぁつ?)
喉を突き破るような快感を感じて、
”何か”が中に入って行く。
「んへえぇ♪」
脳にこれまで感じたことのないような快感が走るー。
明美が身体を震わせながらその快感に身を委ねていると、
「んあっ…!」
と詩織が声をあげや。
そして、
詩織が明美に覆いかぶさったまま動かなくなった。
「お…おい?」
学が言うと、
今度は明美が叫んだ。
「うふふふふふふ!わたしも目覚めちゃった!」
目に涙を浮かべながら笑う明美。
詩織に身体を絡めて、詩織の顔を舐めまわす。
下敷きにされていた明美が、詩織を下敷きにすると、
上に乗り、
犬のように顔を舐めまわす。
「え…あ…えぇっ?」
正気を取り戻した詩織が悲鳴をあげる。
「-んふふふふふふっ~!
詩織ちゃんっておいしい~~~!」
明美が笑いながら詩織をペロペロと舐める。
詩織が体を震わせながら、
泣きだしてしまう。
そんな詩織を見て「泣く女って最高…!」と明美が呟くと、
詩織の眼鏡を取り上げて乱暴にそれを投げ捨てた。
「詩織ちゃんの涙、頂きま~~~す!」
明美があはん?と言いながらも、詩織の目元の涙を
ペロペロと舐めはじめた。
「や…やめて…やめて、明美ちゃん…!」
詩織が泣きながら言う。
”止めなくては”
学はそう思った。
「おい!明美!やめろよ!」
「どけ!」
明美が乱暴に学を突き飛ばすと、
「もっと激しい百合を見せてあげる!」
とクスクス笑いながら
制服を脱ぎながら笑い始めた。
「いやあああああ!」
悲鳴をあげる詩織に明美がキスをすると、
詩織がビクンと震えて笑う。
明美の口から、何かが移動する。
「いやあああああああああああああ、、、ああ」
口に入ってきた何かを拒もうとする詩織。
「あぁああ…あ…あああああ」
明美が味わったように、詩織の脳は
今までにない快感を味わっていた。
「ああああああ、あああ、あははは、
あははははははははは~~~!」
目に涙を浮かべながら詩織は、
服を脱ぎ捨てると、明美に激しいキスをし始めた。
「んふっ!ふふふふ♡ わたしたち、
溶け合っちゃう~?」
「ひっ!」
意識を取り戻した明美が、
悲鳴をあげる。
しかしー
明美は詩織を受け入れた。
「あっ ♡あっ あっ あぁあああ」
明美が身体を震わせながら興奮を全身で表している。
「---んあっ♡ あっ あっ あひぃぃぃぃっ♡」
詩織も興奮して、大喜びで声を上げている。
「---くそっ!」
学が困惑しながら2人を見つめる。
定期的に卓也が、二人の身体を乗り換えている。
2人は、その都度、これまでに感じたことのない快感を感じたー
「---やめろ!」
ニヤニヤしている詩織の中に卓也が居る。
明美をなんとか引きはがそうともう一度明美を引っ張ろうとした。
しかしー
「んへぇぇ♡気持ちイイよぉ♡」
明美の顔はだらしなく歪んでいた。
詩織が笑みを浮かべている。
「くくく…今は”自分の意思”でやってるんだぜ」
と。
明美は、憑依されて、詩織と無理やりエッチさせられて
無理やり百合に目覚めさせられてしまった。
「あ…明美…」
学が唖然としていると、明美は詩織に抱き着いて喘ぎ始めた。
「んひぃぃぃあああああああっ」
「んっ?あっ?あああああああああああ~~~!」
2人が同時に絶頂を迎えて、
あまりの興奮にだらしない格好のままピクピクと痙攣して倒れている。
「---どうだ」
唖然とする学に、卓也が話しかけた。
卓也は2人から抜け出し、
自分の身体に戻っていた。
「これが、百合だぜ」
そう言うと、卓也が、はぁ♡はぁ♡と放心状態の明美と詩織を
そのままにして、教室から出て行こうとした。
「おい!卓也!」
学が怒りの形相で叫ぶ。
「--お前は、これから大変だな」
卓也はそう言うと、教室から出て行ってしまった。
「きゃああああああああ!えっち!」
「ま、、学…最低!」
詩織と明美が叫ぶ。
「え?」
学がわけも分からず二人の方を見る。
”きゃあああああああああ”
卓也は立ち去りながら、生徒会室からの悲鳴を聞いて
にやりと笑みを浮かべた。
先生たちが生徒会室に駆けつける。
”二人の記憶をいじっておいた”
2人はー
学に乱暴されたと思い込んでいる。
そしてー
2人を”百合”に目覚めさせておいた。
「くくく…咲かせてやったぜ、百合の花」
卓也は笑いながら、その場を後にしたのだったー
学は、そのまま停学になってしまった…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
停学になった学は、LINEで明美に連絡を入れたが
すぐにブロックされてしまった。
「くそっ…!」
学が頭を抱えるー。
明美も、詩織も、卓也のやつに
好き勝手された挙句に
百合の快感に目覚めてしまった。
卓也からLINEが届く。
”百合の世界、深いだろ?
俺たちはまだ入り口に立ったばかりだ。
一緒にもっと深い世界に咲く百合の花を見つけようぜ”
そう書かれていた。
学は、卓也のことを友人だと思っていた。
しかし、あんなおかしなことをするやつとは
もう仲良くできない。
元々ちょっと変な所はあったが、
面白いやつだと思っていたー
しかし、実際はー
学は、卓也からのLINEに返事をせずに、
ブロックしたー
卓也とは絶縁しようー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
停学が開けて、登校するー。
「おは…」
学が、やけに密着して話をしている
明美と詩織に挨拶をすると、
2人は学の方を見て、嫌悪感を露わにした。
「---最低」
明美が敵意をむき出しにして言う。
詩織は目に涙を浮かべて怖がっている。
学は「---…ごめん」と謝って
座席へとつく。
”何でおれは謝ってるんだ!”
そんな風に思いながらー。
学は、釈然としないまま
その日1日を過ごしたー
放課後ー
学が廊下を歩いていると、
”あの日”、百合の花が咲いた空き教室の前に
卓也が立っていたー。
卓也が、空き教室の中を覗きながら
ニヤニヤしている。
「見ろよー」
卓也が笑う。
学は卓也を睨みながら
教室の中を見た。
すると、そこにはー
明美と詩織が抱き合って、
キスをして、
さらには胸を揉み合っている姿があった。
「んはぁああああけみちゃん~♡」
「しおり~~~うふふふふ♡ふふふふふふっ♡」
明美も、詩織も、興奮しきっている様子だ。
「--なぁ…」
卓也がにやりとする。
「ーー百合ってエロいよな?」
卓也が、以前、学に言ったことをもう一度繰り返す。
「---ふざけるな」
学は喘ぐ2人を横目で見ながら卓也を睨む。
「お前が停学になってから、毎日
この学校では百合の花が咲いている。
まさに天国だ」
卓也は学を見て、さらに続ける。
「お前が百合をバカにしなかったら、俺はこの方法を
思いつかなかった。
持つべきものは、友達だな。」
「---2人を、元に戻せ」
睨む学。
笑う卓也。
「一度咲いた花を枯らすのか?
お前はチューリップの花壇の中に土足で
入って行って、チューリップを踏みつぶすような男なのか?」
卓也の言葉に学は言葉を返せない。
拳を握りしめる。
「---花は美しいー。
俺たちに、あの百合の花を枯らす権利はない」
卓也が、空き教室の中で、互いの身体を舐めあう
明美と詩織を見つめて笑う。
「--牛乳 紙パック分は出せそうだな」
「---ふざけるなぁ!」
学や卓也の顔面を思いっきり殴り飛ばした。
「---がはっ!」
卓也は顔を抑えながら学を見る。
「-ーーー俺は、、、お前を許さない!」
学は卓也を睨みつけると、
そのまま立ち去って行く。
2人を戻す方法がないだと?
ふざけるな!
学は怒りのあまり悪態をつきながら
廊下を歩いて行った。
「---いててててて」
卓也が立ち上がる。
そして、卓也は微笑んだ。
「--まだ百合の魅力に気づかないか。
なんて鈍感なやつなんだ!」
卓也はポケットから憑依薬を取り出して
不気味に笑う。
「--お前に見せてやるぜ…
百合の花畑をー」
卓也はそう言うと、また別の女子にターゲットを
定めて、”新たな百合の花”を咲かせようと、笑みを浮かべたー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
しあのす様との合作の加筆バージョンでした!
ゲーム版もぜひお楽しみ下さいネ!
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
しあのすさんのゲームをプレイさせてもらいましたけど、乗り換えでそれまで怯えていた娘が一転して加害者に、攻めていた娘が被害者に切り替わるのがたまりませんねぇ……。
加筆部分では更なる犠牲者が出そうなラスト……でも、この作品のノリなら百合っぷるが増えるだけなので当人たちは幸せなのかも?ですね。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
> しあのすさんのゲームをプレイさせてもらいましたけど、乗り換えでそれまで怯えていた娘が一転して加害者に、攻めていた娘が被害者に切り替わるのがたまりませんねぇ……。
> 加筆部分では更なる犠牲者が出そうなラスト……でも、この作品のノリなら百合っぷるが増えるだけなので当人たちは幸せなのかも?ですね。
そうですネ~!
百合百合の部分に目覚めただけなので、
他の作品と比べたら幸せなのかも、デス!
ゲームプレイもありがとうございます!
SECRET: 1
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
①人と入れ替われる薬を持ってた万引きを見つかった女子中学生、男店長に怒られ逆ギレしその場で入れ替わる。自分になった店長を警察に引き渡し、店長の仕事を店長の記憶を読み取り仕事をする。部下にも指示をしていく。仕事を終わり店長の家に帰るが自分より年上の娘と息子にも店長と同じように接することができた。また、今まで叱られてばっかりの立場だったが2人に叱るこができ快感を覚える。店長の記憶を読とってしたオナニーや夜妻とセックスすることになるが気持ち良かった。この生活、手放したくない元には戻らないことを決意する。一方、女子中学生になった
元店長は警察から解放された後泣いていたが、女子中学生の記憶を読み取り女子中学生として生活していくことに快感を感じていく。
⓶
これの逆バージョン。
男子中学生が女店長と入れ替わるバージョン。
をリクエストします。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ありがとうございます~!
現在、混雑のため、お一人様一つずつを優先しておりますので
ひとバージョンのみ受け取りさせて頂きます!
混雑解消まで暫くお待ち下さい!
色々な皆様のリクエストを反映するため、
申し訳ありませんがよろしくお願いします!